こんにちは
久しぶりにブログを更新します。

最近になってシルクスクリーンでオリジナルTシャツを作り始めました。

バンドの物販でオリジナルTシャツを作りたいと考える人もいるでしょう。
F1zTuthaAAM5xSN
今回はオリジナルTシャツの作り方を紹介します。

シルクスクリーンとは


わかりやすく例えるならば

版画のようなものです。

シルクを使ってTシャツにプリントしたい部分のみをくり抜いて穴が開いた部分に水性インクを落とす。
原理としてはこのようなものになります。
デザインも自由なのでマジックペンで書いたイラストをシルクスクリーンでプリントすることもできます。

必要なもの

  • シルク
  • フレーム
  • ブラシ
  • 露光機
  • 原稿
  • スキージ
主にこれらがあるとスクリーンプリントができます。
露光機は自作することも可能のようですが僕はTシャツくんミドルを買いました。

Tシャツくんミドルの場合はセットしてワンボタンでスクリーンにイラストを露光できるので簡単です。
Tシャツくんキットではこれら全てがセットになっていますので最初はキットを買うのが無難だと思います。
買った初日から簡単にオリジナルTシャツを作ることができました。

Tシャツくんを使ったシルクスクリーンのやり方


  1. 原稿作り
  2. スクリーン張り
  3. 露光
  4. ブラッシング
  5. プリント
  6. 版の掃除
Tシャツくんを使った場合のシルクスクリーンのやり方です。

原稿は基本白黒で作ります。

油性ペンで原稿にそのまま手書きで書く人もいるようですが僕はデザインソフトを使って白黒でデザインして、プリンターで印刷しています。
印刷はコンビニでもできるのでプリンターがない人はコンビニ印刷で良いです。

スクリーン張りはフレームにスクリーンを貼る作業です。

スクリーンはTシャツくんのスクリーンを使用しました。
フレームのネジを外してスクリーンに原稿を貼り付けてフレームに締め付けるだけです。

露光は露光機にスクリーンをセットして原稿をスクリーンに露光する作業です。

Tシャツくんの場合は露光機にスクリーンをセットしてボタンを押すのみです。
作業時間はたったの1分ほどで終わります。

ブラッシングは露光したスクリーンをブラシで擦る作業です。

水をつけたブラシで表裏を擦ります。そうすると露光された部分のスクリーンが透明になります。
透明になった部分のみインクが落ちるということです。

プリントは水性インクをたっぷりとフレーム上部にのせてスキージでTシャツに刷ります。

この時になるべくたっぷりとインクを使ってください。
余ってもインクを容器に戻せますので躊躇なくたっぷりとインクを使いましょう。
少ないとプリントに色むらが出たりします。

うまくいくとこのように綺麗にプリントできます。
最初は黒Tシャツに白インクでプリントしてみることをオススメします。

版の掃除は水をつけたブラシで洗います。

Tシャツを乾かすよりも先に版の掃除をしましょう。
作業が遅れるとインクが目詰まりしてしまう可能性があるのでなるべく早めに掃除してください。

DIYで露光機とフレームを作れる


露光機とフレームはどうやらDIYで作れるようです。
NPS Crewさんが6000円でオリジナルTシャツを作っている様子を動画にしてくれています。

必要なものとしては
  • 木材
  • L型金具
  • タッカー
  • ダンボール
  • ブラックライト
ブラックライト以外はホームセンターで手に入ると思います。

シルクスクリーンでオリジナルTシャツを作った場合の原価

シルクスクリーンでオリジナルTシャツを作った場合の原価は
  • 無地のTシャツ(700円~1000円)
  • インク(1000円~1300円)※1枚辺りは100円~200円程度で刷れました

スクリーンは一度露光してしまえば何枚でも制作が可能なので主にこの二つがあればオリジナルTシャツを作れます。※スクリーン代は別途必要

1枚辺りの原価としてはざっくりと1000円程度で作れます。

物販の基本は原価3割で売価を決めるので1枚3000円程度で販売するとちょうど良いです。

業者に頼んだ場合は小ロットの場合は原価がもっと発生しますのでシルクスクリーンで自作した方が原価は大幅に抑えられますのでオススメです。

おわりに

バンドの物販としてオリジナルTシャツは絶対に用意しておいた方が良いと僕は考えています。

なぜならば衣類は生活する上で消費するものであり、絶対に必要なものだからです。

個人事業を3年してきて感じていることの一つに人間は消耗品に対してお金を積極的に使います。

音楽は人間にとって生活に絶対に必要か?と問われるとそんなことはありません。

大半の人間は音楽をあくまでも生活を彩るサブカルチャーとして扱っているからです。
なので物販にTシャツを置くことをオススメ
します。

というわけで今日はこの辺で!ではまた