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カテゴリ:DTM機材/プラグイン > 吸音材

ボーカルレコーディングの時に反射音に悩まされた経験はありませんか?
部屋の中に吸音してくれるような布類がなかった場合には露骨に反射音が鳴ってしまいます。ボーカルを録った時に反射音が入ってしまった場合にはMIXをする際に厄介になります。
そこで反射音を防いでくれるのが吸音材です。この記事ではボーカルレコーディングの時に使うオススメのリフレクションフィルターを紹介します。

CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / CAR900

CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / CAR900 リフレクションフィルター
CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / CAR900 リフレクションフィルター
こちらのリフレクションフィルターはコストパフォーマンスが高く、導入の敷居も低いことから使用される方も多くいます。吸音効果は十分なクオリティでボーカルやナレーションで使用するのであればこちらで問題ございません。
初めてのリフレクションフィルター1台目にぴったりです。取り外しに少し手間がかかるので気をつけましょう。私自身、2~3年使用しましたがクオリティに問題なし。

KAOTICA ( カオティカ ) / EYEBALL

KAOTICA ( カオティカ ) / EYEBALL
KAOTICA ( カオティカ ) / EYEBALL
とにかく簡単なセッティングでベストな吸音効果を狙いたい方はこちらをオススメします。マイクを吸音材で覆い被すような形なので四方八方から反響音を防ぎます。
さらに青いポップフィルターを筐体にそのまま取り付けられるため、通常のリフレクションフィルターと違って場所を狭い場所でもセッティングが楽。コストは少し高めですが納得のクオリティと取り回しやすさです。僕も実際に使ってみた感想はとにかくセッティングが楽なのと圧倒的な吸音効果。

ASTON MICROPHONES ( アストン・マイクロホンズ ) / Shadow

ASTON MICROPHONES ( アストン・マイクロホンズ ) / Shadow
ASTON MICROPHONES ( アストン・マイクロホンズ ) / Shadow
まるでSF映画に出てきそうな見た目のリフレクションフィルター。こちらも全体を吸音材で多い被すような形です。見た目と違って重量は軽量なので女性でも取り付けが簡単です。
波模様の形状を採用していることで表面積を拡大、吸音性を絶大な吸音効果を実現したプロユースのリフレクションフィルターです。とにかく見た目がかっこいい。見た目も吸音効果もどちらもトップクラスを求めたい方にオススメです。

SE ELECTRONICS ( エスイーエレクトロニクス ) / Reflexion Filter Pro

https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/14763/
SE ELECTRONICS ( エスイーエレクトロニクス ) / Reflexion Filter Pro
こちらはセッティングが容易で、軽量な可搬型。
ボーカルやナレーション録りだけでなく、ギターやベースのアンプへのセッティングでも重宝します。セッティングする際にレンチが必要です。
ハードウェアをマイクスタンドに固定してリフレクションフィルターを立てます。マイクの前後位置も可変させることができるのでセッティングの自由が効きます。あるようでなかったリフレクションフィルター。吸音効果ももちろん抜群です。

ISO VOX2


一度私の記事でも紹介したことがあるISO VOX2。こちらは吸音効果はもちろんのこと防音効果もある、まさに一石二鳥のリフレクションフィルター。マイクスタンドにすっぽりと被せるだけなのでセッティングも簡単。中にはライトもあるので歌詞カードを入れることができます。
お値段は張りますがこれがあれば思い切り声を出すことができます。余計な反射音も完全にシャットアウト。まさにボーカリストの悩みを無くすべく開発された夢のようなリフレクションフィルター。

おわりに

いかがでしたか?リフレクションフィルターの値段はそれぞれかなり違いますので自分の用途にあった物を選ぶと良いと思います。特に初心者の方はCAR900を使うことをオススメします。僕はクローゼットを防音室にしまいましたが興味があればこちらの記事もどうぞ

というわけで今日はこの辺で!ではまた

コンデンサーマイクを使って録音をする際に吸音材を壁に貼って吸音することがあります。
吸音材
吸音材
こうすることで壁からの反射音が無くなり良質な音で録音ができます。しかし吸音材をいざ買おうと思ってもなかなか簡単に手が出せない値段だったりします。意外と身近にあるものでも吸音効果のあるものがありますのでこの記事で紹介していきます。

1.毛布


一つ目は毛布です。これは身近なもので吸音するのであれば有名なものです。実際に僕もそれで何度か吸音材の代わりに毛布を使用しましたが問題ないクオリティでした。ボーカルRECの時にマイクスタンドを2つ使ってコンデンサーマイクの背面に毛布を垂らして吸音します。

2.服


壁に服をたくさんかけて吸音している人もいると聞いたことがあります。壁も毛布同様に効果があるようです。リサイクルショップなどで古着を安く購入できるので一度試してみるのもありです。

3.カーテン


カーテンも実は吸音効果があります。特にカーテンはモノによっては防音効果も兼ねているものもあります。リーズナブルな値段で手に入るものもあるのでチェックしてみましょう。特に壁に何も貼りたくないという方にはちょうど良い方法になることでしょう。

4.グラスウール


これはあまり身近なものではないかもしれませんね。しかしホームセンターで手軽に購入ができるものです。グラスウールはその名の通りガラスを原料としているため設置する際は手袋やマスク、メガネなどを着用することをオススメします。吸音性に優れており、断熱性・保温性にも効果があります。

自作防音室を作ってみるのもあり

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それでもやっぱり吸音材を使ってこだわりたい!という人もいるでしょう。そんな方にはクローゼットを使った自作防音室がオススメです。僕も実際にクローゼットを防音室にしたことがあります。
今でも使用していますが快適に使用できています。僕の環境では意外と夏場でも熱がこもらずに使用できています。吸音材を壁に貼る前に遮音材を壁に貼るとさらに防音と吸音効果が高まります。興味がある方は過去記事で作り方を紹介していますのでチェックしてみてください。

おわりに

いかがでしょうか?個人的には毛布が手軽に使用できてオススメです。こだわりだすとキリがないのも吸音の世界ですので自宅でできる自分にあった方法を考えてみてください。吸音材を使ってみたいという方は貼り方の記事がありますのでぜひそちらも参考にしてみてください。

やっと吸音材を壁に貼り付けることが完了しました
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やはり吸音材を壁に貼り付けると部屋の雰囲気が変わりますね
まさに作業部屋って感じになります
吸音材はAURALEXの吸音材を使用しました
関連記事:AURALEXの吸音材を導入しました:デッドなモニタリング環境作り
今回色々試行錯誤することがあったのでそれらをまとめておきます

テープ類では簡単に剥がれ落ちた

吸音材がきたその日に早速壁に両面テープで貼り付けてみましたが寝て起きたら翌日の朝には全てはがれ落ちていました

↑コンビニにも売ってるこれです
その翌日にもならばもっと強力な粘着力のものならどうだ?ということで

もっと超強力なものにしました
確かにこれは1週間くらいは持つのですが24枚吸音材を貼るにしても一つでいけても5.6枚ほどしか貼れませんでした
なのでコスパ的には悪いのと何回も買わなければいけないと考えるとランニングコストが悪すぎるという結果になりました

ブチルテープも試してみましたが翌日に剥がれていました
どうやらテープ類ではダメだったという結果になりました。両面テープは基本的に値段が高いです
自分の貼り方が悪いのでは?とも考えたのですが考え出すとキリがないなということでテープ類で壁に貼るという発想をやめました

瞬間接着剤で壁に貼るという発想


瞬間接着剤ならば簡単に剥がれないだろうといういかにも脳筋な発想なのですがこれが1番確実に壁に貼り付けることができる方法でした
しかし壁に直接瞬間接着剤を貼るのは壁紙に確実にダメージが出るので一旦壁にマスキングテープを貼りました

マスキングテープも24枚貼るためにはかなりの量が必要になります
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今回の場合はマスキングテープの上にさらにブチルテープを貼ってその上に接着剤で貼るという方法です
これならば絶対に剥がれないだろうという何重にも保険をかけたような方法です
実際のところかなりの労力を使います( ;∀;)
そして瞬間接着剤が一番コスパが悪いという結果になりました
貼り付けることができても最大で4枚ほどでした

ボンドという発想に行き着いた

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たまたまドンキ・ホーテに立ち寄った時に店員さんに聞いたら「ボンドならこいつだ」ということで
ホットグルーガンで接着することにしました

しかもテープ類や瞬間接着剤と比べると一番コスパが良いのがホットグルーガンです
接着力もテープ類と瞬間接着剤の間くらいです
最終的に残りの吸音材を全てホットグルーガンで貼り付けることに成功しました
しかしボンド自体が熱いので火傷に気をつけてください
結果として吸音材を壁に貼る時は僕の場合はホットグルーガンに行きつきました

吸音材専用の接着剤もある

SONEX ( ソネックス ) / PA-03 吸音材用接着剤
SONEX ( ソネックス ) / PA-03 吸音材用接着剤
SH ( サウンドハウス ) / コーキングガン 吸音材接着剤
SH ( サウンドハウス ) / コーキングガン 吸音材接着剤
■使用方法
1. 接着剤カートリッジのノズルを目地幅に合わせてカットします。
2. ノズル内部の防湿膜を棒などで突っつき破ります。
3. 接着剤用ガンのハンドルを後ろに引っ張ります。
4. 接着剤カートリッジを底部より装てんします。
5. 引き金を引いて充てんします。
吸音材専用の接着剤やマジックテープもあるみたいなので色々試してみても良いかもです(*´-`)

吸音材は壁に跡が付く覚悟が必要

一人暮らしをすると言うことで実家から引っ越しをすることになり、吸音材を剥がすことになったのですがマスキングテープを貼っていると言えどやっぱり壁に跡が残りました。
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僕の手際の悪さと不器用さもあると思いますが吸音材を壁に貼る場合は壁に跡が残る覚悟は必要だと考えておきましょう。賃貸なら壁紙を張り替えるレベルだと思います。

おわりに

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ここまで振り返ってみると吸音材を壁に貼るのはかなりの労力になりました
個人的には内装屋とかの業者とかに頼んだ方が楽だと思いました

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ウーハーの裏側にも吸音材をつけました
吸音材が24枚で1万5千円ってかなり安いと感じましたがそれを壁に貼るためにもコストがかかるということを認識しておいた方がいいです
僕の場合はあーだこーだーで試行錯誤したので5千円くらいかかりました( ;∀;)
最初からホットグルーガンに行き着いていればもっと安上がりだったと思います
とりあえず新しいDTMデスクと吸音材を壁に貼れたのでよかったです
僕はDTMオンラインレッスンをしておりますので興味がある方はTwitterのDMもしくはHPからお気軽にご連絡ください。
体験レッスン
というわけで今日はこの辺で!ではまた

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