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カテゴリ: ドラム音源

2020年は弾いてみたや叩いてみたを始めた人がかなり増えた印象です。僕の周りでもIFを導入し、ギターやベースの弾いてみたを始めた人が増えました。そして電子ドラムを使った叩いてみたをSNSに投稿する人も増えてきましたよね。
今回は生ドラムで叩いてみたを簡単に行えるドラムモジュールYAMAHA ( ヤマハ ) / EAD10を紹介します。

簡単にドラムの叩いてみたができるドラムモジュール

YAMAHA ( ヤマハ ) / EAD10
YAMAHA ( ヤマハ ) / EAD10
僕の周りでこちらのEAD10を使用し、ドラムの叩いてみたを始める人が増えてきました。簡単にどういった機材なのかと言いますと高音質で手軽に叩いてみたが可能な機材です。
高音質な叩いてみたをするために何本もマイクを立ててレコーディングをする必要はありません。そう、このEAD10さえあれば誰でも簡単に高音質な叩いてみたが可能になります。 YAMAHA ( ヤマハ ) / EAD10

バスドラムにこちらのトリガー機能付きのマイクを使用し、ドラム全体の音を集音します。使用するマイクは本当にこれだけです。あとはお好みの音色になるように本体のモジュールで音色を調整をします。
  • リバーブやディレイなどの空間系エフェクトは30種類以上。
  • 750種類以上のトリガー音色を内蔵
高音質かつお好みのサウンドメイクを手軽かつ直感的に楽しむことができます。

専用アプリと連携して動画の撮影や録音が可能

ドラムの叩いてみたは既存曲と合わせる必要があります。専用のアプリを使用することで既存曲にクリックを鳴らすことができます。さらに曲の途中からもクリックを流すことができ、プリカウントもあるため落ち着いて既存曲と合わせることができます。
今まで叩いてみたを楽しむために既存曲とクリックを自力で合わせていた人もいるのではないでしょうか?そういった手間を一発で解消してくれます。さらには曲のBPMを早くしたり遅くしたりすることも可能でその際にもクリックが合ってくれます。
動画の撮影と録音も同時に専用アプリで行えるのでiPhoneとEAD10があればその日から快適な叩いてみたライフが送れます。

このようにiPhoneと本体をUSBケーブルで接続し、アプリを操作します。iPhoneで演奏動画を撮影するため三脚があると便利です。

叩いてみたをやるならばEAD10一択


EAD10があればすぐにでも叩いてみたが可能です。ここまで簡単にできてしまうのか…と思うほどです。
ビデオカメラで撮影して音が割れてしまったり…といった経験がある人もいるのではないでしょうか?そういった心配も見事に解消してくれます。
専用アプリで撮影した動画はアプリから編集やアップロードも可能です。これから叩いてみたを始めたいという方はぜひEAD10を導入してみてはいかがでしょうか?というわけで今日はこの辺で!ではまた

先日地元のバンドマンの先輩とお話しさせていただく機会があり、その際にオススメのドラム音源を教えていただきました。
GET GOOD DRUMSというドラム音源です。(公式HPはこちら

今回は無料版GET GOOD DRUMS LITEを実際に使ってみたのでレビューさせていただきます。(DLはこちら

Djent系ドラム音源として即戦力で使いやすい音


最初に感じたことが素の音の状態で即効で使える音という印象でした。
良いと思った点を4つ述べていきます。
  • 全体的に音が太い
  • キックの音がベチベチとした特にDjentやメタルを作るDTMerが求める音
  • シンプルなUIだからこそ難しいことを考えずに済む
  • GM規格のドラムマップが用意されているのでCubaseのドラムエディターからも打ち込みやすい
といったように難しい操作はいらずにロック系DTMerが出したい音に辿り着きやすい作りになっています。いわゆる脳筋系DTMerに最適な無料ロック系ドラム音源です。
有料のドラム音源に引けを取らないくらいクオリティとしては満足度が高いです。

UIがシンプルで見やすい

スクリーンショット 2019-04-16 17.51.58
↑キック
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↑スネア
スクリーンショット 2019-04-16 18.28.43
↑タム(ハイタム、フロアタム)
スクリーンショット 2019-04-16 17.52.07
↑金物類(ハイハット、Lシンバル、Rシンバル、ライド、チャイナシンバル)
このようにシンプルなUIになっています。
内部の調整はフェーダーとPAN、位相反転スイッチのシンプル設計です。
スネアはTOP1、TOP2とBottomが調整できるのでBottom側だけ位相反転させてみるのも良いです。
内部で細かい調整はできませんが個人的にはドラム音源はシンプルな作りを求めている人が意外と多いんじゃないかと感じております。
自由度が高いよりもシンプルにサクッとイメージした出したい音に辿り着けることがバンド系DTMerのニーズだと僕は考えています。
スクリーンショット 2019-04-16 17.48.52
ドラムのマップの変更はSETTING⇨LOAD PRESETでGMを選ぶことができます。
最初からGM規格を用意してくれているのはありがたいですね(゚∀゚)

金物の自由度が低い、タムの音が軽い

スクリーンショット 2019-04-16 17.52.07
少し残念だなと感じたのが金物の自由度が低いことです。ハイハットがオープンとクローズのみで、ペダルがありません。シンバルはチョークがないのでボリュームオートメーションで代用になります。
ライドももう少しカップの音がハッキリ出てくれるとメリハリがつくのですが…。
そしてタムの音が軽いです。重厚感がある感じではないので気に入らない人もいると思います。
ハイタムとフロアタムの男らしいセッティングですが好みが分かれそうです。
でも無料版で全体的に見てもここまでクオリティがあれば十分だと僕は感じております。

終わりに


今回は無料版のGET GOOD DRUMS LITEですが有料版になるとさらに自由度が高いです。
値段もお手頃な価格なので僕もいずれ導入しようかなと…。
というわけで今日はこの辺で!ではまた

BFD3で新たな音色作りをしてみました
いつもは拡張音源のOblivionを使っていますが今回はMetal Snares を使ってみました
FXPANSION ( エフエックスパンション ) / BFD3 Expansion Pack: Metal Snares
FXPANSION ( エフエックスパンション ) / BFD3 Expansion Pack: Metal Snares この記事ではMetal Snares をどのように使ったのかを記事にしておきます
関連記事:【BFD3拡張音源】Metal Snares:5種類のメタルシェルスネア

ボスッ!という音の太さが良い


スカーン!!というよりはどちらかというとボスッ!っという音です
なので音の太さをドラムサウンド全体で出したい場合に使うと良いです
単体で聴くとボスッ!っという音に物足りなさを感じる人もいるかもしれないですが全体で聴くとその太さが上手くマッチします
音の抜けはOblivionのスネアの方がパワー感がありますがMetal Snares 全体で馴染みやすいという印象です
個人的には邦ロック系の曲に使いやすいと感じています
曲に応じてスネアの種類を上手く使い分けると良いですね

SonorとLudwingをレイヤーさせる

スクリーンショット 2019-03-20 15.48.11
↑Sonor On Processed 1
スクリーンショット 2019-03-20 15.52.55
↑Ludwing On Processd1
この曲ではスネアを二つ使って同時に鳴らしています
Sonor On Processed1とLudwing On Processd1をレイヤーさせています
特にSonorの設定はボトム側の音量を上げ目にしてスナッピーのザラッとした質感を出すようにしています
ドラムレコーディングの際にもボトム側を録る理由としてはこのザラッとしたスネアらしい音を出すためでもあります
関連記事:第二回ドラムREC研究会レポート:マイキングによる音の違い
関連記事:【BFD3】レイヤーの仕方【Link機能】

終わりに

スクリーンショット 2019-03-20 15.38.46
ドラムのBussトラックにテープシミュレーターなどでドライブしてやるとアナログの質感が出てオススメです。
僕は毎回ドラムのBussトラックには何かしらサチュレーターでドライブさせています
というわけで今日はこの辺で!ではまた

BFD3標準ライブラリでのRock系の音色作りについてメモしておきます
FXPANSION ( エフエックスパンション ) / BFD3
FXPANSION ( エフエックスパンション ) / BFD3
僕も最初BFD3を使った時はかなり四苦八苦しておりました。いわゆるBFD3沼というもの
特に標準ライブラリでロック系の音色作りで苦戦されているの方もいるのでは無いでしょうか
今回は少しでもそういった方の手助けになれるような記事になればと思い、音色作りをしてみました
いくつかポイントをこの記事で説明します。参考になれば幸いです

BFD3 70s Rock 2プリセットから作る

↑ロック系の音色を作ってみました
1.BFD3 70s Rock 2というプリセットからスタートしてKitをいじっていきます
スクリーンショット 2019-01-27 20.18.57
2.キックをDWに変更(DWがタイトかつどっしりした音で使いやすい)
スクリーンショット 2019-01-27 20.18.39
3.スネアをMapex Black Pather BladeとTamaでレイヤーさせるTamaはTopの音を強め、BotomやRimは切る)
関連記事:【BFD3】レイヤーの仕方【Link機能】
スクリーンショット 2019-01-27 20.05.53
4.リバーブとフェイザーがかかっているので外す
あとはパラアウトしてDAW側で調整します
パラアウトする時にアンビエンスは細かくせずにまとめてしまいます
BFD3の場合はやたらマイクで空間の音を拾うために立ててありますが
Mono1 Mono2 Mono3 Comp1 Comp2 Room Amb3などはRoomとして考えてまとめてしまいます
ここまでの数のマイクを立ててレコーディングする現場を経験できることは人生の内に一回あるかどうかですし、素人が一個、一個処理しようと考えると見事に沼にハマることになります
僕の場合、BFD3はなるべくシンプルに考えて頭をスッキリさせるためにアンビエンスの近いマイク同士はまとめています
特にBFD3は複雑な構造になっているので作り手は混乱しないようになるべくシンプルに考えれる工夫をしてみてください

Busトラックにオススメのエフェクト

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↑H-COMP
スクリーンショット 2019-01-27 20.16.32
↑SLATE DIGITAL FG-N
歪み系のエフェクトをお好みで使ってみてください。できればテープ系とかではなくチューブ系の方がパワーとザラッとした質感が出ます

生ドラムの音作り=ドラム音源の音作り?

おそらくですがこの記事を見てくれた方は既にドラム音源の音作りで悩んでいる人だと思いますのでその前提で話をしますと
参考書とかにあるドラムの音作りみたいなのはあくまでも生ドラムの音作りを元に書いてあることが多いと感じています
個人的にはドラム音源は聴きやすい状態でプリセットから調整まである程度されているので自分がしっくり来るかどうかでEQやコンプの設定を決めてしまった方がかえって納得のいく結果になりやすいと感じています
典型的なMIX沼パターンが「参考書やあの人がこういっているからEQやコンプの設定をそのままやった」その結果、こうでも無いあーでも無いを繰り返しエフェクト挿しまくりの状態になることです
もちろんこの記事をそのままやるかどうかはおまかせしますが参考にして自分なりの音作りを編み出すことをオススメします
わかりやすい例だとAD2にはAD2の音作りがあって、SSD5にはSSD5にあった音作りがあるようにBFD3にもBFD3にあった音作りがあるということです
生ドラムなんかは使うマイクの種類からマイキングの角度、距離で音がかなり変わります
要は人によって環境が違うので全て他の人のやり方をそのまま鵜呑みにすると「全然いい音にならんやんけー!」っとなることもおかしくありません
ドラム音源の音作りに限らず自分の環境にあった方法を情報収拾だけに頼らず独自で探すことも大事なのだと僕は考えています

終わりに

DTMの音作りは自分の環境にあった音作りを探すことなのだと思います。
ネットは便利ですがだからこそ情報収拾だけで終わるのではなく自分の環境に置き換えて考えることも必要なスキルなのだと僕は思います
なのであえて細かくキックやスネアのEQやコンプの設定などはこの記事では省いています
少しBFD3の話から脱線もしてしまいましたが音作りで悩んだら一度試してみて'あくまでも参考'にしてみてください!ではまた
関連記事:BFD3という暴れ馬を使いこなすためにわいが色々やったこと

先週My New Gearいたしました
SLATE DIGITAL ( スレートデジタル ) / TRIGGER2
買った理由としては「生ドラムの差し替えやらトリガーが簡単にできたらなぁ…」と前々から感じていて
たまたまこのプラグインが目に映った時に「求めていたのはまさにこれだ」っと脳に電撃が走りました
早速サクッと紹介させていただきます

ドラムの差し替えやトリガーが簡単にできる


どんなものなのかと言いますと生ドラムの音源の差し替えやトリガーに使い音を重ねることで厚みを出したり粒を揃えることが簡単にできます
・DETAILで音量を元に差し替えする対象を設定
・MIXで元音とトリガーの音のバランスを調整

この二つだけでも大まかな使い方として成立します
既に一つのオーディオデータになってしまった生ドラム音源に対しても使い方次第ではキックのみ、もしくはスネアのみに差し替え、もしくはトリガーさせるということもできてしまいます
さらに検出した音源からMIDIデータ書き出しといったことも可能です
RECでミスをしてしまったという場合や録り音があまりよろしくないという場合にTRIGGER2で救済処置を施すことができるということです
こんな夢のようなプラグインがあって良いのか…ということでポチりました
ドラムを仮録してあとでBFD3やSSD5、SD3、AD2などに差し替えしてしまうことが…
細かい使い方はすでに公式サイトの動画から解説されていますのでこの記事では割愛させていただきます
関連記事:脳筋の方にオススメしたいドラム音源:Steven Slate Drums 4 Platinum
関連記事:ロック系特化のドラム音源SSD5がついに出た!

生ドラムの音源に対してトリガーすることについて

drummer_man
ライブで全国を回っているバンドの友人とレコーディングについて話をした際に「生ドラムのキックやスネアの音に別の音でトリガーさせるというのは普通だしむしろその方が音の粒も揃ったり厚みも出る」といった話を聞かせてもらいました
ドラマーによっては「100%生ドラムの音が良い!」っという声も聞こえてきそうですが実際の話をすると生ドラムで綺麗な音を録って、全国流通されるようなCD音源クラスのドラムの音は素人には簡単にできません
100%生ドラムを使いたい!という場合は設備のしっかりと整ったレコーディングスタジオで収録し、大手のエンジニアにお願いをする。それくらいの意気込みでドラムレコーディングをした方が納得がいく結果になります
練習スタジオで何時間もかけてドラムを録ってミキシングまで終わったけど「あれ、想像していた音にならなかった」っというのは今まで僕も何回も耳にしてきた話です
生ドラムの音にトリガーをするというのはむしろ一般的な手法であるかつ安定したクオリティを出せるっと僕は考えます

終わりに

SLATE DIGITAL ( スレートデジタル ) / TRIGGER2
SLATE DIGITAL ( スレートデジタル ) / TRIGGER2
ちなみに生ドラムのレコーディングってめちゃくちゃ難しいです
ボーカルRECの難しさとは全くの別物でマイク同士のかぶりや部屋鳴りなど全てを把握した上で最適なレコーディングをしてやっと使える音になるっといった感じです
僕も何度か生ドラムのレコーディングをしていますがここだけで正直な話をすると地方バンドはその辺の練習スタジオで素人が録った生ドラムの音を使うくらいならTRIGGER2で差し替えしちゃった方が音源のクオリティだけで考えるならば確実に向上します。それもCDで聴くいつものあのドラムの音に!
こだわりたい気持ちもすごくわかるので一概にこうすべきだ!みたいな押し付けをする気もありませんが予備知識としてあると音源制作の幅も広がるかもしれませんね
というわけで今日はこの辺で!ではまた

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