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暇つぶしでDTMブログをかき綴っていく!DTM生活5年目に入りました!機材レビュー!制作のノウハウをお届け!

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こんにちわ
今日はアレンジの基本的なやり方と考え方というテーマで記事を書いていきます。
音楽理論やプラグインの使い方の記事は色々ありますが意外とアレンジについての記事が無いなぁと思いましたので僕なりに解説していこうと思います。今回はアレンジに必要な基本的な4要素を取り上げています。
あくまでも作曲や編曲のやり方は自由と僕は考えているので絶対こうしなければならないというわけでは無いことを予めご理解ください。
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1.一回し目をそのまま使い回さない


わかりやすくサビで例えますが一つ回し目のコード進行やリズムパターンなどをそのまま使い回さないようにしています。例えばですが
  • Dmin⇨B♭⇨C⇨F⇨B♭⇨C
というようなコード進行があった場合にこれをそのまま二回し目でも同じように使用するのではなく変化を持たせます。
  • Dmin9⇨B♭⇨C7⇨F⇨F/E⇨B♭⇨Bdim⇨C
先ほどのコード進行を二回し目でこのように変えてみました。9thコード7thコード、オンコードやディミニッシュコードを追加しています。
Ⅳ⇨Ⅴのコードの移り変わり時にディミニッシュコードを間に入れていますがこれはコードのベース音が上昇するようにつなげる方法でこれをパッシングディミニッシュと言います。
このコード進行は一回し目を基準にコードを変えていきましたがさらにもう少し変えてみます。
  • Dmin9⇨B♭⇨C7⇨Dmin7⇨F⇨F/E⇨B♭⇨A7
このように変更しました。特に最後のA7はノンダイアトニックコードを使っていますがこれはセカンダリードミナントです。
ここで誤解していただきたくないのがあくまでも二回し目のコード進行に意外感を出すためなのでコード進行を複雑化するから良いというわけではないということです。
個人的にはコード進行もメロディー もある程度の規則感と意外性のバランスがアレンジのセンスだと考えています。逆に意外性ばかりを求めた曲になると聴き手が展開が読めずに聴き疲れしてしまうような曲になるので気を付けましょう。

2.リズムパターンに緩急をつける

リズムパターンを変えるだけでも意外性を出すことができます。例えば先ほどはコード進行を二回し目で変えていますが一回し目のコード進行を使い回してリズムパターンは変えるというのもありです。
ここで大事なのがリズムパターンに緩急をつけることです。
同じリズムパターンで曲を進めていくとリズムに緩急が無く、平面的な曲になってしまいます。
もちろんひたすらに狙って同じリズムパターンで進めていくジャンルもありますが近年日本で流行っているアニソンやアイドルソングでは必ずしもリズムパターンに緩急をつけています。
  • 跳ねるようなリズムパターンを入れる
  • シンコペーションを多めに入れてみる
  • 金物をハイハットだけでなくライドも使ってみる
  • 手数を減らす
これらはすぐ試せるものなのでドラムがどうしても単調だなと思ったら試してみてください。
特にシンコペーションを入れるだけでもリズムのノリが変わります。さらに簡単に緩急を出す方法としては極端ですが頭に一発シンバルを入れるだけでも手数が大幅に減って静寂さが曲に出ます。
このように意識的に曲中でリズムに緩急をつけるようにしてみましょう。

3.上物(リード)を入れよう

「作曲はできるけど編曲が上手くいかない…」という方に共通しているのが上物を上手く入れられないということです。僕は演奏する楽器がギターなので上物に特にリードギターを使用することが多いです。他にはシンセサイザーやピアノを使用します。
近年のアンソンやアイドルソング、ロック系のサウンドでは上物にリードギターやシンセサイザーが多用されています。
リードギターでは僕はオクターブ奏法やアルペジオを使用することが多いです。オクターブ奏法は初心者のギタリストでも比較的に演奏しやすい奏法ですのでぜひお試しください。

ここでポイントとしてはリードはボーカルを邪魔しない程度に入れることです。

ONE OK ROCKの完全感覚DreamerではイントロやBメロ、間奏でギターのオクターブ奏法が使用されています。一つの曲は大きく分けてこの4つで構成されています
  • リズム
  • コード
  • メロディー 
  • リード
特にアレンジではリードが非常に重要なポジションになりますので今現在、編曲が上手くいかないという方はリードに重きを置いて考察してみてください。

4.ドラマチックな展開を意識しよう

1つ目でも言っていますがアレンジはとにかく使い回しをしない。これが大きな要素です。使い回しをしないという点でこれまでコード進行やリズムパターンについて述べてきましたが展開やメロディーラインにも言えることです。
しかしここでも理解していただきたいのは複雑化したから良いというわけではないとうことです。規則性と複雑化のバランスがアレンジのセンスだと理解していただきたいです。そして意外性を出すための要素として大きなポイントは展開です。展開においても良い意味で聴き手を裏切ることを意識してみましょう。展開の代表的な例としてはこのようなものがあります。
  • イントロ⇨Aメロ⇨Bメロ⇨サビ⇨2A⇨2B⇨2サビ⇨間奏⇨ラスサビ
この展開に意外性を出していくとこのような例もあります。
  • サビ⇨イントロ⇨Aメロ⇨Bメロ⇨2A⇨Bメロ⇨間奏⇨Cメロ(転調)⇨ラスサビ⇨アウトロ
このように最初からサビを持ってくるというパターンは近年のアニソンではよく見られます。また2サビにいかずに間奏を持ってくるのも良い意味で規則性を裏切っています。
さらには間奏からラスサビにそのままいかずにCメロで持ってきて転調するというのも面白いです。このようにドラマチックな展開を生み出すこともアレンジにおいては大事なポイントだと理解していただきたいです。

おわりに

いかがでしたか?アレンジというテーマで今回は大きく分けて分けて3要素を取り上げてみました。
実際のところこのこの3要素を意識するだけでも編曲初心者の方は効果があると思いますのでぜひお試しください。さらに深掘りした内容はまた別の記事で取り上げていこうと思います。
僕はDTMオンラインレッスンをしておりますので興味がある方はTwitterのDMもしくはHPからお気軽にご連絡ください。ではまた
体験レッスン

こんにちわ
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今日はDTMerは超人!最強!というテーマで記事を書いていこうと思います。

DTMerは全ての工程を一人で行う

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DTMerは多くの人が作品作りの全ての工程を一人で行います。
  • 作詞
  • 作曲
  • 編曲
  • レコーディング
  • ミキシング
  • マスタリング
これらは本来、制作メンバーと分担して行う作業ですが一人で完結させるDTMerは少なくありません。もちろん自分が苦手な楽器を友人に手伝ってもらったり、もしくは外注する場合もありますが基本的には一人で制作をします。VOCALOIDなどの音声合成ソフトが大衆化しつつあることでオールインワンの制作スタイルが近年急速に増えてきているのではないかと考えます。僕の知っているボカロPも全行程一人でやってのけてしまう方が多いです。
まさに孤独との戦い!僕自身も共作以外は基本全行程を一人で制作を完結させています。

DTMerは超人!最強!

先程さらっと曲作りの全行程を一人で完結させるのがDTMerと述べましたがこれは冷静に考えると常人のやることではありません。野球で例えると全てのポジションに対応できるようなもの
先日僕も制作をしていて、ふと冷静にプロジェクトデータを見ると「こんな膨大な作業量は本来一人でやるものではないんじゃないか?」と思いました。
むしろ一人で制作をすることが当たり前になってしまって感覚が麻痺しているのだと思います。
バンドだってレコーディングの時はレコスタでエンジニアを雇ってレコーディングからMIXなどのエンジニアリングを頼むぐらいです。
演奏のみならず、作詞、作曲、編曲、ミキシングまで一人でやるのは狂気の沙汰!DTMerは超人!最強!

DTMerの感覚は一般常識からかけ離れている

DTMerの感覚は狂っています。本当に一般常識からかけ離れています。
  • 機材やプラグインに対する金銭感覚
  • 徹夜で作業
  • SNSに投稿するラーメン率の高さ
  • マニアックすぎる知識
セールが出るたびに財布の紐が緩くなるのはもはや普通。20万以上のDTM関連の機材を平気で買い揃える金銭感覚はDTMをしていない一般人からすると驚きでしょう。
僕も機材投資の金銭感覚が狂っていたピーク時は毎週のように新しい機材やプラグインを導入していました。それほどまでにのめり込む魅力がDTMにあるからこそなのです。
周りの友人が車を買ったり、結婚して家を買っていく中、たった一人の戦士として黙々と必要な機材を買い揃えていくのです。まるで恋焦がれるように…。その姿はドラゴンボールZに登場する未来トランクスのようです。
そしてDTM自体が未だ一般的に認知されておらず、そのマニアックすぎる知識はなかなか会話できる相手がいません。
zunx2「あのプラグインの音がめちゃくちゃ良くてさー( ^ω^ )」
友人「プラグインってなに?(・・;)
近年では少しずつDTMが世間に広まってきており、テレビ番組で取り上げられるほどになりましたがそれでもまだ一般的ではないでしょう。
僕も仕事を聞かれる時はDTM講師では伝わらないので作曲の講師をしていますと言っています。本当DTMerの常識は一般人からすると常識からかけ離れています。異常だからこそ常人ではなし得ない技術を手に入れた超人であるのだと思います。

DTMerの需要は急速に高まっている

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ここ1、2年でDTMerの需要は急速に高まっていると感じております。僕は仕事の関係でエンジニアだったり、アレンジャーとしてレコスタにいくことがありますがここ最近ではバンドマンがレコーディングをセルフで行うパターンが増えてきております。
  • DTMが昔と比べ始めやすくなった
  • チュートリアルがYoutubeやブログに増えた
  • 弾いてみたや歌ってみたが音楽家の中で大衆化した
  • 普段から使用している機材(アンプシミュレーターなど)がDTMでもそのまま使える
これらの要因からDTMを始めるバンドマンが増えてきており、実際に聞いた話ですが制作コストのことなど考えるとセルフレコーディングにしてしまおうという考えだそうです。
実際にコロナ禍でのアーティスト活動は音源のリリースラッシュが起きており、まさに弾数勝負と感じさせるほどです。その中で事務所やレーベルに所属していないインディーズアーティストが高額なコストを毎回負担してリリースラッシュで勝負するのは金銭的に現実的ではないという判断なのかもしれません。
そのためバンド内に一人でもDTMerがいればセルフレコーディングが可能になるということでDTMerの需要は急速に高まってきていると考えています。
またレコーディングのみならず楽曲のアレンジでもDTMerが重宝されるケースがあり、僕自身もバンド側から曲のアレンジを頼まれることがあります。

セルフレコーディングとコスト、音質の話

僕個人の考えとしてはインディーズアーティストのセルフレコーディングは大歓迎です。というのもインディーズアーティストからすれば彼らの金銭感覚はDTMerよりも全然一般人よりですし、DTMerからすれば外注で数万円というのはよくある話ですが一般的な感覚の人からすれば音源制作費で何十万というのはパッとイメージが付かないものだと感じております。その一般的な金銭感覚にエンジニア側が合わせて値下げ合戦をしてもデフレが進むどころかまさにレッドオーシャンになります。
なのでまとまった制作コストの用意が難しい場合はレコーディングだけアーティスト側でセルフでしてしまってMIXやマスタリングだけ外注というパターンの方が今後のDTMの普及の流れを見れば現実的だと考えています。
一方、事務所やレーベルに所属していてまとまった制作コストが用意できるアーティストであればレコスタでエンジニアを雇う形の方が賢明だと考えます。
もう一つだけ掘り下げた話をしますと「セルフレコーディングの場合は音質はどうなるの?」という問いがあるとすれば、これに関して僕は音質はセルフレコーディングでも問題ないと考えています。
今現在、販売されている機材であればハイグレードのものでなくても音質面に関しては問題ないと考えてもらって良いです。
  • DAW
  • IF
  • アンプシミュレーター
  • ドラム音源
  • マイク
これらが必要となるソフトやハードですが僕の楽器屋店員時代の経験や数々の機材のレビュー、エンジニアとしての経験から考えると最近のDTM関連機材は音質のクオリティが非常に高いです。DTMの機材は高額のイメージがある方もいると思いますが実際はエントリークラスの機材でもそこそこ戦える音質だと僕は認識しております。
もちろんある程度DAWの操作やレコーディングの知識は必要ですからそれらを身に付けた上でセルフレコーディングをしてもられば音質面においての心配はございません。

宅録プロジェクトとして活動されているMasahiro Moriさんの作品。
こちらの作品でももちろんセルフレコーディングで製作されています。MIXは僕が担当させていただきました。セルフレコーディングされたトラックは一つ一つ十分なクオリティでしたのでアーティストのセルフレコーディングは今後増えていくと確信しています。その結果DTMerも増加するのです。

DTMerはブロリーだ!!

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ここまで述べてきたことも踏まえた上でもう一度DTMerは最強だと言いたいです。あらゆる場面において今後、音楽家の間ではDTMerは必要とされる存在になると考えています。まさに音楽界のブロリーです。
  • 作詞
  • 作曲
  • 編曲
  • レコーディング
  • MIX
これらを一人で可能とするのがDTMerと言いましたがもう一つ付け加えると今後はライブステージでも必要とされる存在になります。いわゆる同期音源の管理をするマニピュレーターの側面もDTMerは兼ね揃えているからです。
近年流行しているアーティストの曲ではバンド演奏だけでは不可能な音色を盛り込んでいることがあります。それがいわゆる同期音源です。もちろん同期音源もDTMerは制作&管理が可能です。アイドルの現場でもマニピュレーターが音源の管理をするケースがあります。
コンポーザー、エンジニア、マニピュレーター、3つの役割を兼ね揃えたDTMerになれるともはや怖いものはないんじゃないかとそう感じるほどです。ただラーメンを食べてSNSに投稿しているだけではないのです。

おわりに

いかがでしたか?DTMerの超人さを感じていただけたでしょうか?今現在、DTMerの方もこれからDTMerになる方もぜひ胸を張って「俺はDTMerだ!」と言っていただきたいです。
なぜならDTMerは最強だからです。この記事を読んでいるDTMerのあなたはDTMerであることに誇りを持ちましょう。
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体験レッスン

というわけで今日はこの辺で!ではまた

久しぶりに音楽理論の記事を書こうと思います。
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今回はコード進行の技法の一つ、サブドミナントマイナーについて解説していきます。サブドミナントマイナーの概要や使用例について述べていきます。

サブドミナントマイナーとは

サブドミナントマイナーとはサブドミナントをマイナーにした形です。
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キーCの場合であればⅡ(Dm)とⅣ(F)がサブドミナントです。ダイアトニックコードのⅣの音は基本メジャーコードになっており、サブドミナントマイナーはこのⅣをマイナーにして使用するということです。
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F⇨Fmへ。Fのラを半音下げることでFmになります。
このようにサブドミナントマイナーを使用することでダイアトニックコードにない音(ノンダイアトニックコード)を使用できるためコード進行の幅が広がっていくということです。
※ⅡのDmはこちらもサブドミナントですがこの場合はDm(♭5)になります。

サブドミナント終止の問題点を解消する

サブドミナントはドミナントと比べ、不安定さが弱く、F⇨Cというコード進行ではどうしても解決感が弱くなってしまいます。
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この不安定さが弱い理由としてはFはCに対して半音で接している音がファのみとなっており、他の音は安定しています。(Cのミの音とFのファの音のみが半音で接している)
このためGやG7よりも不安定さが弱く、F⇨Cという流れでは解決感が弱いということです。
この問題点をFからFmへ変えることで半音で接している音が2つになります。
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こうすることでFよりもFmの方がCに対して不安定さが増します。そのためサブドミナントマイナーはⅣを不安定さを強くした音に変えるという解釈ができます。

サブドミナントマイナーを使用したコード進行例

サブドミナントマイナーを使用したコード進行例を紹介します。
  • C⇨Fm⇨G⇨C
  • C⇨F⇨Fm⇨C
  • Dmin⇨Fmin⇨G⇨C
また先程少しだけ触れていたDm(♭5)もこのような使用例があります。
  • C⇨Dm(♭5)⇨G⇨C
さらにサブドミナントマイナーを6コードにするのも僕自身お気に入りでよく使っています。
  • Cmaj7⇨F⇨Fmin6⇨G7⇨C
このようにセブンスコードも前後に入れてやるとコードに表情が付いておもしろいです。このようにコードワークの幅が広がりますのでぜひ使用してみてください。

おわりに

いかがでしょうか?サブドミナントマイナーはⅣをマイナーコードにして置き換えるだけですぐ使えるのでコード進行にマンネリ化が発生した時に使ってみることをオススメします。
さらに過去記事でも紹介したセカンダリードミナントも組み込むことでグッと幅が広がりますのでぜひ様々なコード進行を生み出してみてください。

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というわけで今日はこの辺で!ではまた

こんにちわ
DTMの記事をこのブログで500記事以上書いてきましたがその中でもありそうでなかったギターソロの音作りのやり方をこの記事でまとめておこうと思います。
これだけ記事がある中でなぜそれを書いてきていなかったのかと自分でも思います(^^;
先日Twitterでもギターソロの音作りに触れましたがまさにこの内容をわかりやすくまとめていきます。
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1.EQで音抜けを良くする

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まずは空間系の前にEQで音抜けを良くします。今回はCubase付属のStudioEQを使用しています。
  • 1.05kHzを+4.0dB
  • 2.46kHzを+1.9dB
  • 8.81kHxから+1.6dB
EQでは主に高帯域をブーストしています。これは他の楽器よりも存在感や音抜けを強調するためのブーストであり、音を良くするという考えではありません。
それぞれの環境によってEQでブーストするポイントは違うと思いますのであくまでも参考程度でお願いします。
気をつける点としては高帯域はブーストしすぎるとノイズ成分が持ち上がってきたり、いわゆる耳に痛い音(キンキンした音)になってしまうケースがあります。
そのため+6dBぐらいが限度だと思ってください。それでもしっくりこない場合はアンプの音作りから見直しましょう。

2.ディレイで奥行きを付加

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ディレイでギターソロに奥行きを付加します。今回はCubase付属のMonoDelayを使用しています。
  • DELAY:1/16
  • FEEDBACK:20.0%
  • MIX:15.0%
ギターソロで使用するディレイはなるべくクセの無いものをオススメします。ギターの音を加工して別のサウンドにしてしまうことが目的ではなくあくまでも奥行きを与えることが目的だからです。
こうすることで平面的だった音に影が生まれ、奥行きが生まれます。ポイントとしては薄らかけることです。単体で聴いてかかってるのが確認できるぐらいがちょうど良いです。

3.リバーブで残響と奥行きを付加

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リバーブで残業と奥行きを付加します。今回はCubase付属のRoomWorksを使用しています。
  • プリセットのHall Church
  • MIX:15%
なんとプリセットから値をいじっているのはMIX量のみです。個人的にリバーブはプリセットから好きなリバーブタイプを探してMIX量をいじるだけでも十分だと思っています。
そもそもリバーブを細かくいじるってコンパクトエフェクターでもそんなにしない気が…(^^;)
僕はパラメーターをいじったとしてもプリディレイとリバーブタイムとMIXぐらいしか触らないですね。
リバーブタイプの部屋の広さはギターソロならばホールとかアリーナがちょうど良いと感じております。
やっぱりギタリストは一度は教会とかアリーナで爆音で弾いてみたいものだと思いますから。それくらいスケールでかめにロマンを持ってDTMをやろうぜᕦ(ò_óˇ)ᕤ

1弦、2弦の音で高帯域が気になった場合の対象法

1.EQで音抜けを良くするでは高帯域をブーストしましたが1弦、2弦の音で耳障りな高帯域が発生するケースがあります。先ほども書きましたがこれがいわゆる耳に痛い音ってやつです。
この場合はもちろん1弦、2弦以外の音はそのままブーストさせて音抜けの良い状態をキープさせたいわけですからEQでカットしてしまっては意味がありません。
ということは逆を返せば1弦、2弦を弾いた時にだけで耳障りな高帯域を瞬間的に削れば良いということです。
ここで思いつくものはありますでしょうか?音量に反応して圧縮してくれるのはコンプレッサー、帯域の増減を行うのがEQ、これら二つを組み合わせたものはなんでしょうか?
答えはディエッサーです。もしくはダイナミックEQでも良いでしょう。複数帯域で耳に痛い場合はマルチバンドコンプを使うのも手の一つです。
ディエッサーはボーカルの歯擦音の抑制で使われることが多いですがこの原理を使って1弦、2弦の瞬間的に発生した耳障りな帯域をカットしてしまうということです。

↑こちらの動画でギターにディエッサーを使用することを解説しています。

おわりに


いかがでしたか?動画でもまとめていますのでこちらもぜひご覧ください。特に大事だと思っているのはギターソロでかける空間系はなるべくクセの無いものです。
これは先ほども述べておりますがギターの音を加工して別のサウンドにすることが目的というよりはあくまでも奥行きを与えることが目的だからです。その上でCubase付属のディレイやリバーブはクセが少なく、扱いやすいためオススメです。
体験レッスン
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というわけで今日はこの辺で!ではまた

こんにちわ
今日は初心者向けの記事として曲作りの始め方を解説したいと思います。
音楽理論の記事やプラグイン、機材のレビューや使い方の記事はあるけども曲作りの実践的な内容の記事ってあまりないなぁと思ったのが理由です。
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初心者の方は漠然と曲作りを始めるとなかなか自信が付かずに挫折してしまうということがあると思いますのでこの記事で曲作りの始め方を参考にしていただければと思います。

1.テンポと拍子から考える

「さぁ曲を作るぞ!」と考えるとまず先に目の前に広がるのはDAWの真っ新なプロジェクトデータです。
1つ目のステップとして僕がオススメするのは先にテンポと拍子から考えることです。
曲作りの基盤になるのはコード進行と考える人も多いことでしょう。しかし、コード進行を先に考えたとしてもテンポと拍子が決まっていないとなると楽器やMIDI鍵盤を使って音を鳴らしたとしても曲のノリやコード進行の切り替わるスピードもイメージがつかないものです。そのためまずはテンポと拍子を先に決めてしまいましょう

2.ドラムを考える

「さてさて、使用するスケールやコード進行を考えるぞ!」となりそうですがここでもまだその段階へはいきません。2つ目のステップはドラムから考えることです。
これはいきなりフルコーラス分のドラムを考えるわけではありません。曲で使う主要なリズムパターンを先に考えます。
リズムパターンを考える方法は初心者の方におすすめできるものが色々ありますが「どうしても思いつかない」場合にはドラム音源に付属しているループパターンを使用してみましょう

こちらはCubase付属のGroove Agent SEの簡単にドラムパターンを打ち込む方法です。

初心者でもできるドラムアレンジ方法

3.コード進行を考える

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1、2つのステップを進めたらやっとここでコード進行を考えていきます。コード進行を考える上で主要なリズムパターンをループしながらコード進行を考えてみましょう。
これは僕の持論ですがコード進行はリズムとセットで考えた方がうまく作りやすいと感じています。
これでやっと「なぜドラムから考えるんだ?」という謎が解けたわけです。曲の構成はコード進行も大事だけどドラムも同じくらい大事だと僕は考えています。
そしてコード進行の作り方ですが「音楽理論を勉強してみたけど作りたいイメージと違うのができてしまう…」という場合は好きな曲のコード進行を参考にしてみましょう。
あなたが好きなアーティストのコード進行はあなたの好きな要素がたくさん詰まっているので参考にすることで自分が作りたい曲のイメージにグッと近づけるはずです。
僕も初心者の頃はひたすらこの方法を繰り返しましたのでオススメです。これを繰り返していくことで自分の好きなコード進行が理解できます。それがあなたの音楽性とかあなたらしさといったいわゆる個性になっていきますのでぜひ試してみてください。

ちなみに僕が好きなコード進行はⅥ⇨Ⅳ⇨Ⅲ⇨Ⅳ⇨Ⅴ⇨Ⅵです。これに7とsus4を組み合わせることで哀愁のある進行になります。いかにもギタリストならではといった感じですが(^^;)

↑こちらも参考になる記事があると思うので目を通してみてください。

4.メロディーを考える

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ドラム&コード進行ができたならばそれでも伴奏として十分な機能を果たしてくれます。これもその伴奏をループで再生しながらメロディーラインを考えていきましょう。
せっかく伴奏を打ち込んできているのだから打ち込んだものを総合させながら考えるのが合理的です。
この時に口ずさみながらメロディーを考えるのがオススメです。慣れてきたら楽器で考える場合もありますが初心者の方はメロディーはとにかく口ずさんで考えるのを徹底しましょう。
口ずさんでメロディーを考えなかった場合は息継ぎするタイミングがなかったり、メロディーの耳馴染みが悪いものになってしまうケースがあります。
ここでメロディーを考えるオススメのポイントを1つ紹介します。聴き手にメロディーを印象深くさせたいならばリフレインさせることです。リフレインは印象付かせたいメロディーを繰り返しで使う方法です。
「え?同じメロディーを繰り返しで使ったら単調にならない!?」と考える方もいると思いますがメロディーはある程度規則性があった方がキャッチーになりやすかったり、聴き手の耳に残りやすくなります。

↑Adoさんの『うっせぇわ』のサビでもリフレインが効果的に使われている。

↑LiSAさんの『紅蓮華』ではサビの『消せない夢も止まれない今も』が一度聴いただけでも耳に残るメロディーになっている。このようにメロディーをある程度リフレインさせることがコツです。
このようにヒットソングではメロディーに規則性があり、聴き手が安心してメロディーを聴き取れるようになっています。もちろんリフレインは使いすぎるとかえって聴き飽きてしまうメロディーになってしまうのでバランスが大切です。

5.楽器を色々入れていく

ドラムやコード進行、メロディーが決まったら楽器をどんどん追加していきましょう。僕が考える必要な楽器としては
  • ドラム
  • ベース
  • 鍵盤楽器(ピアノ、シンセなど)
  • ギター
これらがあると曲としてまとまりのあるサウンドになると考えています。

↑Cubaseの便利機能を使った各楽器の簡易的な打ち込み方法と録音方法を動画にしています。楽器経験が無いという方はサンプル素材を使うのも手の一つだと思います。
しかし、僕としてはDTMをしていく上では何かしら楽器の演奏ができた方が絶対に良いと考えているので興味のある楽器を何か始めてみることをオススメします。生演奏で録音ができるだけでなく曲作りで必要な音感が身についたり、他にも得をすることが多いからです。

おわりに

体験レッスン
これらの作り始めの方法を試してワンコーラスが出来上がれえばそこからはアレンジになっていきます。まずはワンコーラスを作ることを目標に頑張ってみてください。僕もDTMオンラインレッスンをしておりますので興味がある方はTwitterのDMもしくはHPからお気軽にご連絡ください。

というわけで今日はこの辺で!ではまた

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