こんにちわ
今日はバンドサウンドに簡単にエモい演出を加える方法を解説します。アレンジ次第で曲の雰囲気はどれだけでも変わるのでぜひ参考にしてみてください。
今回紹介する方法は特にギター演奏者の方であればすぐに使える方法です。
曲の展開で常に盛り上がっている状態をキープするのも良いですがあえて静かになる展開を加えます。
Bメロで盛り上がり度を一旦落としてから一気にサビで盛り上げるという発想です。ここで言っている静を演出するために一番効果的なのがリズムパターンです。
Aメロよりも音数を減らしたリズムパターンにしてみましょう。極端な例であれば頭にシンバルを一つだけ入れてあとは他の楽器とボーカルが鳴っている状態です。
これにすると静がどういうことなのかイメージがつくかと思います。これでは静かすぎるという場合にここから少しずつキックやスネア、ハイハットを増やしてみてください。このように盛り上がり度の強弱を曲中で付けるように意識してみましょう。
オススメの曲の作り方としては入れたい楽器やフレーズをがっつり入れまくってみてそこからいらないものを後から添削していく方法です。
出発からいきなり目的地を目指すのではなく寄り道して強くなって目的地に到着するようなイメージです。良い作品を作るならば急がば回れといったところでしょうか。
ワンコーラス作ってみて少し時間を置いてから聞いてみて違和感を感じた部分を削っていきます。曲作りにおいて減らす美学といった言葉を僕は何度もスタジオで聞いてきました。
先ほど述べた静と動の話に似ていますがたくさんトラックが重なっているから良いというわけではないのです。
SNSでDAWの画面を動画にして流している人を見たことはありませんか?その動画を見て「あぁ…。僕の曲はトラック数が少ない…。」と感じたことがある人もいるでしょう。
ちなみにトラック数の多い少ないは曲のクオリティにあまり関係ないと僕は考えています。
トラックが例え10トラックぐらいだったとしても良い作品はあります。なので減らす美学を意識して作ってみることをオススメします。
Evanescence - Bring Me To Lifeではヘビーなギターとストリングスが上手く折り重なっています。
ストリングスでなくてもPADでも良いです。なるべくコードトーンがハッキリ聴き取りやすい楽器をオススメします。またテンションだけではなく
どちらかと言うと手数はそんなに多くなく、曲の雰囲気を崩さない程度の動きで十分です。そこでオススメなのがオクターブ奏法です。
↑こちらの曲のイントロからすぐにオクターブ奏法が使用されています。サビでもオクターブ奏法が使用されています。
↑この曲ではサビでオクターブ奏法が使用されています。
ギターの存在感がバシッと出るのでリードギターとして十分なサウンドです。特に日本のギターロックのバンドでは幅広いジャンルで使用されています。
オクターブ奏法は初心者でも比較的すぐに弾ける部類の奏法なのでオススメです。リードギターは高度なテクニックが必要と誤解されている方もいますが決してそんなことはありません。
リードギターはオクターブ奏法とアルペジオだけでも十分ですのでぜひ曲中で使用してみてください。
ちなみにオクターブ奏法はシンコペーションを挟みながら弾くとリズムに捻りが出ますのでオススメです。
同じ主音の長調⇆短調へ転調させます。Cメジャーの場合であればCマイナーへ転調するということです。
↑米津玄師の『Lemon』ではBメジャー(G#マイナー)→A♭メジャーへの転調が使用されています。
同主調転調ではセカンダリードミナントを経由して転調すると自然に転調することができます。
僕はラスサビ前のCメロで同主調転調を使うことがよくあります。
僕はDTMオンラインレッスンをしておりますので興味がある方は もしくは からお気軽にご連絡ください。と言うわけで今日はこの辺で!ではまた
今日はバンドサウンドに簡単にエモい演出を加える方法を解説します。アレンジ次第で曲の雰囲気はどれだけでも変わるのでぜひ参考にしてみてください。
今回紹介する方法は特にギター演奏者の方であればすぐに使える方法です。
1.静と動を使い分ける
曲の展開で常に盛り上がっている状態をキープするのも良いですがあえて静かになる展開を加えます。
- Aメロ(動)⇨Bメロ(動)⇨サビ(動)
- Aメロ(動)⇨Bメロ(静)⇨サビ(動)
Bメロで盛り上がり度を一旦落としてから一気にサビで盛り上げるという発想です。ここで言っている静を演出するために一番効果的なのがリズムパターンです。
Aメロよりも音数を減らしたリズムパターンにしてみましょう。極端な例であれば頭にシンバルを一つだけ入れてあとは他の楽器とボーカルが鳴っている状態です。
これにすると静がどういうことなのかイメージがつくかと思います。これでは静かすぎるという場合にここから少しずつキックやスネア、ハイハットを増やしてみてください。このように盛り上がり度の強弱を曲中で付けるように意識してみましょう。
2.減らす美学
曲を良くするためにたくさんトラックを入れたらかえってごちゃごちゃしてうるさくなってしまったという経験はないでしょうか?もちろん僕もそれを何度も経験してきました。オススメの曲の作り方としては入れたい楽器やフレーズをがっつり入れまくってみてそこからいらないものを後から添削していく方法です。
出発からいきなり目的地を目指すのではなく寄り道して強くなって目的地に到着するようなイメージです。良い作品を作るならば急がば回れといったところでしょうか。
ワンコーラス作ってみて少し時間を置いてから聞いてみて違和感を感じた部分を削っていきます。曲作りにおいて減らす美学といった言葉を僕は何度もスタジオで聞いてきました。
先ほど述べた静と動の話に似ていますがたくさんトラックが重なっているから良いというわけではないのです。
SNSでDAWの画面を動画にして流している人を見たことはありませんか?その動画を見て「あぁ…。僕の曲はトラック数が少ない…。」と感じたことがある人もいるでしょう。
ちなみにトラック数の多い少ないは曲のクオリティにあまり関係ないと僕は考えています。
トラックが例え10トラックぐらいだったとしても良い作品はあります。なので減らす美学を意識して作ってみることをオススメします。
3.ストリングスでテンションコードをさりげなく加える
ギターのブリッジミュートでガンガン刻んでいる展開でストリングスでさりげなくテンションコードを加えてみましょう。動画で説明している進行ではこのようにしています。- Ⅳ⇨Ⅵm(ギターはパワーコード)
- Ⅳ9⇨Ⅵm9(ストリングスでテンション)
Evanescence - Bring Me To Lifeではヘビーなギターとストリングスが上手く折り重なっています。
ストリングスでなくてもPADでも良いです。なるべくコードトーンがハッキリ聴き取りやすい楽器をオススメします。またテンションだけではなく
- sus4、sus2
- dim
- サブドミナントマイナー
- セブンス
4.リードギターのリフはオクターブ奏法でもバッチリ決まる
個人的にモダンなバンドサウンドにおいてリードギターは高度な技術を使用した速弾きのようなリフはさほど必要ではないと感じております。どちらかと言うと手数はそんなに多くなく、曲の雰囲気を崩さない程度の動きで十分です。そこでオススメなのがオクターブ奏法です。
↑こちらの曲のイントロからすぐにオクターブ奏法が使用されています。サビでもオクターブ奏法が使用されています。
↑この曲ではサビでオクターブ奏法が使用されています。
ギターの存在感がバシッと出るのでリードギターとして十分なサウンドです。特に日本のギターロックのバンドでは幅広いジャンルで使用されています。
オクターブ奏法は初心者でも比較的すぐに弾ける部類の奏法なのでオススメです。リードギターは高度なテクニックが必要と誤解されている方もいますが決してそんなことはありません。
リードギターはオクターブ奏法とアルペジオだけでも十分ですのでぜひ曲中で使用してみてください。
ちなみにオクターブ奏法はシンコペーションを挟みながら弾くとリズムに捻りが出ますのでオススメです。
5.同主調転調を使う
これは少し理論的な知識が必要になりますがドラマチックな展開を演出するために同主調転調を使うことがあります。いわゆる曲のマンネリ化を防ぐとともに意外性を出す方法です。同じ主音の長調⇆短調へ転調させます。Cメジャーの場合であればCマイナーへ転調するということです。
↑米津玄師の『Lemon』ではBメジャー(G#マイナー)→A♭メジャーへの転調が使用されています。
同主調転調ではセカンダリードミナントを経由して転調すると自然に転調することができます。
僕はラスサビ前のCメロで同主調転調を使うことがよくあります。
おわりに
いかがでしたか?これらはすぐに試すことができる方法ですので曲作りの参考になると幸いです。特にギターのオクターブ奏法は僕もよく使っています。僕はDTMオンラインレッスンをしておりますので興味がある方は もしくは からお気軽にご連絡ください。と言うわけで今日はこの辺で!ではまた