久しぶりに音楽理論の記事を書こうと思います。

今回はコード進行の技法の一つ、サブドミナントマイナーについて解説していきます。サブドミナントマイナーの概要や使用例について述べていきます。

キーCの場合であればⅡ(Dm)とⅣ(F)がサブドミナントです。ダイアトニックコードのⅣの音は基本メジャーコードになっており、サブドミナントマイナーはこのⅣをマイナーにして使用するということです。

このようにサブドミナントマイナーを使用することでダイアトニックコードにない音(ノンダイアトニックコード)を使用できるためコード進行の幅が広がっていくということです。
※ⅡのDmはこちらもサブドミナントですがこの場合はDm(♭5)になります。


この不安定さが弱い理由としてはFはCに対して半音で接している音がファのみとなっており、他の音は安定しています。(Cのミの音とFのファの音のみが半音で接している)
このためGやG7よりも不安定さが弱く、F⇨Cという流れでは解決感が弱いということです。
この問題点をFからFmへ変えることで半音で接している音が2つになります。


こうすることでFよりもFmの方がCに対して不安定さが増します。そのためサブドミナントマイナーはⅣを不安定さを強くした音に変えるという解釈ができます。
さらに過去記事でも紹介したセカンダリードミナントも組み込むことでグッと幅が広がりますのでぜひ様々なコード進行を生み出してみてください。
僕はDTMオンラインレッスンをしておりますので興味がある方は もしくはHPからお気軽にご連絡ください。

というわけで今日はこの辺で!ではまた

今回はコード進行の技法の一つ、サブドミナントマイナーについて解説していきます。サブドミナントマイナーの概要や使用例について述べていきます。
サブドミナントマイナーとは
サブドミナントマイナーとはサブドミナントをマイナーにした形です。
キーCの場合であればⅡ(Dm)とⅣ(F)がサブドミナントです。ダイアトニックコードのⅣの音は基本メジャーコードになっており、サブドミナントマイナーはこのⅣをマイナーにして使用するということです。

このようにサブドミナントマイナーを使用することでダイアトニックコードにない音(ノンダイアトニックコード)を使用できるためコード進行の幅が広がっていくということです。
※ⅡのDmはこちらもサブドミナントですがこの場合はDm(♭5)になります。
サブドミナント終止の問題点を解消する
サブドミナントはドミナントと比べ、不安定さが弱く、F⇨Cというコード進行ではどうしても解決感が弱くなってしまいます。

この不安定さが弱い理由としてはFはCに対して半音で接している音がファのみとなっており、他の音は安定しています。(Cのミの音とFのファの音のみが半音で接している)
このためGやG7よりも不安定さが弱く、F⇨Cという流れでは解決感が弱いということです。
この問題点をFからFmへ変えることで半音で接している音が2つになります。


こうすることでFよりもFmの方がCに対して不安定さが増します。そのためサブドミナントマイナーはⅣを不安定さを強くした音に変えるという解釈ができます。
サブドミナントマイナーを使用したコード進行例
サブドミナントマイナーを使用したコード進行例を紹介します。- C⇨Fm⇨G⇨C
- C⇨F⇨Fm⇨C
- Dmin⇨Fmin⇨G⇨C
- C⇨Dm(♭5)⇨G⇨C
- Cmaj7⇨F⇨Fmin6⇨G7⇨C
おわりに
いかがでしょうか?サブドミナントマイナーはⅣをマイナーコードにして置き換えるだけですぐ使えるのでコード進行にマンネリ化が発生した時に使ってみることをオススメします。さらに過去記事でも紹介したセカンダリードミナントも組み込むことでグッと幅が広がりますのでぜひ様々なコード進行を生み出してみてください。
僕はDTMオンラインレッスンをしておりますので興味がある方は もしくはHPからお気軽にご連絡ください。

というわけで今日はこの辺で!ではまた