前回に続いて音楽理論についての記事を書いていきます。今回は作曲をする際に必要な知識。キーとメジャースケールについて説明していきます。

キー(Key)と聞くと日本人の私たちからすると一番聴き馴染みがあるのはカラオケでよく耳にしたことはありませんか?「この曲のキーを下げて」と一度は友達から言われたことはないでしょうか?
そのため我々日本人はキーと聞くと「曲全体の音の高さを言っているのかな?」と想像するはずです。
カラオケではキーを変えたらからといって曲そのものが大きく変わるわけではなく、使っている音程が変わりますよね。そのため普段歌えない歌もキーを変えることで歌えるようになります。
キーはどの音を主音として曲を構成していくかを意味するものです。


我々が幼い時、特に小学生の頃では鍵盤を眼の前にしたときに何気なくドレミファソラシドと弾いた経験はありませんか?一番聴き馴染みのあるあの響き、あれが実はキーCなのです。音程の記事ではドは英語ではCと言いました。Cを主音とした心地良い音の響き、CDEFGABCはキーがCなのです。

1オクターブ上には白鍵が7個、黒鍵が5個あります。合わせて12個存在しているわけですが、実際にテキトーでいいので12個使って音を奏でて見てください。
どうでしょうか?これは心地良い音の響きになりましたでしょうか?不快な音、いわゆる音痴な響きに聞こえませんでしたか?そうなのです。テキトーに12個の鍵盤を鳴らすだけでは心地良い響きにはならないです。実は心地良い響きを構成するためにはルールが存在しています。
もう一度CDEFGABCの音の並びに注目してみましょう。

この並びをインターバルで考えた場合、全全半全全全半という並びになっています。まさにこれこそが心地良い響きを構成するためのルールなのです。そしてこの全全半全全全半のルールは別名メジャースケールと名前が付いており、Cを主音としたメジャースケールはつまりキーCのメジャースケールということです。

Cubaseを使ってCメジャースケールを並べてみました。このようにするとさらにわかりやすく全全半全全全半のルールが確認できます。
先ほどメジャースケールは全全半全全全半のルールで構成されていると説明しました。勘の早い方はお気付きかもしれませんね。主音を変えて全全半全全全半と音を並べることでそのキーのメジャースケールを導き出すことが可能です。この記事を見たあなたは12個全てのメジャースケールを導き出すことができるようになったということです。
というわけで今日はこの辺で!ではまた
キーとは

キー(Key)と聞くと日本人の私たちからすると一番聴き馴染みがあるのはカラオケでよく耳にしたことはありませんか?「この曲のキーを下げて」と一度は友達から言われたことはないでしょうか?
そのため我々日本人はキーと聞くと「曲全体の音の高さを言っているのかな?」と想像するはずです。
カラオケではキーを変えたらからといって曲そのものが大きく変わるわけではなく、使っている音程が変わりますよね。そのため普段歌えない歌もキーを変えることで歌えるようになります。
キーはどの音を主音として曲を構成していくかを意味するものです。
ドレミファソラシドはキーがC


我々が幼い時、特に小学生の頃では鍵盤を眼の前にしたときに何気なくドレミファソラシドと弾いた経験はありませんか?一番聴き馴染みのあるあの響き、あれが実はキーCなのです。音程の記事ではドは英語ではCと言いました。Cを主音とした心地良い音の響き、CDEFGABCはキーがCなのです。
メジャースケールは全全半全全全半

1オクターブ上には白鍵が7個、黒鍵が5個あります。合わせて12個存在しているわけですが、実際にテキトーでいいので12個使って音を奏でて見てください。
どうでしょうか?これは心地良い音の響きになりましたでしょうか?不快な音、いわゆる音痴な響きに聞こえませんでしたか?そうなのです。テキトーに12個の鍵盤を鳴らすだけでは心地良い響きにはならないです。実は心地良い響きを構成するためにはルールが存在しています。
もう一度CDEFGABCの音の並びに注目してみましょう。

この並びをインターバルで考えた場合、全全半全全全半という並びになっています。まさにこれこそが心地良い響きを構成するためのルールなのです。そしてこの全全半全全全半のルールは別名メジャースケールと名前が付いており、Cを主音としたメジャースケールはつまりキーCのメジャースケールということです。

Cubaseを使ってCメジャースケールを並べてみました。このようにするとさらにわかりやすく全全半全全全半のルールが確認できます。
全てのキーのメジャースケールの導き出し方
おわりに
いかがでしょうか?なるべく初心者の方にもわかりやすく噛み砕いて説明させていただいたつもりです。何気なく小学校の時に鍵盤ハーモニカなどで弾いていたドレミファソラシドはCメジャースケールだったと考えると偶然にしてはうまくできていると感じさせられます。主音から全全半全全全半のルールを守って音を入れていくとそのキーのメジャースケールが導き出せるというのも面白いですよね。というわけで今日はこの辺で!ではまた