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DTMで人生を変えた男の機材レビュー!制作のノウハウをお届け!

管理人のDTMユニット:YOSAGYO 1st Full Album『Fall Into The Night』4/30リリース
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2021年03月

もはや国民的人気ユニットとなったYOASOBIの「夜に駆ける」
10日発表の「オリコン週間ストリーミングランキング」の発表で「歴代累積再生数」で1位となったことがわかりました。

累計再生数が3億2273・1万回を記録。3月1日付の同ランキングで他アーティストの3億回以上の再生数はOfficial髭男ismの「Pretender」です。3億回の再生数は史上最速記録のようです。ボカロPのポテンシャルの凄まじさを感じさせてもらえます。

YOASOBIのAyaseさんの楽曲制作スタイルが基本ノートPCとヘッドホンのみという斬新かつそのシンプルさが話題になりました

近年のボカロPがJ POPを盛り上げる流れの勢いが止まりません。
このまま次々とボカロPが音楽シーンを盛り上げていく流れが続いて欲しいものです。
そしてDTMerに夢を与え続けて欲しいです!

現代では自宅で作った曲が自宅から世界に発信され、たくさんの人に聴いてもらえる良い時代になりました。DTMのやりがいを改めて実感させてもらえます。
というわけで今日はこの辺で!ではまた

NAMM2020で多くの注目を集めたフロア型ギタープロセッサー、Neural DSP Quad Cortexを紹介します。
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Youtuberの山口和也さんも紹介されてギタリストの間で話題になったプロセッサーです。
まさにギタリストの夢を詰め込んだ究極のフロア型プロセッサーをこの記事でご紹介します。

Neural DSPとは

Neural DSPと聞いて「?」と感じられる方もいると思います。フィンランドの会社で主にプラグインを製作している会社です。
Archetypeというアンプシミュレーターでは有名なギタリストとコラボレーションしています。
ベースペダルのシミュレーターはDarkglass ElectronicsのB7K ULTRAをリリースしています。DTMをしているギタリストやベーシストはご存知の方もいると思います。

タッチパネルで直感的な操作感とノブとフットスイッチを一体化

大きな液晶ディスプレイでタッチパネルでの操作。スマホが普及している中でこの操作感はユーザーファーストと感じますね。
ノブとフットスイッチが一体化しており、各パラメーターにアサインが可能。液晶に表示されている数値をノブで操作できるということです。
このノブとフットスイッチを一体化させたことにより、コンパクトな筐体にできたということですね。
エフェクターの追加、ルーティングの変更もももちろんタッチパネルでタップとスワイプで簡単に行えますので初めてギタープロセッサーを使用する人でも操作に迷うことは少ないはずです。

高機能なDSPを搭載

重要なDSPですが本機ではQuad SHARC DSPを使用。自由自在なエフェクトの変化はもちろんのこと4台のアンプを同時に使用できます。自由度の高い音色の組み合わせが可能なため、モダンなサウンドを鳴らすギタリストに十分なDSPを提供します。

ファクトリープリセットに50種類以上のアンプ、70種類以上のエフェクト、1000種類以上のIRデータ

ファクトリープリセット、いわゆる初期設定の状態で
  • 50種類以上のアンプ
  • 70種類以上のエフェクト
  • 1000種類以上のIRデータ
といった豊富なデータ量を内蔵しています。もちろんこれ以上にアップデートにより追加可能です。

アンプ、キャビネット、エフェクターの音をキャプチャーする機能

アンプやキャビネット、エフェクターの音をキャプチャーする機能が搭載されています。
この機能がQuad Cortexの目玉と言っても過言ではないでしょう。有名なプロセッサーで他社製品にもこの機能がありますがその機能がQuad Cortexに搭載していると考えればイメージしやすいと思います。
アンプ、キャビネット、エフェクターはどれも基本キャプチャーが可能で、さらにそのデータをPC経由または内蔵しているWi-Fiでワイヤレスに共有ができます。
そのため、PCを持っていないユーザーでも本体だけで共有ができてしまいます。
専用アプリもあるため、世界中のQuad Cortexユーザーとサウンドを共有できます。

スタジオクラスのアンプサウンド


冒頭でも触れておりましたが山口和也さんがYoutubeにて紹介動画を公開されています。
動画内で実際のサウンドクオリティをチェックされています。ハイゲイン系からクリーンまで演奏されており、そのクオリティはまさにスタジオクラス。
申し分ないサウンドクオリティですのでこの1台でライブからレコーディングまで完結してくれることでしょう。
さらにはパラメトリックEQが内蔵されているのですがまさにDAWソフトで普段使用されているような操作感のEQです。DTMからギターを始めたという方もいると思いますのでそういった方にも理解しやすいEQになっています。

3つの切り替えモード

Quad Cortexには3つの切り替えモードが内蔵されています。これを一つずつ説明していきます。
  • シーンモード
  • プリセットモード
  • ストンプモード
シーンモードはプリセット内のエフェクトのON/OFFやアンプの変更などの切り替えパターンを8パターンまで用意できます。アンプやエフェクトの切り替えを最小限の音切れで切り替えが可能。
これは主にライブなどのリアルタイム演奏が適しているモードと言えるでしょう。
プリセットモードはバンクの切り替えです。これはどうしても音切れが発生してしまうので曲中ではシーンモードで切り替え、曲ごとの切り替えはバンクモードを使用することをオススメします。
ストンプモードはマルチエフェクターのような使用方法です。8つのスイッチにそれぞれのエフェクトをアサインして使用できます。

おわりに

いかがでしたか?キャプチャー機能を内蔵しているプロセッサーは他社にもいくつかありますが新たにQuad Cortexが名乗りをあげました。
直感的な操作と高機能なDSP、豊富な音色かつスタジオクオリティのサウンド。万能な切り替えモードを搭載している本機は要チェックです。と言うわけで今日はこの辺で!ではまた

Line6からHX STOMPの新型が発表されました。その名もHX STOMP XL

Line 6 ( ライン6 ) / HX STOMP XL Line 6 ( ライン6 ) / HX STOMP XL
Line 6 ( ライン6 ) / HX STOMP XL
その名の通り、HX STOMPの機能を拡張したプロセッサーです。もちろんサウンドはフラッグシップモデルのHelixから継承しており、全く引けを取らないクオリティ。
HX STOMPのコンパクトとHelixの良いところ取りをしたようなプロセッサーと考えれば良いかと思います。

フットスイッチが3基から8基へ!ペダルボードに組み込みやすいサイズ


HX STOMPからの特に大きな変化としてはフットスイッチが3基から8基へ増えた点です。
これによりさらに自由度の高いサウンドの切り替えが可能になりました。
エフェクターボードにも組み込みやすいサイズ感なので他のペダルとのスペースの兼ね合いも良いでしょう。
個人的にHX STOMPはギターのみならずベースのアンプシミュレーターのクオリティが非常に高く、スタジオのクオリティのサウンドをギター、ベース、どちらともこれ1台で出力できるのがウリだと考えています。
さらには歴代のLine6の空間系ペダルをモデリングしたエフェクトがプリセットとして用意されているのもLine6ファンとしては胸熱なポイントです。
そしてステレオ・エフェクト・ループを備えているために最大2台の外部ペダルをプリセットに組み込めるのも嬉しいポイント。
4ケーブル・メソッドでアンプと接続ができるため自由度の高いルーティングをこの1台で可能にします。
プリセット内で4つのスナップショットを設定でき、最大4種類の異なる設定を保存、切り替えを可能にします。これにより瞬時に設定の変更が可能ですので曲ごとの設定の切り替えも簡単に行えます。
さらに機能の詳細やスペックを知りたい方はこちらからご確認ください。

おわりに

いかがでしたか?HX STOMPの機能を拡張したプロセッサーということでさらに自由度が高くなりました。意外にもギタリストのみならずベーシストがHX STOMPを使用されている方が多いんですよね。サウンドも十分かつ満足のいくベースサウンドを出してくれます。
というわけで今日はこの辺で!ではまた

ここ数年で音楽ストリーミングサービスが日本でも普及してきています。SpotifyやApple Musicを利用し音楽を普段聴いている方も多いのではないでしょうか?
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そのように音楽はストリーミングで聴くことがが日本でも浸透してきている中、 米RIAAが2020年末のレコード業界収益の83%が音楽ストリーミングだったと発表しました。前年比9.2%増の122億ドルになったとのことで2018年以降、ストリーミングの収益は上昇傾向にあるとのことです。一方CDなどの物理メディアは衰退の傾向にあり、2020年の収益は23%減の4億8300万ドルになったと発表されています。
ソース:RIAA (PDF)
この流れは日本にも影響があると予想しております。このことについて僕なりの考えを述べておこうと思います。

音楽サブスクはインディーズからメジャーまで幅広くたくさんの曲が聴ける

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僕は音楽サブスクはApple Musicを利用しています。かれこれ2年以上利用していますが感想としてはインディーズからメジャー、最新曲や古い曲まで幅広く手軽に聴けて快適です。
特にインディーズのアーティストが続々と新曲を発表してくれてすぐに聴けるのは嬉しいです。サブスクサービスが好みのジャンルのアーティストを自動で選んでくれて好みの曲に出会えた時は感動ものです。
「メジャーアーティストほど有名ではないけれどもこれほどまでに凄まじい曲を作るアーティストがいるとは…」という気分になった時には僕もDTMで作曲をするので燃えるものがあります。
もうCDレンタルショップで何度も視聴して借りたり、ジャケ買いをしなくて良いと考えるとものすごく楽です。それはそれでロマンがありますが…。

現代ではCDを作る側のリスクが高い

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現代ではCDは作る側(アーティスト)のリスクが高いと認識しています。
CDはプレス業者に発注⇨在庫⇨販売という流れになりますがこの流れはコストが高く、ストリーミングが普及しきている中、特にインディーズアーティストの場合はリターンも多く見込めないためリスクが高い媒体と考えています。CDを作る上で必要な材料費としては
  • CDジャケット
  • CD盤
  • CDケース
大きくこの3つがあります。他にも細かい部分でCDの制作費用がかかりますが一番大きいのはプレスです。僕もバンドをしたり、同人即売会でCDを制作し、販売してみましたがぶっちゃけるとストリーミングやDLの方が売る側としては断然楽です。
さらにネット通販は送料が別途発生してしまいます。色々と手間とコストがかかってしまいます。
在庫した場合には段ボール1箱分ほどのスペースを取るので売り切れなかった場合には処分も大変なのです。

一般的な若者がCDを聴く環境は車ぐらいしかない

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CDを聴くと想像した場合に一番に思いつくのはカーステレオではないでしょうか?僕もCDを普段聴くならば現在は車ぐらいしかありません。
2000年代初期の頃はまだCDコンポやMDコンポが普及しており、CDを購入して家で聴くことがありましたが現代の一般的な若者がCDコンポを使用して音楽を聴いているでしょうか?真っ先に思いつくのはYoutubeでしょう。
「新しく曲を作ったから聴いて欲しい」とあなたが試しに誰かに言ったとするとこの場合も相手から出てくる言葉は「Youtubeで何て調べれば出てくる?」といった返答です。ストリーミングがどうのこうのの前に背景としてYoutubeで音楽を聴くというのが現代のニーズなのだと僕は考えています。
そもそもがCDを家で聴くのではなくスマホで音楽をYoutubeで聴くのが現代の若者だということです。

CDは熱狂的なファンのグッズというポジションになる

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ここまで音源を聴くならサブスクなりYoutubeでも十分に聴けると述べてきましたがCDの存在価値はゼロではないと考えています。
音源はサブスクでも十分ですがモノとしてはCDがサブスクよりも十分に価値があります。なのでCDは今後熱狂ファンのグッズというポジションになると考えています。
「好きなアーティストだからこそCDというモノとして所有したい!」といういわゆる所有欲を満たす上ではCDはグッズとして抜群の良さを持っています。好きなアーティストだったらCDのジャケット、帯、盤面、ケース、など細かい部分まで創造性を感じたいと思うはずです。そういった観点からもCDは熱狂的ファンにとって必要な存在であり続けると考えます。

おわりに

いかがでしたか?現在アーティスト活動をしている方に新たに音源をリリースする際に
  • サブスクで配信すべきか?
  • CDで出すべきか?
  • それともどちらでも出すべきか?
など考える際に参考になれば幸いです。僕はどちらかというとサブスクでリリースすることをオススメします。もちろん収益面なども含めて考えても今はサブスクの方が良いと考えています。

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