zunx2の暇つぶしDTMブログVer

DTMで人生を変えた男の機材レビュー!制作のノウハウをお届け!

管理人のDTMユニット:YOSAGYO 1st Full Album『Fall Into The Night』4/30リリース
赤 冒険者 ハイキング 旅行雑誌 (1)

MIXの依頼やレッスンに関してはTwitterのDMへお願いします!

2020年10月

以前にこのブログで紹介しているコスパ最高のエフェクターブランド、Effects Bakery
私もFrench Bread Delayを購入し、愛用していますがとても気に入っています。なんといってもその驚きのコストパフォーマンスとクオリティの高さからファンが多いブランドです。
今回そのEffects Bakeryから新しくコンパクトエフェクターが2つリリースされます。この記事ではその2つのエフェクターを紹介します。

An Bread DI:ギター用DI(スピーカーシミュレーター搭載)

Effects Bakery ( エフェクツベーカリー ) / An Bread DI
Effects Bakery ( エフェクツベーカリー ) / An Bread DI 
■特徴
・アンプ/スピーカーシミュレーターを搭載したシンプルなDI
・インプットシグナルをラインアウトする際にも有効
・アンプ/スピーカーシミュレーターは、ブリティッシュスタイルのクリーンなアンプ/スピーカーをシミュレート
・エレキギターだけでなくアコースティックギター用プリアンプとして使うことも可能
・ペダルボードを使っての自宅での練習や、レコーディング、DTMなどクリエイティブに使用可能
■コントロール
・LEVEL:音量を調整します。
・AMP SIM:スイッチを押すとアンプ/スピーカーシミュレーターがかかります。
■仕様
・消費電流:10mA
・インプットインピーダンス:about 200K
・アウトプットインピーダンス:<10K
■電源:DC9Vセンターマイナスアダプター(別売)
これは宅録ギタリストやベーシストには嬉しいペダルではないでしょうか?スピーカーシミュレーターを搭載しているため、ペダルボードで宅録をしたいギタリストにはまさにもってこいのペダルです。
エレキギターのみならずアコースティックギター用のプリアンプとしても使用可能なのも嬉しいポイントです。そしてなんといってもこの可愛い見た目とコストパフォーマンスの高さ!つまみはレベルのみでシンプル設計なところもEffects Bakeryらしさです!AMP SIMスイッチでスピーカーシミュレーターのON/OFFも可能です。

Choco Cornet EQ:グラフィックEQ

Effects Bakery ( エフェクツベーカリー ) / Choco Cornet EQ
Effects Bakery ( エフェクツベーカリー ) / Choco Cornet EQ
■特徴
・5バンドのスライダーと全体のレベルを調整するVOL、最終的な音量をコントロールするMASTERコントロールを搭載したグラフィックEQ
・5つのスライダーはそれぞれ100、250、630、1.6K、4Kを中心にそれぞれ±18dBの幅広いブースト/カットが可能
・フェーダーは全てセンターにクリック有
・VOLとMASTERが個別に設定でき、より積極的なトーンコントロールが可能
■コントロール
・MASTER:全体の音量を調整します。
・LEVEL:EQ全体の出力レベルを調整します。
・フェーダー:100、250、630、1.6K、4Kを中心に±18dBの範囲でブースト/カットを調整します。
■スペック
・消費電流:16mA
・インプットインピーダンス:470K
・アウトプットインピーダンス:<10K
■電源:DC9Vセンターマイナスアダプター(別売)
このコンパクトさにして5バンドのグラフィックイコライザー100、250、630、1.6K、4Kの帯域にそれぞれ±18dBの調整が可能。
VOLとMASTERが個別に搭載されているため、EQで積極的に調整、EQ全体の出力レベルをVOLで調整します。MASTERで最終的な音量を調整。
細かい音色の調整はもちろんのこと、ブースターとしての使用も可能です。このコスパならば2台持っておいても良いですね。そして何といってもこの見た目!最高のゆるさを出してくれています。

おわりに

いかがでしょうか?やはり今回も期待を裏切らない見た目のゆるさとコストパフォーマンスの良さです。むしろどうやってこの価格でこれほどの機能とクオリティを実現しているのか…驚きのペダルを生み出すエフェクターブランドです。というわけで今日はこの辺で!ではまた

当ブログの管理人。zunx2(@zunx2_dayo919)は普段は音楽教室でDTM講師をしております。2年ほど続けてきましたが刺激になることも多く、私自身も成長を実感させていただいております。
体験レッスンで質問されることで「音楽経験なしで30歳からでも作曲は可能ですか?」があります。この質問に対して私なりの意見をこの記事で述べたいと思います。

音楽経験なしで30歳からでも作曲は楽しめる


結論から先に申し上げますと音楽経験なしで30歳からでも作曲は楽しめます。
私自身は音楽理論など知らない状態から20歳から作曲を始め、現在に至ります。その経験からも感じることは作曲に年齢はあまり関係ないということです。私の生徒さんに音楽経験なしで30歳から作曲を始めた方がいますが3ヶ月でオリジナル曲を完成させた方もいます。
「作曲は難しいのでは…?」というイメージを持たれている方も多くおられると思います。ですが現代では作曲の敷居は昔と比べ大幅に下がっていると感じております。
  • 作曲のチュートリアル動画がYoutubeに増えた
  • 作曲を学べる教室がオンラインレッスンを含め増えた
  • DAWソフトに作曲アシスト機能がある
これらの要因から作曲の敷居は下がっていると感じています。実際に私が20歳だった頃に比べて動画やブログサイトなど作曲を学べるコンテンツは充実していると感じています。独学やレッスンに通うなど個々のやり方があると思いますが挑戦してみる価値は大いにあります。

当ブログでも音楽理論の記事をかき始めました

dtm_musician
当ブログでも音楽理論の記事を書き始めました。理由としては少しでも作曲に興味がある方の背中を押したいという気持ちからです。
先ほど音楽経験なしで30歳から音楽でも作曲を楽しめると述べました。個人的には年齢はあまり関係はないと思っています。身の回りで60歳から作曲を始めている方も知っています。これはロマンがあって夢のある話だと思いますし、音楽を楽しむことに年齢は関係ないということを私自身、さらに実感したいという思いから今後も当ブログでは音楽理論やDTMのチュートリアル記事は増やしていこうと考えています。私の記事がこれから音楽を始めようと考える方の背中が押せると幸いです。

スキルアップのために最も必要なもの

私が思うにスキルアップのために最も必要なものは音楽を純粋に好きな気持ちです。クオリティアップのために機材などの環境はもちろん大事ですが。スキルアップは探究心や好奇心が大切でそれらを生成するものは音楽を純粋に好きな気持ちです。ここで断言したいことがありますがそれはやらされてスキルアップを図る場合は好きな気持ちから離れていって嫌いになる可能性がありますし、嫌な気持ちで続けたことは最終的に長く続けられず、腕前が落ちるのも早いということです。音楽経験がなしで30歳からオリジナル曲を作れるようになった方は復習や予習も自らやってきており、練習量も凄まじいものでした。このエネルギーは好きだからこそでありそれ以外の何物でもありませんでした。そして私自身も音楽をやめるタイミングはあってもやめようと思うことは一度もありませんでした。それは音楽が純粋に好きだからです。だから今の自分があるのだと感じています。

おわりに


何歳からでも楽しめるのが音楽の良いところの一つだと感じています。先ほど述べたとおり、作曲を始める敷居は下がっているので興味がある方はぜひ始めてみてください。
私のDTMレッスンはオンラインレッスンにも対応しています。少しでも興味がある方はDMをいただけると対応させていただきます。というわけで今日はこの辺で!ではまた

HUGHES&KETTNERから手軽に本格アンプサウンドが楽しめるSpirit Nanoシリーズが発表されました!
大人気のSpiritシリーズをコンパクトに収めたNanoシリーズはBlack Spirit 200の骨太アンプサウンドを継承。自宅でHUGHES&KETTNERのサウンドを宅録で使用したい人にはまさにもってこいのアンプです。

Black Spirit 200はコスト的に手が出せない!という方にぴったりのアンプです。

HUGHES&KETTNER:Spirit Nanoシリーズ


・大人気のSpiritシリーズをコンパクトに収めたNanoシリーズ
・クラシックなブリティッシュサウンドから艶のあるブラウンサウンドが特徴のRock
・80年代/ 90年代の象徴的な極太アリーナ・ロックサウンドを再現
・アン直派ロックギタリストにもオススメ
・温かみのあるトーンと速いレスポンスを実現する完全アナログ回路
・チューブに高い負荷がかかった状態で、チューブへの電源電圧が急低下する現象を再現するサギングコントロール搭載
・自宅での練習に便利なヘッドフォンアウトへ、Tube Meister 18に搭載されてたものと同じRed Box(スピーカーエミュレーション)を装備
・超コンパクトサイズで最大50W(@4Ω)の大出力
サウンドハウスさんより引用

Rock、Metal、Vintageの3種類がラインナップ!

HUGHES&KETTNER ( ヒュースアンドケトナー ) / SPIRIT OF Rock HUGHES&KETTNER ( ヒュースアンドケトナー ) / SPIRIT OF Rock HUGHES&KETTNER ( ヒュースアンドケトナー ) / SPIRIT OF Metal HUGHES&KETTNER ( ヒュースアンドケトナー ) / SPIRIT OF Metal HUGHES&KETTNER ( ヒュースアンドケトナー ) / SPIRIT OF Vintage HUGHES&KETTNER ( ヒュースアンドケトナー ) / SPIRIT OF Vintage
Rock、Metal、Vintageの3種類がラインナップされています。HUGHES&KETTNERを宅録で使ってみたかった!という方には絶好のチャンスです。個人的にやはりHUGHES&KETTNERはアンプヘッドが青白く光るのが好きなのですがSpirit Nanoシリーズでもそれは健在です。
宅録ギタリストには嬉しいサギングコントロールやRed Box(スピーカーエミュレーション)ももちろん装備されています。
VSTiのエフェクターではなく実機エフェクターで音作りを楽しみたいという方にもぴったりのアンプです。高いコストパフォーマンス、軽い重量で手軽に持ち運びができるのも嬉しいポイントです!
まさにHUGHES&KETTNERファン待望のコンパクトなアンプではないでしょうか!?
というわけで今日はこの辺で!ではまた

ここまで初心者向けの音楽理論ということで5つの記事を書いてきました。
これら5つの知識があれば簡単な作曲はできるようになります。ダイアトニックコードだけを使って作曲に挑戦してみるのも面白いですよ。この記事ではコードで解説したメジャートライアド、マイナートライアドにさらにもう1音追すると4和音になるわけですが4和音のセブンスコードについて解説します。

セブンスコード

セブンスコード(4和音)と聞くと「コードが複雑そうで難しそうだな…」と感じる人もいるかもしれません。ですがセブンスコードはトライアド(3和音)が理解できていれば簡単に作り出せるコードです。

pics3832 (1)のコピー4
ここでおさらいですがCコードはこのような音の並びでできていました。
  • ルート
  • 長3度
  • 完全5度
セブンスコード(4和音)はここに7thの音を追加します。
  • ルート
  • 長3度
  • 完全5度
  • 長7度
鍵盤のコピー2
長7度をトライアドに追加しています。
長7度を追加した場合はMaj7がトライアドに付きます。(もしくはM7、△7)なのでこの場合はCMaj7になるわけです。
鍵盤のコピー3
  • ルート
  • 長3度
  • 完全5度
  • 短7度
ちなみにトライアドに短7度を追加した場合は7がトライアドに付きます。なのでこの場合はC7になります。

マイナーコードのセブンスコード

鍵盤のコピー5
では「マイナーコードの場合はどうなるの?」と思う人もいるかもしれません。マイナーコードの場合も同様に長7度を追加、もしくは短7度を追加することでセブンスコード(4和音)が出来上がります。
鍵盤のコピー4
  • ルート
  • 短3度
  • 完全5度
  • 長7度
Cmに長7度を追加しました。この場合はCm(Maj7)になります。
鍵盤
もうここまでくると予想が付いてくるのではないでしょうか?Cmに短7度を追加しました。この場合はCm7になります。
要はメジャー、マイナートライアドに長7度を追加、もしくは短7度を追加するかでコードネームがそれぞれ決まるということです。

ダイアトニックコードの4和音

基本のダイアトニックコードは3和音ですがこれを4和音にしてみます。するとこのようになります。
  1. CMaj7
  2. Dm7
  3. Em7
  4. Fmaj7
  5. G7
  6. Am7
  7. Bm7♭5
スクリーンショット 2020-10-20 1.08.04
Cubaseのピアノロールに表示してみるとこのようになりました。ダイアトニックコードの解説の時に似たような形を見ませんでしたか?
スクリーンショット 2020-10-16 14.01.17
Cメジャースケールのトライアドを作った時はスケール内の音を一つ飛ばしで積み上げて3和音を作りました。そうなのです。4和音も同じ考え方で4和音目を追加する時はスケール内の音を一つ飛ばしで積み上げてやるとダイアトニックコードのセブンスコードを導き出すことができます。
ダイアトニックコードはトライアド(3和音)、セブンスコード(4和音)2つをセットで覚えておきましょう。

おわりに

いかがでしたか?このように考えてみるとセブンスコードは簡単だと感じられるはずです。今回の説明で図解やピアノロールにしてみることで視覚的にもどのようにしてコードが作られているか確認できたはずです。実際に作曲で使用してみることでさらにコードの響きを感じられるはずですのでぜひ使ってみてください。というわけで今日はこの辺で!ではまた

前回と引き続き音楽理論の記事を書いていきます。今回はダイアトニックコードについての解説です。前回までは
について解説をしてきました。これらは作曲をする上で基礎的な知識ですので身につけておきましょう。 ようやくここから作曲において実践的な知識になっていきます。

ダイアトニックコード

スケールやコードを勉強したことで作曲では基本的なルールがあるということを学びました。
ここでおさらいですがCメジャースケールは主音から全全半全全全半で構成されたスケールでしたよね。
スクリーンショット 2020-10-04 22.44.21
ではCメジャースケールで使用できるコードも基本的にはスケール内の音で構成されるといことになります。7つの音をそれぞれルートにしてスケール内の音でコードを組み立てていくとこのようになります。
スクリーンショット 2020-10-16 14.01.17
C、Dm、Em、F、G、Am、Bdimです。これらがCメジャースケール内で使用できるコード達です。
このコード達をダイアトニックコードと言います。メジャースケールのダイアトニックコードにも基本的なルールがあります。
  • Ⅰの和音はメジャーコード
  • Ⅱの和音はマイナーコード
  • Ⅲの和音はマイナーコード
  • Ⅳの和音はメジャーコード
  • Ⅴの和音はメジャーコード
  • Ⅵの和音はマイナーコード
  • Ⅶの和音はdim(マイナー♭5)コード
になります。少し専門的になってきたように感じられるかと思われますが簡単に考える方法があります。

ダイアトニックコードの簡単な導き出し方

スケールやコードについての知識がある前提で解説していますが先ほど解説したルールを元に
  • メジャーコードはルート、3rd、5th
  • マイナーコードはルート 、短3度 、完全5度
ダイアトニックコードを導き出すこともできます。しかし少し手間がかかってしまいます。なのでダイアトニックコードの簡単な導き出し方を紹介します。
スクリーンショット 2020-10-16 14.01.17のコピー
ルート音から1つ音を飛ばしてスケール内の音を積み上げたトライアドを作るとダイアトニックコードを導き出すことができます。これはもちろん他のキーでも可能ですのでぜひお試しください。
ちなみにですがDAWソフトのCubaseの場合はコードトラックから5度圏を出すことで各キーのダイアトニックコードを簡単に見られます。
スクリーンショット 2020-10-16 14.40.18
Cubaseを使用されている方はぜひ利用してみてください。

主要3和音(スリーコード)

ダイアトニックコードはスケールから外れることはありませんがそれぞれ何も考えずに曲中でコードを並べても曲らしくはなりません。それぞれのコードに役割がありますのでそれらをうまく使うことで曲になっていきます。
スクリーンショット 2020-10-16 15.02.57
  • Ⅰ:トニック(T) 安定感がある
  • Ⅳ:サブドミナント(SD) 少し緊張がある
  • Ⅴ:ドミナント(D) 緊張感がある
キーCの場合はⅠはC、ⅣはF、ⅤはGです。これを主要3和音(スリーコード)と言います。そのキーのT、SD、Dの機能を代表するコードです。
このⅠ、Ⅳ、Ⅴの流れはまさに代表的なコード進行と言っても良いほどでT、SD、Dの質感をわかりやすく感じられます。
特にD⇨Tへの流れは緊張した状態からTへいくことで安心感を得られます。この安心感が得られたことを解決と言いますので覚えておきましょう。ex.Ⅳ⇨Ⅴ⇨Ⅰへ解決した

それぞれのコードの役割

先ほどそのキーのT、SD、Dの機能を代表するコードと言いました。もちろん他のコードもこの3つの役割を持っています。
スクリーンショット 2020-10-16 15.02.57
  • T:Ⅰ、Ⅲ、Ⅵ
  • SD:Ⅱ、Ⅳ、
  • D:Ⅴ、Ⅶ
まとめるとこのようになっています。これらの役割りをうまく使っていくのがまさに作曲です。
例えばⅣ(SD)⇨Ⅴ(D)⇨Ⅰ(T)のコード進行があったとしてこれを少し変えてみます。
Ⅱ(SD)⇨V(D)⇨Ⅰ(T)に変更した場合、ⅣとⅡが入れ替わっていますね。どちらもSDの役割を持っていますのでDへいきやすいということです。このように役割を考えながらコード進行を作ってみましょう。
※Ⅶに関してはDと書いていますが少し扱うのが難しいコードですので初心者の方は気をつけましょう。

おわりに

いかがでしたか?今まで「音楽理論は難しい!」と感じられていた方に「そこまで難しくもないんじゃないか…。」と感じていただければ幸いです。特に今回のダイアトニックコードは作曲の基本ですので少しずつ作曲を体感していただけているのではないでしょうか?
というわけで今日はこの辺で!ではまた

↑このページのトップヘ