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暇つぶしでDTMブログをかき綴っていく!DTM生活5年目に入りました!機材レビュー!制作のノウハウをお届け!

管理人のVOCALOIDオリジナル曲を『ZERO』by YOSAGYO
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こんばんは
MIXでボーカルトラックを自然に馴染ませる方法をまとめておこうと思います。
歌ってみたをする方が増えてきているでしょうから需要がありそうなので記事にしておきます。
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1.ダイナミクスの調整

ボーカルが浮いてしまう原因の一つにダイナミクスの調整が上手くできていないことが多いです。
ダイナミクスの調整で重要なのは
  • ボリュームオートメーション
  • 手コンプ
この二つが非常に重要です。ボーカルのダイナミクスの調整はほぼこの2つで上手くいくかどうかが決まると僕は考えています。
「ボーカルが浮いてしまう!」と感じる場合はまずは先にこの二つの調整を見直してみてください。
これが上手くできていないとコンプレッサーだけでは展開ごとに音量のばらつきが出てしまうため、ボーカルが浮いてしまう原因になります。
コンプレッサーにそこまで大きな期待を持つのではなく、ダイナミクス調整の仕上げとしてかけるくらいの感覚で僕は考えております。


関連する記事を載せておきますので参考になると幸いです。

2.ドライブ感を付加

UNIVERSAL AUDIO ( ユニバーサルオーディオ ) / SOLO/610
UNIVERSAL AUDIO ( ユニバーサルオーディオ ) / SOLO/610
SSL (Solid State Logic) ( ソリッドステートロジック ) / Fusion チャンネルストリップ/プロセッサー
SSL (Solid State Logic) ( ソリッドステートロジック ) / Fusion チャンネルストリップ/プロセッサー
レコーディングスタジオでRECする際には録りの段階でマイクプリアンプを通すことがあります。そうすることで音に温かみが付加されて馴染みの良い音になります。
しかし宅録の場合はアウトボードを使ったRECは一般的ではないのでその温かみが付加されていないことがほとんどです。そのためMIXの際にプラグインエフェクトで温かみをボーカルトラックに与えます。
  • マイクプリアンプ
  • サチュレーター
  • アナログ系コンプ
  • テープシミュレーター
などのプラグインを使います。
ここでポイントなのががっつりドライブ感を与え過ぎないこと。トラック単体で歪み具合を確認するよりは全体の混ざり具合で確認する方が上手くまとまりやすいです。温かみを与える場合は劇的な変化を期待するのではなく微量なドライブ感で全体に馴染ませると考えます。
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3.あえて高域をローパスフィルターで削る


これは実体験から学んだことなのですがバンドレコーディングをしていて複数のバンドさんから言われたことなのですが
「音が綺麗すぎるので劣化感を与えてください」というものでした。
その結果、ローパスフィルターで高域を削ることをやってみたのですが全員それがしっくりくるとのことでした。
個人的に感じていることは最近のIFやコンデンサーマイクは十分に音が綺麗なのでハイファイすぎるが故にそのままの状態では音が抜け過ぎてしまうことです。
綺麗すぎる音で入力されるため馴染ませるために劣化感を与える必要があるということです。これは先ほども述べたドライブ感を与えるとセットで考えておくと良いと思います。
ドライブ感を与えてもまだ抜け過ぎてしまうならばあえて高域を削るという思い切った発想です。
ローを削るのはあるあるのことですが…一昔前では考えられないですねぇ…。
でもそれが市場から発見したニーズだったので一つの方法として引き出しに入れて置いて損はないと思います。

4.リバーブの使い方に一工夫加える

私のリバーブの使い方を紹介します。
  • モノラルトラックでプレート系
  • ステレオトラックでルーム系
これら二つをSENDでボーカルトラックに送ります。
空間
図にするとこのようなイメージです。前後の立体感と横の立体感を2つのリバーブで演出するイメージです。この図ではさらにモノディレイも使って音に影を加えています。このように空間系エフェクトを3D考えるようにしています。
特にステレオのリバーブはホール系ではなくルーム系を使用します。理由としてはホール系はボーカルに対しての空間として広すぎるからです。空間が広すぎるためボーカルの重心が軽くなってしまうのです。そのため部屋のサイズを狭めのルームタイプにすることで適度な重心を保ったまま違和感の少ない空間を演出します
リバーブがどうしてもお風呂っぽくなってしまうという方はおそらく空間が広すぎてしまうからです。なので騙されたと思って一度空間が狭めのリバーブタイプを試してみてください。これだけでもしっくりくるはずです。

おわりに

いかがでしょうか?今のところ僕の実体験ではこの4つをちゃんとやるとほぼ綺麗にボーカルトラックが馴染みます。低域をフィルターで削るというのはよく耳にしますが高域をフィルター削るという発想はなかなかないのではないでしょうか?
もちろんこれらはダイナミクスの調整を適切にやった上で有効な方法ですのでまずはボリュームオートメーション、手コンプをやりましょう。
というわけで今日はこの辺で!ではまた

こんにちは
先日のこのようなツイートをしました。
このDTMブログを見ている方はきっとバンドサウンドが多いはず!と日頃感じております。というのもこのブログで書き続けていることがバンドサウンドに特化したものが多いからです。
僕自身が元バンドマンで作る曲も基本バンドサウンドですし、全国流通のバンドサウンドのレコーディングエンジニアも経験しております。今は個人でDTMレッスンをしておりますが音楽教室で3年ほどDTM講師も経験しました。
このブログを書き始めてからかれこれ5年ほど経ちましたが書き始めた当初は本当に暇つぶしの感覚ではじめました。このDTMブログがきっかけで様々な経験をさせていただけましたので僕自身もびっくりです。
ツイートでも述べましたが僕がDTMブログを始めた頃よりもDTMについて発信する人がめちゃくちゃ増えました。
当時は動画もブログもDTMについて発信する人が本当に少なかったので僕が記事を書き続けていた理由に初心者の頃の自分が見て「この記事を待っていた!」と言うような記事を量産したかったという思いがありました。
しかしそのような記事はライトユーザー向けの記事なのかな?と感じており、ライトユーザー向けの発信をする人は近年すごく増えたので僕が発信しなくても他の人がやってくれているのかなー?と感じることもありました。
記事のPV数を増やすのであればぶっちゃけるとライトユーザー向けの記事の方が伸びやすいのですが同じことをしていても面白くないと考えるのが僕の考えです。そのためライトユーザー向けの記事を全く無くすというわけではないですが自分だからこそ発信できることは何なのか?を考えて記事を書いていこうかなと考えます。
というわけで早速ですが今回はアンプシミュレーターについて現時点で僕が感じていることを記事にしようと思います。
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アンプシミュレーターとは

Kemper Profiling Amplifier
Kemper Profiling Amplifier  BIAS FX 2.0 Professional
BIAS FX 2.0 Professional
このブログを読んでいる人であればもうご存知かと思いますが今一度、アンプシミュレーターについて説明をします。
シミュレーターという名前が付いているのでその名の通り、アンプをシミュレートしたものがアンプシミュレーターです。
実機のアンプは宅録でレコーディングしようとすると音も大きいし、マイキングもしなければで手間がかかります。さらには賃貸でギターアンプを使ったレコーディングはまず無理でしょう。それでもDTMでアンプサウンドをギターで鳴らしたいという場合に使用されるものがアンプシミュレーターです。
現代ではアンプシミュレーターにはざっくり分けて2種類あります。
  • ハードウェアアンプシミュレーター
  • ソフトウェアアンプシミュレーター
この2種類です。
この2種類について僕が使ってきた感想と経験を交えて、独断と偏見で語っていきます。

ハードウェアアンプシミュレーターについて

Fractal Audio Systems ( フラクタルオーディオシステムズ ) / Axe-Fx III MARK II
Fractal Audio Systems ( フラクタルオーディオシステムズ ) / Axe-Fx III MARK II Line 6 ( ライン6 ) / Helix Floor マルチエフェクター
Line 6 ( ライン6 ) / Helix Floor マルチエフェクター Positive Grid ( ポジティブ グリッド ) / Bias Head
Positive Grid ( ポジティブ グリッド ) / Bias Head BOSS ( ボス ) / GT-1000 マルチエフェクター
BOSS ( ボス ) / GT-1000 マルチエフェクター
こちらはハードウェアということで物体として存在するアンプシミュレーターです。ラック型とフロア型があります。
  • Fractal Audio Systems/Axe-Fx III
  • Kemper Profiling Amplifier
  • LINE6/Helix
  • Positive Grid/BIAS AMP
  • BOSS/GT-1000
  • Neural DSP/Quad Cortex
これらが有名どころになります。近年ではKemperとHelixを使うギタリストが増えており、まさにハードウェアアンプシミュレーターの2強といったところでしょうか。
アンプモデリングのみならずエフェクトも内蔵されており、1台あればギタリストが求めることがほぼほぼ可能といったところも人気の理由の一つです。
まさにこれ1台あればライブもレコーディングも可能なため、別名ギタープロセッサーとも言われております。操作が複雑なものもあるため一概にこれが良いとは言い切りません。実際に触ってみて直感で操作しやすいと感じたものを選ぶのがその人に合っているアンプシミュレーターだと感じております。
またソフトウェアと違い、物体として存在しているため所有欲求の強い人にも人気です。

ソフトウェアアンプシミュレーターについて

続いてソフトウェアアンプシミュレーターです。こちらはハードウェアと対極にあるような存在。物体を成さない画面上に存在するアンプシミュレーターです。
  • IK MULTIMEDIA/AmpliTube 5
  • Positive Grid/BIAS AMP2.0
  • Native Instruments/Guitar Rig 6
  • Line 6/Helix Native
この辺がど定番のソフトウェアアンプシミュレーターです。ソフトウェアで動作するため、画面上にアンプモデリングを出して音作りを楽しめます。こちらもエフェクトも兼ね揃えています。ゲーム感覚でアンプモデリングを触って音作りを楽しめます。
こだわっているものだとアンプの真空管や劣化具合、暖まり具合まで設定できるものもあります。ソフトウェアだからこその自由度ですね。
またハードウェアと決定的に違うところはリアンプが手軽に行えるというところです。ドライ音さえ用意できていれば手間がかからずにボタン一つでリアンプができてしまいます。
さらにハードウェアと違う点を上げるとハードウェアと比べて圧倒的にコスパが良いというところです。
またデモ版を使用できるため、自分のDTM環境で試してから合うのかを判断できるのも魅力の一つですね。

断然ハードウェア推し

ここまでハードウェア、ソフトウェアの二つがどんなものなのか紹介しましたがここからはその上で僕はどちらのタイプをオススメするのかを述べていきます。
ギターサウンドを良くしたいと考える人には断然ハードウェアアンプシミュレーターをオススメします。
ソフトウェアには特有の平坦な質感、のっぺり感が存在していると感じております。
ドライブ感も良いし、クリーンも綺麗なのにどう頑張ってもあの質感だけが取れない。外部IRやMIXで空間系をインサートし、あれやこれややってみてもどうしてもあの質感だけが邪魔をするのです。
例えばBIAS AMPはハードウェアとソフトウェアで明らかに音の立体感に差を感じております。わかりやすい例で紹介します。

例えばこちらの作品ですがアンプシミュレーターはBIAS AMPのプラグイン版を使っています。

こちらは先ほどの作品の再録版になりますがBIAS RACK(ハードウェア)を使っています。
どちらが好みでしょうか?個人的には再録版のハードウェアを使用した方が手応えを感じております。
ソフトウェアの売り文句でよくあるのが「実機を完全に再現した!」みたいなのがよくありますが今のところソフトウェアのアンプシミュレーターで実機を完全に再現したクオリティのものがあるとは感じられていません…。
というのもMesa Triple Rectifierを現在実機で所有しておりますがプラグイン版とは音の質感は全然違いました。1番の差はEQのレンジの広さです。プラグイン版は誰もが使いやすいようにEQのレンジが狭まっているのでは?と感じています。
ハードウェアはコストがソフトウェアと比べ高めですがあののっぺり感からは脱却できると実感しております。
もっとわかりやすく言うならば僕の経験上、ソフトウェアよりもハードウェアの方が音質がしっくりくることが多いです。
ハードウェアの中にも廉価版でも十分に戦えるものがあります。例えばLine6であればPOD GOです。

機能はHelixeと比べると制限されますが宅録で使う分には十分な音質です。コスト的にフラッグシップが難しいのであれば廉価版のものでも十分な音質なのでぜひハードウェアを使うことをオススメします。

ソフトウェアならばUAD-2をオススメ

もしソフトウェア版のアンプシミュレーターを使うのであれば僕はUAD-2のアンプシミュレーターをオススメします。UAD-2のアンプシミュだけは唯一ハードウェアと戦えると感じています。
こちらはUAD-2のENGL/Savege120のアンプモデリングを使用した音源です。
こちらはUAD-2のDiezel/VH-4をアンプモデリングを使用した音源です。
今までアンプシミュはLine6のPOD2.0を始めとしてたくさんのハードウェア、ソフトウェアのアンシミュを使ってきましたがソフトウェアならば唯一UAD-2だけが手応えを感じられる質感だと感じています。

基本リアンプをしないという発想

ここからは本編とは少し外れた内容になりますがギターRECに関するお話をしていきます。
僕は基本的にリアンプをしません。理由としてはRECの段階からMIXの仕上がりを計算しているからです。RECの段階から
  • 手応えのある音に作る
  • 弾いていてテンションが上がる音の状態で録る
というのを徹底しています。これらを意識することで最終的にMIXで悩むことが少ないと感じています。
逆にこれらができていないと不安で作業が進められないと考えているくらいです。これは自分のみならずバンドRECでも同様のことでした。
特にバンドRECではギタリストが出したい音を最優先するべきだと考えています。「ドライを録っておいてあとからこっそりリアンプをしよう」というのはそのギタリストの個性を殺してしまう。
エンジニアが使いやすい音は確かに処理はしやすいですがアーティストは納得がいかないことがあります。
ソフトウェアの場合はリアンプが簡単なためあとでいくらでも音色を変えられるのですがそれだと
「RECで作った音は何のための音作りだったのか?」ということになり、音作りに保険をかけることになります。リアンプをするかしないかは人それぞれなので参考程度で良いと思いますが僕の経験では端からリアンプはしない発想でRECした方が個性がちゃんと出て仕上がりも良い音になることが多かったです。

ギターに対してEQの使い所

ギターに対してEQの使い所を紹介します。
リアンプをしないという発想でRECをした場合にはEQでガンガン音色を変えることはあまりしません。特にとりあえずでハイパスフィルターでローを削るなんてことはほぼしておりません。ギターに関しては不要にローを削ると芯の無い音になって重厚感が失われてしまい、頼りない音になってしまいます。
そもそも最近のIFはエントリークラスでも音質がそこそこ良いので昔みたいに録り音に対してEQで音色を積極的に変えなくても全然使える音だったりします。
「じゃあほぼEQの出番はないのか?」という声が聞こえてきそうですがそういうわけでもありません。
「どういうとこで使うのか?」というと中域(300Hz~2kHz)のブーストで主に使います。特にギターソロやリードギターで抜けを出したい時に使います。
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カットする場合は高帯域の耳が痛くなる瞬間でディエッサーがかかるように使います。
これら以外で大幅にEQによるブーストやカットをする場合は録りの段階で歪ませすぎかEQの設定が上手くいっておりません。

ダブルトラッキングにはWavesのVitaminが活躍する


僕がよくギターに使うプラグインのWavesのVitaminを紹介します。Vitaminは倍音の付加と帯域別に広がりを調整できる優れものです。ダブルトラッキングをしているギターに僕は使用します。
この場合はLRの片方ずつではなくLRをまとめたBusトラックにVitaminをインサートします。
  • 低域は広がりを狭め
  • 中域〜高域にかけて広げる&倍音を付加
僕はこのようにVitaminを使ってギターの音抜けと広がりを調整しています。
Vitaminはその名の通り、音に栄養を与えるかのような感覚を与えてくれます。もちろんギターのみならず他の楽器やボーカルにも使いやすいエフェクトですのでぜひ使ってみてください。
WAVES ( ウェーブス ) / Gold Bundle
WAVES ( ウェーブス ) / Gold Bundle
ちなみにWaves Gold以上からVitaminが入っています。

録りながらMIXもついでにやる

ここでもう一つTipsを…。僕がやっていることなのですがレコーディングを録り進めながらEQやコンプのかかり具合なども確認します。
  • RECが完了⇨さぁMIXを開始!
ではなく
  • RECと同時進行でMIXもできる範囲で進める
という感覚です。フェーダーで音量バランス、パンニングなどのラフMIXを同時にやるだけでも全体の音像を確認しながら作業を進めていけます。
これはあとで本格的にMIXを始めた時に「こんなはずではなかったんだけどなぁ…」と言うのを避ける上でも大事なことだと考えております。
宅録で大事なことは完成像をどれだけイメージしやすい状態を作れるかだと僕は考えています。
特にMIXやマスタリングなども全て自分でやってしまうタイプの方はそこまで工程をハッキリと分けて考えるのではなく今すぐにでもできそうなことは同時にやってしまうことで完成像はイメージしやすくなるはずです。

おわりに

いかがでしたか?アンプシミュレーターの話題のみならずギターの音作りのTipsも交えてみました。参考になるTipsがあれば嬉しいです。
終盤で述べていることですが宅録で大事なことは完成像をどれだけイメージしやすい状態を作れるかだと僕は考えています。それは作業を進めていく上で自分の中で手応えを感じる瞬間が多いほど完成像のイメージができていることなのかなぁと感じております。
と言うわけで今日はこの辺で!ではまた

こんにちは
今日は久しぶりにMIXについて記事を書こうかなと思います。というのも日頃SNSを見ていてDTM界隈で一番話題に上がっているのがMIXについてが多い印象があります。
やはり独学ではどうしても上達が難しいものだと思います。この記事ではMIXを始める上で最初におさえておくべきもの、フェーダーについて書いていきます。
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今日の僕はフェーダーは大事だぞ!おじさんです。

MIXはフェーダーの使い方でほぼクオリティが決まる

PRESONUS ( プレソナス ) / FaderPort DAWコントローラー
PRESONUS ( プレソナス ) / FaderPort DAWコントローラー
早速ですが声を大にして言いたいことがあります。それはMIXで最も大事なのはフェーダーの使い方であると言うことです。言い方を変えればMIXのクオリティはフェーダーの使い方でほぼ決まると言っても過言ではありません。それくらいフェーダーはエンジニアがミキサーで一番触るところです。
楽曲は各トラックの集合体で出来上がっています。MIXはそのトラックごとのボリュームバランスを調整します。MIXで上手くボリュームのバランスが調整されたものはスピーカーやヘッドホンで聴いた時に聴き手が心地良く感じられます。
僕のDTMレッスンでもMIXのレッスンではまずはフェーダーで徹底的にバランスを取るところからスタートします。フェーダーはめちゃくちゃ大事!フェーダーは教祖!フェーダーを信じなさい!

EQやコンプを使う前にまずはフェーダーでちゃんとバランスを取る

MIXを始めて間もない方でいきなりEQやコンプを使い始めて悩み続けている人をよく目にします。
誤解されている方のために補足するとEQやコンプもボリュームを細かく弄っているだけのものです。
  • EQはボリュームの中身を細分化して帯域ごとにボリュームを調整
  • コンプは音粒の大小を均一化
ざっくり言えばこのようになりますがどちらも音量を調整していることに変わりはありません。EQやコンプをいじっていて上手くいかないと言う場合にそのもとを遡っていけば必ずフェーダーにたどり着くのです。
僕の経験からも言えることはフェーダーで各トラックのボリュームバランスが取れていない状態でいきなりEQやコンプから作業を始めても上手くいくことの方が少ないです。
なのでまずはフェーダーでバランスをきれいに取ることに集中することをオススメします。


各トラックの役割をハッキリさせてボリュームのバランスを考える

各トラックのボリュームバランスを取る上でまず始めに考えることは
  • トラックの役割を明確化させる
  • シーンごとにどのトラックを聴かせたいのかをハッキリさせる
主にこの2つだと考えています。トラックには大きく分けて3つの役割があると考えています。
  • 主役のトラック
  • 脇役のトラック
  • 隠し味のトラック
脇役や隠し味がいるから主役が引き立つのであって全てを均一に聞かせようとすると何を聴かせたいのかわからないMIXになってしまいます。
なので全てのトラックを綺麗に聴かせようと考えるのではなく主役のトラックをどうすれば上手く引き立たせることができるのかを考えていく方がバランスの取り方として考えがまとまりやすいです。

例えばこの曲の0:13~0:44までのシーンではボーカルを最も聴かせたいポジションです。そのためこのシーンでは他の展開の時よりもボリュームオートメーションを使ってボーカルを大きめにしています。
他にわかりやすいシーンでは2:01~2:15です。ここはギターを主役として考えているためギターを大きめに、さらには重ねている数も増やしています。
このようにシーンごとに何を主役としているのかをハッキリさせた上で
  • ボリュームを上げる
  • 重ねる数を増やす
  • 主役を出した分、他のトラックのボリュームを下げる
などの処理を行います。やっていることはシンプルでボリュームの出し引きと重ねる数の出し引きです。
MIXではシーンごとのこの出し引きを上手く自分で判断できるかが重要だと考えています。音楽にマニュアルなんてものはないですから自分の曲は自分で判断するのです。音楽にもしマニュアルがあるとすれば僕はきっとつまらなくなってとっくの昔にやめていることでしょう。
この出し引きの重要性を知らない、もしくは疎かにしてEQやコンプ、エンハンサーなどを使って音を加工する方向にしようとしている人が多いとSNSを見ていて感じています。

無駄にインサートエフェクトを増やす前にフェーダーをもう一度見直す

「MIX沼にハマった!」といってインサートスロットにたくさんのエフェクトを挿しまくっている人を見ることがあります。僕も昔はそうでした。気持ちはよくわかります。
だからこそ言いたいのですがMIX沼にハマったら一旦全てのインサートエフェクトを外してフェーダーをもう一度見直してみてください。大事なことなのでもう一度言います。
MIX沼にハマったらフェーダーで各トラックのボリュームバランスを取り直してください
そしてその作業をしながらなぜここまでフェーダーが大事なのかを訴えているのかを考えてみてください。その答えが自分なりに導き出せるようになった時にはMIXが上達する階段を確実に上がり始めています。

おわりに

いかがでしたか?MIXではエフェクトよりもフェーダーがめちゃくちゃ大事なのでボリュームバランスをどのようにして取るかを第一に考えてみてください。
フェーダーはボリュームをいじっているわけですから考え方によってはそれもエフェクトの一つなのかもしれないですね。

こちらの動画では生徒さんからもフェーダーの重要性について5:46~お話されています。
この記事では僕はフェーダーは大事だぞ!おじさんになっていました。
僕はDTMオンラインレッスンをしておりますので興味がある方はTwitterのDMもしくはHPからお気軽にご連絡ください。
体験レッスン
と言うわけで今日はこの辺で!ではまた

こんばんは
最近ではこれから歌ってみたをするために僕のDTMレッスンを受けてくださっている方が少しずつ増えてきました。その中でも特に質問の多いのがピッチ補正についてです。
僕のバンドレコーディングをしてきた中で、ボーカルREC、MIXはたくさん経験させていただいております。今回この記事では僕の経験からピッチ補正について知っておくべきことをまとめておきます。
この記事では本気で良い歌声を作品に込めたい方に書いているつもりでいます。
カラオケで歌が歌える人ではなく、ちゃんとしたボーカリストと呼ばれたい方向けだと思っていただきたい。
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1.ピッチ補正で歌が上手くなるわけではない

ピッチ補正では歌が上手くなるわけではありません。ピッチ補正は外れた音程を正しい位置に補正してやることですがその作業をしたからと言って必ずしも歌が上手に聞こえるかというとその保証はありません。
そのためレコーディング時にはエンジニアは良いテイクが取れるまで何度もディレクションし、手応えのあるボーカルテイクにします。逆を返せば手応えのあるボーカルテイクの状態があるからこそ微調整としてピッチ補正をすることで聴き心地の良い音源になるわけです。

2.ピッチ補正箇所が多いほどそのボーカリストの良さは失われていく

ピッチ補正箇所が多いほどそのボーカリストの良さは失われていきます。これは断言します。
特に表現として狙ったしゃくりではなくピッチに自信がなく、半音下から探すようにして歌っている場合はピッチの補正箇所が多くなりやすいです。
補正箇所が多くなれば多くなるほどどんどんとピッチは平坦化されていきます。わかりやすい例としてはVOCALOIDに近いような歌声になっていくとイメージしていただければ良いと思います。
  • ピッチ補正箇所が多い=適切な音程で歌えていない
ということですから録り終わった後に一度音程が外れている場所はないか確認しましょう。もし違和感のある箇所があればその部分だけ録り直すことをおすすめします。
部分録りをする方法をパンチインといいます。もしパンチインの方法を知らない方はこの機会に学んでおきましょう。

またパンチイン以外にもボーカルRECをする際に円滑に録る方法を記事にまとめてありますのでぜひ参考にしてみてください。


↑こちらの動画では(10:05~)ギターですが実際にパンチインとレーンコンピングを使ったRECをしております。

3.ピッチ補正はDAWの万能かつ最強な機能ではない

ピッチ補正機能はDAWの便利な機能ではありますが最強な機能ではありません。
まるでドラゴンボールZに出てくる神龍のようなボーカリストの願いを叶えてくれる最強の機能ではないということをご理解いただきたい。
RECの段階でどうしても見逃してしまったポイントの調整や微調整でこそ力を発揮してくれるものだと考えてもらえればちょうど良いと思います。
例えばCubaseのVariAudioはめちゃくちゃ便利な機能を豊富に取り揃えています。
  • ピッチ補正
  • ピッチのクオンタイズ
  • ピッチの平坦化
  • フォルマント調整
  • セグメントのボリュームの調整
  • タイミング補正
  • MIDIリファレンスの有効化
などボーカルトラックを調整する上で必要なものを全て揃えていますがこれらは歌声を大幅に変化させて劇的に良くするためのものではないと僕は考えております。
そのためピッチ補正機能に過剰な期待はしないでいただきたい。

4.ベストテイクなボーカルトラックにピッチ補正を微調整として使うことで最高な仕上がりになる

ここまで何度か述べてきていることですがピッチ補正は微調整として使うことで本領を発揮します。
そのためベストテイクなボーカルトラックにピッチ補正をかけることで最高な仕上がりになります。これは僕の経験からも徹底していることで可能な限りボーカルレコーディングではベストテイクになるまで何度も録り直しを行います。鉄則として覚えておいていただきたいのは
  • 手応えがないテイクならベストテイクになるまで何度でも録り直す
これは確実に徹底しておくべきこととして実践していただきたい。その上でもし、キーが合わないのであればキーの変更を作曲者に提示しましょう。
ベストテイクで録れたボーカル音源はその作品が持ち点100があったとすれば減点ではなく加点されていき、120点や150点になるイメージです。このようにボーカルはその作品の最終特典を決定付ける重要なポジションだと考えていただきたい。

おわりに

いかがでしたか?一言でこの記事を表すならばとにかくピッチ補正機能には過剰な夢を持つなということでしょうか。
日々、ピッチ補正ソフトは進化をしていますがそれでも最強な機能ではないことはぜひご理解いただきたい。それを理解された上で手応えのあるテイクであればきっと良い仕上がりになるはずです。
僕はDTMオンラインレッスンをしておりますので興味がある方はTwitterのDMもしくはHPからお気軽にご連絡ください。
体験レッスン
というわけで今日はこの辺で!ではまた

こんにちは
ここ2年くらいで金銭感覚が元に戻ったと感じております。数年前は「給料日がきたからとりあえず機材を買おう!」とかしていましたがここ最近は機材やプラグインも買う頻度が激減しました。
必要なものを必要な時に買うということができるようになったんでしょうね。
そしてもうすぐでDTMerにとってお待ちかねの大イベント、ブラックフライデーでがやってきます。
僕も昔はブラックフライデーで資金を使い切ってしまって当時付き合っていた彼女にあげる予定だったクリスマスプレゼント用の資金まで使い切ってしまってその後のフラれるという大失敗をしてしまったものです。
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この記事ではDTMerのためにブラックフライデーがきて金銭感覚が狂う前に冷静に機材やプラグインを購入するコツをまとめておきます。

1.今本当に必要な機材・プラグインを買う

給料やボーナスがきて「まとまったお金ができたからとりあえず何か買うか!」このとりあえずという感覚で僕も昔は機材を買っていましたがとりあえずで買うようなお金の使い方は機材投資というよりは散財目的が多かったです。
目的がもはや散財してうっぷんばらしみたいな感じでしょうか。特にDTMで使う機材は一線を超えると1発で20万~になってきます。普通の金銭感覚からするとなかなか手が出しにくい値段です。
今のところ今でもずっと使っている機材やプラグインは今、どうしても必要だから買ったものです。
「今後必要になるだろうなぁ…」という考えで買ったものはほとんど使っていません。まずは機材やプラグインを購入する指標を今必要かどうかで考えることを最優先すると良いと思います。

2.買ってからその後どれくらい使う見込みがあるか

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買ってからどれくらい使う見込みがあるのか。これも大事な指標の一つ
だと思っています。なんとなく今後使いそうだから買っておこうで買ったものはもしほんとに使う時がきても年に数回程度、もしくはあったとしても1、2回程度だと感じております。
しかしそういう理由で買った機材やプラグインは大体が使う出番すら無く、押入れ行きになることがほとんどです。普段から自分が使う見込みがある機材投資ならば良いと思いますが
「今後使う時がありそうだなぁ…」で数万円を、年に1、2回出番があるかわからないものに使うのは果たして良い買い物になるのでしょうか?

3.「セールだ!お得!」で飛びつく前に一旦冷静になる

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SNSでよく見る「80%OFFのセールだ!お得だ!」というセリフ
僕も数年前までは全く同じ感覚でとりあえずセールがあったら脳死でポチっていましたがDTMのプラグインは常にセールをしているメーカーがやたら多いです。
ここ最近は一昔前のブラックフライデーが常に起きている状態です。
一昔前なんてのは○avesがブラックフライデーで50%なんてやったらみんな大興奮でしたが今はもはや当たり前のようですよね。
とりあえずセールで買ったとして確かに定価より安いわけですが間違いないのはキャッシュは減っているということ。
「このセールを逃したら次はいつ安くなるかわからない!」こんな発想で僕も慌てて買っていましたが今考えるとそこまで慌てる必要もないし、そんなにホイホイとセールをやっているメーカーならまたすぐにセールをやり始めます。必要になったプラグインがその時にセールをしていたらラッキーぐらいがちょうど良いと今ならそう思います。

4.今持ってるプラグインをどれだけ使い込んでいる?

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機材愛があるならばプラグイン愛があっても良いと僕は考えています。僕の楽曲制作の中ではみんなが「古いし、流行でもない」と言っているようなプラグインをずっと使い続けていたりします。
理由としては色々ありますが一言で言うならば一つ一つ、そのプラグインでしか出せない音が存在していると感じているからです。
わかりやすい例ではWavesのV-EQは僕の中では外せないプラグインの一つです。
他にも同じモデリングをしたプラグインが各社からリリースされていますがどうしてもV-EQが無ければ僕のサウンドにならないのです。それぐらいずっと使ってきたし、愛着も深いプラグインです。新しいプラグインを見つけて使ってみるのは良いことだと思う、でも昔からずっと使ってきたプラグインはあなたの中でいくつあるのでしょうか?そしてずっと使い続けてきた理由は明確にあるでしょうか?
「これで良い」じゃなくて「これじゃなきゃダメなんだ!」というプラグインはきっと自分の持ち味になるし、らしさを感じさせてくれる要素の一つになると考えています。自分のFavoritesプラグインを熱く語る会とかあったら面白そうだなぁと思います。

5.プラグインの有償アップデートの存在

無償アップデートのプラグインもありますが中には有償アップデートのプラグインがいくつもあります意外とこのアップデート代が高かったりします。
有償アップデートがあるプラグインをいくつも所有していると考えたらアップデート代だけでも数万円使うこともあります。
個人事業主で経費で落とせるなら良いですが趣味でやっているならばこの有償アップデートの存在も頭の片隅に置いておくと良いと思います。早いプラグインだと年1で新しいバージョンをリリースしています。
僕は今後使うことはなさそうだなと感じたプラグインに関してはアップデートせずにそのままにして、今のままでも十分に使えると感じているものもそのままにしているものがあります。

6.金欠DTMerであることを当たり前にしてはいけない

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感覚が麻痺してくると「DTMerは金欠で当たり前だ!」ぐらいの感覚で昔、僕はいましたが今考えると金欠DTMerであることが当たり前だなんて全然かっこよくないですよね。ここまで述べてきた
  • 今、本当に必要な機材・プラグインを買う
  • 買ってからその後どれぐらい使う見込みがあるか
  • 「セールだ!お得!」で飛びつく前に一旦冷静になる
  • 今持っているプラグインをどれぐらい使い込んでいる?
  • プラグインの有償アップデートの存在
これらを意識するだけでもだいぶ健全な買い物ができるようになると考えています。

おわりに

いかがでしょうか?昔の僕もそうでしたが機材やプラグインを買うことが目的になってしまっている人をSNSでちらほら見かけます。曲を作るための機材なんですけどね(^^;)僕はここ1、2年で金銭感覚がやっと元に戻ったと感じられています。いやー…ここまで長かった。
ちゃんと貯金して蓄えを持つのも心の余裕として大事だと思います。と言うわけで今日はこの辺で!ではまた

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