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2025年01月

こんにちは。

今回は音楽の話ではなくてマネタイズについての記事になります。

とは言っても完全に音楽と関係がないか?っていうとそういうわけでもないのでぜひ目を通していただきたいです。

きっと役に立つ内容にしたいと考えています。

私は普段、DTM講師とは別にもう一つの仕事としてキッチンカーの経営をしております。

4年目になりますがその上で学んだことが色々ありますが今回は原価率の計算式を紹介します。

アーティスが物販やフードを販売する上で必ずこの考え方が必要になりますのでぜひ参考にしていただきたいです。
物販やフード販売で基本となる原価率の計算式と売価設定

モノを売って利益を生み出す仕組み

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まずモノを売って利益を生み出すことについてお話しします。

すごくシンプルな話で当たり前のことなのですが
  • 利益を生み出す=お金がプラスになる
これは誰でもわかると思います。

ではモノを売って利益を生み出すためには何が必要か?を考えてみましょう
  • 仕入れ→販売→利益
の流れが必要ということになります。

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つまりはモノを売るためにはゼロから生まれるわけではなくて必ず仕入れが発生するということです。

これらをさらに言い方を変えると
  • 仕入れ→原価
  • 販売→売上
  • 利益→粗利
という言葉になります。この3つの言葉は必ずモノを売るときに必要な言葉になります。

ちなみに粗利の計算式
  • 売上-原価=粗利
になります。粗利が導き出せないと何のために販売をしているのかわからくなってしまいますからね。

FLRコストと原価率のセオリー

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ではここまでモノを売って利益を生み出すとは何なのかを述べてきましたが

じゃあ利益が少しでも出ていれば「売価は極力安くしたほうが良いのか?売れやすいんでないか?」と考える人もいるでしょう。

答えとしては売価の設定は原価率から考える方が良いです。

要は売価をテキトーにするのは良くないよってことです。

じゃあなんで売価がテキトーではいけないか?というのを説明しますが

モノを売るときには必ずコストが発生します。

ではコストは具体的に何かを並べてみます。
  • 仕入れ
  • 人件費
  • 場所代
主にこの3つになります。この3つのコストをFLRコストと言います。

そしてFLRコストの比率適正値は
  • 仕入れ→20~40%
  • 人件費→20~36%
  • 場所代→10%
と言われています。

人件費を削るために一番簡単な方法はワンオペで回すことになりますがやってみるとわかりますがまぁきついです…。

つまりはモノを売るためには必ずコストが発生するのだからそのコストが売価よりも上回ってしまう場合にはマイナスになってしまい、粗利が発生しないということになります。

そしてコストは
  • 物販の場合は不良在庫
  • フードの場合はフードロス
というものがあり、原価率は20~40%にしていても適正な数量の販売ではなく、売れ残ってしまった場合には最終的にマイナスになることがあります。

そのために不良在庫やロスを考慮した上で粗利を考えるとなるべく原価は低めの方が利益を確保しやすくなるといことになります。

だから売価の設定はテキトーにしてはいけないということです。

原価率の計算式

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ではこれまであれやこれやと述べてきましたが肝心な原価率の計算式を説明します。

原価率の計算式は
  • 原価率(%)=(原価 ÷ 売上高) × 100
になります。
仮にTシャツを900円の原価と、売価を3000円に設定した場合は
  • 30%(原価率)=900円(原価)÷3000円(売価)×100
ということになります。

この原価率の計算式を基に売価の設定をしなければ在庫のコストやロスによるコストによって粗利が発生しない可能性が出てきてしまいます。

そのため売価設定時には必ず原価率を導き出しましょう。

ちなみにバンドの物販で原価率が良いものは
  • Tシャツ
  • チェキ
  • 音源のDL販売
です。

ちなみにCDとパーカーは原価率が全然良くありません。

僕の場合はぶっちゃけCDはもう作りたくなくて基本サブスクで配信するのみでいきたいくらいです。

特に自分の場合は音源制作費は全て自主制作なのでコストが発生していないのとCDを買う人が今の世の中的にめちゃくちゃ減っています。

もはやCDは音楽を聴くための手段ではなくてグッズという認識なのが世の中の流れなのだと思います。

だからバンドで収益を上げて利益を出すためには現代はTシャツとチェキを中心に売って音源は自主制作っていう方法が時代にはあっているのかなと考えています。

人によってはいくら音楽は趣味といえどもマイナスが大きすぎる趣味っていうのは歳を食うに連れて続けにくくなると思いますからね。

おわりに

ざっとこんな感じになります。

正直キッチンカーをやるまで僕もFLRコストとか原価率の適正値とか計算式とか全然知りませんでした。

それぐらい音楽を頑張っていてもなかなかビジネス的な視点っていうのはもてなかったりするんですよね。

今なら思いますが音楽が趣味だろうが人様にライブを見せてお金をもらったり、音源を売ったりするんだったらちゃんとビジネス的な視点っていうのは必要なのだと思います。

特にバンドなんてバンドメンバーも巻き込んでるわけだからちゃんとプラス収支が出せるように考える必要はあると思うのです。

少なくともテキトーな売価設定は絶対に良くない

というわけで今日はこの辺で!ではまた。

こんにちは。2025年初の執筆をしようと思います。

今回は歌ってみたのMIXについてになります。

歌い手さんやMIX師が求めるサクッと歌ってみたのMIXをやる方法を解説します。

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ちなみに今回説明する方法はボタン一つで完了するような内容ではありません。

サクッと歌ってみたのMIXをするために事前に知っておいてほしいこと

今回説明するMIXのやり方を説明する前にいくつか事前に知っておいてほしいことがあります。
  • DAWの基礎的な操作
  • MIXの基礎的な知識
  • 歌ってみたのMIXで悩む必要はないってこと
特に第一に歌ってみたのMIXで悩むことは馬鹿馬鹿しいってこと

MIXで悩みそうになったら
  • RECからやり直す
  • 送られてきたボーカル音源の質が悪いなら断る、もしくは録り直しを要求する
この2つが頭にあるだけでも悩む要因が減ります。

逆に「下手なボーカルの俺の方が味があって良いんだ!」という場合はその考えを尊重してMIXすることも悩むことが減ると考えます。

つまりは悩むことを減らすために臨機応変に対応することが必要ということです。

人間は潜在意識として娯楽や暇な時間に悩みたいという欲があります。

そうではなくて歌ってみたのMIXになるべく時間をかけたくないという人に向けて今回の記事を書いているのでMIXで悩みたいという欲があるのであれば今回の記事はあなたに向いていません。

↑MIX沼になりやすい人の特徴5選を動画にしております。

「それでもMIXで悩みたい!」っていう方はブラウザバックでお願いします。

悩むのと考えるのは別だからです…。

次にMIXの基礎的な知識についてですが

MIXの一連の流れは記事にしておりますのでこちらも参考にしてみてください

  • オケとボーカルのバランスの取り方
  • 手コンプのやり方
  • リバーブについて

↑オケとボーカルのバランスについて

↑手コンプについて

↑リバーブについて

これら3つも動画で解説しておりますのでぜひ目を通しておいてください。

簡単にサクッと歌ってみたのMIXをするために必要な考え方

その上でサクッと歌ってみたのMIXができる方法を説明しますが3つだけ意識として頭の中に置いてほしい考えがあります。
  • MIXで悩みたがるな
  • MIXよりもRECにこだわれ
  • 完璧よりも完成を目的にする
この3つの考えがなければサクッとMIXするどころか一生質にこだわり続けようするからです。

あなたが普段食べるハンバーガーのイメージはマクドナルドの一つ200円のハンバーガーですか?

それとも一つ1500円以上するチェーン店ではないハンバーガーですか?

大体の人がイメージするのはマクドナルドだと思います。

他人は完璧は求めていてなくて大体がイメージやそれなりにいま、すぐに消費できるのモノだったりします。

これらのことを述べても「悩みたい!」「完璧が良い!」という方はブラウザバックでお願いします。

完璧を求めるならば1曲5万円以上するようなスタジオでプロのエンジニアにRECしてもらってMIXもしてもらいましょう。

簡単にサクッと歌ってみたのMIXをする方法

長らくお待たせしました。

色々とここまで事前知識や考え方を述べてきましたが必要なことだと考えています。
  1. ボーカル、ハモリを各トラックごとにBusトラックでまとめておく
  2. オケとボーカルのバランスを取る
  3. 手コンプをする
  4. Wavs/CLA Vocalsをインサートする
  5. ディエッサーをインサートする
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ほんとこれだけの5つの手順になります。なぜならサクッとMIXをするためが目的だからです。

ちなみに最近だとUAD-2/Vocal Suite TopLineもすごく良質です。



正直これだけでも一般人が聴いても十分だと感じてもらえるクオリティになります。

ぶっちゃけ細かい部分の気になるところなんてのは自分しか気づかないものです。

じゃあ「ピッチ補正は?タイミング補正は?」という声も聞こえてきそうですが

その声も踏まえてもう一つ最後に大事なことを述べますと
  • MIXよりもRECにこだわる
ということです。

特に宅録でMIXがうまくいかないと悩んでいる人ほどRECだったり、音質の部分がうまくいってないことがほとんどです。

ピッチ補正とタイミング補正

ここまで踏まえた上でピッチ補正とタイミング補正について説明します。

何度もここまで述べていますがMIXで悩みたくないならばRECや送られてくるデータにこだわれといっております。これを前提としてします。

ピッチ補正のコツとしては
  • メロディのMIDIと照らし合わせながら補正
  • ピッチ補正したとしても半音程度
  • しゃくりやビブラートは歌い方を尊重した上で微調整
これら3つを意識するだけで十分です。

それ以上のテクニックを必要とするぐらいならばRECし直す方が早いです。

タイミング補正ですが個人的にはピッチ補正よりもタイミング補正の方が露骨に補正の効果が高いと感じています。

大体の人はピッチ補正に重きを置いてタイミング補正を疎かにしていることが多いです。

なのでMIXでイマイチうまくいかないという人ほど一度タイミング補正にも目を向けて良いと思います。

まとめ

いかがでしたか?ここまでのことをまとめると

とにかくMIXで悩むくらいならRECにこだわれと言っても過言ではないです。

サクッとやる方法も動画で解説している通りすごく簡単なものになります。

ぶっちゃけ手の込んだことはほとんどしてないです。

特に大事な工程はボーカルとオケのバランスと手コンプだと考えています。

この二つさえちゃんとできればあとは何とでもなると思います。

というわけで今日はこの辺で!ではまた!

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