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2020年06月

ついにNAMM SHOWでも話題になったLine6のPOD GOがリリースされました。 Line 6 ( ライン6 ) / POD GO
Line 6 ( ライン6 ) / POD GO
まさにアンプシミュレーターの代名詞はPODというほどに世界中で大ヒットしたPODシリーズです。僕もPOD2.0、POD XT、POD X3を今まで使用してきましたがPODファンからするとPODの最新作は胸熱です!PODといえば豆型のイメージがありますが今回はフロア型になっています。実際に僕も試奏してみましたので早速レビューしていきます!

PODの最新作!POD GO

Line 6 ( ライン6 ) / POD GO Line 6 ( ライン6 ) / POD GO
Line 6 ( ライン6 ) / POD GO
実際に試奏してみてどう感じたのか…。結論から申しますと2020年のハードウェアで一押しのアンプシミュレーターです。
  • コスパ
  • 扱いやすさ
  • 音質
この3つのどれを見ても非常に素晴らしいです。まずは気になるのは音質の面だと思います。それは安心していただきたい。何故ならばHelix/HXファミリーから継承された最先端のサウンド・エンジンをPOD GOに備えているからです。ハイゲインサウンドやクリーンサウンド、どのアンプタイプも非常に上手くできており、プリセットもちゃんと使えるサウンドです。音質はそのままレコーディングで使えるサウンドなのでエンジニアにも安心して渡すことができるクオリティです。
扱いやすさはPODならではのギタリストユースのUIと操作性になっており、直感的ですぐに音を作り込めるようになっています。アンプシミュレーター特有の難しい操作を感じさせない作りはさすがPODの最新作です。

ライブでも十分に使えるアンプシミュレーター


宅録のみならずライブの使用も想定された作りになっています。MAIN OUT(LINEステレオ出力)はもちろんですがPOD GOはAMP OUTを備えており、ライブでは使用する場合はAMP OUTからパワードキャビネットへ、MAIN OUTはPA卓へ送るといった使い方が可能です。 Line 6 ( ライン6 ) / Powercab 112 Plus
Line 6 ( ライン6 ) / Powercab 112 Plus
Line 6からパワードキャビがリリースがされているのでライブではPOD GOとPowercabの組み合わせがベストでしょう。今までアンプシミュレーターをライブで使用する際はアンプのSEND/Returnに挿して音をキャビネットから出していた方はぜひこの組み合わせがあることも頭に入れておいていただきたい。
さらに本機のエフェクト・ループを活用して、手持ちのコンパクト・エフェクターやアンプのプリアンプ部をPOD Goに組み込む“4ケーブル・メソッド”も可能です。この価格帯にしてよくこれほどのクオリティと操作性、ライブでの実用性を実現したと関心するばかりです…。

おわりに

いかがでしょうか?この価格帯でこれほどの充実したクオリティと機能はなかなかないと思います。本当に「よくやってくれましたLine6!」と思うばかりです。僕も今後ライブをする機会があればPOD GOを使いたいくらいです。重さも軽量なので持ち運びも楽です。単純にPODファンとして最新作が出ただけでも嬉しいです。というわけで今日はこの辺で!ではまた

カスタムオーダーのギターブランドとして知られるSagoからなんとコロナ感染対策グッズとしてマスクフックがリリースされました。
Sago ( サゴ ) / マスクフック
Sago ( サゴ ) / マスクフック
マスクを付けて出歩くことが必要とされている中、マスクを耳に長時間かけているとどうしても耳に痕がついて痛くなってきますよね。マウスクフックを使用することで直接耳にかけるわけではないので長時間マスクを着用していても耳が痛くなりません。
Sago ( サゴ ) / マスクフック
2段階調節が可能なので男女共にサイズにフィットする作りになっています。

普段使用しているマスクに引っ掛けるだけで着用できます。
Sago ( サゴ ) / マウスシールド
Sago ( サゴ ) / マウスシールド
さらにマスクフックのみならず、感染対策グッズとしてマウスシールドもリリースされています。飛沫をしっかりと防ぎながらも、マスクをしていない時と同じように呼吸が可能です。
感染対策グッズは他の楽器ブランドも出しています。大手ブランドでは打楽器で有名なPealです。消毒液用のペダル式消毒液スタンドを発売し、話題になりました。
PEARL ( パール ) / H-830/BST
PEARL ( パール ) / H-830/BST
このようにこれから他のブランドも感染対策グッズをリリースしていくのでしょうか…。果たしてどうなる楽器業界…。というわけで今日はこの辺で!ではまた。

私が普段から使用しているUNIVERSAL AUDIO ( ユニバーサルオーディオ ) / APOLLO TWIN UNIVERSAL AUDIO ( ユニバーサルオーディオ ) / APOLLO TWIN
で急に音が出なくなる時がありました。その解決方法をまとめておこうと思います。

デジタルミキサーの設定を確認

UNIVERSAL AUDIOのデジタルミキサー側で不具合が生じることがあります。そういった場合にCLOKの設定を確認しましょう。
スクリーンショット 2020-05-07 3.13.52
CLOKがS/PDIFになっている場合はこのようにCLOKの表示が赤くなります。この場合はApollo Twinから音が出ません。
スクリーンショット 2020-05-07 3.14.04
S/PDIFをINTERNALに変更しましょう。そうすると無事にApollo Twinから音が出るようになります。
他はOUT PUTがミュートになっている場合はもちろんスピーカーから音は出ません。
そもそもApollo TwinがPCに認識されないという場合はこちらの記事を参考にしてみてください。

というわけで今日はこの辺で!ではまた

お疲れ様です。実はここ3ヶ月ほど、僕のMacbook Proが不具合を起こしていました。
PKDKSPAKU2043_TP_V4
その不具合とはバッテリーが正常に充電されないことでした。この記事にたどり着いた人もきっとこの不具合に悩まされている人ことでしょう。なんとか解決することができたのでその方法を紹介します。

バッテリーが正常に充電されないと何が起きるのか

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まずMacbook Proがバッテリーが正常に充電されなくなると何が起きるのかをまとめておきます。
  • 電源アダプターを挿しても充電状態ではなく給電状態になる
  • 給電状態でPCを動かすとバッテリーがどんどん減っていく
  • スリープモードにしないと充電ができない
  • 充電状態でもバッテリーの充電速度がめちゃくちゃ遅い
まさに悪夢のような不具合です。ブラウザでツイッターを眺めているだけでもゴリゴリバッテリーが消費されていきます。充電状態に入るためにはスリープにしなくてはならないかつ充電速度がめちゃくちゃ遅いため、
DTMができる時間が1日に2時間ほどしかありませんでした。全然落ち着いて作業ができないのでストレスになります。

バッテリーの不具合の末路は恐ろしい

バッテリーの不具合が深刻化した末路は恐ろしいものでした。まず電源アダプターをPCに接続しても認識すらされませんでした。その結果、そのまま放電されていき完全にPCが立ち上がらなくなったのです。
この時はMacbook本体が故障していると思っていたのですが実は一度、以前にAppleのサポート窓口で相談した時にはバッテリーには問題がないと言われていました。
なおさら何が原因でこのバッテリーの不具合が起きているのか見当がつかないため不安感がどんどん増していきます。
DTMerの方はこういった場面で心配なのはやはりSSDのデータやソフトウェアのライセンスですよね。
以前にMacbookが故障した際にはその時もかなり焦りました。このケースではそもそも充電ができないのでデータやライセンスの救出すらできないという負の連鎖が起きていました。今考えるとめちゃくちゃ恐ろしいです…。

バッテリーの状態を知るためにすること

まずはバッテリーそのものが壊れているのか正常なのかを知る方法です。
  1. メニューバーのリンゴマークをクリック
  2. このMacについてをクリック
  3. システムレポート
  4. ▼ハードウェアの電源をクリック
  5. 状態情報の状態を確認
状態情報の状態が正常になっていればバッテリーは故障していないということになります。
スクリーンショット 2020-06-14 23.30.24
このように表示されるはずなので確認してみてください。僕は「バッテリーが正常なのになぜ充電してもバッテリーが減っていく!?」と悩んでいたわけです。

解決方法その1:SMCリセット

Appleのサポート窓口ではまるで決まり文句のようにSMCリセットを試すように言われます。僕も実際に試してみました。やり方は
  1. Macをシャットダウンする
  2. Controlキー+Optionキー+Shiftキー+電源ボタンを7秒間ほど同時に押し続けて指を離す
  3. 数秒待ってから電源ボタンを押して起動
この手順でSMCがリセットされます。ちなみにこの方法で一時的に解消されたことがありますが根本的な部分の解決にはなりませんでした。

解決方法その2:電源ケーブルを別の挿し口に挿す

僕のMacbookは電源ケーブルの差し込み口がUSB-Cで4つ差し込み口があります。もしかするとその差し込み口が不良を起こしているため充電できないのでは?と思い、4つの差し込み口を全てを試してみました。もしかするとこの方法で解決することもあるかもしれません。

解決方法その3:別の部屋で充電してみる

もしかするとその部屋の電源そのものが壊れているのでは?こういった考えを持ったこともあり、別の部屋での充電を試してみました。なぜかこの方法で一時的に充電ができたこともあります。もしその部屋の電源が壊れているのであれば一体どうすればいいのやら…。もし工事になったら洒落にならない…。
電源を安定化させるためにパワーディストリビューターを導入されている方はこちらも一度別の電源タップを使うなりして確認した方が良いです。
一応僕もパワーディストリビューターが故障しているのでは?と疑ったことがあります。

解決方法その4:別の電源アダプターで充電してみる

僕の場合はこれで解決しました。
最近後輩がMacbookを買っていたので試しに電源アダプターを借りてみたところ無事に充電ができるようになりました。明らかに充電するスピードが違ったために発覚しました。まさか電源アダプターが壊れていたとは…。
バッテリーの状態を確認して、もし正常であれば電源アダプターが故障している可能性があると考えた方が良いということです。それにしても無事に解決してよかった。

Apple純正の電源アダプターを新たに購入しました。これにて解決。

解決方法その5:Appleに修理してもらう

まさに最終奥義といっても過言ではないでしょう。最終奥義にして確実な方法です。僕も一度ディスプレイの不具合でAppleCareを発動いたしました。1週間も立たずしてまるで新品同様に修理をしてくれます。
もし、これらすべてを試してダメだった場合にはAppleのサポートに相談してみましょう。

故障かな?と思ったらすぐにバックアップを取りましょう

故障の疑いがあると思ったら真っ先にバックアップを取りましょう。

大切なデータやライセンスが吹き飛んでしまうと大変なことになります。Appleに修理をしてもらう時も必ずバックアップを取るように言われますのですぐに行いましょう。
Time Machineを使ってバックアップをすれば確実ですのでオススメです。一応念のために大事なデータはさらに別のHDDにもバックアップを取り、2重で守る形にするのがベストです。
今回の件で定期的にバックアップを取ることの大切さも身に染みて感じました。

おわりに

いやぁ…実に恐ろしい事件でした。まず充電すらできないから立ち上げることもできないMacbookというのが絶望的ですよね。立ち上がらなくなった時は不安と焦りで一睡もできませんでした。
本当にこのままSSDのデータやライセンスが吹っ飛んだら大変なことになっていました。本当に大事に至らなくてよかったです。というわけで今日はこの辺で!ではまた


どうやら私は凄まじいプラグインに出会ってしまいました。UAD-2のOcean Way Studiosです。
久々に凄まじい衝撃を感じたプラグインです。自分が今まで使ってきたプラグインの中でもここまで露骨に衝撃を感じたのは久しぶりですよ…。というわけでレビューしたいと思います。 UNIVERSAL AUDIO ( ユニバーサルオーディオ ) / UAD2 SATELLITE USB OCTO CUSTOM
UNIVERSAL AUDIO ( ユニバーサルオーディオ ) / UAD2 SATELLITE USB OCTO CUSTOM

世界初のダイナミック・ルームモデリング・プラグイン


空間系というとインパルス・レスポンス(IR)をイメージする人が多いと思います。
しかし、こちらはルーム、マイクとソース・モデリングの要素を組み合わせダイナミック・ルームモデリングを使用しています。世界初の技術だそうです。なんだかそれだけでもすごい臭いがぷんぷんしますよね。実際に私も使ってみましたが結論を申しますと最高の空間モデリングと感じています。
一度使うとバンドアンサンブルの空間演出にはこれを使いたいと毎回思うはずですよ。複雑な処理を行っているためDSPの使用率も高めですがそれでもこれを挿したくなります。
私自身はOcean Way Studioに行った事はありませんがめちゃくちゃ自然な空間が再現されているというのは感じられます。というよりはむしろのきっとそのままなのでは…と思うほどですね。IRのリバーブで空間を演出するのとは違った感覚を感じられますよ。UAD-2の中でも一押しのプラグインです。

リマイク・モードとリバーブ・モード


リマイク・モードとリバーブ・モード、この2モードのどちらかを使用します。
  • リマイク・モードの場合はインサートエフェクトとして使用
  • リバーブ・モードの場合はAUXセンドリターンに挿入して使用
このように使い分けて使用します。リマイクモードはオリジナルの音の空間をOcean Way Studioの空間に置き換えるといった考え方です。そのためDryとWetをミックスして使用するのではなくWetを使うという事です。要は音源の空間を完全にOcean Way Studioの空間に変えてしまおうということです。ギターアンプでいうところのリアンプの考え方に近いです。
リバーブモードではアンビエンスとしてOcean Way Studioの空間を加えるといった考え方です。宅録の場合はこの使い方が多いのではないでしょうか。私は基本リバーブモードで使用しています。いつもドラムやギターのアンビエンスにリバーブを使用している方はそのリバーブをOcean Way Sudiosに変えてやるだけでOKです。
詳しい使い方はHookupさんがTipsを作ってくださっていますのでぜひそちらを参考にしてみてください。

最高のアンビエンスを加えることができるプラグイン

実際に使用して音源を作ってみました。今回は私の大好きなBullet for My ValentineのThe Last Fightをカバーしてみました。いかがでしょうか?Ocean Way Studiosをアンビエンスにすることで曲全体の重心がどっしりとして臨場感と生々しさがプラスされていることを感じられるはずです。
普通にリバーブを使用するだけではこの質感は得られないはずです。ギターの音もスピーカーに張り付かずにちゃんと影が作られています。ちゃんと楽器隊に前後感がありますよね。
このプラグインだからこそ得られる独特な質感だと感じています。まさに唯一無二のアンビエンスプラグイン。「もう一つ、さらに上の音質に行きたい!」という人はぜひ使ってみてくださいね。

おわりに

胸を張ってオススメするプラグインです。屈指の傑作空間系プラグインだと感じています。UAユーザーは一度デモをお試しすることを強くオススメしますよ。本当に一度この質感を味わっていただきたいです。僕は今後Ocean Way Studiosをアンビエンスとして基本使用していこうと考えています。
というわけで今日はこの辺で!ではまた

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