自身の楽曲制作ではBFD3の使用頻度が高いです。かれこれ3年ほど使ってきました。
それくらい今でも気に入っているドラム音源です。
しかし自由度が高く操作性も少々難しいことから最初の頃は使いこなすまでに苦戦しました。その際に私が工夫したことを記事にまとめておきます。何かの参考になれば良いなと思います。
FXPANSION ( エフエックスパンション ) / BFD3
BFD3は大容量のドラム音源で55GBのディスク・スペースから155GB相当のロスレス・サンプルをストリーミングしています。PC本体にライブラリをぶち込むとHDDやSSDの容量をかなり使用します。
メーカーも外付けHDDにライブラリをインストールすることを推奨していますので私はまず外付けHDDにライブラリを移しました。
もっと突き詰めるとBFD3の動作をさらに軽くするということができます。
BFD3マスターセミナー(最後)BFD3は軽くできる
↑詳しくはメディアインテグレーションさんのマスターセミナーの様子を参考にすると良いですよ。
わかりやすく開設されているのでおすすめです。
BFD3で上手く音を作るためにはマイクの音量のバランスが重要です。
特にキックのIN、OUTやスネアはトップやボトムの音量バランスで音色がガラッと変わります。
キックの音色をビーター寄りにするのか、スネアの音色をスナッピーの質感を強調するのかでドラムサウンド全体のまとまりが大きく変わりますので、EQやコンプで処理をする前にまずはマイクの音量バランスでしっかりと音色を作りましょう。
そしてロック系のドラムサウンド特有のスパーン!!という抜けの良い音がなかなか作れず苦戦しました。メタル用プリセットを読み込んでも「ボスッ!」という抜けの悪い音になってしまいました。
そこで試してみたことがスネアを2種類重ねることです。
通常はスネアは1つ置いてある状態ですがスネアをもう一つ読み込ませてLinkからスネアを2つ重ねることができます。
私はトップとボトムで別々のスネアを使いました。これによってまた一味違う音が鳴ります。
ボトム側の音量を上げるとスナッピーの質感が付加され、スネアらしい響きが生まれます。
スネアの音で迷走しそうになったらこれをぜひ試していただきたいです。
↑こちらの動画も参考にしてみてください。
金物単体の音量をフェーダーで下げても音量が変わらないんだが!?
という現象が発生しましたこの場合は右側のAmbient Micsのパラメーターで被り量を調整した方が音量が変わります。
「これは初見にはわからないだろw」という情報だったので私もこれを知った時は驚きでした
アンビエンスマイクだけで8種類あるので要注意です
Dampingを右に回していくと余韻を減らしていけます。スッキリさせたい時にぜひ試してみていただきたい
私はプリセットが正直微妙だと思ったのでそのまま使うということをしませんでした。
基本的にはMIX時は音を調整するといった感覚にしたいのでBFD3内でプリセットに気に入った音がないならば改めて音色を作り直します。
バスドラムはメタル特有のベチベチした音にしたいならば
EQでローとハイを上げてミッドを下げることでベチベチした音に鳴ります。
上記のBFD3内部で音を作るのもありですがこっちの方が気に入った音に辿り着くのは早いです。
BFD3標準ライブラリは私の個人的な印象ですがPOPSとかJAZZ向けだと感じています。
FXPANSION ( エフエックスパンション ) / BFD3/2 Expansion Pack: Oblivion
OBLIVIONというメタル専用の拡張音源を買いましたが
最初からある程度音がメタル用に作ってあるので断然こっちの方が作業が早くなりました。
むしろもっと早くこれを手にしていれば無駄な努力をしなくて済んだといっった感想でした
ドラムの音を作るというプロセスをなるべく早く済ませたいならばオススメします
関連記事:BFD3:破壊力のあるロック系ドラムの音作り
各パーツごとに出力していきますがアンビエンスマイクは私はオーバーヘッドとルームの2つだけ出して残りはまとめておきました。ヽ(TдT)ノ正直8種類もアンビエンスマイクのMIX処理をしてられない笑
MIXした際に使ったプラグインを少しだけ紹介して起きます
Waves V-EQ
Waves CLA-Drums
Waves Maxx Bass
A.O.M Tau Compressor
などのプラグインを使いました
さすがBFD3、大容量というだけあってかプロジェクトデータが重くなってきます
CPUの付加が大きくなってくるとプツプツと音切れが発生することがあります。。
この場合、CubaseであればBFD3をフリーズ機能で一時的に軽くさせることで解消することができます。
これは他のインスゥルメントでも同様なので重たいと感じるものはフリーズをかけてしまいましょう
個人的にはドラム音源で大事なところは
生っぽさも重要なのですが「すぐに使える音」というところも大事だと思っています。
操作面や音の面で癖があるドラム音源ですが1番生っぽさがあって厚みがあるのはBFD3だと感じています。
激しいドラムサウンドを作られる方は拡張音源を買ってしまった方が楽だというのは推しておきます
というわけで今日はこの辺で
ではまたヾ(´ω`=´ω`)ノ
それくらい今でも気に入っているドラム音源です。
しかし自由度が高く操作性も少々難しいことから最初の頃は使いこなすまでに苦戦しました。その際に私が工夫したことを記事にまとめておきます。何かの参考になれば良いなと思います。
FXPANSION ( エフエックスパンション ) / BFD3
目次
外付けHDDにライブラリをインストール
BFD3は大容量のドラム音源で55GBのディスク・スペースから155GB相当のロスレス・サンプルをストリーミングしています。PC本体にライブラリをぶち込むとHDDやSSDの容量をかなり使用します。
メーカーも外付けHDDにライブラリをインストールすることを推奨していますので私はまず外付けHDDにライブラリを移しました。
もっと突き詰めるとBFD3の動作をさらに軽くするということができます。
BFD3マスターセミナー(最後)BFD3は軽くできる
↑詳しくはメディアインテグレーションさんのマスターセミナーの様子を参考にすると良いですよ。
わかりやすく開設されているのでおすすめです。
マイクの音量バランスで音色を作る
BFD3で上手く音を作るためにはマイクの音量のバランスが重要です。
特にキックのIN、OUTやスネアはトップやボトムの音量バランスで音色がガラッと変わります。
キックの音色をビーター寄りにするのか、スネアの音色をスナッピーの質感を強調するのかでドラムサウンド全体のまとまりが大きく変わりますので、EQやコンプで処理をする前にまずはマイクの音量バランスでしっかりと音色を作りましょう。
2種類のスネアをレイヤーさせて音に厚みを出す
どう頑張ってもスネアの音に厚みが出ない!!という状態が発生しました。そしてロック系のドラムサウンド特有のスパーン!!という抜けの良い音がなかなか作れず苦戦しました。メタル用プリセットを読み込んでも「ボスッ!」という抜けの悪い音になってしまいました。
そこで試してみたことがスネアを2種類重ねることです。
通常はスネアは1つ置いてある状態ですがスネアをもう一つ読み込ませてLinkからスネアを2つ重ねることができます。
私はトップとボトムで別々のスネアを使いました。これによってまた一味違う音が鳴ります。
ボトム側の音量を上げるとスナッピーの質感が付加され、スネアらしい響きが生まれます。
スネアの音で迷走しそうになったらこれをぜひ試していただきたいです。
↑こちらの動画も参考にしてみてください。
金物はアンビエンスマイクの被り量で調整する
金物単体の音量をフェーダーで下げても音量が変わらないんだが!?
という現象が発生しましたこの場合は右側のAmbient Micsのパラメーターで被り量を調整した方が音量が変わります。
「これは初見にはわからないだろw」という情報だったので私もこれを知った時は驚きでした
アンビエンスマイクだけで8種類あるので要注意です
音の余韻はDampingで調整する
特にバスドラとタムは余韻が結構鳴りますのでビートを刻んで行く時にもたってきてスッキリしないことがあります。この場合はDampingのパラメーターで調整しました。Dampingを右に回していくと余韻を減らしていけます。スッキリさせたい時にぜひ試してみていただきたい
気に入った音がプリセットにない場合の対象法
BFD3内部のエフェクトで音をある程度作りました。私はプリセットが正直微妙だと思ったのでそのまま使うということをしませんでした。
基本的にはMIX時は音を調整するといった感覚にしたいのでBFD3内でプリセットに気に入った音がないならば改めて音色を作り直します。
バスドラムはメタル特有のベチベチした音にしたいならば
EQでローとハイを上げてミッドを下げることでベチベチした音に鳴ります。
激しいドラムサウンドを作る場合は拡張音源を使用
どれだけ頑張っても好みの音にならないという場合は拡張音源を買うのが無難でした。上記のBFD3内部で音を作るのもありですがこっちの方が気に入った音に辿り着くのは早いです。
BFD3標準ライブラリは私の個人的な印象ですがPOPSとかJAZZ向けだと感じています。
FXPANSION ( エフエックスパンション ) / BFD3/2 Expansion Pack: Oblivion
OBLIVIONというメタル専用の拡張音源を買いましたが
最初からある程度音がメタル用に作ってあるので断然こっちの方が作業が早くなりました。
むしろもっと早くこれを手にしていれば無駄な努力をしなくて済んだといっった感想でした
ドラムの音を作るというプロセスをなるべく早く済ませたいならばオススメします
関連記事:BFD3:破壊力のあるロック系ドラムの音作り
DAWにパラ出ししてさらに調整する
ある程度作った音にさらにDAW側にパラで出力してさらに追い込んでいきます。各パーツごとに出力していきますがアンビエンスマイクは私はオーバーヘッドとルームの2つだけ出して残りはまとめておきました。
MIXした際に使ったプラグインを少しだけ紹介して起きます
Waves V-EQ
Waves CLA-Drums
Waves Maxx Bass
A.O.M Tau Compressor
などのプラグインを使いました
プロジェクトが重くなってきたらフリーズ機能を使う
さすがBFD3、大容量というだけあってかプロジェクトデータが重くなってきます
CPUの付加が大きくなってくるとプツプツと音切れが発生することがあります。。
この場合、CubaseであればBFD3をフリーズ機能で一時的に軽くさせることで解消することができます。
これは他のインスゥルメントでも同様なので重たいと感じるものはフリーズをかけてしまいましょう
おわりに
BFD3はクリエイター目線でいうと「そのまま即効使える音」ではないと感じています。個人的にはドラム音源で大事なところは
生っぽさも重要なのですが「すぐに使える音」というところも大事だと思っています。
操作面や音の面で癖があるドラム音源ですが1番生っぽさがあって厚みがあるのはBFD3だと感じています。
激しいドラムサウンドを作られる方は拡張音源を買ってしまった方が楽だというのは推しておきます
というわけで今日はこの辺で
ではまたヾ(´ω`=´ω`)ノ