zunx2の暇つぶしDTMブログVer

元バンドマン、脳筋系のわいでもDTMが楽しめるようになったぜ!をモットーにDTMや音楽の情報を発信していきます

カテゴリ:MIX > ボーカルMIX

先日のRienさん(@rien_kagamineee)さんのツイッター歌ってみた動画のMIXを担当しました
その時に使ったハモリを擬似ダブルトラッキングする技を紹介します

同じ音源を複製して左右に振るだけではステレオにはならない

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サビのハモリの音源は一つだけしかなかったので理論上このまま左右にPANを振ってもステレオにはなりません

ステレオとモノラルについて理解してないと広がりを作れない!?
(↑理由はこちらを参照してみてくださいステレオとモノラルについて以前記事にしています)
この理論でいけばステレオにするのであれば
左右別々の音をスピーカーから出したいので単純に考えれば同じ歌い方をしたハモリ音源が2つ必要になります
ですが今回は1つしかありません
これを擬似的にステレオ化して広がりを出そうというわけです

擬似ステレオ化の原理

広がりはこうやって作る!ステレオ効果(実験)音あり
↑擬似ステレオ化について記事にしてあります
この再生を少しだけズラすということをダブラーやステレオディレイを使ってやります

Reel ADTを使ってナチュラルなステレオ感を演出

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ダブラー系と聞いて真っ先に思いつくのが名前のまんまのWavesのDoublerですが
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Reel ADTはさらにナチュラルな広がり感を演出できます
設定としてはプリセットのClassic VocalからLR100ずつに振りDRVはゼロにするだけにしています
これだけでも綺麗にステレオ感が出て広がりが演出できますので
ぜひReel ADTをお持ちの方は試してみていただきたいです
脳筋のわいでも「これはええぞ!」っと感じたWavesプラグイン 5選
↑(Reel ADTも以前記事にて紹介しています)

ステレオディレイでも擬似ステレオ化ができる

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↑Super Tap
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↑Doubler
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↑ステレオディレイ
ほんの少しのディレイ(遅延)を起こしてやれば再生位置にズレが起きますのでそれをLRに振るような形にできるプラグインであればなんでも良いです
ディレイについて
(↑ステレオディレイについても以前記事にしています)

終わりに

理論的にはハモリを2回録るのがベストなのだと思いますが
実際は2回録るのは結構大変です
(ギターのクアッドトラッキングは修行僧の如く大変)
ステレオディレイやダブラーを使うことで擬似ステレオ化し
時短になります
大体僕もボーカルMIXの依頼の時はハモリは1つだけのことがほとんどです
ぜひハモリに広がりを出したいという場合にやってみてください
ではまたヾ(´ω`=´ω`)ノ

週2Twitter歌ってみた動画投稿チャレンジを達成したまるさん@simaimaru
↑週2チャレンジのクロスフェードです
こちらは僕がボーカルMIXをしました
そして今回はまるさんに3時間ほどボーカルMIXをお教えしたところ
予想していた以上に良いクオリティの仕上がりになっていたのでびっくりしました
使用したDAWソフトはURシリーズなどに付属されているCubase AIです
大まかに何をお教えしたのか紹介します

初歩的なMIXの考え方

本当にMIXのミの字も知らない知識ゼロからのスタートなので
【初心者向け】MIXの基本的な考え方
まず最初にMIXがどういう作業なのかを説明しました
フェーダーやPANの使い方、EQやCOMPってどういう役割なのかを簡単に説明
加工よりもまずはオケとボーカルの音量感のバランスの重要性をお伝えしフェーダーだけでオケとボーカルのバランスを取るラフMIXを実践していただきました

素材を活かすMIXの考え方

・無意味なインサートエフェクトはしない
(無駄にエフェクトをかけるとかえって音質が劣化することがあるので)
・ボーカルMIXは基本インサートエフェクトは4つまで
(EQ、COMP、サチュレーター、ディエッサーなど)
※特別何かエフェクトをかける必要があるときに5つ以上に
例:リバーブ、ディレイ、コーラスなど
・手応えのある素材音源になるまでREC
↑これはMIXではないですが素材を活かす大事な考え方として)
・ピッチ補正でなんとかしようという発想をしない
素材音源とMIXの関係性:MIXを時短したいなら素材にこだわるべき
(以前、素材音源の重要性を自分なりに記事にしてみました)

インサート、センド/リターンの考え方

インサートエフェクトとセンド/リターンの考え方を簡単に説明
センドにディレイやリバーブを送りボーカルに空間を演出します
順番としてはディレイ⇨リバーブ
僕の場合はリバーブ⇨ディレイではありません
いわゆる奥行きや広がりをボーカルに出すためです
インサートエフェクトとSend/Return
↑(以前記事にまとめてあります)

初心者でも扱いやすいプラグインを紹介

素材音源さえ良ければあとはなんとかなるという発想なので
逆を返せばMIXでよっぽど変なことをしなければ良い音になるということです
この仮説でいけば初心者でも扱いやすいプラグインを使ってMIXをすればなんとかなると考えました
そこで2つのWvaeのバンドルを紹介しました

WAVES ( ウェーブス ) / Signature Series Vocals

WAVES ( ウェーブス ) / Signature Series Vocals
↑有名なエンジニアをモデリングしたボーカルMIX用バンドル
WAVES ( ウェーブス ) / Vocal
WAVES ( ウェーブス ) / Vocal
↑ピッチ補正、ディエッサー、ダブラー、チャンネルストリップまで入ったまさにボーカル用バンドル
この2つさえあればボーカルMIXに必要なものは大体揃っているのと簡単な操作かつプリセットが優秀
チート級ボーカル専用プラグイン「CLA Vocals」実験(音あり)
(以前記事にしているプラグインも入っています)

終わりに

特に難しいMIXの方法はお教えしていません
基本的なMIXの考え方と初心者でも扱いやすいプラグインを紹介しただけです
要は素材音源さえある程度良ければ初心者でもボーカルMIXが可能だということです
しかしなんだかんだしっかりしたクオリティを出したいのであれば
どうしても初期投資は必要になってしまいます
フリープラグインもありますが僕はどちらかというとメーカーがしっかりと販売しているものをオススメします
ということでではまた!

先日まるを。さん(@maru_28_wow)の歌ってみたツイッター動画のMIXをいたしました

その際に行った手コンプというテクニックを紹介します

素音源は音量にバラツキがある

コンプ前
通常ボーカル音源はこのように音量の大きさに差があります
※これは仕方がないこと、歌い方次第でバラツキを減らすことも可能です
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ピンクの線で囲った部分が特に大きいところと小さいところの差がある部分です
このままでリスナーは聴きにくさを感じてしまいます
それをコンプレッサーなどを使って聴きやすくするためにこの音量差をなるべく無くします
【初心者向け】コンプレッサーをかけて音圧を上げる仕組み
ですが今回さらに手コンプという技を使いました

一番簡単なやり方はオーディオデータを切り刻む

一番簡単なやり方を紹介します
大きい部分と小さい部分でオーディオデータを一度切って分離させます。そして小さい部分を持ち上げてやります

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これだけです
ボーカルにコンプを挿す前に手動でコンプをかけることでより滑らかにダイナミクスが整う
以前記事にもしています
これだけでもだいぶ聴きやすくなるのでぜひ試してみていただきたいです

オートメーションでもOK

オートメーションでボリュームフェーダーを操作して音量差を埋める方法でも全然ありです
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むしろライブハウスのPAさんは現場でもこの方法を使っています
この時マウスでもいいですがフィジカルコントローラーがあると
実際にフェーダーを操作してオートメーションを書けるのでより直感的な手コンプが可能です

終わりに

ちなみに僕はオーディオデータ切り刻み式とオートメーション式の両方を使っています
サビで楽器隊が大きくなる音源はたくさんあるのでそういった場合にオートメーションでフェーダーを操作しています
手コンプを使う利点はコンプレッサーを使った際の音質劣化を防ぐことでもあります
素音源を聴いた際に音量にバラツキがあるなと思ったら手コンプを実践してみていただきたいです
ボーカルオートメーションを自動化「Vocal Rider」
ちなみに手コンプを自動でやってくれるチートプラグインもあります
というわけで今日はこの辺で!

まるさんの週に2回新作の歌ってみた動画をツイッターにて投稿するというチャレンジにMIXでお手伝いさせていただきました
先日歌ってみた週2投稿チャレンジが無事に完了されました
Cubase標準プラグインだけでボーカルMIX:基本的なやり方
【ボーカルMIX】ケロケロ加工をやってみよう 
↑MIXのやり方も記事にしています

SNSで認知度を高める試み

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作品を作ったからにはやっぱり人に見てもらう、又は聴いてほしいです
そこで現代のネット社会ではSNSでの認知度や影響力を付ける必要性があると感じています
そのためにツイッターであればある程度浮上率を上げる、人に見てもらう時間を稼ぐ必要があります
ちなみに人が1つのツイートを見る時間は3秒程度だそうです
興味のないものであればもっと短いかもしれません
要は文だけのツイートでは見てもらえる時間は短いということです
しかし2:00ほどの動画付きツイートを全部見たとすれば
ツイートを見る時間は動画であれば文よりも必然的に長くなります
そして文だけよりも動画の方が拡散される率が高いと感じています
動画付きのツイートをコンスタントに実行してみればSNSでの認知度や存在感、影響力にも変化が出るのでは?と考えてみました

完璧主義?完了主義?

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例えばクリエイターの評価を作品の合計点数で考えた場合
1週間で100点を1つ作る完璧主義の人
1週間で80点を3つ作る完了主義の人

合計点数だけ考えれば140点の差が生まれます
この考え方で行けば合計点数を多く稼ぐためには
「コンスタントに短いスパンで80点の作品を作る」ということになります
人が集まっている場所をSNSとしてそこに80点を連発したらどうなるだろうか?と気になっていたので今回実際にやってみました
指標をRTやイイねで考えれば結果にバラツキは出ましたが

コンスタントに60~80点を取れたと感じました
賛否両論あると思いますが私はどちらかといえば完了主義派です

ツイッターはタグで伸び率が変わる可能性が高い

動画のクオリティもオリジナルMVにして音源自体もMIXはある程度適切なものにしましたが
なぜか一つだけレスポンスが高いものがありました
これだけ!しかも週2チャレンジをやる前に何も考えずにとりあえず上げてみますか!で投稿したこの動画だけRTとイイねに2倍くらいの差がある
週2チャレンジと違うものがこれにはある
タグに
#い手さんMIX師さん絵師さん動画師さんとPさん繋がりたいというのがこれにあったのです
どうやらこのタグにはそれほどの拡散力がある可能性が高いということですね

終わりに

結局何が言いたいのか?という感じの記事になりましたが
完璧主義と完了主義のどちらを選ぶかは人、それぞれだと思いますが
人の目につきやすいのは完了主義の方が可能性が高いということです
完璧を求めるが故に悩んでしまいフットワークが重くなってしまっている方はまずは今ある作品を自分なりの形で完了させることも大事だと頭のどこかに入れてみても良いと思います
ということでではまた!

先日まるさんの(@simaimaru)ツイッター動画にて
ELECTのボーカルMIXをさせていただきました
それのいわゆるケロケロ加工のやり方を記事にしておきます
youtubeにも動画を載せておきました

簡単にできるのでぜひ試していただきたいです

Vari Audioを使ってケロケロ加工

Cubase Pro9の機能にあるVari Audio(ピッチ修正機能)を使います
ではまずケロケロ前の通常の音声を聴いてください

ごく普通の声質です
これにケロケロ加工をするわけですが
やり方はすごく簡単です
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Vari Audioの左メニューからピッチを平坦化をMAXにするだけです

このようにいわゆるケロケロボイスになるわけです

所々しゃくらせると上手くケロッたりする

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ピッチを平坦化させたのにいまいち上手くケロらないんだけど!?
という場合には所々しゃくらせたり段差を無理矢理にでもつけてやるとケロケロしてきます
普通に歌うとまず有り得ないことですがVari Audioを使うことでケロケロした声になるわけです

終わりに

他のピッチ修正プラグインやソフトでも同様のことができますが
cubaseのVari Audioだとすごく簡単です
これからボーカルMIXを始めようと思う方はぜひCubaseを考えてみてください
私もボーカルMIXの依頼を受けていますので
ボーカルMIX・パラMIXの依頼について
何かあればDMなりいただけると対応します
というわけで今日はこの辺でではまた!

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