先日ギターアンプのEQを上手く使うための説明をする機会がありました
ROLAND ( ローランド ) / JC-120
長年スタジオで定番のROLAND ( ローランド ) / JC-120を使いました
この記事ではEQを上手く使うためのポイントを紹介します
EQや帯域とはなんぞや?という方はこちらをどうぞ⇨EQを使う前に知っておきたい知識:各帯域について
関連記事:【基礎知識】ギターアンプの使い方

音作り開始時はEQをフルテンもしくは7時からスタート

ROLAND ( ローランド ) / JC-120
ROLAND ( ローランド ) / JC-120のEQを12時にしてフラットにした状態
経験上ですがフラットからスタートする場合に初心者の方は音作り沼にハマる可能性が高いと感じています
理由としてははじめのうちは無難な音を求めてフラットを基準に微調整ということしか考えないことが多いからです
アンプやギター、シールドなどの組みわせによってはフラットの状態でもどこかの帯域ががっつり出てしまっていることが多いのです
特にシングルタイプのPUのギターはフラットにした状態でハイ上がりの傾向があったりします
そのためギターとアンプの組み合わせによっては微調整程度ではなく大胆にEQを回してやる必要があります
全てのEQのつまみを7時方向、又はフルテンの状態から
EQの考え方
・7時ならば足りない帯域をEQで加算していく
EQ減算
・フルテンならば出過ぎている帯域をEQで減算させていく

というような考え方でいくと足りない帯域や出過ぎている帯域に対してEQで調整をするという感覚を養うことができます
目をつぶってEQのつまみを回して耳で素直に感じた通りに調整をしていくということも試してみてください

ボリュームの出し過ぎに注意

building_music_bouonshitsu
6畳ほどのスタジオであればボリュームノブは大きくても10時くらいで十分
です
10時くらいでも大きいとくらいですが10時を超えてくるともはや爆音になってきますし
気にならなかった帯域まで余計に気になり出すこともあり得ます
部屋の大きさに見合ったボリュームに設定し、ベースやドラムとのバランスを取ることも音作りをする上で大事なことです
関連記事:初心者バンドにありがちなスタジオでの音作りで改善するべき4パターン

終わりに

ROLAND ( ローランド ) / JC-120
ROLAND ( ローランド ) / JC-120
最初は誰もがギターとアンプの音作り沼にハマることがありますが一旦冷静になって
・部屋に見合った適切なボリューム
・EQを微調整程度ではなく思いっきり耳で感じた通りにグリグリ回してみる

この2つを意識してみるだけでも改善されるものがあると思います
というわけで今日はこの辺で!ではまた
関連記事:2018年版:弾いてみたに最適なアンプシミュレーター4選
関連記事:バンドマンこそマネタイズする方法はある!バンド活動をさらに活発化させるためにオススメのサービスを紹介