こんにちわ
今日はCubasのピッチ補正機能として使える使えるVariAudioの使い方をまとめておきます。
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すでに様々なサイトやYoutubeで解説の動画が記事が出ていますが他のサイトにも載っていないような内容にも触れておきます。

基本的な使い方


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1.画面左横のVariAudioを編集のボタンを押すとオーディオが解析されてピッチが表示されます。
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2.セグメントを選択した状態で上下に動かすとピッチが動かせます。
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3.セグメントの前後に存在する四角のボタンではタイミングの開始位置と終了位置を修正可能。
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4.セグメントを選択すると画面左横のピッチをクオンタイズが可能。0%から100%で調整ができます。
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5.セグメントを選択するとピッチの平坦化が可能。100%にすることでケロケロボイスが作れます。
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6.セグメントを選択するとフォルマントの調整が可能。声質が変わります。
ざっとここまでが基本的な使い方です。セグメントはセグメントの下半分にマウスオーバーするとマウスのアイコンがハサミマークに変わり、分割が可能です。細かくピッチを補正したい場合にはセグメントを分割することをオススメします。分割したセグメントはのりで再度結合可能です。
VariAudioでは主に以下の調整を行います。
  • ピッチの補正
  • ピッチのクオンタイズ
  • ピッチの平坦化
  • フォルマントの調整
  • ボリュームの調整
  • 開始位置と終了位置の調整
これらをボーカルのみならずギターやベースなどあらゆるオーディオに調整可能です。

効率的な使い方

Twitterでも触れていますがVariAudioは解析したトラックであれば複数の表示が可能です。複数選択し、立ち上げることでこのように表示されます。
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これは主にリードとハモリの見比べながらエディットする際に非常に役に立ちます。

さらにオーディオワープでも同様に複数の表示が可能です。オーディオワープはピッチの補正ではなくタイミングの補正で使用します。
特にハモリの調整はピッチのみならずタイミングの補正もセットで必要ですのでこのように複数表示で効率的に調整することをオススメします。
複数表示するトラックは色を極端な色に分けておいた方が視認性が良いです。
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さらにこれはオーディオトラックのみではなくMIDIをリファレンスにすることも可能です。
やり方としては画面左横のMIDIリファレンスなし→任意のトラックにすることで先ほどの複数トラックを表示したように見ることが可能。

僕はメロディーラインをVOCALOIDで仮歌にしていた場合にボーカリストから送られてきたデータをこの機能を使ってMIDIと照らし合わせて補正する際に使用しています。
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機能タブでは
  • MIDIデータの抽出(オーディオからMIDIを作成)
  • リアルタイム処理を展開する
  • 各リセット
  • オーディオの再解析
特にMIDIデータから抽出は色々な場面で使用するケースがあると思うので便利な機能です。オーディオからインストゥルメント音源へ差し替えをしたい場合に参考になります。
VariAudioはボーカル特化と思われがちですが様々なオーディオに対応できます。特にギターのピッチやタイミングが微妙にずれていた場合に奥の手として重宝します。僕も過去に何度も助けられてきました。
またVariAudioは他DAWと違ってサードパーティーのプラグインとして使用しているわけではなくCubaseの内蔵機能として使用しているため、シームレスな操作感、手間も少ないのとCPUに最小限の負荷で動作ができるのも嬉しいポイントです。

おわりに


↑YAMAHA公式からもVariAuidoの使い方のチュートリアルが出ています。インストラクターにはfuna先生が解説してくださっています。
いかがでしたか?VariAudioはこのようにピッチやタイミングを補正する際に必要する機能を網羅しているため、非常に効率的な作業ができます。
特にトラックの複数表示やMIDIをリファレンスにして作業ができるのが便利な機能です。基本的な使い方のみされていた方はぜひ効率的な使い方もしてみてください。
僕はDTMオンラインレッスンをしておりますので興味がある方はTwitterのDMもしくはHPからお気軽にご連絡ください。
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と言うわけで今日はこの辺で!ではまた