お疲れ様です。
マスタリングとかでよく耳に迫力や広がりを出すためには
MS処理をしましょうっていうのがよくありますが
そもそもMSってなんなんだよっていうところを説明します
正直なところ僕もだいぶ突っ込んだところまではエンジニアでも無いのでわからないところもあります
恐縮ですがわかる範囲内でいきます
※ガンダムで出てくるモビルスーツではありません
2mixでだいぶ手応えきたわ!
あとはどう頑張ってもLR処理だけでは出せない広がりを出したいという場合にMS処理を考えるといった感じです
むしろ2mixで広がりが無い場合はMS処理でなんとかしようと考えるのでは無く各楽器のパンニングから考え直す必要があると私は考えます
基本的には低域から高域にかけてV字になるように音を配置していくイメージになります
音の特性として低域になればなるほど指向性を失っていく
人間の耳は低域に対して方向を感じにくいという傾向があります
その逆の高域は指向性が強くなるので左右にPANを振ることで広がりや空間を作ることができると言われています
実際にギターは
リードギター、バッキングギターをLRで全開に振ったり
ドラムのキックやベースは低域なので真ん中に配置する
ボーカルは低域とは言い難いが単純に真ん中にいないと聞きにくいので真ん中に配置する
MS方式はLR信号から「Mid(L+R)」と「Side(L-R、L+Rの逆相)に分離させます
何のことなのかさっぱりですが
音を真ん中(Mid)と横(Side)で考えるということです
Midになる部分は主に中央に定位する楽器やボーカルになります
(バスドラ、スネア、ベース、ボーカル等)
Sideはその周囲の音といった考え方になります
(ギター、ストリングス、キーボード、ドラムの金物、タム、リバーブ音等)
なのでLR方式とはまた違った音像のコントロールができるわけです
MIDの部分が埋まっていてもSide成分が空いていたりするので
Sideをうまく上げることができれば広がりが出るので音圧も上がります
ですが「よっしゃ!広がり出るわ!Sideの音上げまくったろ!」
ってやると
2mixでせっかくいい感じにバランスが取れていたものが
そのバランス感を失ってしまうことも有り得ます
また音が不自然になり位相が狂ってしまったりという現象も起きます
音圧は上げれば確かに音量感は出ますが全体的にのっぺりしてきますのでそのバランスの取り方が難しいです
なので単純にSideの音量を上げればいいというわけではないのです
正直MS処理ほど何が正解なのかわからない沼にハマりやすいものだと思っています
私も実際に未だにうまくできないことがあります
まずは2mixでうまいこと奥域や広がりを作ることを大事に考えています
というわけでMS処理でした
マスタリングとかでよく耳に迫力や広がりを出すためには
MS処理をしましょうっていうのがよくありますが
そもそもMSってなんなんだよっていうところを説明します
正直なところ僕もだいぶ突っ込んだところまではエンジニアでも無いのでわからないところもあります
恐縮ですがわかる範囲内でいきます
※ガンダムで出てくるモビルスーツではありません
2mixで広がりのあるステレオ空間を作る前提
これは前提の話になってきます。2mixでだいぶ手応えきたわ!
あとはどう頑張ってもLR処理だけでは出せない広がりを出したいという場合にMS処理を考えるといった感じです
むしろ2mixで広がりが無い場合はMS処理でなんとかしようと考えるのでは無く各楽器のパンニングから考え直す必要があると私は考えます
基本的には低域から高域にかけてV字になるように音を配置していくイメージになります
音の特性として低域になればなるほど指向性を失っていく
人間の耳は低域に対して方向を感じにくいという傾向があります
その逆の高域は指向性が強くなるので左右にPANを振ることで広がりや空間を作ることができると言われています
実際にギターは
リードギター、バッキングギターをLRで全開に振ったり
ドラムのキックやベースは低域なので真ん中に配置する
ボーカルは低域とは言い難いが単純に真ん中にいないと聞きにくいので真ん中に配置する
LR方式とMS方式
基本は2mix、マスタリングはLR方式で行いますMS方式はLR信号から「Mid(L+R)」と「Side(L-R、L+Rの逆相)に分離させます
何のことなのかさっぱりですが
音を真ん中(Mid)と横(Side)で考えるということです
Midになる部分は主に中央に定位する楽器やボーカルになります
(バスドラ、スネア、ベース、ボーカル等)
Sideはその周囲の音といった考え方になります
(ギター、ストリングス、キーボード、ドラムの金物、タム、リバーブ音等)
なのでLR方式とはまた違った音像のコントロールができるわけです
MIDの部分が埋まっていてもSide成分が空いていたりするので
Sideをうまく上げることができれば広がりが出るので音圧も上がります
単純にSide成分を上げて広がりを出せばそれで良いというわけでもない
Sideの音を上げると広がりが出ますですが「よっしゃ!広がり出るわ!Sideの音上げまくったろ!」
ってやると
2mixでせっかくいい感じにバランスが取れていたものが
そのバランス感を失ってしまうことも有り得ます
また音が不自然になり位相が狂ってしまったりという現象も起きます
音圧は上げれば確かに音量感は出ますが全体的にのっぺりしてきますのでそのバランスの取り方が難しいです
なので単純にSideの音量を上げればいいというわけではないのです
終わりに
MS処理はかなり細かい部分の調整なので細かい部分に気づくことができるヘッドホンがあった方が良いです正直MS処理ほど何が正解なのかわからない沼にハマりやすいものだと思っています
私も実際に未だにうまくできないことがあります
まずは2mixでうまいこと奥域や広がりを作ることを大事に考えています
というわけでMS処理でした