ギターのレコーディング環境が1年前と比べて変わっているのでふと既存曲の再録をしてみようと思い、
先日一夜にしてレコーディングからMIX、マスタリングまで勢いでやってしまいました。
1年前と大きく変わっている点はアンプシミュレーター⇨実機アンプへ変わったことです。
気がついたら深夜の3時頃までやってしまいました。やはり環境が変わった上での再録は何かしらの発見があると考えているのですがやはり今回も発見がありました。
そして再録は過去の自分との勝負( *`ω´)とも考えているので実際にやってみて面白いと感じました。
今回主に発見したことはクリーンギターの音作り、調整です。すぐに使えるノウハウだと思いますので、何かの参考になると幸いです。

クリーンギターのソロで耳が痛くなる場面があった

クリーンギターは抜けが良いからこそ歪ませている時よりも各帯域の音がハッキリとわかりやすい。
だからこそ主役として使った場合にいわゆる「耳が痛い」という状態にもなりやすいことがあります。
録り音はあくまでもプレイヤーが心地良く弾ける状態の音で録るべきだと私は考えています。(録り音でそのままの状態でも混ざりやすい音で録る時もありますが、その場合はプレイヤーのテンションが下がる音になりやすかった)
今回の再録ではクリーンギターのアルペジオ、クリーンギターのソロがある展開がありました。
その際にも特定の帯域がある音量まで行った際に「耳が痛い」となったのでその対処法を考えました。

クリーンギターのソロはディエッサーで耳に痛くない状態を作って前に出してやる


↑今回久しぶりに動画を作りました(*´-`)
録りの段階でも心地良く弾けて、良い音だと自信があるならばなるべくEQで高帯域のカットはしたくないと考えています。
しかしある音量を超えて耳に痛い音がある場合にEQでカットを考えるとそれはその帯域に対して常時カットしてしまうことにもなります。(要は美味しい部分まで常時カットしたくないということ)
「じゃあどうすれば?」と考えると耳に痛いと感じる音量にきた時にだけ特定の帯域を抑えてやるという発想でいきました。
その場合はマルチバンドコンプやダイナミックEQを使う考えもありますが今回はワンバンドだけで良いのでディエッサーを使って耳に痛くないクリーンのギターソロを作りました。
ディエッサー
耳に痛くない音の状態を作った上で再度全体とのバランスを取るということになります。
そうすることで前後の出し入れが楽になりますので選択肢が広がります。
  • クリーンギターのソロを主役としてがっつり前に出したい
  • あくまでもリズム隊を大きめにしてクリーンギターのソロは若干下げ気味
  • 基本は全体のバランスを均等に持っておきたい
  • リバーブで前後感を操作する
この他にもいろいろ考えられそうですね。
しかし、明確に解決策が無く選択肢が狭い状態(MIX沼にハマっている状態とも言える)はヤケクソになって下げるしかないという考えに陥りやすいと考えています。
なのでそうならないために展開ごとに主役はどのトラックなのか、トラックの役割を一つ一つ明確にした上で配置やボリューム、帯域のバランスの調整を考えていくのが大事だと考えています。

おまけ:3拍子のドラムのスネアにゴーストを入れてやる


3拍子のドラムに優雅かつ上品なイメージを出すためにスネアにゴーストノートを入れてやるとお洒落さが増します。
他にはスネアでアクセントを付ける時にベロシティーで強弱を表現しますが強めのポイントでオープンリムショットを入れてやると表情が付いて幅が広がります。
ハイハットも細かく刻んでやるのも面白いです。

↑以前に作った境界線という曲のアウトロでもこのようにゴーストノートを入れたフレーズが登場しますのでぜひ聴いてみてください。XLN AUDIO ( エックスエルエヌオーディオ ) / Addictive Drums2
XLN AUDIO ( エックスエルエヌオーディオ ) / Addictive Drums2
ちなみにどちらの曲でもAD2を使っていますがこのようなスネアのゴーストノートが綺麗に決まりやすいと感じています。金物を使った小手先の技術もAD2では表現しやすいのでリズム隊でお洒落さを出したい曲ではいつも使っています。

終わりに

久しぶりに動画を撮ってみました。
最近では研究に近いような感覚になってきましたので何か発見や工夫したことがあれば記事にしていきます。というわけで今日はこの辺で!ではまた
スポンサードリンク