本日も音楽理論の記事を書いていきます。今日は作曲の時に知っておくとめちゃ便利な5度圏について説明していきます。

音楽理論をネットで調べている方はこのような円形の表を見たことはありませんか?これは各キーのダイアトニックコードやスケールを把握できる表です。
さらにはこれらも把握できるめちゃくちゃ便利な表です。

ちなみにこの5度圏表は右回りに完全5度ずつ並べられています。左回りは完全4度ずつ並べられています。別の名を4度圏表とも言います。

5度圏表を使って各キーのダイアトニックコードを見る場合は主音を中心に持ってきて考えます。

この場合はGメジャーキーなのでGを中心に考えてダイアトニックコードを導き出します。このように主音を中心にこのような見方をすることでダイアトニックコードが把握できます。

Dメジャーキーの場合も先ほど説明した通り、Dを中心に見てみることでDメジャーのダイアトニックコードが把握できます。これまでダイアトニックコードの導き出し方で苦労されていた方は5度圏表を使用することで簡単に把握できるようになります。

考え方によっては一度扇型に見てから7度の音を+するというような見方もできます。

ちなみにですが右に時計回りさせてキーを見る場合は右にいくにつれて♯が増えていきます。この時に右回りをする前の左隣の音にシャープが付きます。

では左周りの場合はどうでしょうか?左にいくにつれて♭が増えていきます。

この場合は完全4度から左隣にいる音に注目です。

このように左回りすると♭が増えていきます。

ではマイナーキーの場合はどうなるのか?について説明していきます。これも簡単です。メジャーキーの中心音から見て内側の正面の音に注目してみます。

この場合はAminです。Aminを中心に先ほど紹介した見方をすることでマイナーキーのダイアトニックコードを把握することができます。ちなみにメジャーキーの中心音から見て内側の正面の音を中心としたスケールを平行調と言います。
近親調とは今、使用しているキーに対して近い関係の調です。このように扇型に見て把握します。近親調そのものについて詳しい説明は後ほど記事にします。
特に5度圏で見た時の一つ右、左の調。この場合はGとFですがこれらは曲中で転調する際に自然に転調できやすい調です。一つ右の音(V)は属調。一つ左の音は(Ⅳ)は下属調と言います。
知っておくとめちゃくちゃ便利!5度圏

音楽理論をネットで調べている方はこのような円形の表を見たことはありませんか?これは各キーのダイアトニックコードやスケールを把握できる表です。
- ダイアトニックコード
- ディグリーネーム
- 近親調
- 裏コード

ちなみにこの5度圏表は右回りに完全5度ずつ並べられています。左回りは完全4度ずつ並べられています。別の名を4度圏表とも言います。
5度圏表を使ってメジャーキーのダイアトニックコードを見る

5度圏表を使って各キーのダイアトニックコードを見る場合は主音を中心に持ってきて考えます。

この場合はGメジャーキーなのでGを中心に考えてダイアトニックコードを導き出します。このように主音を中心にこのような見方をすることでダイアトニックコードが把握できます。

Dメジャーキーの場合も先ほど説明した通り、Dを中心に見てみることでDメジャーのダイアトニックコードが把握できます。これまでダイアトニックコードの導き出し方で苦労されていた方は5度圏表を使用することで簡単に把握できるようになります。

考え方によっては一度扇型に見てから7度の音を+するというような見方もできます。

ちなみにですが右に時計回りさせてキーを見る場合は右にいくにつれて♯が増えていきます。この時に右回りをする前の左隣の音にシャープが付きます。

では左周りの場合はどうでしょうか?左にいくにつれて♭が増えていきます。

この場合は完全4度から左隣にいる音に注目です。

このように左回りすると♭が増えていきます。
5度圏表を使ってマイナーキーを見てみる

ではマイナーキーの場合はどうなるのか?について説明していきます。これも簡単です。メジャーキーの中心音から見て内側の正面の音に注目してみます。

この場合はAminです。Aminを中心に先ほど紹介した見方をすることでマイナーキーのダイアトニックコードを把握することができます。ちなみにメジャーキーの中心音から見て内側の正面の音を中心としたスケールを平行調と言います。
5度圏表で近親調を見る

近親調とは今、使用しているキーに対して近い関係の調です。このように扇型に見て把握します。近親調そのものについて詳しい説明は後ほど記事にします。
特に5度圏で見た時の一つ右、左の調。この場合はGとFですがこれらは曲中で転調する際に自然に転調できやすい調です。一つ右の音(V)は属調。一つ左の音は(Ⅳ)は下属調と言います。