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2020年10月

ここまで学んできた音楽理論でも作曲を楽しむことは十分可能です。
これら7つの知識があればオリジナル曲を作るための最低限の知識は身につきますので復習しておきましょう。
ここからはさらに作曲の幅を広げるための知識を説明していきます。歌謡曲などを聴いているとダイアトニックコード以外のコードを使っている曲を耳にしたことはありませんか?
ちなみにダイアトニックコード以外のコードをノンダイアトニックコードと言います。ノンダイアトニックコードが使用されているときはセカンダリードミナントという手法を使うことがあります。
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この記事ではセカンダリードミナントについて説明していきます。

    セカンダリードミナント

    セカンダリードミナントはドミナントセブンスを用いた手法になります。
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    これはCメジャースケールのV7⇨Ⅰなわけですがこれをダイアトニックコードの1以外の各コードから見たドミナントセブンスを想定するという手法です。
    • C7(Fから見たドミナントセブンス)⇨F
    • D7(Gから見たドミナントセブンス)⇨G
    • E7(Amから見たドミナントセブンス)⇨Am
    • G7(Cから見たドミナントセブンス)⇨C
    • A7(Dmから見たドミナントセブンス)⇨Dm
    • B7(Emから見たドミナントセブンス)⇨Em
    各コードからドミナントセブンスを想定するとこのようになります。Fの場合、その5度上のコードを考えてC7と言うことです。
    このように考えることで一時的に各キーから世界観を借りてくることやダイアトニックコードにないコードを使用することができますのでコード進行の幅を広げられます。
    A7⇨Dmの流れはDmの雰囲気を一時的に借りたというように考えます。
    ここでBdimに対するセカンダリードミナントはないのか?と感じられる方もいるはずです。F#7⇨Bdimというように考えることもできますが基本的にはあまり使用することがありません。

    5度圏表を使ってセカンダリードミナントを見つける

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    頭の中で考えるのは難しいという方は5度圏表を利用してセカンダリードミナントを考えることをオススメします。
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    例えばFメジャーから見たドミナントセブンスを見つける場合はFを主音にして考えて右隣にきているのがVになります。そのためこの場合はC7がFのドミナントセブンスと言うことになります。
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    Dmの場合も簡単です。Dmから見たVを探してみましょう。この場合も右隣の音がVになります。
    Dmの場合はA7が使えるということになります。
    マイナーキーで考えるのが難しいという方はメジャーキーで考えれば簡単です。
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    先ほどの「マイナーキーではディグリーネームを考えるのが難しい、もっと簡単な方法はないのか?」という方には一旦メジャーキーで考えて(5度圏表の外枠)主音の右隣の音にセブンスをつければセカンダリードミナントを簡単に見つけることができます。

    おわりに

    いかがでしたか?ノンダイアトニックコードを曲中で使用できるので「曲作りに単調さが出てきてしまった…」と言う場合に使ってみてください。転調をする前にセカンダリードミナントを使用することで自然に転調させることもできるので覚えておくと便利な手法です。と言うわけで今日はこの辺で!ではまた

    本日も音楽理論の記事を書いていきます。今日は作曲の時に知っておくとめちゃ便利な5度圏について説明していきます。

    知っておくとめちゃくちゃ便利!5度圏

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    音楽理論をネットで調べている方はこのような円形の表を見たことはありませんか?これは各キーのダイアトニックコードやスケールを把握できる表です。
    • ダイアトニックコード 
    • ディグリーネーム
    • 近親調
    • 裏コード
    さらにはこれらも把握できるめちゃくちゃ便利な表です。
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    ちなみにこの5度圏表は右回りに完全5度ずつ並べられています。左回りは完全4度ずつ並べられています。別の名を4度圏表とも言います。

    5度圏表を使ってメジャーキーのダイアトニックコードを見る

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    5度圏表を使って各キーのダイアトニックコードを見る場合は主音を中心に持ってきて考えます。
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    この場合はGメジャーキーなのでGを中心に考えてダイアトニックコードを導き出します。このように主音を中心にこのような見方をすることでダイアトニックコードが把握できます。
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    Dメジャーキーの場合も先ほど説明した通り、Dを中心に見てみることでDメジャーのダイアトニックコードが把握できます。これまでダイアトニックコードの導き出し方で苦労されていた方は5度圏表を使用することで簡単に把握できるようになります。
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    考え方によっては一度扇型に見てから7度の音を+するというような見方もできます。
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    ちなみにですが右に時計回りさせてキーを見る場合は右にいくにつれて♯が増えていきます。この時に右回りをする前の左隣の音にシャープが付きます。
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    では左周りの場合はどうでしょうか?左にいくにつれて♭が増えていきます。
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    この場合は完全4度から左隣にいる音に注目です。
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    このように左回りすると♭が増えていきます。

    5度圏表を使ってマイナーキーを見てみる

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    ではマイナーキーの場合はどうなるのか?について説明していきます。これも簡単です。メジャーキーの中心音から見て内側の正面の音に注目してみます。
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    この場合はAminです。Aminを中心に先ほど紹介した見方をすることでマイナーキーのダイアトニックコードを把握することができます。ちなみにメジャーキーの中心音から見て内側の正面の音を中心としたスケールを平行調と言います。

    5度圏表で近親調を見る

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    近親調とは今、使用しているキーに対して近い関係の調です。このように扇型に見て把握します。近親調そのものについて詳しい説明は後ほど記事にします。
    特に5度圏で見た時の一つ右、左の調。この場合はGとFですがこれらは曲中で転調する際に自然に転調できやすい調です。一つ右の音(V)は属調。一つ左の音は(Ⅳ)は下属調と言います。

    おわりに

    このように5度圏表を使うことでメジャーキー、マイナーキーのダイアトニックコード 。ディグリーネーム。近親調など様々なことを把握することができます。作曲をする際にとても便利な表ですのでぜひ活用してみてください。というわけで今日はこの辺で!ではまた

    先日真宵ラノさんが動画サイトに投稿された。真宵ラノ feat.初音ミク『生命ある詩』でMix&Masteringを担当させていただきました。
    前作の真宵ラノ feat.初音ミク『Qualia』でもMix&Masteringを担当させていただきました。

    真宵ラノ feat.初音ミク『生命ある詩』


    神秘的なバックサウンドと聴きやすく切ないバラードナンバー。漫画「シャーマンキング」に着想を得て制作された楽曲だそうです。楽器の細かい音使いと心地良いハーモニーがボーカルを包み込みます。今作のVOCALOIDの調声も細部までこだわりを感じられます。ぜひ聴いてみてください。というわけで今日はこの辺で!ではまた

    引き続き音楽理論の記事を書いていきます。ここまで音楽理論で学んだことを理解している前提で記事を書いていきますので自信がない方はおさらいしておくことをオススメします。
    基本的にはどの記事も必要な知識をまとめていますが特にこちらの3つは覚えておきましょう。

    ディグリーネーム

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    ダイアトニックコードにはそれぞれ名前があり、役割があるとダイアトニックコードの記事で解説しました。ここでおさらいしておきましょう
    • トニック(T) :安定感がある
    • サブドミナント(SD) :少し緊張がある
    • ドミナント(D): 緊張感がある
    コード進行を考える場合はこのように番号と役割の名前をセットで覚えておくことオススメします。
    これをディグリーネームと言います。このT、SD、Dの役割をうまく使ってコード進行を作るということです。

    Ⅴ⇨Ⅰの流れで解決感を生み出す

    ドミナント(緊張感がある)はトニック(安定感がある)の前におくことでトニックの安定感を引き立たせる効果があります。試しにⅣ⇨Ⅴのコードを鳴らしてみましょう。いかがでしょうか?緊張感が保たれたままで「終わった…」というような感覚になれないはずです。
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    Ⅳ⇨Ⅴ⇨Ⅰの流れはよく例に出されるものでSD⇨D⇨Tの流れです。役割は少し緊張感がある⇨緊張感がある⇨安定感があるという流れです。
    ⅡもSDなので最初のⅣをⅡに変えてⅡ⇨Ⅴ⇨Ⅰといった流れもよく使われるコード進行です。
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    このⅤ(緊張感がある)⇨Ⅰ(安定感がある)という流れがドミナントモーションと呼ばれており、安定感や終始感を生み出すコード進行です。
    この流れは特にサビの終わりやアウトロの終わりなどに入れてやることでサビが終わった、曲が終わったというような感覚を聴き手に感じさせることができます。

    V7⇨Ⅰはさらに解決感が出る

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    ドミナントモーションのV⇨1をV7⇨1にしてみました。セブンスコードを使用しています。V7のことをドミナントセブンスと言うので覚えておきましょう。
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    このG7(V7)は3度と7度の間の関係性がトライトーン(減5度)になっています。トライトーンは全音3つ分です。非常に不安定な音程感を感じられるはずです。G7はドミナントかつトライトーンを含んだ不安定の極みのようなコードなのです。
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    この3度、7度の音を半音ずつずらしてやるとCの構成音CとEになりました。
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    もう一度Cの構成音を確認してみましょう。CはC、E、Gで構成されています。このトライトーンの半音の動きとG(D)⇨C(T)のルートの動きが強い解決感を生み出してくれます。

    おわりに

    いかがでしたか?今後コード進行の解説をしていく中でドミナントモーションという言葉をよく使っていきます。ドミナントモーションを使うことでコード進行に解決感を生み出すことができるので必ず覚えておきましょう。ようやくコード進行の話が出てきたので曲作りを感じられるような内容になってきたと思います。というわけで今日はこの辺で!ではまた

    zunx2のDTMオープンチャット内で『Emotions To Collect』という企画をやっておりまして、その中で4人のDTMerと共作で楽曲を作ってきました。
    これまでこの4人で2曲作ってきました。

    Emotions To Collect 第一回参加曲『Lonely Days 』

    Emotions To Collect 第2回参加曲【IA】『regret』
    これまではボーカルにVOCALOIDやSynthesizer Vを使用して制作してきましたが実際の人間のボーカリストの歌唱で楽曲を制作していきます。

    E.T.C(Emotions To Collect)

    制作メンバーはこの4人で作品を制作しています。
    今回第1作目の『Lonely Days 』をボーカリストのとめあさん(@0_tomea)に歌っていただきました。

    制作方法は以前にブログで記事で紹介している遠隔コラボ楽曲制作にオススメのサービスとデータのやり取りの方法で行なっています。基本的に全てリモートで楽曲制作を完結させています。
    演奏の動画と共に楽曲をぜひ感じてください。これからも楽曲制作を続けていくので次回作をお楽しみに!というわけで今日はこの辺で!ではまた

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