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DTMで人生を変えた男の機材レビュー!制作のノウハウをお届け!

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カテゴリ: ドラム音源

僕がいつもロック、メタル系の楽曲を作る際に使っているドラム音源のBFD3での
FXPANSION ( エフエックスパンション ) / BFD3
FXPANSION ( エフエックスパンション ) / BFD3
音作りの仕方を大公開します
実際に使っているプラグインの紹介やパラメーターの設定、技、などをわかりやすく動画と記事にしています
ラーメン屋でいうところの秘伝のスープの作り方です
ここから先は限定公開記事にしています
一部の記事がPASS付きの限定公開となりました
↑見たい場合はこちらをご覧ください
↑noteでも単体として公開しています。PASSではなく単体として見る場合はこちらをどうぞ続きを読む

ドラム音源の紹介です
恐らくDTMをしている方であれば知らない人はいないのではないでしょうか
それくらいど定番のドラム音源Addictive Drums2です
Addictive Drums2
Addictive Drums2
ドラム音源の話題になれば必ずと言っていいほど出ます
それくらいこのドラム音源は有名かつプロ、アマ問わず幅広く使われています

ドラム音源の中でも動作がトップクラスに軽い

Addictive Drums2
私はドラム音源でBFD3やSSD4も持っていますがその中でもトップクラスに動作が軽いです
落ちることも滅多にありません同時に4つ立ち上げても問題なく動きました笑
そのためスペックがそこまで高くないPCをお使いの方でも十分に動作させることができます

MIXしなくても音が最初からカッコイイ

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「ドラム音源と聞くとMIXで音を作り込まなきゃ…」っと色々なところで耳にすることがあります
ですがそんなこともこの
Addictive Drums2なら心配ご無用です
何もしなくても最初から音がカッコイイ!!のです
実は僕が最初に使ったドラム音源がこのAddictive Drums2だったのですが
他のドラム音源だとMIXが難しいというのをちらほら耳にしていて
初心者だった僕は「え?Addictive Drums2だとそんなことないんだけど^^;」って思ってた時期がありました笑
これは他のDTMerも最初にAD2を使ってた人なら思ってたはず!!
それくらい音作りが簡単にできる初心者に優しい設計かつ扱いやすい仕様になってます
初心者の方にとりあえずの1本目にオススメするドラム音源です

アニソンやボカロでもがっつり使われてるくらいの安定感

アニソンやボカロでもかなりの頻度で使われています
普段聴いている曲のドラムの音ももしかしたらAD2かもしれません
それくらいプロ、アマ問わず様々なところで使われています
けいおん!「Dont' say lazy」、Girls Dead Monster「Alchemy」などの有名なアニソンでも使われています
ボカロでもかなりの確率でAD2の音を耳にします
それほどの安定感を誇っているドラム音源です

僕もボーカロイドオリジナル曲でAD2を使っています

拡張音源が豊富に用意されている

 
↑各Kit&プリセットごとに出音を並べてみました
拡張音源が豊富に用意されています
テーマに沿った音色選びが可能ですので後で音色を買い足していくことができます
プリセットもかなりの数が用意されていますのでプリセットを軸に音作りをしていくのも良いです
個人的にAD2の金物の音が他のドラム音源と比べて良いと感じています

良くも悪くもAddictive Drums2とわかる音

安定感は素晴らしいのですが良くも悪くもAD2の音だとわかります
AD2を使っている人ならばパッと聴いただけでも判別ができるくらいです
最初から音がかなり作り込まれているのでMIXは確かに楽ですし時短にもなりますがさらに生っぽさが欲しい!という場合はBFD3やSSD4になります
BFD3という暴れ馬を使いこなすためにわいが色々やったこと
脳筋系の方にオススメしたいドラム音源:Steven Slate Drums 4 Platinum
↑(以前BFD3とSSD4の記事を書きました)
音の太さや生っぽさに関してはBFD3が1番だと感じています
そこは使い込んでみてから考えれば良いかなと思います
趣味でやるならば個人的な考えではAD2で十分です

終わりに

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Kitの中でお気に入りなのはUnited HeavyStudio Bundleです
AD2のSonarのスネアに関してはもの凄くお気に入りです
扱いやすく動作も軽いので最初の1本にはオススメのドラム音源です
しかしAD2の音は本当にわかりやすい音です
というわけで今日はこの辺で!
ではまたヾ(´ω`=´ω`)ノ

先日太陽系フレアの影響によりSteven Slate Drums 4を買いました
↑単純に興味本位で買いました
StevenSlateDrums 4 Platinum
StevenSlateDrums 4 Platinum
早速どんな感じかレビューしておきます

激しいバンドサウンド系の音としてすぐに使える


基本的に難しい操作は何一つないです笑
この動画の音もKitsのDeluxe Metal⇨Slate Metalを選んだだけです
DAWにパラ出ししてMIXなど一切していません
それでこの激しいドラムサウンドです
まさに即戦力ってやつです

エディット画面がシンプル

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エディット画面がすごくシンプルです
Addctive Drums2よりシンプルなのでは?と思うくらいです
基本的にここも触らなくて良いと思いますが
エディットで触るとしたらAttack、Sustain、Release、ぐらいで良いです
それくらい最初から良い音かつリアルさがあります

他のドラム音源と比べるとかなり楽

他のドラム音源を買われた方で
「俺はCDで聴くあの激しいドラムサウンドを出したいだけなのに!!」って思う事結構あると思います
なかなか簡単にあの音にならないんです笑
僕はAddctive Drums2、BFD3、も持っていますが
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有料のドラム音源でさえも
あの分厚いドラムサウンドを作るのは難しいです
Addctive Drums2のMetal Kitはわざとらしいくらいに最初からかなりドンシャリしてます
音としてはMetalっぽい音なんですが音が細く感じます
わかりやすく言うとペヤングの激辛超大盛り!!みたいな感じでしょうか
BFD3の場合は標準ライブラリではなかなか厳しいものがあります
BFD3を使ってみて思ったこと:リアルだが初見殺しがあるドラム音源
FXPANSION ( エフエックスパンション ) / BFD3/2 Expansion Pack: Oblivion
FXPANSION ( エフエックスパンション ) / BFD3/2 Expansion Pack: Oblivion
BFD3で激しいバンドサウンドを作る場合はこちらの方が無難です!
標準ライブラリだけでは正直きついです
しかしBFD3の場合はやはりリアルさはピカイチです
さらに細かいところまで作り込めるので分厚さとリアルさではBFD3がやはり一番です

bullet for my valentineの
Scream Aim Fireのドラムの音と瓜二つです

ギターも弾いてみました。上手く弾けません笑
対してSSD4は簡単に「その音を出したかった!」が誰でもすぐにできるので音を作る手間が省けます
なので僕のような脳筋系プレイヤーの方にはぜひSSD4をオススメします

Macの最新版OS(High Sierra)との相性による安定性

SSD4自体のバージョンが古いからかMacの最新版OS(High Sierra)と相性が良くないみたいです
Mac OS High SierraでCubaseでSSD4を立ち上げて音を鳴らすとDAWごと巻き込んで落ちることが確認できています
Macユーザーの方で今現在の環境で十分動作が安定されているのであればOSのバージョンアップはもう少し様子を見ましょう
もしHigh Sierraにしてしまい安定性が悪い、すぐ落ちてしまうという方はSSD5が出るのを待ちましょう

終わりに


StevenSlateDrums 4 Platinum
StevenSlateDrums 4 Platinum
本当に興味本位でポチったのですがこれでBFD3、AD2、SSD4の3つで比較ができました
なので各ドラム音源の特徴など聞いていただいた際にお答えできるかなと思います
とりあえず今の所激しい系のドラムサウンドではBFD3かSSD4のどちらかを使えば「あの音になる」ことは明確になりました
手軽さでは断然SSD4です
まさに脳筋系の方にオススメするドラム音源です!
というわけで今日はこの辺で!ではまた

BFD3のレイヤー(音を重ねる)の仕方を記事にしておきます
youtubeにて動画も公開しておきました

2種類のスネア、キックを用意

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そもそもレイヤーって何やねん?ということなのですが単純に音を重ねるだけです
レイヤーは音を重ねて厚みを出したい場合などに使ったりします
今回はスネアとキックです。
BFD3の場合はパーツの項目からドラッグ&ドロップで配置することができます

Link機能を使ってレイヤーする

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Linkモードに設定します
Linkモードにすると何と何を結びますか?といった感じに青の線が出ます
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このようにLinkしたものは青線で結ばれてレイヤーしていることがわかります
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同様にキックにもLinkを使ってレイヤーすることで2種類の音が鳴ります

まとめ

1.レイヤーしたいものを2種類用意する
2.Linkモードに切り替え
3.レイヤーしたいものをドラッグすると青い線で結ばれて同時に音が鳴ります
やり方としては以上です
レイヤーすることで音に厚みが増して迫力が出ます
激しいバンドサウンドで使うことが多くなると思います
いまいち、ドラムの音に迫力が足りないんだよなーという場合にレイヤーしてみてください
ではまた

自身の楽曲制作ではBFD3の使用頻度が高いです。かれこれ3年ほど使ってきました。
それくらい今でも気に入っているドラム音源です。
しかし自由度が高く操作性も少々難しいことから最初の頃は使いこなすまでに苦戦しました。その際に私が工夫したことを記事にまとめておきます。何かの参考になれば良いなと思います。
FXPANSION ( エフエックスパンション ) / BFD3
FXPANSION ( エフエックスパンション ) / BFD3

外付けHDDにライブラリをインストール

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BFD3は大容量のドラム音源で55GBのディスク・スペースから155GB相当のロスレス・サンプルをストリーミングしています。PC本体にライブラリをぶち込むとHDDやSSDの容量をかなり使用します。
メーカーも外付けHDDにライブラリをインストールすることを推奨していますので
私はまず外付けHDDにライブラリを移しました。
もっと突き詰めるとBFD3の動作をさらに軽くするということができます。
BFD3マスターセミナー(最後)BFD3は軽くできる
↑詳しくはメディアインテグレーションさんのマスターセミナーの様子を参考にすると良いですよ。
わかりやすく開設されているのでおすすめです。

マイクの音量バランスで音色を作る


BFD3で上手く音を作るためにはマイクの音量のバランスが重要です。
特にキックのIN、OUTやスネアはトップやボトムの音量バランスで音色がガラッと変わります。
キックの音色をビーター寄りにするのか、スネアの音色をスナッピーの質感を強調するのかでドラムサウンド全体のまとまりが大きく変わりますので、EQやコンプで処理をする前にまずはマイクの音量バランスでしっかりと音色を作りましょう。

2種類のスネアをレイヤーさせて音に厚みを出す

どう頑張ってもスネアの音に厚みが出ない!!という状態が発生しました。
そしてロック系のドラムサウンド特有のスパーン!!という抜けの良い音がなかなか作れず苦戦しました。メタル用プリセットを読み込んでも「ボスッ!」という抜けの悪い音になってしまいました。
そこで試してみたことがスネアを2種類重ねることです。
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通常はスネアは1つ置いてある状態ですがスネアをもう一つ読み込ませてLinkからスネアを2つ重ねることができます。
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私はトップとボトムで別々のスネアを使いました。これによってまた一味違う音が鳴ります。
ボトム側の音量を上げるとスナッピーの質感が付加され、スネアらしい響きが生まれます。
スネアの音で迷走しそうになったらこれをぜひ試していただきたいです。

↑こちらの動画も参考にしてみてください。

金物はアンビエンスマイクの被り量で調整する

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金物単体の音量をフェーダーで下げても音量が変わらないんだが!?
という現象が発生しましたこの場合は右側のAmbient Micsのパラメーターで被り量を調整した方が音量が変わります。
「これは初見にはわからないだろw」という情報だったので私もこれを知った時は驚きでした
アンビエンスマイクだけで8種類あるので要注意です

音の余韻はDampingで調整する

特にバスドラとタムは余韻が結構鳴りますのでビートを刻んで行く時にもたってきてスッキリしないことがあります。この場合はDampingのパラメーターで調整しました。
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Dampingを右に回していくと余韻を減らしていけます。スッキリさせたい時にぜひ試してみていただきたい

気に入った音がプリセットにない場合の対象法

BFD3内部のエフェクトで音をある程度作りました。
私はプリセットが正直微妙だと思ったのでそのまま使うということをしませんでした。
基本的にはMIX時は音を調整するといった感覚にしたいのでBFD3内でプリセットに気に入った音がないならば改めて音色を作り直します。
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バスドラムはメタル特有のベチベチした音にしたいならば
EQでローとハイを上げてミッドを下げることでベチベチした音に鳴ります。

激しいドラムサウンドを作る場合は拡張音源を使用

どれだけ頑張っても好みの音にならないという場合は拡張音源を買うのが無難でした。
上記のBFD3内部で音を作るのもありですがこっちの方が気に入った音に辿り着くのは早いです。
BFD3標準ライブラリは私の個人的な印象ですがPOPSとかJAZZ向けだと感じています。
FXPANSION ( エフエックスパンション ) / BFD3/2 Expansion Pack: Oblivion
FXPANSION ( エフエックスパンション ) / BFD3/2 Expansion Pack: Oblivion
OBLIVIONというメタル専用の拡張音源を買いましたが
最初からある程度音がメタル用に作ってあるので断然こっちの方が作業が早くなりました。
むしろもっと早くこれを手にしていれば無駄な努力をしなくて済んだといっった感想でした
ドラムの音を作るというプロセスをなるべく早く済ませたいならばオススメします

関連記事:BFD3:破壊力のあるロック系ドラムの音作り

DAWにパラ出ししてさらに調整する

ある程度作った音にさらにDAW側にパラで出力してさらに追い込んでいきます。
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各パーツごとに出力していきますがアンビエンスマイクは私はオーバーヘッドとルームの2つだけ出して残りはまとめておきました。ヽ(TдT)ノ正直8種類もアンビエンスマイクのMIX処理をしてられない笑
MIXした際に使ったプラグインを少しだけ紹介して起きます
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Waves V-EQ
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Waves CLA-Drums
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Waves Maxx Bass
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A.O.M Tau Compressor
などのプラグインを使いました

プロジェクトが重くなってきたらフリーズ機能を使う

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さすがBFD3、大容量というだけあってかプロジェクトデータが重くなってきます
CPUの付加が大きくなってくるとプツプツと音切れが発生することがあります。。
この場合、CubaseであればBFD3をフリーズ機能で一時的に軽くさせることで解消することができます。
これは他のインスゥルメントでも同様なので重たいと感じるものはフリーズをかけてしまいましょう

おわりに

BFD3はクリエイター目線でいうと「そのまま即効使える音」ではないと感じています。
個人的にはドラム音源で大事なところは
生っぽさも重要なのですが「すぐに使える音」というところも大事だと思っています。
操作面や音の面で癖があるドラム音源ですが1番生っぽさがあって厚みがあるのはBFD3だと感じています。
激しいドラムサウンドを作られる方は拡張音源を買ってしまった方が楽だというのは推しておきます
というわけで今日はこの辺で
ではまたヾ(´ω`=´ω`)ノ

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