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DTMで人生を変えた男の機材レビュー!制作のノウハウをお届け!

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カテゴリ: これから歌ってみたを始めたい方へ

基礎知識としてマイキングのオンマイクとオフマイクについて記事を書いておきます
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簡単に言いますとマイキングの距離のことです SHURE ( シュアー ) / SM58
SHURE ( シュアー ) / SM58
マイキングは人それぞれ声質と環境に合った距離感があるので個々で探りましょう
基本マイクスタンドを使って録音しましょう

オンマイク-マイクに近づいて歌う

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オンマイクはマイクと口の距離が10cm以内
になります
ライブだとむしろゼロ距離の人もいます
何も考えずに歌う場合はオンマイクで歌っている人がほとんどです
・マイクとの位置が近いので入力音はもちろん大きくなります
・近接効果により低域が強調される
・細かい息遣いまで鮮明に録ることができる
・周囲の環境音が入るのを抑える
・細かいニュアンスを録りたい場合に向いている

声量が細いなと感じる方はオンマイクで歌いましょう

オフマイク-マイクから離れて歌う

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オフマイクはマイクと口の距離が30cm~50cmほど
と言われています
普通に生活してたらこの発想にならないので知らなくて当たり前です
・マイクから離れるので入力音は小さくなります(IF側で音量をあげてやる)
・オンマイクと比べるとクリップしにくい
・余計な低域が出にくいのでスッキリした音になりやすい
・環境音を拾いやすい
声量の太いパワフルシンガー向けです
ダイナミックかつ音量の抑揚が激しい歌い方の場合もオフマイクが吉です

終わりに

基本的に音量は均一になるようにを心がけて録ります
人それぞれ声質や環境によって最適なマイクとの距離があるので
良い距離感を見つけたら床にガムテープで目印をつけておきましょう
このことをバミると言います
ステージなどに目印として床にテープが貼ってあるのもそのためです
というわけで今日はこの辺で!ではまた

¥35,000円あれば歌ってみたに最低限必要な機材が揃う!?
という記事を以前書きましたが
これから歌ってみたを始める方にオススメのIFの記事も書いておこうと思います
宅録に必須!IFについて
↑IFってそもそもなに?って方はこちらの記事を参照ください
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UR22mkII Recording Pack

STEINBERG ( スタインバーグ ) / UR22mkII Recording Pack
STEINBERG ( スタインバーグ ) / UR22mkII Recording Pack
こちらはIFのみではないですがこれだけで必要なものは一式揃います
・ヘッドホン
・IF
・コンデンサーマイク
・マイクケーブル
・cubase AI

の5つがセットになっているので安心です

ROLAND ( ローランド ) / UA-4FX2 STREAM STATION

ROLAND ( ローランド ) / UA-4FX2 STREAM STATION
ROLAND ( ローランド ) / UA-4FX2 STREAM STATION
UA-4FXⅡは、コンデンサーマイクを使った歌や楽器の録音、エレキギターの録音、ネット配信も可能です。さらには内蔵エフェクターでそれぞれの楽器をより良い音で配信したり、録音したりすることもできます
実際¥9,000円でこの性能は素晴らしいコスパだと感じます
ネット配信可能だし各楽器にも最適な機能が揃っているので最初のIFにはもってこいです
特にオートレベル機能によって聴きやすい配信が可能になるので
まさに「君は何も余計なことは考える必要はない、歌うことだけに集中するんだ」を可能にしてくれる初心者用IFです

YAMAHA ( ヤマハ ) / AG03

YAMAHA ( ヤマハ ) / AG03
YAMAHA ( ヤマハ ) / AG03
生放送はもちろんのことですがボーカルRECに必要な機能は揃っています
内蔵のエフェクトを直感的な操作でコンプ、リバーブをかけることも可能です
値段も¥15,000(税抜き)とコスパも素晴らしいです
AG-03-MIKUは生産完了となりました
関連記事:YAMAHA AG-03:宅録入門用にベスト!動画制作や生配信も簡単に可能

終わりに

ざっとこんなところです。宅録の敷居はかなり下がっているので
これから始めたい!という方でも安価で始められると思います
僕の方で歌ってみたのMIXの依頼も受付ています
ボーカルMIX・パラMIXの依頼について
お気軽にDMしてください(@zunx2_dayo919
というわけでではまたヾ(´ω`=´ω`)ノ

コンプレッサーをかけて音圧を上げる仕組みをおさらいということで記事にしておきます
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コンププレッサーについては以前に記事にしていますので
コンプレッサーについて
↑こちらを参照してください

コンプをかける前は音量差(ダイナミクス)がある

コンプ前
コンプをかける前は全体の1音1音に対して音量差があります
これをダイナミクスがある状態と言います
特にわかりやすいのはボーカルです
Aメロは小さく歌っているけれどサビだけ音がでかい!ということがよくあります
当然人間なのでこの音量差が出てしまいます
これをなんとかして音量差を埋めて聴きやすくしたい!と誰しもが思います
※ダイナミクスを埋めるとも言います
ここで役に立つのがコンプレッサーなわけです

単純にコンプをかけただけでは音量が下がる

コンプ後
実は単純にスレッショルド値を決めてコンプをかけただけでは
音量は上がりません。逆に下がります

なぜならスレッショルドを超えるとそこでコンプが作動し
音を圧縮(叩く)しているから
です
「おい!コンプかけたのに音量下がるんだけど!」ってのは初心者の頃、絶対に誰でも経験することです
僕も経験しました笑
ですがここからが大事です

コンプをかけた後に音量を上げる

音量上げ後
スレッショルドで基準を超えたところの音量を下げたのならば
もちろんピークに対しての余裕が生まれます
この時点で元々音が小さかったところと大きかったところの差が減ります
そのためじゃあどうすれば良いのかというと
ピークに対して余裕が生まれたのならば全体の音量を上げてやればいい
ということです
コンプにはパラメーターでGainだったりMake upというのがあるので

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09
それを使って全体の音量を上げてやりましょう

終わりに

僕も最初、「コンプかけたのに音量下がるやん!」っていうのが初心者の頃ありましたが原理がわかってしまえば
コンプをかけた後に音量を上げてやることが必須になります
というわけで今日はこの辺で!ではまたヾ(´ω`=´ω`)ノ

DTMでよく耳にする「MIXってなんだよ!?」っていう人のために
わかりやすく簡易的に説明した記事を残しておきます

聴きやすく音を整理する作業

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MIX作業は各音色(ex.ギター、ボーカル、ドラム、ベース)を
聴きやすく整理する作業
です
基本的にレコーディングの段階である程度綺麗に録れていることを前提に作業を始めます
僕の場合はトラック数が30~50前後なのでそのままでは音がごちゃごちゃしてしまって心地良く聴くことができません
そのため
心地良くリスナーに音源が聴けるように調整をかけていくわけです

1.音量を調整する

0dbの中での戦い
音を正常に聴こえるようにするためには0dbを超えてはいけません
REC時に絶対に起こしてはいけない:音割れ(クリップ)
↑その理由を以前記事にしています
9ab73306-s
このように0dbを超えた場合は音がブツブツと鳴ったりします
わかりやすくいうと0dbを超えると音に異常が起きていると考えてください
トラック数が増えていくと重なっている音が増えるわけなので音量がどんどん大きくなり0dbに近づいていきます
そのため0dbを超えないようにMIXで調整をかけます
他にも音量を調整する理由は音の前後感を決めるためだったりもします

2.音の配置を調整する

PAN
スピーカーやヘッドホンなどで音楽を聴いた時に右と左、別々の音が流れていますが
何も調整をかけていない状態だと音は基本的に真ん中(C)に配置された状態からスタートします
そのため各音色をL(左)R(右)C(真ん中)で聴きやすい場所に配置していきます
これをパンニングとも言います
音の場所を決める!?PAN(パン)
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↑私は基本的にこのような配置にしています
このように聴きやすい配置に音を並べていく作業をMIXで行なっています

3.音の成分を調整する

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音にも成分があります。この成分を帯域と言います
帯域が各音色同士でぶつかってしまうと音がスッキリ聴こえてきません
何も調整をかけていない場合だともちろん帯域はぶつかっていることが多いのでこれらをEQを使ってスッキリと聴こえるように調整していくわけです
EQを使う前に知っておきたい知識:各帯域について
↑以前このような記事を書いています

終わりに

ざっくりと3つにするとこんな感じでしょうか
かなりざっくりなので他にもやることは山ほどあります
音の奥行きを演出したり、ボーカルのピッチを補正したり
音圧を出したり、数えるとキリがないですがとりあえず
・音量を調整する
・音の配置を調整する
・音の成分を調整する

この3つを最初は頭に入れておくといいと思います
というわけで今日はこの辺で!
ではまたヾ(´ω`=´ω`)ノ

おはようございます。宅録機材って金額的に高いと思われていたりしますが
そこまで敷居が高いものでもないです。むしろかなり敷居が下がってきているので今回は
歌ってみたに最低限必要な機材を揃えることを考えてみます。今回はPCがあることを前提に記事を書いてみました。

最低限必要なもの

  • IF
  • マイク
  • ヘッドホン
  • マイクスタンド
  • ポップガード
この5つがあれば宅録ができます。私がオススメのものを紹介していきます 

IFはAG03でいけば生放送も簡単にできる

YAMAHA ( ヤマハ ) / AG03
YAMAHA ( ヤマハ ) / AG03
¥16,200円(税込)
これがあれば初心者でも簡単に生放送ができますし声にエコーをかけることもできます。直感的な操作で宅録ができるので「難しいことはわからないがすぐに宅録がしたい!!」っていう人はまずこれです。さらにおまけでDAWソフトとしてCUBASE AIが付属してくるのでマルチトラックでのレコーディングとMIXも可能です
関連記事:YAMAHA AG-03:宅録入門用にベスト!動画制作や生配信も簡単に可能

マイクは鉄板のSHURE SM58が無難

SHURE ( シュアー ) / SM58
SHURE ( シュアー ) / SM58
¥10,584(税込)
王道のダイナミックマイクとも言われているマイクです。実際にライブハウスでも定番として使われているものです。その録り音もダイナミックマイクとしては十分なクオリティを持っています。ダイナミックマイクは初心者でも扱いが簡単です。もっと良い音質を!!となるとコンデンサーマイクなどになってきますがコンデンサーマイクは初心者には取り回しが少し難しいので宅録に慣れてきたら考えるぐらいで良いと思います。

ヘッドホンはコスパを求めるが質が良いものを

CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / CPH7000
CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / CPH7000
¥4,298
 (税込)
ここからはコスパを求めてサウンドハウスさんの製品で攻めていきます。クラシックプロシリーズはコスパは良いのに質が高いものが多いです。MIXやマスタリングなども頭に入れるともう少し値段の張るものにした方が良いのですが今回はなるべくコストを抑えたもので考えるとこれになりますね。密閉型なのでREC時も音漏れの心配もないです 。

マイクスタンド、ポップガードがあれば快適にRECできる

CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / MSB/BLACK マイクスタンド
CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / MSB/BLACK マイクスタンド
¥1,922 (税込)
CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / PG16
CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / PG16
¥1,296 (税込)
REC時はなるべくストレスフリーでいきたいものです
マイクは手で持ちながらの場合、当然腕が疲れてきますし集中してRECができないのとブレてしまったりします。
そして座って歌うとお腹から声が出しにくいですしピッチが安定しにくい元になるのでREC時はマイクスタンドを使って立って歌うことをオススメします
その際マイクにブレスなどが入らないようにポップガードは必ずつけましょう 
 

おわりに

ここまでの値段を合わせてみてなんと¥34,300円となりました。約3万円ですね。PCがあることを前提としていますのでない場合は別途機材費がかかってしまいます
【初心者向け】これから歌ってみたを始めたい方にオススメのIF3選
↑YAMAHA AG-03以外にも初心者入門用のIFはあります。昔は宅録をするとなるともっと機材費がかかっていました。下手すると10万円してもおかしくないくらいでした
それが近年ではかなり宅録の敷居が下がったのでこの値段で行けるようになりました。
高校生でも2ヶ月ほどバイトを頑張れば十分に機材費がたまるのではないでしょうか。
というわけで私が考える歌ってみたに最低限必要な機材費でした!
ではまたヾ(´ω`=´ω`)ノ 

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