先日My New Gearをいたしましたまたかよ!って声がマジで聞こえてきそうですが最近、ハードウェア類を揃え始めたためにそろそろしっかりとした電源供給が必要だと思い、ついに電源の世界に少しだけ足を突っ込んでみることにしました
個人的には電源の世界はなるべくサッとを身を引きたいと思っています
きっとこのブログを見てくれている人の中にも「電源で音って本当に変わるのかよ?」って思っている人もいるはず
僕もその1人でしたので今回はパワーディストリビューターを導入してみて直感でどう思ったのかを記事にしておきます。

TASCAM ( タスカム ) / AV-P250

TASCAM ( タスカム ) / AV-P250 TASCAM ( タスカム ) / AV-P250
TASCAM ( タスカム ) / AV-P250
こちらを導入してみました。
買った理由としては「レビューがやたら良かったから」本当にこれだけです。
そもそも電源については初めて購入するのでとりあえず使ってみてどう感じるかが先だと思ったからです
とりあえず差込口がいっぱい。その辺の電源タップを2つ使ってやっといっぱいだったのがこれ一つにキレイにまとまりました。フロントパネルのスイッチで電源のON/OFFも一発で完結できます。
で、肝心の音やノイズはどうなのか?を書き綴っていきます。

パワーディストリビューターによる効果

まず一番感じやすい部分としてはノイズです。ノイズに関しては確かに軽減されました。
モニタースピーカーやギターアンプのホワイトノイズや細かなノイズが軽減されています。
2年ほど使ってみた結果、ノイズの軽減による音質の変化をわかりやすく説明するとまるで曇ったレンズをキレイに拭き取ったような感覚に近いです。知り合いのエンジニアの方とも話をした結果、同じ体感で一致しました。
ヘッドアンプやハードウェアのアンプシミュレーターを使ってノイズが気になると言う人は導入してみる価値があると思います。ノイズサプレッサーを使うと大幅に改善されるケースもあります。
関連記事:ギターの原音の劣化を感じさせないノイズサプレッサー:DECIMATOR II
続いて気になるのが音の変化です。これは音が良くなるというよりは本来の力を発揮してくれると言う感覚です。
こちらもわかりやすかったのがギターアンプの出音でした。「パワーディストリビューターを使う前は音痩せしていたのだな…」と感じるくらいに使った後は芯のある音になりました。
モニタースピーカーやヘッドホンアンプも大幅な変化!というよりは音の芯が強くなった感覚です。
しかしこの辺の変化は相当に音の変化を感じれる人がわかる感覚と感じているのでそこまで神経質にならない人は気にならないかもしれません。

電源ケーブルの配線がきれいにまとめられてDTMデスクがスッキリする

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今まで床に置くタイプの電源タップを使用されていた方はラック型のパワーディストリビューターを導入することでDTMデスク周りのケーブルがきれいにまとめられてスッキリします。
フロントパネルのみならずリアパネルを使用して電源供給を行うため、このようにDTMデスクの裏側にうまくケーブルが隠れてくれます。配線の多さに悩まされている方はこれだけでも導入する価値を感じられるはずですよ。DTMデスクにラックを取り付けられるタイプのものだとスタイリッシュに決まります。

宅録DTMerは必須なの?という声に対して

安定化電源って必須なのか?という声があるかと思います。
完全に独断の意見ですと
・電源を使うハードウェアが増えてきたら導入を考えれば良い
・アウトボードよりもプラグインを使うことが多い人は無くても問題はない
・あくまでも趣味でDTMを楽しむ人は無くてもOK
っといった感想です。
ノイズやら音痩せを感じ始める場合は中級者以上だと思いますのでそこまで神経質になっていなければ普通の電源タップでも良いと思います。
逆にどんな人があると良いの?という声に対しては
・レコーディングからMIX、マスタリングでアウトボードを使う機会が多い人
・ギターアンプやベースアンプを使う人
・エフェクターボードを多く使う人
っといった感想です。
ハードウェアを使うことが増えてきた結果、単純に普通の電源タップでは差込口自体が不足しました。
なのでハードウェアが増えてきたら自ずと必要だと感じるのだと思います。

おわりに

電源の世界は考え出すとキリがないと思うのでなるべく身を引いて考えたいです。
電源の工事をして、さらにはMy 電柱をオーダーメイドで買っている人もいるんだとか…
宅録は機材を適度に導入してグレードアップを楽しむのも楽しみの醍醐味だと思うのでくれぐれも使いすぎには気をつけましょう。というわけで今日はこの辺で!ではまた。