こんにちは
今日はボーカルレコーディングで発生するノイズの種類と原因&対策のいくつかを紹介します。
「レコーディングした音が歪んでしまっている」このような経験をされた方はいませんか?
これはREC時の入力レベルが高すぎて0dbを超えてしまった時に発生します。音割れしてしまった音源はMIX時に修復することは基本的にできません。
そのため、RECの時には必ず0dbを超えない入力レベルの設定でRECしましょう
またMIX時に手コンプをした際にも発生することがあります。特にイベントの切り目が悪いとプチノイズが発生します。そのため手コンプはなるべく無音部分で切り目を入れることをオススメします。
パンチインや手コンプをした際にイベントのつなぎ目でプチノイズが発生する場合は対策としてはつなぎ目でクロスフェードを入れることです。それでもダメな場合は最終手段としてノイズ除去プラグインを使用しましょう。
これはホワイトノイズと言われるノイズです。歌を録っている時にホワイトノイズが混入すると非常に厄介です。電源の環境によってこのノイズ量がどれくらい混入するのかが決まるので気になるぐらいにノイズが入るのであればパワーディストリビューターをオススメします。
TASCAM ( タスカム ) / AV-P250 パワーディストリビューター
ホワイトノイズはノイズ除去プラグインである程度取り除くことが可能です。
WavesのZ-Noiseではこのようにホワイトノイズを除去できます。しかし同時に音質も劣化してしまうのでRECの段階からホワイトノイズがないことに越したことはありません。
REC時にポップガードを使用しているでしょうか?もしポップガードを使用していないのであれば絶対にポップガードを使用しましょう。
CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / PG11
ポップガードを使用しているけどそれでもポップノイズが入ってしまうという場合は鉄製のポップガードをオススメします。
SE ELECTRONICS ( エスイーエレクトロニクス ) / POP SHIELD
鉄製のものは布製と比べて余分な低域を避けてくれるため、音質もクリアになります。
これもノイズになってしまいます。反響音が入らないようにREC時は吸音する必要があります。
反響音が入らないように吸音する方法は
吸音材代わりになるものは身近に色々ありますが僕のオススメは毛布やカーテンです。
リフレクションフィルターを使うのも方法の一つです。これはマイクスタンドに設置するタイプです。
CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / CAR900 リフレクションフィルター
リフレクションフィルターは反響音対策として確実な方法なのでこちらもオススメです。
これは超基礎的な知識ですがボーカルレコーディングの時はスピーカーから流れたオケを聴いて歌うのでのではなく
「MIXの時にプラグインでノイズを除去しよう!」このような考えを最初から持っていてはいけません。
RECの時にはノイズの混入を極力抑えることを意識しましょう。というわけで今日はこの辺で!ではまた
今日はボーカルレコーディングで発生するノイズの種類と原因&対策のいくつかを紹介します。
音割れの原因(クリッピングノイズ)
「レコーディングした音が歪んでしまっている」このような経験をされた方はいませんか?
これはREC時の入力レベルが高すぎて0dbを超えてしまった時に発生します。音割れしてしまった音源はMIX時に修復することは基本的にできません。
そのため、RECの時には必ず0dbを超えない入力レベルの設定でRECしましょう
「プチッ」というノイズの原因(プチノイズ)
いわゆるプチノイズと言われるものです。これはパンチインでRECした際のイベント又はリージョンのつなぎ目で発生します。またMIX時に手コンプをした際にも発生することがあります。特にイベントの切り目が悪いとプチノイズが発生します。そのため手コンプはなるべく無音部分で切り目を入れることをオススメします。
パンチインや手コンプをした際にイベントのつなぎ目でプチノイズが発生する場合は対策としてはつなぎ目でクロスフェードを入れることです。それでもダメな場合は最終手段としてノイズ除去プラグインを使用しましょう。
「サーッ!」というノイズの原因(ホワイトノイズ)
IFにマイクを繋げているだけなのに「サーッ!」というノイズが発生したことはありませんか?これはホワイトノイズと言われるノイズです。歌を録っている時にホワイトノイズが混入すると非常に厄介です。電源の環境によってこのノイズ量がどれくらい混入するのかが決まるので気になるぐらいにノイズが入るのであればパワーディストリビューターをオススメします。
TASCAM ( タスカム ) / AV-P250 パワーディストリビューター
ホワイトノイズはノイズ除去プラグインである程度取り除くことが可能です。
WavesのZ-Noiseではこのようにホワイトノイズを除去できます。しかし同時に音質も劣化してしまうのでRECの段階からホワイトノイズがないことに越したことはありません。
「ボフッ!」というノイズの原因(ポップノイズ)
レコーディングをしている時にブレスがマイクに当たって「ボフッ!」という音が録り音に入ってしまったことはないでしょうか?これはポップノイズというノイズです。REC時にポップガードを使用しているでしょうか?もしポップガードを使用していないのであれば絶対にポップガードを使用しましょう。
CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / PG11
ポップガードを使用しているけどそれでもポップノイズが入ってしまうという場合は鉄製のポップガードをオススメします。
SE ELECTRONICS ( エスイーエレクトロニクス ) / POP SHIELD
鉄製のものは布製と比べて余分な低域を避けてくれるため、音質もクリアになります。
壁からの反響音の原因
コンデンサーマイクを使用してRECしていると壁に声が反響した音が混入したことはありませんか?これもノイズになってしまいます。反響音が入らないようにREC時は吸音する必要があります。
反響音が入らないように吸音する方法は
- 壁に吸音材を貼る
- 壁に服や毛布などの布製のものを壁吊す
- リフレクションフィルターを使用する
吸音材代わりになるものは身近に色々ありますが僕のオススメは毛布やカーテンです。
リフレクションフィルターを使うのも方法の一つです。これはマイクスタンドに設置するタイプです。
CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / CAR900 リフレクションフィルター
リフレクションフィルターは反響音対策として確実な方法なのでこちらもオススメです。
ハウリングの原因
ハウリングはマイクで歌った声がモニタースピーカーから再生され、その音をまたマイクが拾うといった音の入出力のループによって発生します。これは超基礎的な知識ですがボーカルレコーディングの時はスピーカーから流れたオケを聴いて歌うのでのではなく
- RECはスピーカーはミュート、ヘッドホンでオケを聴いて歌う
おわりに
いかがでしたか?REC時に不要なノイズが入ってしまうとせっかくの良い歌声が台無しになってしまいます。「MIXの時にプラグインでノイズを除去しよう!」このような考えを最初から持っていてはいけません。
RECの時にはノイズの混入を極力抑えることを意識しましょう。というわけで今日はこの辺で!ではまた