こんにちは
今日は久しぶりにMIXについて記事を書こうかなと思います。というのも日頃SNSを見ていてDTM界隈で一番話題に上がっているのがMIXについてが多い印象があります。
やはり独学ではどうしても上達が難しいものだと思います。この記事ではMIXを始める上で最初におさえておくべきもの、フェーダーについて書いていきます。
今日の僕はフェーダーは大事だぞ!おじさんです。
PRESONUS ( プレソナス ) / FaderPort DAWコントローラー
早速ですが声を大にして言いたいことがあります。それはMIXで最も大事なのはフェーダーの使い方であると言うことです。言い方を変えればMIXのクオリティはフェーダーの使い方でほぼ決まると言っても過言ではありません。それくらいフェーダーはエンジニアがミキサーで一番触るところです。
楽曲は各トラックの集合体で出来上がっています。MIXはそのトラックごとのボリュームバランスを調整します。MIXで上手くボリュームのバランスが調整されたものはスピーカーやヘッドホンで聴いた時に聴き手が心地良く感じられます。
僕のDTMレッスンでもMIXのレッスンではまずはフェーダーで徹底的にバランスを取るところからスタートします。フェーダーはめちゃくちゃ大事!フェーダーは教祖!フェーダーを信じなさい!
誤解されている方のために補足するとEQやコンプもボリュームを細かく弄っているだけのものです。
僕の経験からも言えることはフェーダーで各トラックのボリュームバランスが取れていない状態でいきなりEQやコンプから作業を始めても上手くいくことの方が少ないです。
なのでまずはフェーダーでバランスをきれいに取ることに集中することをオススメします。
なので全てのトラックを綺麗に聴かせようと考えるのではなく主役のトラックをどうすれば上手く引き立たせることができるのかを考えていく方がバランスの取り方として考えがまとまりやすいです。
例えばこの曲の0:13~0:44までのシーンではボーカルを最も聴かせたいポジションです。そのためこのシーンでは他の展開の時よりもボリュームオートメーションを使ってボーカルを大きめにしています。
他にわかりやすいシーンでは2:01~2:15です。ここはギターを主役として考えているためギターを大きめに、さらには重ねている数も増やしています。
このようにシーンごとに何を主役としているのかをハッキリさせた上で
MIXではシーンごとのこの出し引きを上手く自分で判断できるかが重要だと考えています。音楽にマニュアルなんてものはないですから自分の曲は自分で判断するのです。音楽にもしマニュアルがあるとすれば僕はきっとつまらなくなってとっくの昔にやめていることでしょう。
この出し引きの重要性を知らない、もしくは疎かにしてEQやコンプ、エンハンサーなどを使って音を加工する方向にしようとしている人が多いとSNSを見ていて感じています。
だからこそ言いたいのですがMIX沼にハマったら一旦全てのインサートエフェクトを外してフェーダーをもう一度見直してみてください。大事なことなのでもう一度言います。
MIX沼にハマったらフェーダーで各トラックのボリュームバランスを取り直してください
そしてその作業をしながらなぜここまでフェーダーが大事なのかを訴えているのかを考えてみてください。その答えが自分なりに導き出せるようになった時にはMIXが上達する階段を確実に上がり始めています。
フェーダーはボリュームをいじっているわけですから考え方によってはそれもエフェクトの一つなのかもしれないですね。
こちらの動画では生徒さんからもフェーダーの重要性について5:46~お話されています。
この記事では僕はフェーダーは大事だぞ!おじさんになっていました。
僕はDTMオンラインレッスンをしておりますので興味がある方は もしくは からお気軽にご連絡ください。
と言うわけで今日はこの辺で!ではまた
今日は久しぶりにMIXについて記事を書こうかなと思います。というのも日頃SNSを見ていてDTM界隈で一番話題に上がっているのがMIXについてが多い印象があります。
やはり独学ではどうしても上達が難しいものだと思います。この記事ではMIXを始める上で最初におさえておくべきもの、フェーダーについて書いていきます。
今日の僕はフェーダーは大事だぞ!おじさんです。
目次
MIXはフェーダーの使い方でほぼクオリティが決まる
PRESONUS ( プレソナス ) / FaderPort DAWコントローラー
早速ですが声を大にして言いたいことがあります。それはMIXで最も大事なのはフェーダーの使い方であると言うことです。言い方を変えればMIXのクオリティはフェーダーの使い方でほぼ決まると言っても過言ではありません。それくらいフェーダーはエンジニアがミキサーで一番触るところです。
楽曲は各トラックの集合体で出来上がっています。MIXはそのトラックごとのボリュームバランスを調整します。MIXで上手くボリュームのバランスが調整されたものはスピーカーやヘッドホンで聴いた時に聴き手が心地良く感じられます。
僕のDTMレッスンでもMIXのレッスンではまずはフェーダーで徹底的にバランスを取るところからスタートします。フェーダーはめちゃくちゃ大事!フェーダーは教祖!フェーダーを信じなさい!
EQやコンプを使う前にまずはフェーダーでちゃんとバランスを取る
MIXを始めて間もない方でいきなりEQやコンプを使い始めて悩み続けている人をよく目にします。誤解されている方のために補足するとEQやコンプもボリュームを細かく弄っているだけのものです。
- EQはボリュームの中身を細分化して帯域ごとにボリュームを調整
- コンプは音粒の大小を均一化
僕の経験からも言えることはフェーダーで各トラックのボリュームバランスが取れていない状態でいきなりEQやコンプから作業を始めても上手くいくことの方が少ないです。
なのでまずはフェーダーでバランスをきれいに取ることに集中することをオススメします。
各トラックの役割をハッキリさせてボリュームのバランスを考える
各トラックのボリュームバランスを取る上でまず始めに考えることは- トラックの役割を明確化させる
- シーンごとにどのトラックを聴かせたいのかをハッキリさせる
- 主役のトラック
- 脇役のトラック
- 隠し味のトラック
なので全てのトラックを綺麗に聴かせようと考えるのではなく主役のトラックをどうすれば上手く引き立たせることができるのかを考えていく方がバランスの取り方として考えがまとまりやすいです。
例えばこの曲の0:13~0:44までのシーンではボーカルを最も聴かせたいポジションです。そのためこのシーンでは他の展開の時よりもボリュームオートメーションを使ってボーカルを大きめにしています。
他にわかりやすいシーンでは2:01~2:15です。ここはギターを主役として考えているためギターを大きめに、さらには重ねている数も増やしています。
このようにシーンごとに何を主役としているのかをハッキリさせた上で
- ボリュームを上げる
- 重ねる数を増やす
- 主役を出した分、他のトラックのボリュームを下げる
MIXではシーンごとのこの出し引きを上手く自分で判断できるかが重要だと考えています。音楽にマニュアルなんてものはないですから自分の曲は自分で判断するのです。音楽にもしマニュアルがあるとすれば僕はきっとつまらなくなってとっくの昔にやめていることでしょう。
この出し引きの重要性を知らない、もしくは疎かにしてEQやコンプ、エンハンサーなどを使って音を加工する方向にしようとしている人が多いとSNSを見ていて感じています。
無駄にインサートエフェクトを増やす前にフェーダーをもう一度見直す
「MIX沼にハマった!」といってインサートスロットにたくさんのエフェクトを挿しまくっている人を見ることがあります。僕も昔はそうでした。気持ちはよくわかります。だからこそ言いたいのですがMIX沼にハマったら一旦全てのインサートエフェクトを外してフェーダーをもう一度見直してみてください。大事なことなのでもう一度言います。
MIX沼にハマったらフェーダーで各トラックのボリュームバランスを取り直してください
そしてその作業をしながらなぜここまでフェーダーが大事なのかを訴えているのかを考えてみてください。その答えが自分なりに導き出せるようになった時にはMIXが上達する階段を確実に上がり始めています。
おわりに
いかがでしたか?MIXではエフェクトよりもフェーダーがめちゃくちゃ大事なのでボリュームバランスをどのようにして取るかを第一に考えてみてください。フェーダーはボリュームをいじっているわけですから考え方によってはそれもエフェクトの一つなのかもしれないですね。
こちらの動画では生徒さんからもフェーダーの重要性について5:46~お話されています。
この記事では僕はフェーダーは大事だぞ!おじさんになっていました。
僕はDTMオンラインレッスンをしておりますので興味がある方は もしくは からお気軽にご連絡ください。
と言うわけで今日はこの辺で!ではまた