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2021年01月

僕の周りにもDTMをやり始める方が増え始めてきました。音楽経験がないけどDTMで作曲してみたいという方もいるのではないでしょうか?


個人的には音楽を始めるに年齢は関係ないと考えています。これまでに僕の生徒さんには30代から音楽経験なしで作曲をDTMを始め、半年で作曲できるようになった方もいます。

しかしいざ、作曲を始めてみると「なかなか上達を感じられない…」と感じる方もいるのではないでしょうか?はじめに言っておきますが
  • 爆速で作曲ができる方法
  • 明日から曲が作れる方法
  • 音楽経験ゼロから5秒で作曲ができる方法
のような謳い文句の動画や記事が世に溢れていますがこのような方法を紹介する記事ではありません。
即効性を求められるのであればこの記事はオススメではありませんのでブラウザバックを推奨します。
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僕は毎日の積み上げで作曲技術は身につくものだとは考えていますので僕自身も技術向上を日々求めています。この記事では僕の経験から初心者作曲者が効率良く上達する方法を紹介します。

1.普段からたくさん曲を聴く

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初心者にありがちなもので曲を作るために音楽理論は勉強しているけど普段は曲を聴いていないというのがあります。世に流れている曲を聴くことでコード進行や展開、音色、サウンドメイク、MIX、など勉強になることはたくさんあります。僕は作曲において最も大事なのはセンスだと考えています。このセンスはどれだけ多くの楽曲を聴いてきたかが影響していると感じています。生活の一部として通勤中や通学中に音楽を聴く癖をつけましょう。音楽サブスクに契約することで世界中の大量の曲を聴けます。
今まで使用されてきたコード進行やメロディ、展開などの例を吸収できると考えればこれも立派な作曲の勉強になります。どれだけ多くの例を感じて作曲に活かせるかこれがセンスだと考えています。

2.楽器を弾こう

YAMAHA ( ヤマハ ) / PAC612VIIFM RTB エレキギター
YAMAHA ( ヤマハ ) / PAC612VIIFM RTB エレキギター
何か一つで良いので楽器が弾けるだけでも作曲においてのアドバンテージは大きいです。楽器が弾けるとリズムの取り方や音程感、奏法など曲作りに最低限必要な基礎的な力を身に付けられます。
確かにDAWソフトがあれば打ち込みだけで曲を作ることは可能ですがより音楽的に心地良いと感じられるサウンドを生み出すには楽器経験の有無は大きな差になります。普段打ち込みメインで楽曲を作っているベテランの方でも何かしら今までに楽器を触っています。
自分が弾いてみたいと思う楽器を何か一つで良いので始めてみてください。僕のオススメはギターです。ギターはTAB譜を使用するので音符が読めなくてもすぐに始められます。そして何よりギターはかっこいい!

3.コピーをたくさんしよう

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初心者が作曲を学ぶにはコピーが一番の近道と考えています。普段からたくさん曲を聴くことでも触れていますが既存曲から作曲方法を学ぶことはたくさんあるのでコピーをすることでさらに細部まで曲の分析や勉強ができます。
ここで一つ注意点は初心者はいきなり耳コピから始めるのではなくまずは楽譜やスコアを見てコピーしましょう。実際のところ耳コピは初心者にはかなりハードルの高い作業です。初心者がコピーをするには譜面を見る方が断然ハードルが低いのでまずは好きな曲からコピーしてみましょう。僕も曲を作れるようになったのはコピーをしていたからだと感じています。
僕が学生の頃はメロコアやハードコア、ロックを主にコピーしていました。好きなアーティストのバンドスコアを片っ端から買い漁ったものです。コピーした数はおそらく200曲以上。楽しくて夢中になっていたからこそだと思いますのでぜひ楽しみながらコピーしてみてください。
コピーをしまくってみてそのうちに自分のオリジナル曲に好きなアーティストのコード進行を使ってみるとなど、いわゆる〜風のコード進行やメロディーライン、リズム、展開を自分の曲に落とし込んでみることをオススメします。
コード進行には著作権はありませんので存分に色々なアーティストのコード進行を参考にしてみましょう。この〜風の作曲方法は良いトレーニングになりますのでオススメです。

4.基礎的な音楽理論を学ぶ

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基礎的な音楽理論を学んでしまえばビギナー脱却の道が大きく開かれます。
この辺は最低でも学んでおきましょう。これらを学ぶことで最低限必要な音楽理論を身に付けられます。
「何だか難しそうだ…」このような印象はありませんか?大丈夫です。これらの知識はあなたがそれなりに義務教育を受けていたなら簡単に身に付けられるはずですので安心して勉強してみてください。まずはダイアトニックコードだけで5曲作ることを目標にしてみてください。大丈夫です。絶対にできます。
僕もこれまでダイアトニックコードだけで50曲は作ってきたのであなたなら絶対にできます。
とにかくどんどんと曲を作ってみることが大切なので応用は曲を作りながら学ぶといった発想です。何でも上達には必要な時に必要なものを学ぶこれが鉄則です。

5.とにかく発表しよう

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作ったらどんなクオリティでも良いからとにかく発表
しましょう。
「いやぁ…。これくらいのクオリティではまだ恥ずかしい」こういった考えでなかなか曲を世に発表しない初心者の方がいますがそもそも初心者のあなたに周りですごいクオリティを求めていることはありませんので心配ご無用です。
僕としては勘違いしてるくらいの方が良いと思っています。勘違いというのは極端な例で言えば「最高な曲ができた!僕は天才だ!」くらいの感覚で自分のクオリティに良い意味で勘違いしてどんどん発表した方が良いということです。
そうすることで自分自身で勝手な評価をするのではなく外部からのレスポンスで刺激を受けることで創作意欲が駆り立てられます。初心者でいきなり完璧なんてものは無理です。潔く諦めてください。まずは完璧よりも完了を目標にしましょう。
いずれどこかのタイミングでライバルが出現し、心が折れる時があります。そのタイミングこそさらに飛躍するチャンスです。
僕もこれまでに何度も心を折られてきました。しかしその都度、自分なりに手法にアップデートをかけてここまできました。ぜひあなたの曲をたくさん発表して多くの人に聴いてもらい、レスポンスをもらいましょう。

6.メンターを付けよう

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メンターの存在もすごく大切だと感じております。メンターはあなたが上達する道筋をガイドしてくれる人のことです。具体例としては師匠や先生がメンターに辺ります。
独学はどこかで絶対に大きな壁が立ちはだかりますのでその壁を超えられるかどうかが初心者から中級者にレベルアップするためのポイントになります。
メンターが存在すればあなたが壁を乗り越える上での不安要素が大幅に減り、精神的にもかなり楽になります。そして正しい知識、手法を効率良く学べますので作曲を楽しめないまま終わるといったことはないでしょう。
個人的には独学で作曲を上達するのは難しいと考えています。詳しい理由はこちらでどうぞ。
僕も4年ほどDTMレッスンに通い、今ではDTM講師になれました。

もしあなたが現在、メンターがいなくて悩んでいる、いまいち作曲上達に手応えを感じられないのであればオンラインレッスンもしていますので興味がある方はTwitterからDMをお気軽にどうぞ

早く上達したいなら急がば回れ

記事の冒頭でもお伝えしましたが「爆速で作曲が上達する!」みたいな方法はあまり参考にならないと僕は考えています。何でもそうですが上達に効率の良さはあっても本質的に即行というものはないと考えています。
早く上達したいのであれば基礎的な技術練習をコツコツをやっていくことこれに尽きます。
もしあなたが有名アーティストがPCとDAWとヘッドホンだけで作曲をしていることに影響されて作曲を早く上達したいと考えられているのであれば一旦冷静になりましょう。どんなアーティストも必ず下積みの時期があります。
一つの例としてプロゲーマーの梅原さんが上達について語ってくれています。
どんなにすごい人でも必ず自分が練習した延長線上にいる。
どこかでワープしたとかそんなことはない。道は1本。それをたくさん歩いたか、立ち止まったり引き返したりしたかの差。
人と比べない。とにかく自分が昨日よりも上手くなったかを考える。
これはゲームに限らず全てのことに当てはまっていると僕は考えています。早く上手くなりたいならとにかくコツコツ練習。ペースは人それぞれなので自分にあった練習ペースを見つけましょう。

おわりに

いかがでしたか?なんだそんなことかと思われる方もいるかと思われます。実際本当にこの6つの方法しかないと考えています。まずはとにかくひたすらにコピー!これが一番上達の近道です。
もう一度言いますが「爆速で上手くなる!」みたいな方法に過度な期待をもつのはやめましょう。コツコツとこの6つの方法を実践すれば絶対に上達スピードは上がります。と言うわけで今日はこの辺で!ではまた

Universal Audioからまさかのギター用エフェクトペダル UAFX stompbox seriesを発表しました!
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IFやマイクプリ、ラックコンプレッサー、プラグインなどを出しているUniversal Audio。DTM界において外せないブランドの一つです。そのUniversal Audioから初のギター用エフェクトペダルです。
まさに予想外の製品であり注目のエフェクトペダルです。3つのペダルが発表されており、1つ$399です。

Golden Reverberator


Golden Reverberatorというリバーブのモデリングペダル。リバーブタイプは3つ用意されており
  • Spring :65
  • Plate:140
  • Hall:224
スプリング、プレート、ホールの3種類です。スプリングリバーブはおそらく1965年製のフェンダーアンプのスプリングユニットのことでしょう。プレートリバーブはおそらくEMT140。ホールリバーブはLexicon 224のことかと思われます。どれも歴史的な名機をモデリング。

Starlight Echo Station


Starlight Echo Stationというディレイペダル。こちらも3種類のモデリングを搭載。
  • Tape EP-III
  • Analog DMM
  • Precision
実機の音色、質感などの再現を徹底的にこだわったペダル。こちらも歴史的名機を3つモデリング。
  • DELAY
  • FEEDBACK
  • MIX
  • DIVISION
  • COLOR
  • MOD
これら6つのつまみでサウンドメイク。

Astra Modulation Machine


Astra Modulation Machineというモジュレーションペダル。70年代の宇宙空間を感じさせるようなフランジャートーンや透き通るようなサウンドを感じさせるコーラス。そしてトレモロ。
  • CHORUS  BRIGADE
  • FLENGER DBLA
  • TREM 65
これら3つの歴史的な名機をモデリングしています。またビブラートやダブリングなどもセカンダリーモードでサウンドに付加。
  • SPEED
  • DEPTH
  • INTENSITY
  • SHADE
  • SHAPE
  • MODE
これら6つのつまみでサウンドを調節します。

おわりに


いかがでしたか?どれも3つの歴史的名機を忠実にモデリングを用意しているとのこと。
プリセットスイッチがあるのでPCとUSB接続し、OXのようにソフトウェアでサウンドメイク、保存が可能なのでしょう。まさにアナログとデジタルの良いとこ取りペダルです。
徹底的に空間系のサウンドをこだわりたい方にぴったりのプレミアムペダルではないでしょうか?
というわけで今日はこの辺で!ではまた

Wavesから新しいプラグインがリリースされました。その名もNx Ocean Way Nashville
普段ヘッドホンのみでMIXをする方もいるかと思われます。僕自身もヘッドホンを主に使用してMIXをすることが増えました。 そういった方にぴったりのプラグイン。
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最高のミックスを作るための、最高のミキシング環境をヘッドホンで構築するNx Ocean Way Nashvilleをリリースされましたのでこの記事で紹介します。

ヘッドホンで最高のミキシング環境を構築


スピーカーで大きな音は出せない生活環境の方はヘッドホンでMIXやマスタリングをされるはずです。
そういった方は「レコーディングスタジオでスピーカーを鳴らしたような音響空間をヘッドホンで再現したい!」このような悩みを感じたことはないでしょうか?そういった悩みを解決してくれるのが今回WavesからリリースされたNx Ocean Way Nashvilleです。
最高の音響設計が整っているOcean Way Nashvilleのスタジオコントロールルームを忠実に再現、信頼できるモニタリング環境をあなたのヘッドホンで構築します。
DAWのマスタートラックにインサートすることで一般的なヘッドホンがベストなモニタリングルームへと変貌します。ヘッドホンでは特に音像の奥行きやリバーブの繊細な調整に苦労するケースがありますがそういったヘッドホンならではのモニタリングでの悩みを解決してくれます。
WAVES ( ウェーブス ) / Nx Head Tracker
WAVES ( ウェーブス ) / Nx Head Tracker
さらにこちらのプラグインはウェブカメラや別売のWaves Nx Head Trackerを使用すれば、さらに精度の高いヘッドトラッキングが可能になります。
Nx Ocean Way Nashvilleの購入はこちらから

別の環境で音源を聴くとMIXの印象に違和感を感じる方にオススメ


MIXをしていると「自分の環境でMIXした時には手応えを感じていたのに車やスマホで聴いた時に違和感がある」このような悩みを感じることはありませんか?この悩みを解決する際にあらゆる再生環境で音源を聴いてみて、どの環境でも違和感のないようなMIXにするといった方法がありますがこれでは膨大な時間を使用してしまいます。
この違和感の原因はモニタリング環境との信頼関係にありますがヘッドホンで信頼できるモニタリング環境を構築したい方にオススメのプラグインです。

おわりに

いかがでしたか?別ブランドに似たようなプラグインはいくつかありますが老舗プラグインブランドのWavesがこのようなプラグインをリリースしてくれるのは嬉しいものです。
僕も普段ヘッドホンでMIXをすることが増えたのでこのプラグインは気になっています。アパート住まいの方にはお手軽に使えるプラグインだと思います。というわけで今日はこの辺で!ではまた

歌ってみたという単語を普段耳にすることが増えてきたのではないでしょうか?
元々はニコニコ動画で投稿されたボーカロイドオリジナル曲を人間が実際に歌ってみたことから始まり、次第にカバーする範囲を広げ、今ではボーカロイドオリジナル曲のみならずJ-POPの曲で歌ってみたをする人が増えてきました。
年齢層も幅広く、特に10~30代の間で歌ってみたをする人が多い傾向にあります。しかしいざ歌ってみたをやってみようとしても「機材や録音ソフトの使い方がわからない…」という経験をされた方もいることでしょう。そんな方にスマホで簡単に歌ってみたができるアプリがリリースされています。
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その名もnanaというアプリです。この記事ではnanaの基本的な使い方を説明します。

まずはnanaを無料インストール

nanaは無料で利用できるサービスです。まずはスマホにインストールをしましょう
nanaのインストールはこちらから

伴奏(オケ)を探そう

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まずは歌ってみたをするための伴奏(カラオケ)を探しましょう。
  1. 下部の見つけるをタップ
  2. 検索欄に歌いたい曲を入力
  3. 使用したい伴奏をタップ
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このように自分の歌いたい曲の伴奏を探してみましょう。

録音しよう

伴奏が見つかったら早速録音してみましょう。
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下部のマイクのボタンをタップします。
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録音の開始位置は無料会員は最初からのみ。プレミアム会員は再生位置を指定できます。
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するとこのような画面になります。歌う準備ができたら録音を開始しましょう。歌う時はイヤホンを使用して伴奏を聴きながら録ることをオススメします。
入力レベルは声の大きさや使用しているマイクの感度に合わせて-12db辺りにするとちょうど良いです。
0dbを超えてしまうと音割れしてしまうので気をつけましょう。

投稿しよう

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録音が終わるとこのような画面になります。この画面では音量のバランスやエコーをかけることができます。エフェクトによってはラジオボイスやケロケロ加工風の歌声にできるので色々試してみてください。
気に入った音になったら次へをタップ。
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曲名やアーティスト名、キャプションを入力しましょう。各項目の入力が完了したら右上の投稿を押します。投稿した歌ってみたはTwitterやFacebookにも投稿できます。

音質UPでライバルに差をつけよう

ここで音質をUPさせるコツをお教えします。通常はスマホ内蔵のマイクを使用し、歌ってみたをすることになりますが、このマイクを外部マイクにすることで音質UPできます。 IK MULTIMEDIA ( アイケーマルチメディア ) / iRig Voice
IK MULTIMEDIA ( アイケーマルチメディア ) / iRig Voice IK MULTIMEDIA ( アイケーマルチメディア ) / iRig Mic Studio Black
IK MULTIMEDIA ( アイケーマルチメディア ) / iRig Mic Studio Black
これらの外部を使用することで音質が格段にUPしますのでぜひ使用してみてください。マイクスタンドやポップガードがあるとノイズが少なく録れます。


↑さらに詳しく知りたいという方はこちらの記事をどうぞ。

おわりに

いかがでしたか?歌ってみたをしてみたいけどPCや機材を持っていないという方はまずはnanaから始めてみてはどうでしょうか?nanaで人気歌い手になった方もたくさんいます。ぜひ今日からnanaで歌ってみたを始めてみてください。というわけで今日はこの辺で!ではまた

ボーカル専用プラグインとして有名なSynchro Artsから新プラグインがリリースされました

2トラック以上のボーカルトラックのタイミング合わせのみならずピッチのマッチングを瞬時に可能にするVocalign Ultraです。
ダブリングやガヤの調整を瞬時に行ってくれるRevoice Proの技術を使用したボーカルアラインプラグインです。

僕はSynchro ArtsのプラグインはVOCALIGN PROJECT3を所持しておりますがリードトラックとハモリトラックのタイミング合わせの時に非常に助かっております。簡単な操作でタイミングが綺麗にそろってくれます。
今回リリースされたVocalign Ultraはタイミングだけではなくピッチのマッチングも可能にしているということで更なる時短を期待できます。
GUIの表示サイズの変更や細部まで調整を可能とする編集パネル。プリセットも60以上と豊富に用意されています。
タイミングはMATCH TIMING、ピッチはMATCH PITCHで行い、LOOSEとTIGHTのどちらに寄らせるかで精度を調整します。
大勢でいわゆるガヤを作る場合はタイミングやピッチはぴったりよりも少しズレているぐらいがちょうど良いです。なのでキレイに揃える場合はTIGHT。あえて少しズラしたい場合はLOOSEに設定すると良いでしょう。購入はこちらから。アップグレードはこちらから。

自動系、AI系プラグインの賢い使い方

このような自動系、AI系プラグインの賢い使い方としてはレコーディング時に録ったテイクがOKテイクだったかをすぐに知りたい場合です。
ボーカリストがリードトラックとダブリング用トラックをレコーディングしてその場でエンジニアにMIXするとどのような印象になるか聞かれることがあります。そういった場合に瞬時に調整可能なプラグインがあるとMIX時に大体どのようなクオリティになるかを提示できます。
自動系プラグインは時短可能で便利ではありますが完全にまかせきってしまうと、イレギュラーが発生した場合に対応ができません。手動でも対応できてこそエンジニアの腕前です。あくまでも便利ツールとして考え、手動でも調整が可能にしておくことをオススメします。

おわりに

いかがでしたか?Synchro Artsのプラグインはどれも優秀なプラグインばかりです。ボーカルMIXをする方は抑えておくべきブランドですのでこの機会に知っておきましょう。
僕は何度もVOCALIGN PROJECT3に助けられたことがあります。というわけで今日はこの辺で!ではまた

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