今日はCubase付属プラグインのStepFilterを紹介します。
リードパートやアルペジオなどに少し特殊なサウンドを付加したい方にオススメのフィルターです。
短めの記事ですのでサクッと読んでみてください。

Cubase付属プラグイン:StepFilter

スクリーンショット 2022-11-30 12.59.13
通常のフィルターはオートメーションで操作してフィルター効果をサウンドに付与しますが

こちらはステップ方式で自動的にフィルター効果をサウンドに与えてくれます。
  • 画面上部のSTEPSと表示されているとセクションでCUTOFFとRESONANCEのステップを設定できます。
  • 画面上部右側ではFILTER TYPEの設定(ローパス、バンドパス、ハイパスの3種類)
  • BASE CUTOFFで低域の削り量の設定
  • BASE RESONANCEで低域のレゾナンス量の設定⇦強くしすぎると一定の帯域によっては音割れが発生します。
  • RATEはSYNCモードにすることでフィルターの周期を設定
  • Glideはフィルター効果の滑らかさ(値が低いと過激に値が高いと過激さが減って自然な効果になる)
  • HARD CLIPはMODERNモードの時にのみ作動します。フィルター効果に歪みを付加。使った感じ微妙でした^^;
  • MIXは原音とエフェクト音の混ざり具合の設定。個人的には基本100%で使用しています。
ざっとパラメーターの説明を並べてみました。

STEPは1から自分で作ろうと思うとかなり面倒なのでプリセットから自分好みにいじっていく方法で良いと思います。

特にアルペジオに使うと効果絶大


実際にStepFilterを使ってサウンドを作ってみました。
個人的にはアルペジオに特に相性が良いと感じております。動画で説明しているパラメーターは
  • プリセット:Slower Moves
  • RATE:1/4
  • BASECUTOFF:16
  • BASE RESONANCE:54
  • GLIDE:15
こちらの設定で動画で説明しているサウンドと同じものになります。
ぜひお試しあれ!今日はこの辺で!ではまた