今日は仕事の空き時間があるのでモニタースピーカーについて記事を書いていきます
まずモニタースピーカーはPCのモニター内臓のスピーカーではありません
たまに誤解されてる方がいるのですがこれは全然ものがちがいます
簡単に言いますと入力された音をなるべく原音に忠実に再生するためのスピーカーです
原音
そしてミニコンポなどの鑑賞用のスピーカーは
入力された音をリスナーが良い音として捉えさせるように味付けされて再生しています
原音2
これがどういうことを示すかというと
鑑賞用でMIXやマスタリングなど行った場合原音に忠実ではなくあらかじめ加工された音でMIX処理しているわけなので、
自分の家では良い音だ!と思っても車のスピーカーやイヤホンなんかで聴くと低域が弱い…広がりが狭いといったことが発生してきます。
友達に自分の音源を聴いてもらったときにあれ!?こんなのじゃなかったんだけど…ってなります
また、モニタースピーカーの場合、鑑賞用では聴きとりにくい帯域などがクッキリと聴こえます
特に低域が鑑賞用でMIXするとでは全然違います
まるで目の前に音の形があるようにPANの調整もしやすいです
各帯域に万能なEQの処理がしやすくなります
なのでステレオ感、広がり、帯域の住み分けなどを重視したいのであれば
モニタースピーカーのほうが鑑賞用と比べるとMIXの調整がうまくいきやすいです
こういき3

たまにPC内臓のスピーカーでMIXを!なんて方がいますが
それはプロでも難しいと思います
なぜならPC内臓のスピーカーはモニタースピーカーと比べて再生できる帯域のレンジ(範囲が狭い)のでEQやコンプの処理がやりにくいです。特に低域が露骨に違います。目隠ししながら調整しているというような感覚だと思います
もしある程度大きい音が出せない環境の場合はモニターヘッドホンでも良いと思います
  • 各帯域を原音に忠実な音で再生できる
  • 再生される帯域のレンジ(範囲)が広い
  • ステレオ感、広がりを確認できる
というのがモニタースピーカー又はモニターヘッドホンを使う上で大事なことなのかもしれませんね
良質なプラグインを使うのも大事ですがまずはモニタースピーカーを大事にして考えたほうがいいとおもいます。というわけで今日はこの辺にしたいと思います。ではまた