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DTMで人生を変えた男の機材レビュー!制作のノウハウをお届け!

管理人のDTMユニット:YOSAGYO 1st Full Album『Fall Into The Night』4/30リリース
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カテゴリ: オリジナル楽曲

1ヶ月前くらいなのですが久しぶりにSubliminal Painで新曲をMqubeにて発表しました。

境界線から1年ぶりくらいの新曲になりましたがゆるゆると活動していこうかなと思います。
5月に金沢で行われたDTMイベントのCubase Fan Meethingでもプロジェクトデータの解説をさせていただきましたが今回動画も作ったので記事にまとめておきます。制作の参考になれば嬉しいです。

クリーンギターを多用する曲はリズム隊で圧を出す

いつもの僕としてはハイゲインサウンドでゴリゴリのハードコアな曲を作ることが多いのですが今回は
少し大人しめのポストロック調の曲にしてみました。
ということはいつも通りのハイゲインサウンドでパワーで攻めるといったことができなくなってくると感じた結果、ドラムとベースでその隙間を補完するといった発想で曲を作ってみました
動画で解説もしていますが
  • ドラムの打ち込みでスネアやハイハットでゴーストノートを細かく入れてやる
  • ベースはいつもより前に出してベースラインを動かす意識
  • クリーンギターだからこそ曲全体がタイトになってくるという意識で曲作りと向き合った

ドラムのスネアの表現

スクリーンショット 2019-06-15 9.06.18
スネアの強弱の表現としてベロシティーで強弱の表現をするのが一般的ですが
強めのところでリムショットを入れてやるのも表現の幅が広がって面白いです。
ドラム音源によってはスネアやハイハット、タムの叩き方一つ一つに音色が分かれているので色々使い分けしながら打ち込んでいくとさらに表現の幅が広がるかと思います。

ギターレコーディングで苦戦する場合はパンチインアウトを活用

スクリーンショット 2019-05-19 1.21.14
僕の場合はそこまでギターが上手ではないのでギターフレーズを何箇所かに分けて各パートを録っています。ギターソロなどは一発録りでいければそれに超したことはないのですがなんせ時間がかかってしまうのでパンチインアウトで個別に録ることで効率化を図っています。
やり方によっては普段弾くのが難しいフレーズが案外上手く録れたりしちゃいます。
ボーカルやベースにも有効な録り方なので参考になれば嬉しいです。

プロジェクトデータの視認性を良くしておく

スクリーンショット 2019-06-15 9.21.06
プロジェクトデータの視認性を良くしておいてどこ何があるのかパッと見で自分でわかるようにしておくと作業効率が上がります。Cubaseの場合であれば
  • 色分け
  • トラックの順番(僕の場合は上からリズム隊にいって下は上物)
  • コードトラック
  • マーカートラック
  • フォルダトラック
  • アレンジャートラック
などを使うことで視認性が良くなります。

曲の中でやりたいことを全部ぶっ込んでからアレンジで添削する

これは動画の中で解説はしていないのですが曲の展開やメロの可能性を広げるために思い付いたフレーズややってみたいと思うことはとりあえず全部入れてみてアレンジで添削していくといった発想の方が曲作りが楽しいと感じることが多いです。
何度も曲作りをしていくとどうしても「またこの展開かー…」となってしまうことがあるのでそのマンネリ化を防止するといった意味でもやりたいことは全部ぶっ込んでみるという発想が大事かなと考えています。
何でもいいから思い付いたギターフレーズやメロディーは曲中でどこで使うかは一旦置いといてアレンジの時に添削するという考えは第三者視点に立って曲と向き合うといったことにもなると感じているので客観的な目線でも見れると思います。

終わりに

とにかくリズム隊は大事だぜ!というのを今回の制作で改めて感じさせられました。
ここ最近はバンドレコーディングが増えてきているのでその中で学んだこともいくつもあります。
今後は実践から学んだことをブログで書いていきたいと考えています。
というわけで今日はこの辺で!ではまた

先日僕のユニット Subliminal Painのオリジナル曲を新たに発表しました
今回はシャウトとギターソロでLanさん(@lankurobuch)に急遽参加していただきました
楽曲自体はボーカロイドオリジナル曲で過去にも投稿していましたが今回はSubliminal Painのオリジナル曲として改めて発表しました
個人的にも手応えを感じているクオリティになりましたのでぜひ一度ご静聴願えると嬉しいです

当初は再録ができないと思っていたがなんとか形になった

ボーカロイドオリジナル曲でもVortexはあるのですが2年前に共にこの曲を作った相方のTaturoが諸事情により音楽活動を休止し
当時弾いていたベースラインの打ち込みでの再現ができないと思っていましたが
なんとしてもこの曲を再録したいと話をしてみたところベースラインを再度打ち込んでくれました
ギターソロも当時のVortexのソロが奇跡的に録れたテイクだったのでもう一度弾けるかというと難しかったのですが急遽Lanさんが弾いてくれたのもありなんとか形になりました
今回の作品は本当に自分だけの力では完成まで行けなかったので参加してくれたメンバーに感謝しています

歌詞

Subliminal Pain

作詞:zunx2、Taturo 作曲:zunx2、Taturo

Vocal:Finnip
Guitar Solo:Lan

「Vortex」

背にした街 聞こえる 嘘ばかりの声が
冷たい風の中でもがいていた

消えない過ちの痕が
闇に染めて 霞んでく空
変わらない日々 問いかける 
なぜ? なぜ? なぜなの?

チクタク 爪の先
戻れない時間の中で何を見る
チクタク 止まらない 胸の音
何かのせいにして…壊す未来を

去り行くとき誓った「また会えるからね」と
会えない君の笑顔 求めていた

繰り返す僕だけの世界
時を止めて 癒えない傷 殺せない僕 問いかける 
なぜ? なぜ? なぜなの?

今では君に見せない弱さを全て
吐き出してく だから答えを 望む未来を
問いかける なぜ? なぜなの?

チクタク 針の音
戻れない時間の中で何を見る
チクタク 止まらない 胸の音
何かのせいにして…壊す未来を

チクタク 夢の中
戻れない その手を繋いで明日を見る
チクタク 止まらない 胸の音
誰かのせいにして…

終わりに

そしてこの完成したVortexを聴いてくれた音楽活動休止中だったTaturoが復活してくれることになりました
5.6曲ほど完成したら今年中に1枚のCDなりで形にしようと考えています
というわけでこの辺で!
ではまた

先日Subliminal Painとして「In Side Death Pain」をMQubeに投稿しました
inside death pain
僕のボーカロイドオリジナル曲にもありますが
二次創作というよりは完全なるオリジナル作品として考えています

痛みは簡単に誰とも共有できない

タイトルからして暗めな曲なのですが
「心の中、いわゆる体の内側に潜む痛みは誰とも共有できない」ということを訴えた曲です
痛みとは過去のトラウマなどのそういったものです
僕も散々音楽関係では理不尽なことなどたくさんありましたがそれでも耐えるべきものがありました
そういったものは簡単には共有できないしするべきでもないと思いますがいつかその痛みに近いものが誰かを襲った時に優しくなれた時が成長した証なのだと考えています

in side death pain 歌詞

作詞、作曲:zunx2 歌:Finnip
「in side death pain」

乾いた瞳に移るあの日の雨が

変わらず今でも振り続けて彷徨う
触れることもできずにあの時も
君だけを求めていた

inside deth pain can you see 今でも
終わらない痛みが胸を刺すよ
inside deth pain...今

溢れた痛みに思うあの日の影が
染まらず今でも
歩き続け彷徨う

止めることもできずに ありふれた
言葉だけ求めていた

inside deth pain can you see 今でも
終わらない痛みが胸を刺すよ
inside deth pain...今

nothing for my days
nothing for your life

but I want you call 何もできずに
nothing for my days
nothing for your life

but I want you call 日々が過ぎてく
nothing for my days
nothing for your life

but I want you call 息を潜めた
nothing for my days
nothing for your cry...

inside deth pain can you see 今でも
終わらない痛みが胸を刺すよ
inside deth pain...今
戻らない君に今でも
語れない想いが胸を刺すよ

inside deth pain can you see
inside deth pain...今

終わりに

またオリジナル作品を今後も発表していきたいと思います
PVのような動画も作ってみたいと考えています
ではまた

11/26に音楽ユニットをSubliminal Painと命名し
「Last Moment」をボーカルがFinnipさん@_Finnip
ギターソロが桜田紋二さん@mnj6120
イラスト/動画がingさん@k2525ing )のメンツで制作しニコニコ動画とサウンドクラウドにて発表しました

元々はボーカロイドオリジナル曲として16/11/21に僕が作ったものでFinnipさんにこの曲をすごく気に入っていただいていました
僕自身もFinnipさんの歌声がすごく好みなのもあり今回この作品を共に作れてすごく嬉しく感じています
原作に比べ、使用機材、使用音源、プラグイン等全て新しいものに変更し、再録し直しました
ぜひ一度視聴していただけると嬉しいです

「Last Moment」作詞・作曲:zunx2


「Last Moment」

最後の約束は 何気なくて何も知らずに

全てがいきなりすぎて立ち尽くしてわ 明日に怯えていた

過去を眺めてわ きみと交わした言葉さえ

忘れずに いま取り戻すよ全てを

溢れ出す想いは全て歌に込めるから

叫び続けるこの場所で ぼくらまた笑えるときまで

やるせない想いが心の中残るから

君の瞳が開くまで 涙はまだ見せずに

さよならの言葉じゃあきらめることできないよ

願い続ける終わるまで いつかまた二人でまた会えたら

描いた夢のすぐそばで 君がまた手を振る気がして…

作詞・作曲:zunx2

別れは突然くるということを曲にした

TAKEBE160224330I9A0644_TP_V
この曲のテーマは「別れは突然くる」
というものです
僕の26年間の人生の中でも突如亡くなった、姿を消してしまった人が何人かいて前触れもなく本当に突然でした
それが僕の場合は親父だったり、バンドマンの後輩だったり、第二の兄貴と言っていた仲の人だったりで
普段生活している中でも自分が悩んでいる時に「あの人だったらこういう時になんて声をかけてくれるだろうか」と考えることがあります
なので別れは突然くるものだからこそ普段生活している中で家族や友達とする会話や行動は当たり前ではないと身に染みて感じています
僕はこの曲を通して突然くる別れの切なさや儚さを形にしました

特別な曲は耳で感じられるアルバムのようなもの

goriPAKU7978_TP_V (1)
この曲を作ろうと考えたのは去年、僕のバンドマンの後輩が交通事故で突然意識不明の状態で病院に入院してしまい
余命1週間ほどで当時の彼の状態は話すことすらできず、ほぼ寝ているような状態
聴覚や嗅覚しか感覚が残っていないような状態だったので当時できるとすれば話しかけることくらいしかできませんでした
もちろん応答はなく一方的に僕から話しかけているだけです
余命1週間と聞いて今できる自分の最高のサウンドを聴かせたいと思い急ピッチで制作を行いましたが間に合うことができませんでした
胸を刺すような悔しい気持ちでいっぱいでした
ですが僕が作ったこの楽曲は聴くたびに当時の想いや彼を思い出すことができます
なので僕の中から彼を忘れることはこれからもありません
今できる最高のサウンドを聴いてもらうことができなかったからと言ってそれでお終いではなくこの曲を聴く度に過去のことを振り返ることができるアルバムのような曲になりました
自分で作ったオリジナル曲以外にも友達が作った曲や有名なアーティストが作った曲の中でも特別な曲はたくさんあります
この記事を見ていただけている人たちにもきっとアルバムのような曲はたくさんあると思うのでぜひ大切にしてほしいと感じます

終わりに

原作からの再録版ですがこの曲を作ろうと考えた当時のことを振り返りながらだったので目頭が熱くなってしまいました
僕はこれからも日常の中で感じたことを曲として形にし残していきたいと思います
というわけで!ではまたヾ(´ω`=´ω`)ノ

私が会長をしている全国食いしん坊クリエイターの会
Violence Food Clubの1st.Album「暴飲暴食Vol.1」のクロスフェードを公開しました
今回マスタリングも僕が担当させていただきました

総勢12名のボカロP
【参加メンバー】
zunx2、ing、ももんちゅ、桜田紋二、音羽ねぅ、やひろ、UCCHi、7D、双未ヒロキ
シノン、黒緑のLan、にじいるかの各楽曲
VFCオリジナル楽曲を含めて14曲の大ボリュームとなりました
image岡田」
10/15 VOCALOID PARADAISE にてももんちゅ I-05より
¥1000円で販売開始
です
通販での販売も考えていますのでその際は
・VFC公式ツイッターアカウントにDM(@vfc_death)
・僕にDM(@zunx2_dayo919)
・公式HPからDM(VFC公式HP)

していただけると対応させていただきます
よろしくお願いします

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