僕も普段から愛用しているCubaseがなんと
アップデートによりCubase 9.5が発表となりました
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今年中に僕もアップデートを検討しています

そのアップデートの内容をいくつか紹介します

64ビット (倍精度) 浮動小数点ミキシングエンジン

 
今までは32ビット浮動小数点演算だったものが
今回はその倍の64ビット浮動小数点演算となりました
Cubase内で行う処理の1つ1つの精度が倍に上がるので今までの32ビットに対し音質が向上するということです

ダイレクトオフラインプロセシング

 
今までのCubaseのオフラインでのオーディオ処理よりもさらに直感的に操作できるようになりました
まるでインサートフェクトを使うかのように有効やバイパスをさせることができます
オフライン処理はインサートエフェクトのようにリアルタイムでの処理ではなく
波形ごと一度書き出してしまうので再生時にCPUの負荷がかかりません
細かいオフライン処理がダイレクトオフラインプロセシングで可能となりました
普段からオフラインの処理をよく行なっていた方は作業効率化UPが間違いないですね

インサートエフェクトのスロット数が8⇨16に増加

 
今までのインサートエフェクトのが8個に対して倍の16個になりました
個人的には波形自体をがっつり変えてしまう場合はオフライン処理でやってしまうので頻繁に8個以上にならない気もしますが
より自由度が高まったということですね
それともう一つ、ポストフェーダーの線を任意で変更できるようになりました
今まではプリフェーダーはエフェクト数が6個までだったのでポストフェーダーの線を変えられるということは
プリフェーダーのエフェクト数も増やすことが可能となります
マスタリングの時なんかは便利かもしれませんね

Vintage Compressor / Tube Compressor / Magnetoが一新


GUIと操作性が一新されました。
GUIが良いとそれだけでも使いたくなります
普段から特にMagnetoは良く使うので今回のアップデートでMagnetoのGUIが変わったのは個人的に嬉しいです

HALion Sonic SE 3 feat. FLUX

 
新搭載の FLUX ウェーブテーブルシンセは、魅惑の UI から HALion ならではのゴージャスかつ過激なエレクトロサウンドを生み出します。リード、ベース、パッド、エフェクトなど、70以上の独自波形に基づいた100種類のプリセットは先端のエレクトロミュージックにベストマッチ。これらの波形を使ったオリジナルサウンドの作成も可能です
Cubase標準のソフトシンセはサードパーティー製のものと比べても十分音が良いと感じています。
個人的にはRetrologeがお気に入りです。
さらに今回FLUXが追加となりますのでCubaseのソフトシンセがさらに強化されます

他にもアップデートされた内容がたくさんある

今回は一部を紹介しましたがアップデートされた内容はまだまだあります
Steinberg公式HPより内容を確認できますにで気になる方はぜひ自分の目で確かめてみてください
Steinberg公式Shopよりアップデートのバージョンごとの値段も確認できます
僕の場合はCubase Pro8です
ちなみに7~9のバージョンごとのアップデートの金額は
9⇨9.5にアップデートは¥7560円
8.5⇨9.5にアップデートは¥18,360円
7/7.5/8⇨9.5にアップデートは¥23,760円

です

終わりに

Sound Roster -Cubase Pro 9.5徹底解説 by 大島su-kei, 青木繁男-
↑2018/3/8のアーカイブがこちらです

個人的にはそろそろアップデートする時が来たか!という印象でした
年内中にはアップデートしたいと考えています
特にオフライン処理の操作性が上がったのと32ビット⇨64ビット浮動小数点演算に変更が今回の目玉かなと感じます
というわけで今日はこの辺で!
ではまた