先日職場の先輩にギターのノイズについて相談することがありました。
music_guitar_lespaul
zunx2「クランチの状態でもギターからノイズが発生して困っているのですがギターを見てもらってもいいですか?」
先輩「よかろう。」
music_guitar_syuuri
10分後…。
先輩「ギターに関しては正常だ!ノイズはこれくらいが普通だ。おそらく自室に何らかの要因がある」
その後ノイズに関して色々と教わりました。その中でいくつか紹介したいと思います。

ギターからノイズが発生する要因

ギターからノイズが発生する要因は大きく分けて6つ
  • 歪ませすぎ
  • シールドの劣化
  • ギターorアンプのガリ
  • 弦アース
  • 自宅の電源
  • Wi-Fi、スマホ、ラジオ、テレビなどの電波
僕のギターの場合は症状を見る感じだと歪ませすぎでも、シールドの劣化でもガリでもない
とすると残るは3つ、弦アースか、電波か、自宅の電源
特徴としてはギターに触れた瞬間にノイズが無くなるということだったので
一番有力なのは弦アースが怪しいとのことでした。いわゆるアースが取れていないということ。(これの対処として今までISPのノイズサプレッサーで対策をしていました。)
というわけでレコーディング時に弦アースを取る役立つ方法を教わりました。
関連記事:ギターの原音の劣化を感じさせないノイズサプレッサー:DECIMATOR II

レコーディングで有効な弦アースを取る方法

僕も驚きだったのですが1弦のブリッジ付近で針金を引っ掛けて足首に括り付けるという方法
弦を体に擬似的にでも触れている状態を作ってやることでアースを取るという原始的な方法です。
実際にやってみたのですが僕の環境では効果がありました。
見た目がなんともシュールというか、まるで点滴を打ってる人のような…。
僕の環境としてはヘッドアンプ⇨OX⇨IF⇨スピーカーという順番で接続しています。
そこまで歪ませていないのにも関わらずピーっと!鳴るのですが針金を足首に括り付ける方法で解消できました。
これもしっかりと括り付けてやらないとノイズが発生してしまうのでしっかりと締めてやる必要があります。

今回は家にちょうどはんだがあったのではんだで括り付けてみました。

電波からノイズを拾ってしまう場合

たまーにレコーディング中に韓国かどこかのラジオの電波を拾ってしまうことがあります。
こういった場合は椅子に座った状態で回ってみるなりして、部屋の中で余計な電波を拾わない位置を探してみるのが良いようです。
ちなみに僕は探してみた結果、一番ノイズが乗らない位置はDTMデスクから見て体が横を向いている状態でした。
地下の倉庫や工場、倉庫の場合は厚い壁が使ってあり、電波を遮断するようにできていたりするようですがさすがに宅録ではそのような環境は無理ですね。
あんまりノイズに対して神経質になりすぎるのも良くないのだと思いました。

終わりに

music_shield_cable
豆知識としてギターシールドのシールドはノイズから楽器を守ることから名前の由来がきているようです。
家のそのものの電源とかは考え出すとキリが無さそうです。電柱とか…。
というわけで今日はこの辺で!ではまた