おはようございます。
最近やたらMIXやらマスタリングやらの考察&実験をしています
よく音圧の話なんかでRMSという言葉を聞いたことがあると思います
goriPAKU7978_TP_V
そもそもRMSって何のこと?っていうのを
自分の情報の整理の為にも記事にしておきます

人間の聴感上に近い音量=RMS

まずはじめに
最大ピーク値が高い=ボリュームが大きいというわけではないです
むしろ最大ピーク値が0を超えていない(音割れを起こさない為)
のが当たり前で
何も処理を行わない場合は最大値に対して他の音量とのレンジが広いため実際に感じるボリューム感は小さくなる
ダイナミクスがある
じゃあどういうことが音量を大きく感じさせるのかというと
音量のレンジが最大ピーク値に対してどれだけ狭いかということです

ダイナミクスを失う
この状態はまさにマキシマイザーやリミッターで
最大音量とのレンジを狭めた状態で
このことをダイナミクスが失われた状態又は
ダイナミクスを埋める
というような言い方をしたりします
これがRMSメーターで
どれくらいダイナミクスを埋めているのか数値として見ることができます
RMSの数値が人間の聴感上の音量に近いと言われています
25
↑実際のCubaseのRMSメーター

RMS値を低くしたといって2mixによっては音圧がキレイに上がらないことがある

最近とあるバンドさんの音源のRMS値をRMSメーターで見てみました
15
RMS最大で-6.6で平均は大体RMS-7,0~7.2辺りでした
市販されているCDはRMS-8.0~10辺りが多い)
耳で聴いた時に感じるボリューム感も大きいし多少歪んでいるところもありましたがスッキリ聴こえました
自分も試しに自分の音源で何も考えずにリミッターで圧縮をかけてRMSを-7.2ぐらいにしてみました
51
そこで発生したのが音が歪むということでした
特にロー(低域)とハイ(高域)が歪む
これはリミッターやマキシマイザーは音量を圧縮しているが
それと同時にもちろんだが帯域も圧縮しているということです
帯域圧縮
2mixで帯域がうまくEQで処理できてなかったのか
すごい具合に低域が押しつぶされて劣化していた
表面上最大ピーク値は0を超えていなくても飛び出ている帯域には圧縮が強くかかっているので飛び出た帯域が歪んでいるのがわかった
なのでがっつりRMS値を低くした際にスッキリ聴こえてこなかった
再生機器側でボリュームを上げていくとバリバリ割れているのが聴こえていました
歪んでいる帯域がどこかの楽器とマスキングを起こしているということになります
2mixによってはRMS値を低くしたからといって全てがスッキリと聴こえやすくボリューム感のある音にはならないということだった

2mixでどれだけ帯域の住み分けができるかが大事

マスタリング時で各帯域の調整をかけるということもあると思いますが
あくまでも2mix時のバランスを大事にしたいので
私は2mixの時に再生機器のボリュームを手動で上げ下げを頻繁に行って
音量が低い時の聴こえ方と大きい時の聴こえ方を比べながら帯域ごとの処理をしようと思いました
マスタートラックにあらかじめマキシマイザーを挿しておくというのも手かもしれませんね

終わりに

最近音圧のことで色々と悩まされることが個人的にありまして
自分なりに解釈したことをまとめたかったので記事にしてみました
「マスタリング時は特に大きな変化はさせない、マスタリング時にあれこれやり始めそうになったら2mixに戻れ」というのをプロの方がよく口にされていますが
それはこういうことなのかと改めて感じました
要は2mixでうまく帯域が住み分けられていないとマスタリングの時に音圧がキレイに出ないということですね
というわけで音圧の話でした!
ではまたヾ(´ω`=´ω`)ノ