こんにちわ。今日は売れたいアーティストに向けてこんな考え方もあるよという話をしたいと思います。
先日このようなツイートをしました。
緊急事態宣言が出てから様々なサービスが変わってきており、アーティストも変化が必要なんじゃないか?という内容のツイートです。このことについてこの記事で詳しく解説していきます。

コロナで変わったんじゃなくて時代が早まっただけ

susipaku211-app94916_TP_V
まずアーティストがどうのこうのの前に、ここ最近よく耳にする言葉で「コロナで変わってしまった」というものはありません?たしかに私たちの生活はコロナウイルスによる影響で生活のあらゆるものが変わってしまいました。わかりやすいものを上げると
  • リモートワーク
  • オンライン飲み会
これらはかなりの人たちが経験もしくは存在を知ったのではないでしょうか?しかしこれに関しては意外と結構前からあったもので、特にオンライン飲み会なんてものは7年前から僕も経験していました。
スマホが普及する前のガラケー時代からSkypeやYahooメッセンジャーを使用してオンライン飲み会や複数人の交流はされていました。そして「5Gがきたら私たちの生活はさらにIT化が進む」と近年では口酸っぱく言われていましたし、リモートワークが流行るのも予測されていました。
コロナで変わったというよりはコロナがきっかけで来るであろう時代が早くなり、表面化された生活のIT化に大衆がやっと追いついてきたということなのです。

アーティストも変化が必要とされてきた

先ほど述べたことを踏まえた上でアーティストも変化が必要な部分もあるのではないか?と僕は思うのです。僕自身もバンド経験は6年ほどありまして、多い時はライブハウスに週4で通うような時期もありました。だからこそわかるのですが今までは
  1. 練習する
  2. ライブする
  3. 音源を作る
このループが活動のデフォルトだったし、それで良いとも考えられていました。
しかし今後のIT化の流れを予測する限り、もしコロナが収束したとしても完全に元通りというようなことはないだろうし、大衆が生活のIT化に慣れた結果、求められるものも変わるもしくは増えるのではないか?ということです。

アーティストがネットコンテンツを作る必要性

gorimepresetV3_TP_V
生活のIT化が進むほどに人間は収集する情報に対して解像度の高い情報を評価する時代がくるのでは?ということなのです。スマホ一つであらゆる情報をSNSやブログ、Youtubeで収集できる時代になったからこそ発信する側(アーティスト)も今まで以上に大衆の目に触れやすい情報の発信が必要なのだと思うのです。先ほども述べましたが
  • SNS
  • ブログ
  • Youtube
これらを見ることが日常となりました。特にSNSは誰もが無意識的に見るようなものになりました。
その結果、情報過多レベルで人々は情報を浴び続けるわけですがその大量な情報の中でアーティストが頭一つ抜けるためにはいわゆるバズりを毎回やるようなレベルでないとなかなか目に触れることもありません。
「知名度があればSNSのバズりは毎回可能だ!」という声もありそうですが知名度が簡単に上がらないから皆さん苦労しているのです。
毎回バズらせるというのは普遍的なものではないからこそSNSのみならずにブログやYoutubeも組み合わせてコンテンツを形成し、コンテンツ内から拡散させるような仕組みであればまだ可能性はあるんじゃないか?僕はそう考えています。

誰が発表したかが重視される

これは賛否両論ありそうですが現代では作品のクオリティの良さはもちろんのこと誰が発表したかが重視されていると感じています。わかりやすい例ではSNSやYoutubeで瞬く間に有名アーティストになったDJ社長です。
彼の場合はまずは知名度を高めるためにSNSやYoutubeで過激なコンテンツを作り、注目を集め、ある程度多くのリーチを集めてから自分の本来やりたかったアーティスト活動をしたという例です。
このことからわかることは「作品のクオリティはもちろんだけども誰が発表したかを大衆は重視しているのではないか?」ということです。コンテンツで多くの人をかき集め、コンテンツ内から拡散させるわかりやすいロールモデルと感じています。
この動きはアーティストに限った話だけではなく芸人などエンタメに関わる人たちは皆、近い動きをしている傾向があると僕は思います。

コンテンツを作るのは誰でも手軽に始められる


コンテンツを作るのは難しいのでは?と感じられる方もいると思いますが僕は誰でも手軽に始められると思っています。SNS+αから始めればすぐにでも可能です。
今最も始めやすい組み合わせはSNS+Youtubeです。いきなりチャンネル登録者数1万人!!とかは難しいので1週間でチャンネル登録者数10人ずつ増やすことを目標にしてみるのはいかがでしょうか?
僕の場合はSNS+ブログでしたが最近やっとYoutubeで動画を定期的に投稿し始めました。SNS+ブログ+Youtubeが一番理想の形ですがまずは始めやすい組み合わせからコンテンツを作っていくことをオススメします。
僕はなんとかブログはある程度、結果が出てきたので今後はYoutubeも頑張ってみます。

アーティストはどのようなコンテンツを作っていくか

gori0I9A9925_TP_V
ではここでアーティストはどのようなコンテンツを作っていくかオススメを紹介します。すぐにでも始められるものであれば
  • チュートリアル
  • 機材レビュー
  • 雑談
これら3つでコンテンツを作っていくことをオススメします。特にチュートリアルがオススメで世の中にはあなたが持っている技術を「自分もできるようになりたい!」と感じる人はいるはずです。ここでポイントはなるべく大衆向けであること、わかりやすい例を出すとすれば
  • 初心者でもできる作曲のコツ
  • ギターの練習方法
  • 音作りのコツ
  • ボイストレーニング
普段あなたが実践しているものや過去にしていたものを紹介するだけで良いのです。検索数が多いようなキーワードで良質な動画や記事を作ることが大切です。リーチを増やしてコンテンツに人が集まってきてから本来自分がしたい発信をするという流れです。

チームで動いてタスクを分散させる

だからいって「普段の音楽活動もあるのにさらにネットコンテンツを作っていくなんて大変だ!」こんな考えを持つ人もいますよね。もちろんおっしゃられる通り、これらを一人でやろうとすると時間と労力を多く消費してしまいます。なので例えばバンドやユニットなど複数人で活動されている場合はタスクを分散させれば良いのです。
  • ボーカル:発信担当
  • ギター:作曲担当
  • ベース:作詞担当
  • ドラム:コンテンツ担当
もちろん個々に向き不向きがあるのでそれはメンバー間で応相談といったところです。
このようにコンテンツを分散させてしまえば効率良く、ネットコンテンツ時代に対応できるということです。

小まめな発信を継続的に行う

発信体勢が整い、いざ発信を行っていったとして発信を1ヶ月に3回とかそういうレベルでは誰からも注目は得られません。継続的に、できれば週3。ベストは毎日です。
小まめに情報を発信することで一度獲得したリーチを継続にさせつつ、読者から拡散が行われていきます。ブログは特に小まめに更新が必要です。Googleから評価される近道はやはり継続的な発信に尽きるので意識的に発信を心がけてください。

おわりに

いかがでしたか?今回はDTMや音楽的な記事内容というよりは今後のネット社会でアーティストが注目を集めるための僕なりの戦略を紹介しました。今後ネットコンテンツはさらに重視されていくはずなのでぜひ取り入れてみてください。というわけで今日はこの辺で!ではまた