zunx2の暇つぶしDTMブログVer

DTMで人生を変えた男の機材レビュー!制作のノウハウをお届け!

管理人のDTMユニット:YOSAGYO 1st EP『ZERO』4/24リリース
DTMオンラインレッスン

MIXの依頼やレッスンに関してはTwitterのDMへお願いします!

カテゴリ: MIX

歌ってみたのMIX方法の記事を書こうと思います。
今回は基礎知識ということでオケとボーカルのバランスについて解説していきます。
これから自分で歌ってみたのMIXをしていこうと考えている人のためになる記事なれば幸いです。
1hgXMHPZluNKN2h1650559986_1650560016
個人的には歌ってみたのMIXはセルフでできるようになってしまった方がトータルで考えれば絶対に良いと考えています。
作業量的にはパラMIX(各楽器も全てMIXすること)と比べるとセルフでできないものではないのでこのシリーズを通して歌ってみたのMIXができるようになるきっかけになれば嬉しいです。

歌ってみたの仕組み

まずは歌ってみたの仕組みについて軽く説明しておきます。歌ってみたは
  • オケ
  • ボーカル
をDAWソフトで調整して歌ってみたが出来上がります。
DTMセミナー
難しいような印象を持っている人もいると思いますが仕組みがわかるとすごくシンプルです。
オケはボカロPが配布しているものになります。配布元は自分で探してDLします。
このDAWでオケと歌を調整する作業が歌ってみたのMIXになります。MIXをしていない状態は音源として聴きにくい状態ですので必ずMIXをする必要があります。

歌ってみたのMIXの作業工程

歌ってみたのMIXの作業工程について簡単に説明しておきます。
  1. オケとボーカルの音量調整
  2. ボーカルのノイズ除去
  3. ボーカルのダイナミクス抑制(音量差の抑制)
  4. ピッチ補正
  5. タイミング補正
  6. 空間処理
  7. 音圧調整
大きく分けてこの7段回の作業工程になります。読者の方で今はこの7つがさっぱりわからない状態でも問題ありません。これら7つを一つ一つの記事にして説明していきます。
今回はオケとボーカルの音量調整についての説明です。

オケとボーカルの音量を調整する

MIXの基礎中の基礎ですがまずはオケとボーカルの音量を調整します。
スクリーンショット 2022-04-22 0.47.54
何もMIXがされていない状態はオケが声よりも大きい状態がほとんどです。この状態は単純に歌が聴こえにくいです。なのでオケと声の音量バランスを最適なものにします。
音量のバランスは声がオケよりも大きい状態にしましょう。(※DAWのフェーダーを使って音量の調節をします。)MIXの基本は音量のバランスですのでEQやコンプを色々挿す前にとにかくオケと声のバランスにこだわりましょう。この時点ではまだ音量の調整のみしている状態です。

音割れ(クリッピング)に気をつけよう

スクリーンショット 2022-04-22 0.48.51
音量調整の際に一つ絶対に気をつけることがあります。それは音割れ(クリッピング)です。
音量というのは0dbという限界値があります。(ピーク値とも言います)もしこの0dbを超えてしまった場合は音が劣化されて再生されます。
そのため音量の調整をする際は0dbを超えないように音量を全体的に下げ目で調整しましょう。
MIXにおいて音量は基本下げるのがセオリーですので覚えておきましょう。
RECの段階でもこれは同様で録りの段階から0dbを超えて録ると音割れしてしまいますので気を付けましょう。

おわりに

いかがでしたか?音量調整はMIXの基礎中の基礎になりますがすごく大事な作業です。まずはこの基礎知識を頭に確実に入れておきましょう。
MIXで音量は基本下げて使うがセオリーですので覚えておきましょう。というわけで今日はこの辺!ではまた

こんにちは
今日はMIXについて記事を書こうと思います。ギターの音にどうしても厚みが出ないという悩みを持っている方はいないでしょうか?特に海外のバンドサウンドを聴く方はギターの分厚さに違いを感じている方も多いと思います。
今回この記事ではその海外のバンドサウンドのような分厚いギターサウンドの作り方を紹介します。
nP1vg9CYuJCwW3Q1641642414_1641642441

ダブルトラッキングとクアッドトラッキング

まずはギターの音作りの基本であるダブルトラッキングとクアッドトラッキングについておさらいします。
基本中の基本ですがギターのバッキングはステレオで聴かせようとする場合には同じバッキングフレーズを2回RECする必要があります。これをダブリング、もしくはダブルトラッキングと言います。
そしてクアッドトラッキングはその倍の数、4回RECをして音を重ねます。
  • ダブルトラッキング - 同じバッキングフレーズを2回RECし、パンニングする
  • クアッドトラッキング - 同じバッキングフレーズを4回RECし、パンニングする
こうすることでダブルトラッキングで想像が付くと思いますがバッキングフレーズがスピーカーからLRの両方から出力されます。
クアッドトラッキングは4つですのでLRの両方のみならず、さらに立体的な音像が作られます。

↑blessthefall 『Hollow Bodies』

↑Bring Me The Horizon - 『MANTRA』
クアッドトラッキングをした際にはこのような重厚なギターの音の壁が出来上がります。

ダブルトラッキングのパンニング

picture_pc_dfb2a66867f49f19bc86d8c11455b8f6
ダブルトラッキングの場合はバッキングフレーズをステレオで聴かせるわけですからパンニングをLRに振る必要があります。その際のパンニングはLR70~100の間で振るようにしています。
近年のバンドサウンドではパンニングを100で振り切るということが減ってきております。100で振り切った場合にはスピーカーの隅から音が流れます。一見広がりがあるように感じられますが隅すぎるが故に音の分厚さがイマイチ出ないと私は感じております。そのため
  • ダブルトラッキングのオススメのパンニングは70~80の間でパンニングです。
今までパンニングをLR100に振り切って方は一度このパンニングをお試しください。広がりが全てでは無いということがきっと感じられるはずです。

クアッドトラッキングのパンニング

picture_pc_fd9174ada7c97bd030c440ff83ac1205

クアッドトラッキングの場合は図のようにダブルトラッキングのLR70~100を組み立ててからその間にLR50~80のパンニングでバッキングを入れます。こうすることでまるで音の壁が出来上がります。
ダブルトラッキングとは違った分厚さが出来上がります。まさに分厚い音の壁です。クアッドトラッキングの場合もダブルトラッキングの時と同様にパンニングは100に振り切らないことをオススメします。私のクアッドトラッキングでのパンニングのオススメを紹介します。
  • クアッドトラッキングのパンニングは外側(LR70~80)、内側(LR50)の設定です。

実際に私のオリジナル曲でもクアッドトラッキングはこのような設定しています。外側をLR100にするよりも音の分厚さがLR70~80の方が演出ができると感じております。ぜひ参考にしてみてください。

ギターの音に重厚さがイマイチ出ない時の対処法

これらを試した際にどうしても重厚さがイマイチ出ない場合の対象方も重ねて紹介しておきます。具体的な方法として2つあります。
  • EQでシェルフで全体的に低域を持ち上げてやる
  • マルチバンドステレオエンハンサー(Waves/Vitamin等)で低域のパンニングを絞り、さらに低域の倍音を持ち上げてやる
但し、これら2つをやる際はRECの段階で音作りにミスをしているぐらいの時にやる技です。いわば荒技というか最終手段の技に近いです。
ですのでこの2つを試す際には自分のギターの録りの段階の音作りが甘かったと自覚しましょう。

ギターの音にジューシーさがイマイチ出ない時の対象方


ギターのジューシーさがイマイチ出ない時の対象方を紹介します。この場合はギターアンプの音作りで
  • 中域~高域にかけてのブーストが甘い
  • ゲイン量が足りなかった
場合によく発生する状態です。この場合に活躍するのもWavesのVitaminです。Vitamin最強。私はMIXで困ったらとりあえずVitaminをかけてみる男です。上記の動画にもあるようにVitaminでは
  • 低域の広がりを狭めて、中域〜高域にかけて広げる
  • 中域〜高域の倍音を付加
Vitaminでは先ほど述べていたジューシーさが出ない2つの問題を解決してくれることが多いのでイマイチ音にパンチが足りない。音抜けが悪い。というような場合にぜひ試してみてください。

おわりに


↑クアッドトラッキングを使ったギターの弾いてみたです
いかがでしたか?このようにギターのサウンドの分厚さを出すためにはダブルトラッキングのみではならずクアッドトラッキングの発想が必要になります。
しかしダブルトラッキングと比べ、RECの量は4つになるわけですから倍のREC数になります。それこそ修行僧の如く黙々とRECをしていくことになります。ギターで音の壁を作るにはそれぐらいの覚悟が必要ということです。
僕はDTMオンラインレッスンをしておりますので興味がある方はTwitterのDMもしくはHPからお気軽にご連絡ください。
体験レッスン
というわけで今日はこの辺で!ではまた

こんばんは
MIXでボーカルトラックを自然に馴染ませる方法をまとめておこうと思います。
歌ってみたをする方が増えてきているでしょうから需要がありそうなので記事にしておきます。
5TscGU8wFgxAddD1636652897_1636652918

1.ダイナミクスの調整

ボーカルが浮いてしまう原因の一つにダイナミクスの調整が上手くできていないことが多いです。
ダイナミクスの調整で重要なのは
  • ボリュームオートメーション
  • 手コンプ
この二つが非常に重要です。ボーカルのダイナミクスの調整はほぼこの2つで上手くいくかどうかが決まると僕は考えています。
「ボーカルが浮いてしまう!」と感じる場合はまずは先にこの二つの調整を見直してみてください。
これが上手くできていないとコンプレッサーだけでは展開ごとに音量のばらつきが出てしまうため、ボーカルが浮いてしまう原因になります。
コンプレッサーにそこまで大きな期待を持つのではなく、ダイナミクス調整の仕上げとしてかけるくらいの感覚で僕は考えております。


関連する記事を載せておきますので参考になると幸いです。

2.ドライブ感を付加

UNIVERSAL AUDIO ( ユニバーサルオーディオ ) / SOLO/610
UNIVERSAL AUDIO ( ユニバーサルオーディオ ) / SOLO/610
SSL (Solid State Logic) ( ソリッドステートロジック ) / Fusion チャンネルストリップ/プロセッサー
SSL (Solid State Logic) ( ソリッドステートロジック ) / Fusion チャンネルストリップ/プロセッサー
レコーディングスタジオでRECする際には録りの段階でマイクプリアンプを通すことがあります。そうすることで音に温かみが付加されて馴染みの良い音になります。
しかし宅録の場合はアウトボードを使ったRECは一般的ではないのでその温かみが付加されていないことがほとんどです。そのためMIXの際にプラグインエフェクトで温かみをボーカルトラックに与えます。
  • マイクプリアンプ
  • サチュレーター
  • アナログ系コンプ
  • テープシミュレーター
などのプラグインを使います。
ここでポイントなのががっつりドライブ感を与え過ぎないこと。トラック単体で歪み具合を確認するよりは全体の混ざり具合で確認する方が上手くまとまりやすいです。温かみを与える場合は劇的な変化を期待するのではなく微量なドライブ感で全体に馴染ませると考えます。
aああ

3.あえて高域をローパスフィルターで削る


これは実体験から学んだことなのですがバンドレコーディングをしていて複数のバンドさんから言われたことなのですが
「音が綺麗すぎるので劣化感を与えてください」というものでした。
その結果、ローパスフィルターで高域を削ることをやってみたのですが全員それがしっくりくるとのことでした。
個人的に感じていることは最近のIFやコンデンサーマイクは十分に音が綺麗なのでハイファイすぎるが故にそのままの状態では音が抜け過ぎてしまうことです。
綺麗すぎる音で入力されるため馴染ませるために劣化感を与える必要があるということです。これは先ほども述べたドライブ感を与えるとセットで考えておくと良いと思います。
ドライブ感を与えてもまだ抜け過ぎてしまうならばあえて高域を削るという思い切った発想です。
ローを削るのはあるあるのことですが…一昔前では考えられないですねぇ…。
でもそれが市場から発見したニーズだったので一つの方法として引き出しに入れて置いて損はないと思います。

4.リバーブの使い方に一工夫加える

私のリバーブの使い方を紹介します。
  • モノラルトラックでプレート系
  • ステレオトラックでルーム系
これら二つをSENDでボーカルトラックに送ります。
空間
図にするとこのようなイメージです。前後の立体感と横の立体感を2つのリバーブで演出するイメージです。この図ではさらにモノディレイも使って音に影を加えています。このように空間系エフェクトを3D考えるようにしています。
特にステレオのリバーブはホール系ではなくルーム系を使用します。理由としてはホール系はボーカルに対しての空間として広すぎるからです。空間が広すぎるためボーカルの重心が軽くなってしまうのです。そのため部屋のサイズを狭めのルームタイプにすることで適度な重心を保ったまま違和感の少ない空間を演出します
リバーブがどうしてもお風呂っぽくなってしまうという方はおそらく空間が広すぎてしまうからです。なので騙されたと思って一度空間が狭めのリバーブタイプを試してみてください。これだけでもしっくりくるはずです。

おわりに

いかがでしょうか?今のところ僕の実体験ではこの4つをちゃんとやるとほぼ綺麗にボーカルトラックが馴染みます。低域をフィルターで削るというのはよく耳にしますが高域をフィルター削るという発想はなかなかないのではないでしょうか?
もちろんこれらはダイナミクスの調整を適切にやった上で有効な方法ですのでまずはボリュームオートメーション、手コンプをやりましょう。
というわけで今日はこの辺で!ではまた

こんにちは
今日は久しぶりにMIXについて記事を書こうかなと思います。というのも日頃SNSを見ていてDTM界隈で一番話題に上がっているのがMIXについてが多い印象があります。
やはり独学ではどうしても上達が難しいものだと思います。この記事ではMIXを始める上で最初におさえておくべきもの、フェーダーについて書いていきます。
WFllc98069oaWar1635189773_1635189800
今日の僕はフェーダーは大事だぞ!おじさんです。

MIXはフェーダーの使い方でほぼクオリティが決まる

PRESONUS ( プレソナス ) / FaderPort DAWコントローラー
PRESONUS ( プレソナス ) / FaderPort DAWコントローラー
早速ですが声を大にして言いたいことがあります。それはMIXで最も大事なのはフェーダーの使い方であると言うことです。言い方を変えればMIXのクオリティはフェーダーの使い方でほぼ決まると言っても過言ではありません。それくらいフェーダーはエンジニアがミキサーで一番触るところです。
楽曲は各トラックの集合体で出来上がっています。MIXはそのトラックごとのボリュームバランスを調整します。MIXで上手くボリュームのバランスが調整されたものはスピーカーやヘッドホンで聴いた時に聴き手が心地良く感じられます。
僕のDTMレッスンでもMIXのレッスンではまずはフェーダーで徹底的にバランスを取るところからスタートします。フェーダーはめちゃくちゃ大事!フェーダーは教祖!フェーダーを信じなさい!

EQやコンプを使う前にまずはフェーダーでちゃんとバランスを取る

MIXを始めて間もない方でいきなりEQやコンプを使い始めて悩み続けている人をよく目にします。
誤解されている方のために補足するとEQやコンプもボリュームを細かく弄っているだけのものです。
  • EQはボリュームの中身を細分化して帯域ごとにボリュームを調整
  • コンプは音粒の大小を均一化
ざっくり言えばこのようになりますがどちらも音量を調整していることに変わりはありません。EQやコンプをいじっていて上手くいかないと言う場合にそのもとを遡っていけば必ずフェーダーにたどり着くのです。
僕の経験からも言えることはフェーダーで各トラックのボリュームバランスが取れていない状態でいきなりEQやコンプから作業を始めても上手くいくことの方が少ないです。
なのでまずはフェーダーでバランスをきれいに取ることに集中することをオススメします。


各トラックの役割をハッキリさせてボリュームのバランスを考える

各トラックのボリュームバランスを取る上でまず始めに考えることは
  • トラックの役割を明確化させる
  • シーンごとにどのトラックを聴かせたいのかをハッキリさせる
主にこの2つだと考えています。トラックには大きく分けて3つの役割があると考えています。
  • 主役のトラック
  • 脇役のトラック
  • 隠し味のトラック
脇役や隠し味がいるから主役が引き立つのであって全てを均一に聞かせようとすると何を聴かせたいのかわからないMIXになってしまいます。
なので全てのトラックを綺麗に聴かせようと考えるのではなく主役のトラックをどうすれば上手く引き立たせることができるのかを考えていく方がバランスの取り方として考えがまとまりやすいです。

例えばこの曲の0:13~0:44までのシーンではボーカルを最も聴かせたいポジションです。そのためこのシーンでは他の展開の時よりもボリュームオートメーションを使ってボーカルを大きめにしています。
他にわかりやすいシーンでは2:01~2:15です。ここはギターを主役として考えているためギターを大きめに、さらには重ねている数も増やしています。
このようにシーンごとに何を主役としているのかをハッキリさせた上で
  • ボリュームを上げる
  • 重ねる数を増やす
  • 主役を出した分、他のトラックのボリュームを下げる
などの処理を行います。やっていることはシンプルでボリュームの出し引きと重ねる数の出し引きです。
MIXではシーンごとのこの出し引きを上手く自分で判断できるかが重要だと考えています。音楽にマニュアルなんてものはないですから自分の曲は自分で判断するのです。音楽にもしマニュアルがあるとすれば僕はきっとつまらなくなってとっくの昔にやめていることでしょう。
この出し引きの重要性を知らない、もしくは疎かにしてEQやコンプ、エンハンサーなどを使って音を加工する方向にしようとしている人が多いとSNSを見ていて感じています。

無駄にインサートエフェクトを増やす前にフェーダーをもう一度見直す

「MIX沼にハマった!」といってインサートスロットにたくさんのエフェクトを挿しまくっている人を見ることがあります。僕も昔はそうでした。気持ちはよくわかります。
だからこそ言いたいのですがMIX沼にハマったら一旦全てのインサートエフェクトを外してフェーダーをもう一度見直してみてください。大事なことなのでもう一度言います。
MIX沼にハマったらフェーダーで各トラックのボリュームバランスを取り直してください
そしてその作業をしながらなぜここまでフェーダーが大事なのかを訴えているのかを考えてみてください。その答えが自分なりに導き出せるようになった時にはMIXが上達する階段を確実に上がり始めています。

おわりに

いかがでしたか?MIXではエフェクトよりもフェーダーがめちゃくちゃ大事なのでボリュームバランスをどのようにして取るかを第一に考えてみてください。
フェーダーはボリュームをいじっているわけですから考え方によってはそれもエフェクトの一つなのかもしれないですね。

こちらの動画では生徒さんからもフェーダーの重要性について5:46~お話されています。
この記事では僕はフェーダーは大事だぞ!おじさんになっていました。
僕はDTMオンラインレッスンをしておりますので興味がある方はTwitterのDMもしくはHPからお気軽にご連絡ください。
体験レッスン
と言うわけで今日はこの辺で!ではまた

こんばんは
最近ではこれから歌ってみたをするために僕のDTMレッスンを受けてくださっている方が少しずつ増えてきました。その中でも特に質問の多いのがピッチ補正についてです。
僕のバンドレコーディングをしてきた中で、ボーカルREC、MIXはたくさん経験させていただいております。今回この記事では僕の経験からピッチ補正について知っておくべきことをまとめておきます。
この記事では本気で良い歌声を作品に込めたい方に書いているつもりでいます。
カラオケで歌が歌える人ではなく、ちゃんとしたボーカリストと呼ばれたい方向けだと思っていただきたい。
fJMM0ObUEZEmTlm1634231513_1634231535

1.ピッチ補正で歌が上手くなるわけではない

ピッチ補正では歌が上手くなるわけではありません。ピッチ補正は外れた音程を正しい位置に補正してやることですがその作業をしたからと言って必ずしも歌が上手に聞こえるかというとその保証はありません。
そのためレコーディング時にはエンジニアは良いテイクが取れるまで何度もディレクションし、手応えのあるボーカルテイクにします。逆を返せば手応えのあるボーカルテイクの状態があるからこそ微調整としてピッチ補正をすることで聴き心地の良い音源になるわけです。

2.ピッチ補正箇所が多いほどそのボーカリストの良さは失われていく

ピッチ補正箇所が多いほどそのボーカリストの良さは失われていきます。これは断言します。
特に表現として狙ったしゃくりではなくピッチに自信がなく、半音下から探すようにして歌っている場合はピッチの補正箇所が多くなりやすいです。
補正箇所が多くなれば多くなるほどどんどんとピッチは平坦化されていきます。わかりやすい例としてはVOCALOIDに近いような歌声になっていくとイメージしていただければ良いと思います。
  • ピッチ補正箇所が多い=適切な音程で歌えていない
ということですから録り終わった後に一度音程が外れている場所はないか確認しましょう。もし違和感のある箇所があればその部分だけ録り直すことをおすすめします。
部分録りをする方法をパンチインといいます。もしパンチインの方法を知らない方はこの機会に学んでおきましょう。

またパンチイン以外にもボーカルRECをする際に円滑に録る方法を記事にまとめてありますのでぜひ参考にしてみてください。


↑こちらの動画では(10:05~)ギターですが実際にパンチインとレーンコンピングを使ったRECをしております。

3.ピッチ補正はDAWの万能かつ最強な機能ではない

ピッチ補正機能はDAWの便利な機能ではありますが最強な機能ではありません。
まるでドラゴンボールZに出てくる神龍のようなボーカリストの願いを叶えてくれる最強の機能ではないということをご理解いただきたい。
RECの段階でどうしても見逃してしまったポイントの調整や微調整でこそ力を発揮してくれるものだと考えてもらえればちょうど良いと思います。
例えばCubaseのVariAudioはめちゃくちゃ便利な機能を豊富に取り揃えています。
  • ピッチ補正
  • ピッチのクオンタイズ
  • ピッチの平坦化
  • フォルマント調整
  • セグメントのボリュームの調整
  • タイミング補正
  • MIDIリファレンスの有効化
などボーカルトラックを調整する上で必要なものを全て揃えていますがこれらは歌声を大幅に変化させて劇的に良くするためのものではないと僕は考えております。
そのためピッチ補正機能に過剰な期待はしないでいただきたい。

4.ベストテイクなボーカルトラックにピッチ補正を微調整として使うことで最高な仕上がりになる

ここまで何度か述べてきていることですがピッチ補正は微調整として使うことで本領を発揮します。
そのためベストテイクなボーカルトラックにピッチ補正をかけることで最高な仕上がりになります。これは僕の経験からも徹底していることで可能な限りボーカルレコーディングではベストテイクになるまで何度も録り直しを行います。鉄則として覚えておいていただきたいのは
  • 手応えがないテイクならベストテイクになるまで何度でも録り直す
これは確実に徹底しておくべきこととして実践していただきたい。その上でもし、キーが合わないのであればキーの変更を作曲者に提示しましょう。
ベストテイクで録れたボーカル音源はその作品が持ち点100があったとすれば減点ではなく加点されていき、120点や150点になるイメージです。このようにボーカルはその作品の最終特典を決定付ける重要なポジションだと考えていただきたい。

おわりに

いかがでしたか?一言でこの記事を表すならばとにかくピッチ補正機能には過剰な夢を持つなということでしょうか。
日々、ピッチ補正ソフトは進化をしていますがそれでも最強な機能ではないことはぜひご理解いただきたい。それを理解された上で手応えのあるテイクであればきっと良い仕上がりになるはずです。
僕はDTMオンラインレッスンをしておりますので興味がある方はTwitterのDMもしくはHPからお気軽にご連絡ください。
体験レッスン
というわけで今日はこの辺で!ではまた

↑このページのトップヘ