zunx2の暇つぶしDTMブログVer

DTMで人生を変えた男の機材レビュー!制作のノウハウをお届け!

管理人のDTMユニット:YOSAGYO 1st EP『ZERO』4/24リリース
赤 冒険者 ハイキング 旅行雑誌 (1)

MIXの依頼やレッスンに関してはTwitterのDMへお願いします!

2023年01月

これまで歌ってみたのMIXについていくつかの記事を書いてきました。
そこで改めて歌ってみたのMIXのワークフローをまとめておこうと思います。
どのようにしてMIXが行われていくのかを初心者の方にわかりやすくまとめられれば良いかなと思います。
DTMのコピー
この記事ではあくまでもMIXの流れを解説するものになるので細かい内容は専門的な記事や動画を記事中に引用しておりますので目を通してください。

1.カラオケとボーカルの音量調整


何もMIXがされていない状態はオケが声よりも大きい状態がほとんどです。
スクリーンショット 2022-04-22 0.47.54
この状態は単純に歌が聴こえにくいです。なのでオケと声の音量バランスを最適なものにします。
音量のバランスは声がオケよりも大きい状態にしましょう

↑詳しくはこちらの記事でも解説しておりますのでぜひ目を通してください。

2.手コンプでダイナミクスを調整


歌声の音量には小さい部分もあれば大きい部分もあります。

それをダイナミクスと言いますがダイナミクスを調整することで聴きやすい歌声になります。

ダイナミクスの調整にはコンプレッサーを使いますがその前に手コンプといった方法で事前にダイナミクスを調整します。

大きい部分と小さい部分でオーディオデータを一度切って分離させます。そして小さい部分を持ち上げてやります。

こうすることで自然なダイナミクスの調整が可能になります。ぜひ試してみてください。

↑詳しくはこちらの記事でも解説しておりますのでぜひ目を通してください。

3.コンプレッサーでダイナミクスを調整


僕がボーカルに使うコンプレッサーの目的はコンプレッサー一発だけでダイナミクスを埋めるというよりも

手コンプ、ボリュームオートメーションでダイナミクスを整えてから仕上げとしてコンプレッサーでダイナミクスを平すイメージで使っています。

要はコンプレッサーをボーカルに使う前に下準備として手コンプ、ボリュームオートメーションを使ってからコンプレッサーを使用します。
これらをまとめると
  1. 下準備として手コンプ、ボリュームオートメーションでダイナミクスを整える
  2. 仕上げとしてコンプレッサーでダイナミクスを平すイメージで使う
このようなイメージでコンプレッサーを使います。

コンプレッサーは使い方を間違えると音質が劣化するだけのエフェクトになってしまいますので注意しましょう。

↑詳しくはこちらの記事でも解説しておりますのでぜひ目を通してください。

4.EQで音質の調整



EQを使って余計な帯域を削ってボーカルがオケに対して聴きやすい状態にします。
  • 僕は基本削る使い方でEQを使います
  1. Qを狭めて極端にブーストした状態でEQを動かすことで明らかにうるさくなった帯域を削る方法
  2. 波形が大きい部分に注目してうるさい帯域を削る方法
  3. ダイナミックEQを使ってより正確に不要な帯域と音量に注目して削る
主にこの3つの方法で使用しています。
たまに高帯域をフィルターでハイカットする場合もありますがこれはいきなり初心者の方がやるものではないので気をつけてください。
そして基本僕はローカットはしません。

↑詳しくはこちらの記事でも解説しておりますのでぜひ目を通してください。

5.ディエッサーで歯擦音を抑制


ディエッサーで不要な歯擦音を削ります。ディエッサーとは
  • 歯擦音がうるさく感じられた時にだけ歯擦音の音量を下げることが可能なエフェクト
だと考えてください。
  • 人間は発音するときに日本語の場合主にさ行が歯擦音に辺ります。
なのでディエッサーを使用する際にはさ行が多い部分をループ再生しながら歯擦音の抑制をしていきます。
歯擦音が大きい場合は全体で聴いたときに耳障りな音になってしまうことがあるのでその現象を防ぐためにディエッサーを使用しましょう。

上手に使うコツは
  • ディエッサーが歯擦音に対して薄っすらかかるぐらいを意識すること
これを意識して使ってみてください。

↑詳しくはこちらの記事でも解説しておりますのでぜひ目を通してください。

6.リバーブで空間を演出する


カラオケで言われているエコーはDTMの場合はリバーブと言います。

残響や部屋鳴りをボーカルに加える場合にMIXで使用されます。

リバーブをMIXでボーカルに使うことで得られる効果は以下になります。
  • 立体感
  • 奥行き
  • 臨場感
これらをボーカルに与えることができます。

このようにリバーブで空間を演出することでボーカルがよりリアルさや臨場感のある歌ってみたになるので必ずリバーブを使用しましょう。

リバーブにはプリセットで様々な種類がありますが主にルーム系とホール系の二つを私は使います。
  • ルーム系は部屋全体が狭いので浮遊感弱めのリバーブ
  • ホール系は部屋全体が広いので浮遊感強めのリバーブ
このようにして使い分けていますので参考になると嬉しいです。


↑詳しくはこちらの記事でも解説しておりますのでぜひ目を通してください。

7.ピッチ補正


ピッチ補正でズレてしまったピッチを補正します。

ここで大事なのがあくまでもピッチを補正する用途ですので
あまりにもピッチが外れている箇所が多いボーカルデータはピッチ補正に頼るよりも録り直した方が賢明な判断になります。

CubaseのVariAudioを使ったピッチ補正の方法になりますが主にこれらを意識します。
  1. ガイドメロディーのMIDIを用意する
  2. 主旋律に対してガイドメロディーをMIDIリファレンスとして使用する⇦正解のピッチを表示しながらピッチ補正をすることで作業効率が上がるため
  3. 外れているピッチを正確なピッチへ補正⇦外れても半音まで補正で綺麗に治る
  4. 揺れているピッチを平坦化して整える
  5. セグメントを分割して細かく平坦化や補正を加える
  6. しゃくりに対してはあくまでもボーカルの歌い方や良さを尊重した上で慎重に行う
これを意識しながら私はピッチ補正をしております。


↑詳しくはこちらの記事でも解説しておりますのでぜひ目を通してください。

8.タイミング補正


タイミング補正で主旋律の走りやモタりを補正します。
  1. 主旋律のタイミングを補正
  2. ハモリのタイミングを主旋律に調整
この順番でタイミング補正を行っています。
スクリーンショット 2022-09-26 11.56.25
スクリーンショット 2022-09-26 11.24.46
どちらも大事な工程なので手を抜くことはできませんが特にハモリのタイミング補正はやらなかった場合とやった場合ではクオリティに大きな差が生まれます。

そのため根気強くやる作業になります。

↑詳しくはこちらの記事でも解説しておりますのでぜひ目を通してください。

ノイズ除去について

ノイズ除去についても触れておきます。歌ってみたで発生するあるあるなノイズはこれらです。
  • ホワイトノイズ
  • ポップノイズ
  • クリッピングノイズ
主にこの3つです。
歌ってみた初心者の人から送られてくるオーディオデータは大体これら3つのノイズが入っているものだと考えておくと気持ちの整理がつきます。

より細かく言えば他にもこのようなノイズがあります。
  • プチノイズ
  • 壁からの反射音
  • ハウリング
このようなノイズがあります。
基本的にはボーカルの録り音にノイズはないに越したことはありませんがそれでも混入してしまうノイズが
  • ホワイトノイズ
  • ポップノイズ
  • クリッピングノイズ
だったりします。

「どう頑張ってもノイズが入ってしまった」こればっかりは仕方がないのでノイズ除去する必要があります。

ノイズ除去方法としては
  • 無音部分の除去
  • ノイズ部分のトリミング
  • フェードイン、アウト、クロスフェード
この3つの方法を使ってノイズを除去します。

ですがれでも消えないノイズの場合にはノイズ除去プラグインを使用した方法になります。
ああ
  • iZotope:RXシリーズ
  • Waves:Clarity Vx
  • Accusonus:ERA 5シリーズ
使いやすくて簡単にノイズ除去が行えるのがこの3つのプラグインになるので参考にしてみてください。
ちなみにノイズ除去はすればするほどに音質劣化が起きるものだと念頭に置いておきましょう。

おわりに

ノイズ除去も入れると主に9つの工程になります。
最初は苦戦すると思いますが慣れてくると流れで作業ができるようになります。
ちなみにどの工程もやり過ぎは良くありません。
  • コンプ
  • EQ
  • ピッチ補正
特にこれらに関してはやりすぎると歌の良さや音質劣化が起きてしまいますので適度にすることを心がけましょう。
というわけで今日はこの辺で!ではまた

こんにちは
今回も歌ってみたのMIXのHow Toを書いていこうと思います。
スクリーンショット 2023-01-27 11.18.01
今回はコーラスを馴染ませるテクニックを紹介します。

モノラルとステレオの概念

fce223ba-s
本題に入る前にモノラルとステレオの概念をおさらいします。
  • モノラルは前後感
  • ステレオは左右感
で音像を作っていきます。

これをコーラスで当てはめて考えた場合はこのようになります。
  • コーラスをモノラルで音の配置決めをした場合は前後感のみで調整

    コーラス1
  • コーラスをステレオで音の配置決めをした場合は左右感で調整
ステレオダブらー
ボーカルは基本的にセンターに配置するのが鉄則
です。

その上でコーラスをモノラルで調整した場合には前後感のみですから音の配置としてはボーカルと重なってしまう形になります。

これをステレオで調整できれば音の配置としてボーカルと重ならなくなるのでは?と言うことです。

ステレオダブラーを使ってコーラスを馴染ませる


今回紹介するやり方を動画にしております。
  1. コーラスのトラックのルーティングをステレオ構成のグループトラックへ
  2. WavesのDoubler2をインサート
  3. プリセットのBasic Doublerを適用
  4. 素音をOFF、左右のみを残す
といった方法になります。
ステレオダブらー
この方法は音の重なり方がモノラルと違うためハッキリと分離感が生まれます。

本来この方法はギターのRECでよく使われるダブリングを利用した手法です。
ステレオ3
そのためコーラスも本来は2回RECしてLRに広げるのがベストですがマストではありません。

ステレオダブラーを使ったこの方法はコーラスワントラックの場合でも擬似的にダブリングさせることが可能になります。

ぜひお試しください。

AppleからiOS16.2がリリースされたことによりApple Music Sing機能がiPhoneに追加されました
スクリーンショット 2023-01-23 15.02.06
今日は簡単にこの機能を紹介します。

Apple Music Sing:ボーカルオフによりカラオケが楽しめる

Apple Music Singを使う方法は

  1. 歌いたい曲を再生
  2. 歌詞画面を表示
  3. 画面中央からやや右下にあるマイクのボタンをタップ
  4. マイクの音量を下げていくことでボーカルがOFF
このような方法になります。
少しだけボーカルが残りますが手軽にiPhoneでカラオケを楽しむには十分なボーカルオフ機能です。
再生していくと歌詞も合わせて表示してくれます。
Apple Musicに加入していてiOS16.2を使用されている方はぜひ一度お試しください。
というわけで今日はこの辺で!ではまた

こんにちは
新年に入り、ここ最近デスボイスの練習をしておりました。

ゆよゆっぺ/「cry」cover by zunx2

ゆよゆっぺ/「S」cover by zunx2
ゆよゆっぺさんの曲を歌ってみてデスボイスの練習をしておりました。
2週間でデスボイスがそれなりに出せるようになってきたので練習方法を紹介します。

デスボイスの練習方法


デスボイスの練習方法
  1. エッジボイスで喉奥を震わせる
  2. 低い音程でエッジボイスを出す
  3. 歪んだ声で高さを変えてみる
  4. 歪んだ声で声量を上げてみる
この四行程でデスボイスの練習をしていきます。

1.エッジボイスで喉奥を震わせる


エッジボイスとはホラー映画「貞子の声の出し方」と言えば伝わりますでしょうか?

喉奥で小さい声で良いので「あー」とエッジボイスを出してみます。

この時に声が喉奥で震えている感覚を感じてください。

エッジボイスによる喉奥が増えている感覚はデスボイスの基礎的な感覚になります。

2.低い音程でエッジボイスを出してみる

エッジボイスに慣れてきたら低い音程でエッジボイスを出してみます。

この時に「あー」と発生した際に歪んでくる感覚が得られるようになってきます。

最初の頃は特に低い音程の方が歪んだ感覚がわかりやすいのでこの段階で声を歪ませる感覚を身につけます。

この時に大切なのが声を歪ませる時は喉を擦っている感覚ではありません。

あくまでも喉奥を震わせることで歪ませている感覚です。

3.歪んだ声で高さを変えてみる

歪んだ声で高さを変えてみます。

大切なのが歪んだ状態をキープしながら高さを変えていくことです。

僕も最初は高さを変えることで歪んだ状態がキープできずに地声と混ざってしまうことがありました。

なので喉奥を震わせて歪ませている感覚を意識しながら高さを変えてみてください。

歪ませている感覚が分からなくなったら

2.低い音程でエッジボイスを出してみる

に戻ってもう一度感覚を確認してみてください。

4.歪んだ声で声量を上げていく

歪んだ声で声量を上げていきます。

大切なのが声量を上げる時に喉を閉めないことです。

僕も最初は力んでしまって喉を閉めてしまうことがありました。

なので喉を閉めずに声量を上げる感覚がわからないときは

「あー」や「おー」などの発音で口を大きく開けながら声量を上げる練習をしてみるとわかりやすいと思います。

おわりに

デスボイスは最初は声量を上げることや高さを変える時に地声を混ざりがちです。

大事なポイントは歪んでいる状態をキープしながら高さや声量をコントロールすることです。

喉を閉めて擦っているような状態でデスボイスを出そうとすると喉を痛めてしまうので気をつけてください。

慣れてきたら色々な高さでデスボイスを出してみてください。
デスボイスは上手くいくと地声と混ざらずに歪んだ声になるためピッチ補正ソフトではピッチが表示されません。上手くいっている証だと思います。

ぜひ頑張ってみてください。というわけで今日はこの辺で!ではまた

今回も歌ってみたのMIXについての記事を書いていきます。
  • 音量調整
  • コンプレッサー
  • EQ
などの調整が終わった後にやることとしてボーカルの歯擦音の調整をします。
スクリーンショット 2023-01-10 11.06.02
この記事ではディエッサーというエフェクトについて解説していきます。

ボーカルの歯擦音

ボーカルの歯擦音とは日本語の場合は特に
  • さ行(さしすせそ)
に含まれています。

この部分が高帯域に辺りますがコンプレッサーでダイナミクスを調整した際に耳障りになることがあるため、ディエッサーと言うエフェクトを使って聴きやすいボーカルに調整する必要があります。

ディエッサーについて

ディエッサーはボーカルの歯擦音を抑制する際に便利なエフェクトです。
ディエッサーは簡単に言えばEQとコンプレッサーを合わせたモノです。
  • 歯擦音が発生する帯域を特定の音量になった場合を狙って抑制できるエフェクト
もっとわかりやすくいえば
  • 歯擦音がうるさく感じられた時にだけ歯擦音の音量を下げることが可能なエフェクト
と言うことです。

今回はディエッサーの使用用途を歯擦音の抑制にしています。ボーカル以外にも使用することがあります。

ディエッサーでは特に4つのパラメーターを使用します。
  • Filter(歯擦音の抑制するための帯域を設定する)
  • Threshold(歯擦音に対してディエッサーを発生させる音量の基準値)
  • Reduction(歯擦音に対してディエッサーのかかる強さ)
  • Release(歯擦音に対してディエッサーのかかる持続時間)
主にこれら4つを使用してディエッサーを使い歯擦音を抑制します。

ディエッサーで歯擦音を削る


Cubase内蔵のディエッサーでは簡単に歯擦音を抑制できます。

特にスレッショルド値のAUTO機能は初心者に優しい機能です。
AUTO機能は最適なスレッショルド設定を自動的かつ継続的に設定してくれるためスレッショルドの適正値がよくわからないという方にも扱いやく感じられるはずです。

Filterの設定は5K~10K辺りを狙います。特にこの辺が歯擦音を含む傾向があるため

ちなみにDiffを有効にした場合にはディエッサーを使用して取り除かれる歯擦音に再生して確認できます。

リダクションは弱すぎも強すぎも良くないためCubaseのディエッサーのREDUCTの場合4~6ぐらいに設定します。

リリースは歯擦音の発生自体が持続も一瞬でしかないので僕はなるべく早めに設定しています。遅くする必要性がないため

↑スレッショルドを手動で設定した際の解説動画です。
  • スレッショルドはリダクションがどの音量感で発生しているかに注目して決めます
リダクションが起きている状態はスレッショルド値が適切ではありません。

スレッショルド値は上手く設定できかった場合には常にディエッサーが作動してしまうので扱う場合には注意が必要です。

上手に使うコツ:薄っすらかかるぐらいを意識

上手く使うコツを一つ紹介します。それは

  • ディエッサーが歯擦音に対して薄っすらかかるぐらいを意識すること
です。

「めちゃくちゃかかってる!」とわかるぐらいではかけすぎです。これぐらいまでかけると
  • 滑舌が悪くなる
  • 歌詞が聴き取りにくくなる
といったことが発生してしまい、ボーカルの発音全体に悪影響が起きてしまうことがあります。

ディエッサーを使用して発音に不自然さが起きることは絶対に避けてください。

なのでディエッサーは薄っすらかかっているぐらいを念頭に使うことをオススメします。

おわりに

ディエッサーは歯擦音の抑制が目的のため、間違って使用した際にはボーカルの発音が悪くなってしまうことがあるため気をつけて使用しましょう。
上手く使うことができればオケにボーカルが混ざった際に心地良く聴ける音源になります。
スレッショルドのAUTO機能がない場合にはリダクションがどれぐらい起きているのかを確認しながら適正値を探してみてください。
というわけで今日はこの辺で!ではまた

↑このページのトップヘ