こんにちわ
DTMの記事をこのブログで500記事以上書いてきましたがその中でもありそうでなかったギターソロの音作りのやり方をこの記事でまとめておこうと思います。
これだけ記事がある中でなぜそれを書いてきていなかったのかと自分でも思います(^^;
まずは空間系の前にEQで音抜けを良くします。今回はCubase付属のStudioEQを使用しています。
それぞれの環境によってEQでブーストするポイントは違うと思いますのであくまでも参考程度でお願いします。
気をつける点としては高帯域はブーストしすぎるとノイズ成分が持ち上がってきたり、いわゆる耳に痛い音(キンキンした音)になってしまうケースがあります。
そのため+6dBぐらいが限度だと思ってください。それでもしっくりこない場合はアンプの音作りから見直しましょう。
ディレイでギターソロに奥行きを付加します。今回はCubase付属のMonoDelayを使用しています。
こうすることで平面的だった音に影が生まれ、奥行きが生まれます。ポイントとしては薄らかけることです。単体で聴いてかかってるのが確認できるぐらいがちょうど良いです。
リバーブで残業と奥行きを付加します。今回はCubase付属のRoomWorksを使用しています。
そもそもリバーブを細かくいじるってコンパクトエフェクターでもそんなにしない気が…(^^;)
僕はパラメーターをいじったとしてもプリディレイとリバーブタイムとMIXぐらいしか触らないですね。
リバーブタイプの部屋の広さはギターソロならばホールとかアリーナがちょうど良いと感じております。
やっぱりギタリストは一度は教会とかアリーナで爆音で弾いてみたいものだと思いますから。それくらいスケールでかめにロマンを持ってDTMをやろうぜᕦ(ò_óˇ)ᕤ
この場合はもちろん1弦、2弦以外の音はそのままブーストさせて音抜けの良い状態をキープさせたいわけですからEQでカットしてしまっては意味がありません。
ということは逆を返せば1弦、2弦を弾いた時にだけで耳障りな高帯域を瞬間的に削れば良いということです。
ここで思いつくものはありますでしょうか?音量に反応して圧縮してくれるのはコンプレッサー、帯域の増減を行うのがEQ、これら二つを組み合わせたものはなんでしょうか?
答えはディエッサーです。もしくはダイナミックEQでも良いでしょう。複数帯域で耳に痛い場合はマルチバンドコンプを使うのも手の一つです。
ディエッサーはボーカルの歯擦音の抑制で使われることが多いですがこの原理を使って1弦、2弦の瞬間的に発生した耳障りな帯域をカットしてしまうということです。
↑こちらの動画でギターにディエッサーを使用することを解説しています。
いかがでしたか?動画でもまとめていますのでこちらもぜひご覧ください。特に大事だと思っているのはギターソロでかける空間系はなるべくクセの無いものです。
これは先ほども述べておりますがギターの音を加工して別のサウンドにすることが目的というよりはあくまでも奥行きを与えることが目的だからです。その上でCubase付属のディレイやリバーブはクセが少なく、扱いやすいためオススメです。
僕はDTMオンラインレッスンをしておりますので興味がある方は もしくはHPからお気軽にご連絡ください。
というわけで今日はこの辺で!ではまた
DTMの記事をこのブログで500記事以上書いてきましたがその中でもありそうでなかったギターソロの音作りのやり方をこの記事でまとめておこうと思います。
これだけ記事がある中でなぜそれを書いてきていなかったのかと自分でも思います(^^;
zunx2(ずんずん)@zunx2_dayo919先日Twitterでもギターソロの音作りに触れましたがまさにこの内容をわかりやすくまとめていきます。ブレイクダウン後にギターソロっていうのも良いと思うんだ…。
2021/06/20 02:36:28
ギターソロにはインサートで空間系(リバーブやらディレイ)を挿すんだけどもなるべくクセのないものの方が心地良くかかることが多いから
Cubase付属の空間系を好んで使ってい… https://t.co/bo24zE7YjI
1.EQで音抜けを良くする
まずは空間系の前にEQで音抜けを良くします。今回はCubase付属のStudioEQを使用しています。
- 1.05kHzを+4.0dB
- 2.46kHzを+1.9dB
- 8.81kHxから+1.6dB
それぞれの環境によってEQでブーストするポイントは違うと思いますのであくまでも参考程度でお願いします。
気をつける点としては高帯域はブーストしすぎるとノイズ成分が持ち上がってきたり、いわゆる耳に痛い音(キンキンした音)になってしまうケースがあります。
そのため+6dBぐらいが限度だと思ってください。それでもしっくりこない場合はアンプの音作りから見直しましょう。
2.ディレイで奥行きを付加
ディレイでギターソロに奥行きを付加します。今回はCubase付属のMonoDelayを使用しています。
- DELAY:1/16
- FEEDBACK:20.0%
- MIX:15.0%
こうすることで平面的だった音に影が生まれ、奥行きが生まれます。ポイントとしては薄らかけることです。単体で聴いてかかってるのが確認できるぐらいがちょうど良いです。
3.リバーブで残響と奥行きを付加
リバーブで残業と奥行きを付加します。今回はCubase付属のRoomWorksを使用しています。
- プリセットのHall Church
- MIX:15%
そもそもリバーブを細かくいじるってコンパクトエフェクターでもそんなにしない気が…(^^;)
僕はパラメーターをいじったとしてもプリディレイとリバーブタイムとMIXぐらいしか触らないですね。
リバーブタイプの部屋の広さはギターソロならばホールとかアリーナがちょうど良いと感じております。
やっぱりギタリストは一度は教会とかアリーナで爆音で弾いてみたいものだと思いますから。それくらいスケールでかめにロマンを持ってDTMをやろうぜᕦ(ò_óˇ)ᕤ
1弦、2弦の音で高帯域が気になった場合の対象法
1.EQで音抜けを良くするでは高帯域をブーストしましたが1弦、2弦の音で耳障りな高帯域が発生するケースがあります。先ほども書きましたがこれがいわゆる耳に痛い音ってやつです。この場合はもちろん1弦、2弦以外の音はそのままブーストさせて音抜けの良い状態をキープさせたいわけですからEQでカットしてしまっては意味がありません。
ということは逆を返せば1弦、2弦を弾いた時にだけで耳障りな高帯域を瞬間的に削れば良いということです。
ここで思いつくものはありますでしょうか?音量に反応して圧縮してくれるのはコンプレッサー、帯域の増減を行うのがEQ、これら二つを組み合わせたものはなんでしょうか?
答えはディエッサーです。もしくはダイナミックEQでも良いでしょう。複数帯域で耳に痛い場合はマルチバンドコンプを使うのも手の一つです。
ディエッサーはボーカルの歯擦音の抑制で使われることが多いですがこの原理を使って1弦、2弦の瞬間的に発生した耳障りな帯域をカットしてしまうということです。
↑こちらの動画でギターにディエッサーを使用することを解説しています。
おわりに
いかがでしたか?動画でもまとめていますのでこちらもぜひご覧ください。特に大事だと思っているのはギターソロでかける空間系はなるべくクセの無いものです。
これは先ほども述べておりますがギターの音を加工して別のサウンドにすることが目的というよりはあくまでも奥行きを与えることが目的だからです。その上でCubase付属のディレイやリバーブはクセが少なく、扱いやすいためオススメです。
僕はDTMオンラインレッスンをしておりますので興味がある方は もしくはHPからお気軽にご連絡ください。
というわけで今日はこの辺で!ではまた