バーチャルセッションやDAWを使ったオンライン楽曲制作が流行ってきています。
僕も実際に4人でデータのやり取りだけで楽曲を作ってみましたが現代のネット環境やオンラインサービスを利用することで十分に楽しめると感じました。
この記事では共作のやり方と便利なオススメのサービスを紹介します。

↑4人のDTMerとデータのやり取りだけで実際に制作した曲です。

楽曲データのやり取り方法

スクリーンショット 2020-05-15 17.38.27
基本的な共作のやり方としては楽曲データのやり取りで行います。共作者とDAWソフトが同じ場合はプロジェクトデータでやり取りをすれば自分が編集した楽曲データをそっくりそのまま相手にも同じ状態で編集してもらうことができます。
共作者とDAWソフトが違う場合はオーディオデータもしくはMIDIデータでデータのやり取りを行います。この場合はBPMや曲のキー、コード進行などを相手に伝えることで快適に作業ができます。
楽曲データはギガファイル便グーグルドライブを使って送受信することをオススメします。

Skypeで音声と画面の共有

skype-app-1-654x343
Skypeを使用することで共作者とDAWの音声と画面を共有しながら一緒に楽曲制作が可能です。PC同士だけではなくスマホやiPadも可能です。また音声通話と画面共有だけでは無くグループチャットやデータの送受信も可能なのでグルームで一つのプロジェクトを動かすときにも重宝するサービスです。ちなみにDAWの音声を相手に飛ばす際にはループバック機能を備えているIFを使用することをオススメします。もちろん無料で利用できるサービスです。

TeamViewerでDAWソフトの遠隔操作

ダウンロード
TeamViewer
を使用することで共作者のDAWソフトを遠隔操作できます。SkypeとTeamViewerを組み合わせて使用すればまさに遠隔DTMです。音声や言葉のやり取りだけでは相手に伝わらない場合は遠隔操作で楽曲データの編集をしてみましょう。こちらも無料で利用できるサービスです。

SYNCROOMでオンラインセッション


リアルタイムで楽器の演奏をしながらセッションをして曲作りをしたい時もあるはずです。その場合はSkypeでは遅延が発生してしまいますのでSYNCROOMを使用しましょう。
2020年6月29日にYAMAHAからリリースされたSYNCROOM遅延を限りなく少ない状態で5人まで楽器演奏のバーチャルセッションが可能です。このサービスを使用することで遠く離れている人と楽器を演奏しながら気軽に曲作りを可能にしてくれます。もちろん無料です。

おわりに

いかがでしょうか?これらのサービスを利用することで快適に遠隔での共作を楽しめるはずです。一人だけで作るのも楽しいですが共作も楽しいものです。他の人の感覚が楽曲に混ざり合うことで勉強になることがたくさんありますので良い刺激になります。ぜひオンラインでの共作を楽しんでいただきたいです。というわけで今日はこの辺で!ではまた