こんにちは!DTM講師のzunx2です。
今回はDTMが上達するために必要な6原則を僕の経験から紹介したいと思います。
私のこれまでのDTM人生を振り返ってみるとこの6原則は無意識の内に行っていました。
基本的には上達のためにはこの5原則はどれか一つでも欠けてしまってはいけないと考えています。
1年後、3年後、5年後、10年後に音楽でなりたい自分になるためには必要なものだと考えていますので音楽で夢を叶えたい方はぜひ参考にしてみてください。
安定感のあるベースのRECと ダイナミクスの処理方法 (2)

1.量をこなす

まずは基本中の基本として上達するために必要な要素としてひたすら量をこなすというのがあります。
ハッキリ言いますが上達するためにはたくさん量をこなす必要があります。
意外とシンプルに量が少ない状態で表面上の数字やモノだけで向いているか向いてないかの判断をしようとする人がいます。
世の中の大半の人は凡人ですし、私も凡人です。音楽で収入を得るまでに10年以上もかかっています。
天才というのはほんの一握りの存在ですのでその一握りに入っていればこの記事を読もうという気にすらなっていないはずです。
量をこなすというのは取り組み方を見つめ直す方法として1番改善しやすいモノだと思います。
もし「量が足りていないかも…」と心当たりがあればまずは10~30分でも良いのでDTMに費やす時間を増やしてみることをオススメします。

2.質を高める

2つ目の質を高めるというのは難しいかも…と感じる人もいそうですがここで具体的な方法を紹介します。
  • 仲間を作る
  • ライバルを見つける
  • 集中できる環境を作る
  • コーチを見つける
これら4つです。量は1人でも高めることができますが質は1人では高めるのが難しいと考えています。
先程述べた4つは自分から質を高められる場所やコミュニティに飛び込むこととも言い換えられそうです。
ここでリアルでもネットでもどちらでも良いのでDTMerが集まる場所をイメージしてみてください。
リアルの場合で1番手頃なのがDTM機材が充実している楽器店ではないでしょうか?
ネットの場合はSNSやYoutube、LINEのオープンチャットだと私は考えます。
まずはDTMerが集まる場所に自分から飛び込むことから意識してみると先程の4つは自ずと見つけられるのではないでしょうか?
  • 仲間と制作した音源を聴き合ってディスカッションする
  • ライバルに追いつくように試行錯誤する
  • 集中できる環境で量をこなす
  • コーチから最適なアドバイスをもらう
これら4つがDTMerが集まるコミュニティから得られる質を高める具体的な方法です。
まずは自分からDTMerが集まる場所に飛び込んでみてください。リアルでもネットでもどちらでも良いです。
  • 量は内的要因から得られるモノ
  • 質は外的要因から得られるモノ
だと私は考えます。

3.コーチの存在

3つ目はコーチの存在です。2つ目の質を高めるでも触れていますが上達するためにはコーチの存在が必要です。コーチの存在目的は
  • コーチから今自分が抱えている課題や問題を解決するための具体的なアドバイスをもらう
が目的になります。質を高めるために絶対的に必要な存在といっても過言ではありません。
あなたが今抱えている課題や問題のほとんどはコーチが経験、解決してきたものでもあります。
  • 課題を解決する方法を知っている人から具体的な解決方法を学ぶ
こうやって文字にしてみるとコーチが与えてくれるモノは質を高める上ですごくシンプルなことだと思いませんか?
上達するための6原則はどれか一つでも欠けてはいけないと冒頭で述べました。
コーチの存在もその原則の一つです。もし現在コーチの存在がいなければコーチを探してみることをオススメします。

4.分析する

4つ目は分析するです。質を高めるためには仲間、ライバル、コーチが必要だと述べました。
いわゆるコミュニティに属することでもあると私は考えますがその環境で自分に今必要なモノや課題点を分析することが大切だと考えています。
分析した結果を自分なりに検証し、必要なモノが見つかったらコーチから最適なアドバイスをもらう。そして量をこなします
分析が無ければコーチから最適なアドバイスがもらえなければ仲間とのディスカッションの質が下がってしまいます。言い換えれば分析は質や量を上げるための前準備とも言えます。分析をより、わかりやすく言い換えるならば
  • 質問する前に先ずは一旦自分の頭でも考えてみる
ということです。質問の質がそもそも低ければコーチから返ってくる答えの質も下がるということです。

5.継続する

5つ目は継続するです。ここまで述べてきた4つの原則が揃っていれば上達するための要素が集まっている状態が出来上がっています。
  • 上達しやすい状態を毎日繰り返していけば上達しない理由を潰していくことにもなる
と私は考えています。
これを仮に3年継続したらどうなるか考えてみると上達しないほうがおかしいと思うはずです。
  • 上達しない方がおかしいと感じる状態や環境にに自分から持ち込むのも考え方の一つ
なわけです。私は天才肌でなくて凡人だと感じていますし、今でも音楽のセンスは他の人より劣っていると思っていますが10年以上継続した結果が今の自分だと考えています。
要はどれだけ凡人だろうがセンスがなかろうが上達するための6原則を意識して継続すれば誰でも音楽の目標や夢を叶えることができると私は考えています。

6.機材投資する

最後の6つ目は機材に投資するです。個人的には上達するための手段としては最終手段とも考えています。
5つ全てを意識してくるとどうしてもそれだけでは超えられない壁が現れます。
  • それを成長するための壁と私は読んでいますが壁を突破するための最終手段が機材投資です。
これは上達のための投資ですので投資そのものが目的になってしまうと上達にはなりません。
そのため私のDTMレッスンでもなるべく機材投資は最終手段として生徒さんに提案しております。
機材投資が目的なのは言い換えると機材コレクターになります。
DTMの場合は特に「これ以上今の機材ではクオリティを上げられない!」というのがわかりやすく出ます。これは現在持っている機材の100%の力を発揮している状態です。機材投資はこの潜在能力を上げるために必要なモノだと考えています。
この逆は現在の機材の50%しか発揮していない状態で機材を投資した場合は機材投資が必要な理由を体感していない、いわばその機材が必要な理由をなんとなく周りが使っているからという理由になりがちです。そういうことから私は
  • 機材投資はこれ以上、クオリティを上げるための最終手段
だと考えています。視点をもう少し変えて考えると
  • コーチ
  • 分析
  • 継続
これらができている状態であれば機材投資は迷わずにいけば良いです。

独学の場合:コーチの代わりとして目標人物の真似をする

これらの原則全てをやることがベストだと思いますがとは言ってもコーチが見つからないとか経済的にレッスンに通うのは難しいということもあると思います。
そういった方のためにここで終わらないのが私です。独学の場合はひたすら目標人物のマネをしてみてください。
DTMの場合はひたすら楽曲のコピーをしてみてください。ボーカリストの場合は歌い方のマネをしてみてください。

こちらの動画でも独学の場合はひたすらにコピーをしてみてくださいと述べています。
  • 真似
  • 分析
  • 継続
  • 機材投資
独学の場合は6原則のコーチが真似に変わると言うことです。
まずはひたすらに真似をしてみて自分の中で擬似的なコーチを作り上げるようなイメージです。いわばマインドコントロールのようなものです。独学の場合はこの方法をオススメしますがもしどうしても限界がきたらコーチの存在を探すしかありません。ちなみに独学にも限界があると私は感じております。

おわりに

いかがでしたか?私がこれまでの経験上、音楽でもスポーツでも感じている上達するための6原則です。この6原則を意識するだけで1年でだいぶ変わると思いますが正直かなりエネルギーを使います。
なので本気で目標や夢を叶えたいと言う方は実行してみることをオススメします。趣味程度で良いと感じている人は6原則の内、4つぐらいでもゆっくりですが成長は感じられると思います。
というわけで今日はこの辺で!ではまた