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DTMで人生を変えた男の機材レビュー!制作のノウハウをお届け!

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カテゴリ: ギター/機材

Line6からHX STOMPの新型が発表されました。その名もHX STOMP XL

Line 6 ( ライン6 ) / HX STOMP XL Line 6 ( ライン6 ) / HX STOMP XL
Line 6 ( ライン6 ) / HX STOMP XL
その名の通り、HX STOMPの機能を拡張したプロセッサーです。もちろんサウンドはフラッグシップモデルのHelixから継承しており、全く引けを取らないクオリティ。
HX STOMPのコンパクトとHelixの良いところ取りをしたようなプロセッサーと考えれば良いかと思います。

フットスイッチが3基から8基へ!ペダルボードに組み込みやすいサイズ


HX STOMPからの特に大きな変化としてはフットスイッチが3基から8基へ増えた点です。
これによりさらに自由度の高いサウンドの切り替えが可能になりました。
エフェクターボードにも組み込みやすいサイズ感なので他のペダルとのスペースの兼ね合いも良いでしょう。
個人的にHX STOMPはギターのみならずベースのアンプシミュレーターのクオリティが非常に高く、スタジオのクオリティのサウンドをギター、ベース、どちらともこれ1台で出力できるのがウリだと考えています。
さらには歴代のLine6の空間系ペダルをモデリングしたエフェクトがプリセットとして用意されているのもLine6ファンとしては胸熱なポイントです。
そしてステレオ・エフェクト・ループを備えているために最大2台の外部ペダルをプリセットに組み込めるのも嬉しいポイント。
4ケーブル・メソッドでアンプと接続ができるため自由度の高いルーティングをこの1台で可能にします。
プリセット内で4つのスナップショットを設定でき、最大4種類の異なる設定を保存、切り替えを可能にします。これにより瞬時に設定の変更が可能ですので曲ごとの設定の切り替えも簡単に行えます。
さらに機能の詳細やスペックを知りたい方はこちらからご確認ください。

おわりに

いかがでしたか?HX STOMPの機能を拡張したプロセッサーということでさらに自由度が高くなりました。意外にもギタリストのみならずベーシストがHX STOMPを使用されている方が多いんですよね。サウンドも十分かつ満足のいくベースサウンドを出してくれます。
というわけで今日はこの辺で!ではまた

Universal Audioからまさかのギター用エフェクトペダル UAFX stompbox seriesを発表しました!
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IFやマイクプリ、ラックコンプレッサー、プラグインなどを出しているUniversal Audio。DTM界において外せないブランドの一つです。そのUniversal Audioから初のギター用エフェクトペダルです。
まさに予想外の製品であり注目のエフェクトペダルです。3つのペダルが発表されており、1つ$399です。

Golden Reverberator


Golden Reverberatorというリバーブのモデリングペダル。リバーブタイプは3つ用意されており
  • Spring :65
  • Plate:140
  • Hall:224
スプリング、プレート、ホールの3種類です。スプリングリバーブはおそらく1965年製のフェンダーアンプのスプリングユニットのことでしょう。プレートリバーブはおそらくEMT140。ホールリバーブはLexicon 224のことかと思われます。どれも歴史的な名機をモデリング。

Starlight Echo Station


Starlight Echo Stationというディレイペダル。こちらも3種類のモデリングを搭載。
  • Tape EP-III
  • Analog DMM
  • Precision
実機の音色、質感などの再現を徹底的にこだわったペダル。こちらも歴史的名機を3つモデリング。
  • DELAY
  • FEEDBACK
  • MIX
  • DIVISION
  • COLOR
  • MOD
これら6つのつまみでサウンドメイク。

Astra Modulation Machine


Astra Modulation Machineというモジュレーションペダル。70年代の宇宙空間を感じさせるようなフランジャートーンや透き通るようなサウンドを感じさせるコーラス。そしてトレモロ。
  • CHORUS  BRIGADE
  • FLENGER DBLA
  • TREM 65
これら3つの歴史的な名機をモデリングしています。またビブラートやダブリングなどもセカンダリーモードでサウンドに付加。
  • SPEED
  • DEPTH
  • INTENSITY
  • SHADE
  • SHAPE
  • MODE
これら6つのつまみでサウンドを調節します。

おわりに


いかがでしたか?どれも3つの歴史的名機を忠実にモデリングを用意しているとのこと。
プリセットスイッチがあるのでPCとUSB接続し、OXのようにソフトウェアでサウンドメイク、保存が可能なのでしょう。まさにアナログとデジタルの良いとこ取りペダルです。
徹底的に空間系のサウンドをこだわりたい方にぴったりのプレミアムペダルではないでしょうか?
というわけで今日はこの辺で!ではまた

久々に初心者向けの記事を書こうと思います。これからDTMを始めるギタリスト向けに…DTMでギターレコーディングをするために必要なものをまとめておきます。
  • 「少しでも良い音質でギターを録りたい…」
  • 「ギターレコーディングを初めてみたいけど必要なものがわからない…」
  • 「お店に行く前に必要なものを確認しておきたい…」
はじめてDTMでギターレコーディングをしようと考える方はこういった経験がありませんか?僕もDTMを始める前は必要なものがわからず不安でした。この記事では初心者向けに必要なものを基礎から説明していきます。

DTMでギターレコーディングをするために必要なもの


実は私は楽器店で販売員の経験がありましてその頃に「DTMでギターレコーディングをするために何が必要なの?」とこういった質問を受けることがたくさんありました。ズバリ必要なものは4つです
  • PC(Windows or Mac)
  • IF(オーディオインターフェース)
  • DAWソフト
  • アンプシミュレーター
これら4つを用意する必要があります。既にギターを始められている方を想定しているのでギターとシールドは割愛させていただきました。

PC(パソコン)

macbook1987_TP_V
PCはWindowsとMac、どちらでも良いです。僕のオススメはMacです。最低限必要なスペックは
  • Mac OSの場合 Mojave以降を推奨
  • Windowsの場合 Windows10を推奨
  • CPU  64ビット Intel / AMD デュアルコアプロセッサー以上 (Intel i5 以上推奨)
  • メモリ 8GB以上
  • 容量 500GB以上
これらは最低でもクリアしなければDTMをすることは難しいと考えてください。
よくある話としては「家にあるノートPCでもできるのか?」というのがよくありますがそれはスペックによるとしか言いようがありません。しかしこういう話の大体は5~10年以上のPCというのが多いです。
OSがWindows 7、メモリ2GB、CPUがceleronなどが当てはまるPCの場合はDTMが難しいと考えてください。

以前私が使用しているPCについて記事を書いていますので参考にしてみてください。

IF(オーディオインターフェース)

STEINBERG ( スタインバーグ ) / UR22C オーディオインターフェイス 32bit/192kHz
STEINBERG ( スタインバーグ ) / UR22C オーディオインターフェイス 32bit/192kHz
IF(オーディオインターフェース)はギターの音をPCで動かしているDAWソフトへ入力するために必要な中間機器と考えてください。
IF
↑この図ではマイクをIFに接続しています。音の出力にスピーカーとヘッドホンを接続しています。
直接PCにシールドを繋いでレコーディングをすることは難しいのでIFを使用します。IFはギターのみならずベース、キーボード、マイクなど接続が可能なものであれば何でもDAWソフトへ入力が可能です。
IFを購入する際はHi-Z機能があるものをオススメします。なぜならばギターをライン録音する際は信号のインピーダンスをラインレベルに合わせる必要があります。
その際にはDI(ダイレクトボックス)を経由させますがIFのHi-ZはDIの機能を持っているので適切な入力レベルに合わせることができるからです。
Hi-Z機能を持っているIFを一部紹介します。

DAWソフト

STEINBERG ( スタインバーグ ) / Cubase Pro 11 通常版 DAWソフトウェア
STEINBERG ( スタインバーグ ) / Cubase Pro 11 通常版 DAWソフトウェア
DAWソフトはDTMをするために必要なソフトです。PCとIFを使用して録音、編集を行うのがDAWソフトです。DAWソフトは録音のみならず様々なことが可能で、打ち込みや波形編集、作曲など音楽に関するあらゆることが可能です。DAWソフトはIFに無料付属してくるものがあるので最初はそれで始めることをオススメします。
購入するIFによって無料付属するDAWソフトが違いますので購入する前に確認しておきましょう。私のオススメのDAWソフトはCubaseです。

↑Cubaseの便利機能を紹介する動画です。

アンプシミュレーター

Positive Grid ( ポジティブ グリッド ) / BIAS AMP 2.0 Standard
Positive Grid ( ポジティブ グリッド ) / BIAS AMP 2.0 Standard
必要なものであり、音質にものすごく影響を与えるものがアンプシミュレーターです。IFとアンプシミュレーターは宅録をする上で音質面において重要な機材だと考えてください。
アンプシミュレーターはその名の通り、アンプをシミュレートしたものです。家でアンプを使用してマイキングができる環境であればアンプでレコーディングをすれば問題ありませんがなかなか簡単に部屋でアンプを爆音で鳴らしてマイキングができる環境はないですよね。
「限りなく実機アンプに近い音でレコーディングがしたい!」と考える人向けに作られたのがアンプシミュレーターです。
アンプシミュレーターはソフトウェアとハードウェアの2つがあります。好みで選べば良いと思いますが僕のオススメはどちらかといえばハードウェアです。 Line 6 ( ライン6 ) / POD GO
Line 6 ( ライン6 ) / POD GO
ハードウェアなのでソフトウェアと比べて遅延も少ないのと、現代のギタリストはハードウェアのアンプシミュレーターをスタジオで既に使っている方もいると思います。操作面も直感的なものが多く、音質も安価で十分なクオリティのものが多いのです。

おわりに

いかがでしたか?これからDTMでギターレコーディングを始めようと考えている方の参考になると幸いです。楽器店員時代に「何が必要なのですか?」という質問を受けることが多かったのでそういった方に事前にこちらの記事を読んでいただいて必要な機材のイメージが付けば嬉しいです。宅録は一度始めてしまえばその便利さに気付くと思うので始めることをオススメします。
というわけで今日はこの辺で!ではまた

先日シューゲイザー風ギターの音作りを解説した動画をYoutubeに投稿しました。
この音作りではシューゲイザーで耳にする壮大なギターの音色を生み出すことができます。このことについてブログでもまとめておこうと思います。

シューゲイザー風ギターの音作り方法


この動画では3つにプラグインを使用しています。
  • Steinberg/Quadrafuzz
  • Steinberg/Phaser
  • NI/Raum
これらを使用して音色を作っています。ちなみに全く同じプラグインでなくても作ることは可能ですので自分の環境に合ったプラグインを使っていただいても問題ありません。
  • Quadrafuzz(音を太くする、圧を稼ぐ)
  • Phaser(周期的に音をうねらせる)
  • Raum(幻想的かつ壮大な空間を演出)
それぞれこのような効果を素の音に付加するために使用しています。なので先ほども述べましたが同じプラグインを持っていない場合は同じ役割をしてくれるプラグインを自身の環境で探してみてください。
  • Fuzzは素音のピッキングのアタック感が感じれる程度に歪ませる
  • Phaserの周期は1/1でMIXは70%
  • Raumは初期プリセットからMIXを50%~70%ほど
Raumは簡単にエモーショナルな空間を作り出してくれますがRaumをお持ちでない場合はホールリバーブを使用して代用してみてください。

オススメのコンパクトエフェクター

ELECTRO-HARMONIX ( エレクトロハーモニックス ) / Big Muff Pi Original
ELECTRO-HARMONIX ( エレクトロハーモニックス ) / Big Muff Pi Original MAD PROFESSOR ( マッドプロフェッサー ) / Tiny Orange Phaser
MAD PROFESSOR ( マッドプロフェッサー ) / Tiny Orange Phaser STRYMON ( ストライモン ) / blueSky Reverb
STRYMON ( ストライモン ) / blueSky Reverb
先ほどのシューゲイザー風の音色をコンパクトエフェクターで作りたい場合は上記の3つをオススメします。
  • Quadrafuzz⇨Big Muff
  • Phaser⇨Tiny Orange Phaser
  • Raum⇨blueSky Reverb
このように置き換えてコンパクトエフェクターで音色を作ります。Fuzzを使用するときの一つ注意するポイントは歪ませすぎないことです。ある程度原音が聴こえる具合で歪ませてやるとピッキングのアタックが出て程良い歪み具合になります。参考にしてみてください。

おわりに

いかがでしたか?プラグインで作る方法と別にコンパクトエフェクターで代用したい方向けにもまとめておきました。シューゲイザーで使用されるような轟音ギターサウンドをここぞという時に曲中で使用できるとかっこ良いです。ぜひお試しあれ!というわけで今日はこの辺で!ではまた

ZOOMからギターマルチプロセッサーG6がリリースされました! ZOOM ( ズーム ) / G6
ZOOM ( ズーム ) / G6
『G11』と同じ最新のエフェクトプロセッシング技術と、スマホ感覚で操作できる4.3インチのタッチスクリーンを搭載しています。そしてなんといっても驚きのコストパフォーマンス。G11は私も試奏してみましたがクオリティは非常に素晴らしいものです。スマホ感覚で操作できてまさに今の時代にマッチしたマルチプロセッサー!

ZOOM/G6

ZOOM ( ズーム ) / G6 ZOOM ( ズーム ) / G6
ZOOM ( ズーム ) / G6
■主な特長
・フラッグシップ機『G11』と同等の最新エフェクトプロセッシング技術
・16種類の定番アンプモデル+6種類の新開発ZOOMオリジナルアンプモデル
・22種類のキャビネットモデルに加え、70個のIRデータをプリセット
・新開発のオリジナルエフェクト:ディストーション2種+モジュレーション3種
・最大2048サンプル、合計120個(70プリセット+50ユーザー)を読み込めるIRローダー機能
・最大7エフェクト+1アンプモデルの同時使用が可能
・240種類のエフェクトパッチをメモリー可能(ファクトリー/ユーザー兼用)
・スワイプやドラッグ&ドロップ操作が可能な4.3インチ・タッチスクリーン
・最長でステレオ45秒(モノラル90秒)のフレーズを録音できるルーパー機能
・68種類のリズムパターン
・2イン/2アウトのUSBオーディオ・インターフェース機能
・外部エフェクトを接続できるセンド/リターン端子を搭載
・音楽プレイヤーなどの接続に便利なステレオAUXインプット端子
・ボリューム/ピッチ/ワウ等をフットコントロールするエクスプレッションペダル
・外部IRデータの読み込みやルーパー録音時間の拡張/保存が行えるSDカードスロット
・追加エフェクト/パッチを入手できる、Mac/PC用ソフトウェア『Guitar Lab』対応
・別売Bluetoothアダプタ(BTA-1)で、iOSアプリ『Handy Guitar Lab』を利用可能
・無償オンラインユーザー登録で、製品保証期間を3年間に延長
サウンドハウスさんより引用
G11と同様のエフェクトクオリティを誇る本機をこのコストパフォーマンスで実現できたのはまさにお見事です。外部エフェクトを接続できるセンド/リターン端子が搭載されているのも嬉しいポイントです。
ギタリストが必要とするサウンドクオリティと機能をコンパクトな筐体に凝縮した本機。コストパフォーマンスの高いマルチプロセッサーを探している方にピッタリの製品です。
というわけで今日はこの辺で!ではまた

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