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2019年07月

最近SNS等で話題のエフェクターメーカーVivie。ペダルに動物の名前が付いています。
Vivie ( ビビー ) / CLIONE バッファー/ブースター
Vivie ( ビビー ) / CLIONE バッファー/ブースター
僕の周りでも評判が良く気になったので実際に使ってみました。
今回はこちらの3つを使ってみましたのでレビューします。

ディストーション:ModernRaven

Vivie ( ビビー ) / ModernRaven ディストーション
Vivie ( ビビー ) / ModernRaven ディストーション
初めに使ってみたのがこちらのModernRaven。第一印象が「潰れすぎず抜ける音!」です。
ディストーションペダルは「もっとパワーを!さらにゴリゴリに!」とGAINを回しすぎてしまうと音が潰れすぎてしまって輪郭を失ってしまったり…ということがあります。しかし!
VievieのModernRavenはその辺のドライブペダルとは訳が違うのです。ギタリストが求める心地良いドライブ感はそのままに輪郭を保ってくれる優れものです。やっぱりギターを弾いてて心地良いってその感覚が一番大事だと思いますd( ̄  ̄)
Toneではなく3バンドのEQが付いているので帯域の微調整もペダル側でできます。
メインの歪みとして頼もしいペダルですね(°▽°)

オーバードライブ:WildCat

Vivie ( ビビー ) / WildCat オーバードライブ
Vivie ( ビビー ) / WildCat オーバードライブ
第一印象が「猫だから優しいドライブ感なのね!」です。歪みの質感としてはCrunch特化したようなドライブペダルだと認識しています。ModernRavenとは対象的にこちらは歪みの幅はそこまで大きくありません。なのでゴリゴリに歪ませるというよりは音に太さや丸みを与えるような印象です。
例としてわかりやすいのはTS系の歪みです。WildCatをブースターとして使うことで音の厚みやバイト感、Toneを回すことで中高域が上がり抜けが良くなっていきます。
メインの歪みをModernRavenに、サブをWildCatにすることで最適な役割分担になります。
いわゆる痒いところに手が届くドライブペダルです。猫の手も借りたい時に使いたい…なんちゃって(^^:)

ベース用コンプレッサー:FenneComp

Vivie ( ビビー ) / FenneComp ベース用コンプレッサー
Vivie ( ビビー ) / FenneComp ベース用コンプレッサー
第一印象が「誰でもコンプの掛かり方がわかるコンプ!」です。ベース用だからこそここまでわかりやすくかかってくれた方が音楽的に心地良く感じるコンプなのだと感じております。
アタックの早さをサイドスイッチにより早め、遅めと変更することができます。特にスラップなどのダイナミクスが大きく、アタックが早い演奏の場合であれば早めのモード設定しておくと良いでしょう。
初心者などのコンプレッサーの知識を持っていない方でも直感的につまみをいじって使うことができます。
コンプは特に音の変化を感じながら調節する必要のあるエフェクトなのですがFenneCompは直感的操作でしっくりくる圧縮感にたどり着きやすいペダルだと感じています。

終わりに

昔と比べ国内のエフェクターメーカーが増えていますがVivieはその中でもユーザー目線に立って扱いやすいように作られているメーカーだなと感じています。
やっぱりペダルは難しいことを考えずに直感的な操作で「おりゃあ!!」と音を作る感じが良いと僕は考えています。
というわけで今日はこの辺で!ではまた

最近の新型アンプは進化しています!
なんとSUHRからリアクティブロードボックス&IR搭載のヘッドアンプが登場です! SUHR ( サー ) / PT15 I.R.
SUHR ( サー ) / PT15 I.R.
SUHR ( サー ) / PT15 I.R.
ここ最近はアンプシミュレーターがトレンドではありますが個人的にはやっぱり真空管アンプが好きです!近年ではどのメーカーも新作のアンプはトランジスタのアンプが出る傾向がありました。
「アンプからダイレクトにPCに入力してレコーディングしたい!」という宅録ギタリストのニーズに答えるとやはりトランジスタが増えてきているのかな?という印象でしたが
「やっぱり漢は真空管アンプが良いんですよo(`ω´ )o」トランジスタアンプで真空管をシミュレートしたアンプは今までいくつかあったのですが
こちらのPT15 1.Rは真空管アンプ、そしてリアクティブロードボックスを搭載することでライブはもちろんのことレコーディングでも使えます。

SUHR ( サー ) / PT15 I.R.:スペック


■特徴
・リアクティブロード、インパルスレスポンス(IR)をチューブアンプにビルトインさせた画期的なアンプヘッド
・CELESTION製IRに加え、入力周波数によってインピーダンスが変化するスピーカーキャビネットと全く同じ作用をするリアクティブ・ロードをIRプレーヤーとして搭載
・最高のチューブアンプサウンドをあらゆる環境で再生。
・また、チャンネル毎に使用するIRデータを切替えることにより、クリーンはフェンダー系キャビネット、クランチはVOX系、リードサウンドはマーシャル系キャビネットを使用する等、アナログシステムでは至難であったサウンドシステム構築が可能
・サウンドに合わせた最適なキャビネットデータを保存
 -各チャンネルには個別にIRをアサイン可能
・自宅練習やホームレコーディングでも
 -フロントパネルにヘッドホンを接続しIRを選択することで、スピーカーキャビネットなしでもリアルなアンプサウンドを出力
 -Auxインプットにステレオ音源を接続することで、アンプサウンドとバッキングトラックを同時にヘッドホンで再生可能
■スペック
・出力:15 Watts
・フロントパネル
 -Input、Aux Input、Headpnhone Input、IR Level
 -(CH1) Bright Switch、Gain 1、Bass、Treble、Level 1
 -(CH 2/3) Bright 2/3 Switch、Gain 2、Gain 3、Bass、Middle、Treble、Level 2、Level 3、 Channel Select Switch、I.R.Bank Select Butoon、I.R. Cab Select Button、I.R. LEDs、Power & Stand By switch
・バックパネル:H.T. Fuse、Mains Fuse、Mains Input、Reactive Load Parallel Output、Reactive Load Disconnected Output、Impedance Selelctor、FX Loop Send、FX Loop Return、Footswitch (TRS) jack、Balanced/Unbalanced Line Out、I.R. Filter Bypass Button、USB Jack
・真空管:6V6GT x 2、12AX7 x 5
・FX Loop:チューブドライブ・バッファード
・メインヒューズ:T1.5A/250V (Slo-Blo) - 100VAC
・H.T.ヒューズ:F.5A/250V (Fast-Blo)
・I.R.フォーマット:.WAV、Mono、24bit、48kHz、20.5ms(20.5msを超える長さのI.R.は20.5msに切り詰められます)
・I.R.アウトプットレイテンシー:1.2ms
■サイズ:521mm x 209mm x 235mm
■重量:約11.2kg
サウンドハウスさんより引用

終わりに

チャンネル間にIRデータを切り替えることができるので好みのキャビネットタイプにすることができるというわけですね。現代のギタリストが必要とする機能が盛り込まれたヘッドアンプといった印象です。
というわけで今日はこの辺で!ではまた

大人気最強アンプシミュレーターのKemper Profiling Amplifier Kemper Profiling Amplifier
なんとフロアタイプが出ると発表されたようです。
どうやらKEMPER PROFILERとPROFILER Remoteを一つにしたタイプのようです。

さらに今まで以上に持ち運びが楽になります。ギタリストの機材のミニマム化が進んで行きますね。

KEMPER PROFILER STAGE

Kemper Profiling Amplifier
Kemper Profiling Amplifier
今までのKemper Profiling Amplifierサウンドのクオリティはそのままにもちろんのことプロファイリング機能も使えるようです。パワーアンプは搭載していません。
ライブで使うとなると一般的なのはPA宅に直送りもしくはJC-120のSendに挿すという方法になるのかもしれないですね。
まだまだギタリストのアンプシミュレーターのトレンドは続いていきそうです!
というわけで今日はこの辺で!ではまた

ZOOMから最大22in 4outという凄まじい入力数を誇るデジタルミキサーが出ていました。 ZOOM ( ズーム ) / LiveTrak L-20R デジタルミキサー
ZOOM ( ズーム ) / LiveTrak L-20R デジタルミキサー
ZOOM ( ズーム ) / LiveTrak L-20R デジタルミキサー
えげつない入力数!これ1台あればミキサーとしてライブのPAが可能になります。
さらには9種類までミキサーの設定を保存することができるのでリハーサルなどで9バンド用のセッティングを保存しておいて出番ごとに瞬時に呼び出して音出しができてしまいますね。
さらにUSBオーディオインターフェースとして使うこともできるためレコーディングでも使うことができます。レコーディングでも使えるとなると真っ先に思い浮かぶのはドラムレコーディングです。
16chのモノマイク/ライン入力、ステレオ2chなので余裕すぎるほどのマイク数でドラムレコーディングができてしまいます。
iPadでコントロールすることができる専用のアプリがあるためリハーサル時にも便利ですね。
これだけ盛り込まれた機能性で価格帯も非常にリーズナブル。いつも思いますがZOOMの製品は本当にコストパフォーマンスがすごい。

Live Track L-20Rのスペック

 
■モノラル16チャンネル、ステレオ2チャンネルの合計20チャンネルの入力
■最大22トラックの同時録音、20トラックの同時再生
■22イン/4アウトのUSBオーディオインターフェースとしても動作
■最高24ビット/96kHzのハイレゾ音質で、SDカードにレコーディング
■内蔵コンプレッサー(チャンネル1~16)
■演奏者一人ひとりに異なるミックスを送れる6系統のモニターアウト
■6系統のモニターミックスをチェックできる、オペレーター用ヘッドフォン出力
■最大9種類のミキサー設定を保存できるシーンメモリ機能
■コーラスやディレイ、リバーブなど20種類のエフェクトを内蔵
■無償アプリ『L-20 Control』で、iPad からリモートコントロール
■別売アクセサリ:フットスイッチ(FS01)
サウンドハウスさんより引用

終わりに

これ一台あればライブのPAもレコーディングも可能になると言う優れもの。
使い道としては他にも色々ありそうですね。というけで今日はこの辺で!ではまた

ダイナミックマイクで録ったボーカル音源の場合、コンデンサーマイクと比べて
音のこもり具合、音抜けなどが良くなかったりします。
コンデンサーマイクと比べて扱いやすいからこそボーカルレコーディング初心者に人気です。
バンドレコーディングの際にバンド側からプリプロなどで簡易的に録って送られてくるボーカル音源がダイナミックマイクを使用していることが多く、
その際にダイナミックマイクを使ったボーカル音源の音質の調整としてEQやエンハンサーを使ってクリアな音質にすることがあります。
今回は定番のダイナミックマイクSHURE/ SM58を例にしていつも行なっている僕なりの調整を紹介します。
SHURE ( シュアー ) / SM58 定番ダイナミックマイク
 SHURE ( シュアー ) / SM58 定番ダイナミックマイク
関連記事:マイクセミナーレポート:マイクにこだわればボーカルの技術も向上!?マイクの基礎知識や大事なポイント⇦マイクの基本的な知識の記事はこちらです。

EQの設定

スクリーンショット 2019-07-21 0.37.01
↑わかりやすくデジタルEQを使っています。
個人的には低域は無闇にカットするのはしたくない派ではありますがダイナミックマイクの場合はやらざるおえないので低域をバッサリカットしています。
今回の場合は中域は十分録れているためあえてそのままにしています。
特に高帯域がコンデンサーマイクと比べると弱いので1.8K~なだらかにブーストする形にしています。
※声質は個人差があるので一概に全てこれでOKとは言い切れません。あくまでも例として考えてください

エンハンサーで高帯域の倍音成分を足す

スクリーンショット 2019-07-21 0.37.43
↑WavesのVitamin
サードパーティ製のプラグインを持っている人であれば恐らく持っているはずのエンハンサー、Vitamin
視覚的にも見やすく、マルチバンドで各帯域ごとに分けて倍音成分をプラスしてやることができます。
エンハンサーの中でも扱いやすく効果もわかりやすいので初心者にも使いやすいはずです。
この場合も音抜けを良くするために高帯域にかけてブーストしています。
エンハンサーをブースト専用のエフェクトとして考えているので高帯域の抜けがあまりよろしくない場合にボーカル以外にもかけたりすることがあります。
エンハンサーで高帯域をブーストした際には歯擦音も一緒に強くなっているためディエッサーでうまく抑えてあげてください。

T-Racks Mic Roomでコンデンサーマイク風に

スクリーンショット 2019-07-21 1.27.55
いわゆるマイクシミュレーターのプラグインです。
SM58の音をコンデンサーマイク風にします。※あくまでも風味
プリセットに58 To 87があるのでそれを適用してから色々いじってみてください。

終わりに

とりあえずはこんなところです。簡単に言うとEQで低域をカットしてエンハンサーで高帯域をブーストしてやるといった方法です。良くも悪くもよくあるやり方ですが(^_^;)
ただし、エフェクトをかけまくって音を無理やり良くしてやる!といった発想ではありません。
たまにはこういった記事も良いかなーと思ってまとめておきました。というわけでではまた!

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