zunx2の暇つぶしDTMブログVer

暇つぶしでDTMブログをかき綴っていく!DTM生活5年目に入りました!機材レビュー!制作のノウハウをお届け!


管理人参加のリモートバンド。E.T.C featさよ『Regret』
MIXの依頼やレッスンに関してはTwitterのDMへお願いします!

DTMをしていると嫌でも勉強をせざる負えないコンプレッサー。
コンプレッサーはMIXや音作りで使用しますが使い方を間違えてしまうと単に音量を小さくしてしまうどころか音質も劣化しかねません。
コンプレッサー2
DTM初心者の方はなんとなくコンプレッサーを使用している方もいるのではないでしょうか?ですがもう一度コンプレッサーを使用する意味をこの記事で確認していただければと思います。

コンプレッサーで音量の均一化をする

コンプレッサーを使用する時は音量の均一化を目的とするケースが多いです。主にボーカルやギター、ドラム、ベースなど生レコーディングした音源に対して使用します。
コンプ前
素の音源では何も処理で行われていないためにどうしても音量差(ダイナミクス)があります。
この音量差をコンプレッサーを使用し、圧縮することで均一化されます。

音量上げ後
このように音量差が埋まった状態で聴きやすい音源になりました。
コンプレッサーについては過去記事で解説しておりますのでわからない方は読んでみてください。

コンプレッサーは使い方を間違えると音量が小さくなる


しかし、コンプレッサーは使い方を間違えると音量差が整ったとしても音量が小さくなってしまいます。
音量差を整えるためにコンプレッサーではスレッショルドを決めます。スレッショルドを基準に圧縮を行いますが圧縮しただけの状態では音量は小さくなってしまいます。
コンプ後
圧縮しただけの状態がこの図だとするとご覧の通り、スレッショルドを超えた物に対しては圧縮が行われています。しかしこのままでは音量は下がっています。
「え!?コンプレッサーは音量の均一化を行って音圧を上げてくれるのではないの?」そのような意見が聞こえてきそうですが圧縮した分はピークに対しての空きが生まれたとも考えられます。

音量上げ後
そのため、圧縮した分を再度GAINまたはOUTPUTでピークまで音量をブーストしてやる必要があります。このことを知らずに圧縮された=コンプを使ったというような考えではコンプレッサーの使い方を誤っている可能性があります。

コンプレッサーの種類によっては出力の読み方が違う

先ほどお伝えした圧縮したものをGAINまたはOUTPUTで音量をブーストする必要があると述べましたがコンプレッサーの種類によって書き方が違うものがあります。
スクリーンショット 2021-01-08 3.23.26
Cubaseのコンプレッサーの場合はMAKE UP(デフォルトはオート機能がある)
スクリーンショット 2021-01-08 3.24.30
1176系コンプはOUT PUT
スクリーンショット 2021-01-08 3.23.56
Waves R COMPはGAIN
大体はGAINまたはOUTPUTですがMAKE UPというつまみで表示されていることもあるので気をつけましょう。

コンプレッサーで圧縮すると失われるものもある

ああああ

ここでもう一つ注意点があります。音量差が大きい音源に対してコンプレッサーの圧縮に頼よりきった処理をした場合はどうなるのか?
それは潰している分、失っているものもあると認識する必要があります。
ただ闇雲に音量差を埋めるためにスレッショルドを極端に下げ、レシオを強く設定した場合、素の音に対してそれだけ圧力がかかるわけですから音質にももちろん影響が出てきます。このように単にコンプレッサーに頼り切ったダイナミクスの調整を行うのではなくボリュームオートメーション、手コンプを使用し、コンプレッサーとは別のダイナミクスの処理を行うことでより自然な音質を保ちつつ、均一化させることが可能になります。

おわりに

いかがでしたか?このようにコンプレッサーは便利ではありますが圧縮している分、気をつけて使用する必要もあるというお話でした。僕も最初はコンプレッサーの使い方には四苦八苦したものです。自然な音量の均一化を行う場合はコンプレッサーを用法容量を守ってご使用ください。
というわけで今日はこの辺で!ではまた

初心者でもわかるEQの上手な使い方を紹介します。MIXで十分に使えるテクニックですのでぜひお試しください。王道のやり方でもあるので既にご存知の方もいるかと思われます。
EQ
今回はボーカル音源に対してEQで調整しています。動画もご用意しました。

初心者でもすぐに実践できるEQの使い方

 
まさに王道のやり方ですが初心者の方はこのやり方をまずは覚えてしまいましょう。EQがそもそもわからないという方はこちらの記事をどうぞ⇨初心者向け:EQ(イコライザー)について
帯域とはなんだろう?という方はこちらの記事をどうぞ⇨EQを使う前に知っておきたい知識:各帯域について
  1. SPECTRUMで帯域を表示させる
  2. Qを狭める
  3. Qを狭めたバンドを極端にブーストし、左右に動かす
  4. 余分に出ている帯域は明らかに耳障りになる
  5. 耳障りと感じた部分をカットする
ここで一つポイントとしてはEQによる帯域の増減は±6dbぐらいを目安にします。調整として使用する場合のEQは加工が目的ではないからです。
紹介したやり方を実践することで初心者でも不要に出過ぎている帯域を的確にカットできます。音の変化も繊細ですがコツとしては「余分な帯域が気にならなくなった」という感覚を持てるかどうかです。
「めちゃくちゃ激変して音が良くなった!」というようなことはEQではそう簡単にできるものではありません。激変させる場合は増減幅が±6dbを超えることになりますがそれは紹介しているやり方とは違いますので気をつけてください。
EQを使用する場合は主にMIXで使用しますが必ずモニタースピーカーもしくはモニターヘッドホンを使用しましょう。理由はこちらの記事に書いてあります⇨モニタースピーカーの必要性

慣れてきたらデジタルEQとアナログEQを使い分けよう

スクリーンショット 2021-01-04 1.19.35
ある程度、数をこなしてきたらEQによる調整や音作りの幅を広げたいと感じる方もいるはずです。
その場合にはデジタルEQとアナログEQを使い分けることをオススメします。
デジタルEQとアナログEQの違いはこちらの記事で説明しております⇨デジタルEQとアナログEQの違い私の場合はデジタルEQは先ほどの方法でカット専用で使用し、アナログEQをブースト専用として使用します。なぜならデジタルEQはアナログEQよりも細かい調整ができるからです。
スクリーンショット 2021-01-04 1.20.47
アナログEQは逆にデジタルEQよりも感覚的かつアナログ特有の倍音感や増幅をしてくれるため心地良いサウンドをブーストで作りやすいと考えています。デジタルEQをカット専用、アナログEQをブースト専用で使うのはいわゆるデジタルとアナログのEQ二弾がけという技ですがDAWだからこそできる便利なテクニックです。この方法は音作りの幅が広がるので慣れてきたらぜひ実践してみてください。

おわりに

いかがでしたか?慣れてきたらこの動作をせずともカットする帯域がわかるようになります。王道のテクニックなので一度は誰もがこのやり方を通る道だと感じております。私もDTMを始めたての頃はこのやり方をすぐにスクールで習いました。
EQの使いこなしは人それぞれのやり方があるので「絶対このやり方が正しい!」というようなものでもないですがあくまでもセオリーの一つとして頭に入れておくだけでも違うと思います。というわけで今日はこの辺で!ではまた

ボーカルMIXの時にどうしても邪魔になるのがさ行の歯擦音です。歯擦音はそのままにしておくと高帯域が瞬間的に上がってくるため耳障りな音が発生してしまいます。その問題を解決してくれるディエッサーを紹介します。

STEINBERG ( スタインバーグ ) / Cubase Pro 11 通常版 DAWソフトウェア

ディエッサーとは

ディエッサー
ディエッサーはEQとコンプを組み合わせものと考えると理解が早いと思います。ここで「おや?どこかで似たようなエフェクトがあったような?」と感じる人もいるかもしれませんね。
ディエッサーはマルチバンドコンプの親戚のようなものなのです。マルチバンドコンプのワンバンド版がディエッサーと考えるとイメージしやすいはずです。ボーカルに使用する場合は主に歯擦音を抑制するために使用するので高帯域の耳に痛いと感じるピンポイントだけカットすることが可能です。

ディエッサーの使い方


ディエッサーを使用する場合はコンプレッサーとEQについての知識があることを前提とします。先ほども述べた通り、マルチバンドコンプを理解しているとイメージしやすいです。
ディエッサーはボーカルの歯擦音のみを狙ってピンポイントで抑えこむ使用用途が多いです。帯域は5K~10K辺りを狙います。
スレッショルドはボーカル音源によって値が違いますが動画で説明している通り、赤く反応した場合はスレッショルドに引っかかっています。深くかかりすぎると常時かかってしまうことになるためEQで削っているような状態に近くなってしまいます。そのため歯擦音が目立つポイントでスレッショルドに引っかかるように設定してやりましょう。CubaseのディエッサーはAUTO機能が付いていますので「スレッショルドの値を決めるのが難しい!」と感じる方はAUTO機能を使いましょう。
REDUCTは潰し加減。リリースはコンプと同様にどれくらいの早さで圧縮を終えるかという値です。

ディエッサーを上手く使うコツ

IRIS16011928_TP_V
ディエッサーを使った結果、ボーカルの音が濁ってしまったという経験はありませんか?これはおそらく歯擦音を潰しすぎ、もしくは指定帯域を広範囲にしすぎているのどちらかです。
ここで一つ、上手く使うコツを紹介しますとボーカルの歯擦音はある程度残してやることです。初心者の方にありがちなのが「歯擦音は綺麗に全て抑え込まないと!」と考えることです。
確かに歯擦音は邪魔になるケースがあるからディエッサーで抑え込むのですがボーカルの発音として歯擦音があるから綺麗に聴こえる歌詞もあります。わかりやすい例としては英語詩の曲では歯擦音が発音の綺麗さを左右します。なので歯擦音は全て抑え込むのではなく、発音の邪魔にならない程度に抑え込むことが大切です。
実際に私が経験した例としてはMIXを担当していたバンドのボーカルから「歯擦音はある程度残してください」と注文がきたことがあります。発音にこだわっているボーカリストほど歯擦音を気にするので上手くバランスを取れるように練習しましょう。

おわりに

いかがでしたか?ディエッサーは上手く使えるようになるとボーカル以外の楽器にも使えます。ダイナミクスがある音源はどうしても高帯域が目立ってしまうからです。私の場合はクリーンギターに使用することがあります。 参考になると幸いです。

↑クリーンギターでディエッサーを使用した例です。というわけで今日はこの辺で!ではまた

Cubaseを使用している方向けにロジカルエディターを使用したベロシティーのランダマイズを紹介します。簡単な操作でできるので覚えておきましょう。
↑動画にもしていますのでぜひ見てみてください。

ノートのランダマイズをする理由

スクリーンショット 2021-01-03 2.19.00
ノートを打ち込んだ場合にベロシティーは一定の強さで付きます。いわゆる生っぽさを出したい場合にはベロシティーをランダムで付けてバラつかせることがあります。特にドラムのハイハットはランダマイズを行うことで機械的になりすぎず自然な生っぽさを演出できます。

ランダマイズの方法

やり方は簡単です。
スクリーンショット 2021-01-03 2.25.37
1.ランダマイズしたいノートを選択します。
スクリーンショット 2021-01-03 2.27.24
2.メニューバー⇨MIDI⇨ロジカルエディター
スクリーンショット 2021-01-03 2.29.37
3.プリセットからrandom velocityを選択し、適用します。
この時、パラメーター1の値がデフォルトは60になっているので80にするなどしてベロシティーの変化幅を20くらいにしてやると自然なランダマイズがかかります。
スクリーンショット 2021-01-03 2.29.58

キーボードショートカットに設定しておくと楽

この動作を瞬時に行ってしまった方が作業は円滑に進みます。そのためキーボードショートカットに設定しておくと快適です。
スクリーンショット 2021-01-03 2.35.13
1.メニューバー⇨編集⇨キーボードショートカット
スクリーンショット 2021-01-03 2.38.04
2.検索窓で「random」検索するとrandom velocityに飛ぶので任意のキーボードショートカットに適用します
こうすることで次から選択したノートに対してランダマイズがワンボタンでかかります。

おわりに

いかがでしたか?ランダマイズは覚えておくと非常に便利な操作です。ノート一つ、一つに手動でベロシティーを書いていては膨大な時間を消費してしまいますのでこのテクニックを使うことで時短できます。
ドラムのみならず、ベースやピアノなどにもランダマイズを使用することがありますのでぜひお試しください。というわけで今日はこの辺で!ではまた

2020年にロック系のドラムアレンジのお仕事を受けることがいくつかあったので僕なりのドラムアレンジの5つのコツを紹介します。
PEARL ( パール ) / EXX725S/C 760
PEARL ( パール ) / EXX725S/C 760
初心者の方にもわかりやすい内容ですのでぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。
動画も作りましたので合わせて見ていただくと理解しやすいかと思われます。

勢いや力強さを出したい場合はキックの手数を増やす

基本のビートは変えずに勢いや力強さを出したいという場合はキックの手数を増やしてやると良いです。
ドラマーをワンバスなのかツーバスなのかでキックの数は変わってきますが僕の場合は基本ツーバスで考えています。
スクリーンショット 2021-01-02 6.18.34
例えば通常の8ビートでもキックのダブルを入れるだけでも印象が変わってきます。
これはどのリズムパターンでもダブルを入れることで印象が変わってきますので色々試してみることをオススメします。僕はフィルインでダブルを入れることがよくあります。

タドド・タドドのリズムパターンを使う


ロック系ドラムではよく耳にすることのある「タドド・タドド」のドラムフレーズ。ONE OK ROCKの完全感覚Dreamerのイントロの部分でも使われているフレーズです。このフレーズ自体は打ち込み方は簡単です。
スクリーンショット 2021-01-02 6.37.23
最初は「タドド・タドド」と口ずさんで見て打ち込んでみることをオススメします。このフレーズは非常に使い勝手が良いので展開の変わり目などで入れてやるとメリハリが出ます。これも先ほど説明したキックのダブルを入れてやると力強さが出てきます。

ドラム打ち込みが慣れないうちのフィルインは足し引きで考える

スクリーンショット 2021-01-02 6.45.23
これは何度か記事にしていますがここでも触れておきます。ドラム打ち込みに慣れていないうちのフィルオンは足し引きで考えるとわかりやすいです。まずは最もポピュラーで耳にすることの多い、スネア連打を打ち込んでそこからタムやキックに入れ替える。
スクリーンショット 2021-01-02 6.47.05
または手数を減らす、増やすなどでフィルインのパターンを色々考えてみると良いです。

スネアのゴーストノートを入れる


ドラムフレーズが単調になってきたという場合にはスネアのゴーストノートを使用しましょう。特にバラードの曲ではこのテクニックが重要になってきます。バラードではキックのダブルを入れてしまうとボーカルの邪魔をしてしまうのでその代わりにスネアでドラムに表情を付けていきます。
ゴーストノートが上手く打ち込めるようになるとドラムフレーズの幅がかなり広がるのでぜひ挑戦してみてください。

ハイハットはランダマイズで強弱をつけてやる


ハイハットはベロシティーの調整で大きく生っぽさが変わります。一つ一つ、ベロシティーを調整していては膨大な時間を消費してしまいますのでハイハットはランダマイズで強弱をつけてやると良いです。
スクリーンショット 2021-01-02 7.08.53
一通りで聴いてみて違和感のある部分やこだわりたい部分をその都度で手動で調整してやりましょう。
特にハイハットを細かく刻むフレーズではベロシティーを低めに設定してやりましょう。
これはハイハットに限らずスネアやキックなどもランダマイズで強弱をつけてやるのもありです。しかしスネアやキックはハイハットほど大きく強弱はつけずにベロシティーのパラメーターとしては±10ほどにしています。
ランダマイズは使用することが多いのでキーボードショートカットに設定しておくと便利です。

おわりに

いかがでしたか?ドラムアレンジは回数をこなせば誰でも上達できるので紹介した5つのコツをぜひお試しください。初心者の方はまずはフィルインをバリエーションを増やすことが課題になりますが紹介した足し引きの考え方を使っていくことで自然と増えていくはずです。
ドラムアレンジは上手になるとドラム打ち込みが楽しくなりますので参考にしてみてください。というわけで今日はこの辺で!ではまた

↑このページのトップヘ